2023年12月7日更新

アニメ『七つの大罪』第3期の作画崩壊はなぜ?制作会社が変わった後は高評価?

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魅力的なキャラやストーリーが愛され、続編も連載されるほどの人気作『七つの大罪』。アニメも4期まで制作されていますが、実はその中で3期について、「作画崩壊」や「ひどい」といった感想が寄せられているのは有名な話です。 本記事ではこの作画崩壊について、「なぜ起こってしまったのか」や「具体的にどんな作画崩壊があったのか」などを詳しく紹介していきます。

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アニメ『七つの大罪』第3期が作画崩壊したのはなぜ?

七つの大罪 神々の逆鱗

作画崩壊の理由は制作会社?

作画崩壊のおもな理由として挙げられるのは、制作会社が変更されたことです。本作のアニメは1期と2期が「A-1pictures」によって制作され、高く評価を集めていたのですが、3期からは「スタジオディーン」に変更になっています。 スタジオディーンもきちんとした制作会社ではありますが、本作にかんしては作画関連の引継ぎがうまくいっていなかったのか、スケジュール調整のため質を犠牲にしてしまったのか、とにかくさまざまな要因が絡み合って作画崩壊に至ってしまったようです。

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1期・2期が良かっただけに、3期の作画はちょっとショックだったな。

スタジオディーンとは?他作品は?

スタジオディーンは1982年からアニメ制作にかかわってきた中堅の制作会社です。『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』をはじめとして、『ひぐらしのなく頃に』や『鬼灯の冷徹(第弐期)』などの作品で知られています。 当然ながら作画が評価されている作品も多くあり、会社として力がないわけではないことは確かです。

アニメ『七つの大罪』第4期はどうなった?

七つの大罪 憤怒の審判
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京

アニメ『七つの大罪』の4期も、3期と同じくスタジオディーンが制作しています。ただアニメーション制作協力として「マーヴィージャック」が加わっているのが3期とは異なる点です。 3期での作画崩壊のイメージが強すぎるせいで、4期もまとめて作画のレベルが低いと言われがちではあります。ただ一部のファンのあいだでは、「3期に比べれば4期は作画の質が向上した」「努力の跡がみえる」という声もみられました。

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3期が衝撃すぎたのもあるかもしれないけど、4期はあまり気にしすぎることなく普通に楽しめたかな。

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アニメ『七つの大罪』話題になった3期の作画崩壊シーン

この見出しではアニメ『七つの大罪』の3期で話題になった作画崩壊について、実際のファンの声も取り上げながら紹介していきます。未視聴の人はぜひ実際に本編も見てみてくださいね……。

メリオダスとエスカノールの戦闘

作画崩壊としてもっとも話題を集めたシーンが、12話で描かれたメリオダスとエスカノールの戦闘。それぞれの顔が別人レベルだったり、アクションのキレが足りていなかったりと、ファンの間では「誰?」「ひどすぎる」といった言葉が飛び交っていました。 ふたりのバトルは物語の中でも重要なかつ盛り上がるシーンで、期待が高かったからこそ反動でガッカリ感も大きかったようです。

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ここ、大事なシーンなのに!迫力が全然なくて脱力しちゃったよ。

キングの顔や衣装

作品を知らない人にとってはあまりピンと来ないかもしれませんが、ファンにとって大問題なのが主要キャラ・キングの顔です。目の形がちがっていたり下まつ毛が描かれていなかったりと、「こんな顔じゃない」と嘆くファンも多くいました。 また16話では、単純なミスなのか一瞬で衣装が変わってしまっているシーンもあります。

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キング、こんな顔じゃない……って二度見してしまった。衣装の件については普通にミスだよね。

メリオダスの顔

主人公であるメリオダスの顔も、たびたび作画崩壊を起こしてしまっています。特に有名なのはやはり先ほども紹介した12話と、それに続く13話でしょう。 この2話には衝撃的な作画崩壊シーンが特によく登場し、場面によっては「ちょっとうまい小学生レベル」とまでこき下ろされてしまっています。

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キャラが(悪い意味で)別人級になってるシーンもちらほらで、どうして……って感じ。

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血の色が白!?

作中でなぜか血の色が白いシーンがあるのも話題になりました。1話でいきなり血だまりが白く描かれているシーンが登場するのですが、その場面は「牛乳事件」とも呼ばれています……。 規制があってこうした結果になってしまった可能性もあるとはいえ、場面によっては血が普通に赤く描かれていることもあるので、純粋に謎です。

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血が白いのは純粋にびっくりした。ほんとになんで!?

『七つの大罪 黙示録の四騎士』は制作会社が変わって高評価!?

七つの大罪 黙示録の四騎士

『七つの大罪』の続編にあたる『黙示録の四騎士』をアニメ化した『七つの大罪 黙示録の四騎士』は、テレコム・アニメーションフィルムによって制作されています。こちらはおもに『ルパン三世』シリーズの諸作品で知られる会社です。 『黙示録の四騎士』は『七つの大罪』3期・4期とは打って変わって、作画を評価する声が多く見られます。もちろん放送前は作画崩壊を心配するファンも多かったのですが、今のところ大きな問題はないといえるでしょう。

『七つの大罪』3期は作画崩壊で話題に……。

七つの大罪
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京

「作画崩壊」というマイナスイメージが付きまとってしまっている『七つの大罪』3期。ファンとしては残念でしたが、いろいろな事情があったのだろうと受け入れて納得するしかないですね。 続編の『黙示録の四騎士』は作画が評価されているので、今後の放送を楽しみに待ちましょう!