「このすば」ゆんゆんは残念ぼっちキャラ?紅魔族常識人の可愛い魅力を紹介
『この素晴らしい世界に祝福を!』に登場するゆんゆんは、紅魔族の長の娘であり、めぐみんの友達です。優秀な魔法使いで、爆裂魔法しか使えないめぐみんに代わって助けてくれることもある彼女は、悲しいぼっちキャラでした……。 そこで本記事ではゆんゆんの性格やぼっちエピソード、めぐみんとの関係を徹底解説していきます! ※本記事には「このすば」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「このすば」ゆんゆんのプロフィール
ゆんゆんは「このすば」に登場する、紅魔族の少女です。カズマのパーティの一員であるめぐみんと同級生で、2人は紅魔の里にいるときからの仲。めぐみんよりもスタイルがよく、身長も高いです。 彼女は紅魔族の族長の娘なのもあり、優等生で育ちのよさが滲み出ていました。上級職のアーク・ウィザードであるため魔法使いとしても優秀で、体術も秀でています。 しかし友達がいないぼっちであり、紅魔の里でも悲しい生活を送っていたのです……。
真面目だけどちょっとバカっぽいゆんゆんが最推しです!
【性格】ゆんゆんの性格は思ったよりも常識人?
ゆんゆんは、キャラの濃い人物ばかりの紅魔族(こうまぞく)にしては、一般的な感覚をもっている常識人。そのため逆に里では浮いてしまっている様子です。さらにひとり遊びが得意で、ぼっち気質なところがあります。 数ある彼女のぼっちエピソードに、カズマですら同情することも。2人とも周囲の騒動に巻き込まれる側なので、お互いに同情しあうような場面もあります。 ゆんゆんは、おどおどしながら発言したり人が良いところがあったりしますが、すごく大人しくて控えめというわけではありません。短気で好戦的な部分もあり、これは同じ紅魔族のめぐみんと似ています。 めぐみんとはよきライバルであり親友という関係性。ゆんゆんが泣かされることのほうが多いものの、友情が感じられるやりとりが多くあります。
一般的な感覚を持っていながら名乗りをやらされるゆんゆんに同情します……
【関係】自称めぐみんのライバルとしてゆんゆん初登場!
アニメ2期第2話に、カズマたちのピンチを救うかたちで登場したゆんゆん。実は第1期の11話にあたるOVAにも登場していますが、テレビ放送版では2期で初登場となりました。 ジャイアントトードの討伐に駆り出されたカズマたちは、次々と粘液の餌食になり大ピンチ。そこに颯爽と現れたゆんゆんは、上級魔法「ライト・オブ・セイバー」で一網打尽に。そしてライバルとしてめぐみんに勝負を挑みます。 めぐみんの提案で体術勝負をすることにした2人。しかしめぐみんの体はジャイアントトードの粘液まみれで、なにかを察したゆんゆんは必死に逃げ回ります。最終的にはめぐみんにつかまり、ゆんゆんもベタベタに。 格好よく登場したわりには散々な幕切れとなり、ゆんゆんの残念感を印象づけるエピソードとなりました。
いつもこんな感じで負けてるんだろうなというのが、一発でわかるエピソードでした
【ぼっち】アニメ次回予告で分かるぼっち度
次回予告にはぼっち疑惑のゆんゆんが、友達だと言いはる人物「ふにふらさん」と「どどんこさん」に宛てた手紙が登場します。 アクセルの街での近況報告を綴るこの手紙では、さも自分がカズマのパーティーの一員として一緒に冒険しているかのよう。終生のライバル・めぐみんのことをぼっち呼ばわりし、「ああはなりたくない」と大ブーメランな一文を添えています。 次の手紙では、友達ができたのは嘘ではないと言い張り、嘘に嘘を重ねていく内容に。あまりに必死なぼっちではないアピールが全4通にわたり繰り広げられ、深刻なほどに孤独であることが露呈していきました。
ゆんゆんには申し訳ないけど、焦るゆんゆんがかわいすぎます……!
【過去】学生時代の黒歴史とは?
学生時代、貧乏で食べるものに困っていためぐみんは、昼休みのたびにゆんゆんから弁当を巻き上げていたことが発覚します。 ゆんゆんは彼女の目当てが弁当ではなく、ライバルである自分と勝負したいからだと勘違いしている節があり、これによりカズマたちからは「残念な子」認定されていました。 さらに、とあるアイテムによってゆんゆん・めぐみんの黒歴史が暴露されるエピソードでは、彼女の寂しいぼっちな学生時代が明らかに。 友人の座席だけが用意されたひとりぼっちの誕生日パーティーや、ひとりでプレイするチェス、友達に奢るためにやっていたバイト……。彼女は周りも唖然とするほど悲しい学生時代を送っていたようです。
自分があんな過去を人に晒したら生きていけません……
劇場版「紅伝説」でゆんゆんが“ぼっち”になった理由が明らかに
劇場版「紅伝説」では、紅魔(こうま)の里を舞台にストーリーが展開します。そのなかで、ゆんゆんがぼっちとなった過去も描かれました。 紅魔族のなかでは、めぐみんのような厨二病的な名乗りがデフォルトです。しかし、ゆんゆんはその名乗りが恥ずかしいという、ある意味一般的な感覚を持ち合わせています。それが里では浮いてしまい、孤立する要因となってしまいました。 また魔法を使う紅魔族にとっては、上級魔法を習得することがとても大事。しかし彼女はめぐみんの妹・こめっこを救うために、溜めていたポイントをとっさの判断で中級魔法の習得に割り振ってしまったのです。 これにより上級魔法が大きく遅れてしまったゆんゆん。里での孤立がより一層深まってしまったのでした。
やっぱりゆんゆんとめぐみんは特別な関係なんだなとわかる劇場版でした
【名言】ほんのり闇を感じる?ゆんゆんの名言を紹介!
もう、悪魔が友達でもいいかな
黒歴史が暴露される際に登場した、ゆんゆんの過去のぼっちエピソード。そのなかに、登場したのがこのセリフです。不敵な笑みを浮かべながら「もう、悪魔が友達でいいかな」と、魔法陣から悪魔を召喚していたのです。 友達と呼べる存在ができなさすぎて、少し病んでしまったのでしょうか。うつろな瞳で魔法陣の前に立っている姿が印象的なシーンです。 悪魔でもいいから友人がほしい、というなりふり構わない姿からは、ぼっちをこじらせてしまっている様子が伝わってきます。
わ、我が名はゆんゆん!なんという偶然!なんという運命のいたずら!こんなところで鉢合わせになるとはやはり終生のライバル
ジャイアントトードの一件で再会を果たしたゆんゆんとめぐみん。その後、カズマたちが向かったウィズのお店にも、なぜかゆんゆんの姿が。その際、「偶然」「運命」によっての場にいたことを強調しながら発したのがこのセリフです。 宣戦布告とばかりに登場するゆんゆんですが、これは偶然でもなんでもありませんでした。この店にカズマ一行がよく来ると聞き、ずっとお店で待ち伏せしていたのです。 何時間もめぐみんに会いたくて待っていたのに、素直にそうとは言えないゆんゆんの可愛さが詰まっているセリフのひとつでしょう。
た、たのもう!今日こそは勝負してもらうわよ、めぐみん。これはほんの気持ち、皆さんで食べて、ん?もしもーし
常識的なゆんゆんは、めぐみんたちに会いにいく際も手土産を忘れません。勝負を挑みにいくのに、わざわざ手土産を持参するとは、かなり律儀です。 このセリフが登場した際は、大きな手土産を用意してまでやってきたのにカズマたちはまさかの不在。本編に登場する回数は少ないものの、こういった小ネタ要因として登場し、その度に残念なぼっち度が高まっています。 毎回持参する手土産も、かなり気合が入っているのも注目したい点です。友達に会うというだけでこれだけ気合を入れてしまうのは、まともな友達づきあいをしてこなかったことの裏返しでもあります。
【声優】アニメ「このすば」ゆんゆん役:豊崎愛生(とよさきあき)
アニメ「このすば」でゆんゆんを演じているのは、ミュージックレイン所属の声優である豊崎愛生(とよさきあき)です!オーディションをきっかけにデビューを果たし、『けいおん!』の主人公・平沢唯役をきっかけに大ブレイク。 『めだかボックス』の黒神めだか役や『シドニアの騎士』の科戸瀬イザナ役、『ゆるキャン△』の犬山あおい役などが有名です。またスフィアとして、音楽活動もおこなっています。 ふんわりしたかわいらしい声が特徴的で、慌てるシーンや焦るシーンも多いゆんゆんにぴったりでした!
照れながら名乗りを言うシーンの豊崎さんの声が最高!
「このすば」を盛り上げる名脇役ゆんゆんに注目!
キャラのクセが全員強いことで、独特な世界観を生み出している「このすば」。そのなかでも、常識的なポジションにいるゆんゆんを紹介しました。 彼女が常識的とはいっても、そこは「このすば」。他のキャラクターにも劣らない、独特な存在感を彼女も放っています。登場シーンはそう多くありませんが、アニメで活躍する彼女に是非注目してみてください。