怪盗キッドと工藤新一の顔が似ている理由が明らかに！いとこ説や兄弟説など2人の出生の秘密を解説【名探偵コナン】

1994年から『週刊少年サンデー』で連載されている、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』。長寿漫画である本作は毎年劇場アニメ化などもされ、高い人気を誇っています。 30年以上も連載が続いている『名探偵コナン』にはいまだ明かされていない謎が数多く登場しますが、怪盗キッドと工藤新一の顔がそっくりであるということもその1つ。怪盗キッドが作中で初めて登場した時から話題になっていたのですが、確かに2人は思わず見間違えてしまうほどそっくりです。 しかもなんとアニメ版では、怪盗キッドと新一の声優を同じ山口勝平が演じています。そこでこの記事では2人がここまで似ている理由を解説していきます！ ※この記事は『名探偵コナン』の重大なネタバレを含みます。読み進める際は注意してください。

※上は怪盗キッド。下は工藤新一。 結論、怪盗キッドと工藤新一の顔が似ているのは2人が従兄弟だからです。この事実は2024年4月12日に公開された映画「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」で明らかになりました。 実は工藤新一の父親・工藤優作には双子の兄がおり、その兄が怪盗キッドの父・黒羽盗一だったのです。2人はメールのやり取りでしか繋がっていないようで、作中では優作の元にイニシャル「T.K」で終わるメールが届いていました。 メールの描写の直後に黒羽盗一が登場したことからも、T.Kが「TOUICHI KUROBA」であること、2人が兄弟であることは間違いなさそうです。

以前から作者である青山剛昌は怪盗キッドと新一の顔が似ているのにはちゃんと理由があると説明しており、これまでファンの中では2人の顔が似ている理由について考察合戦が行われました。 以下ではこれまで考察されていた説を4つ紹介していきます！

顔が似ているというと、1番に頭に浮かんでくるのが「キッドと新一が実は双子だった説」。 しかしキッドの父親は黒羽盗一、新一の父親は工藤優作という情報はしっかり出ており、それぞれにちゃんと別々の母親もいます。

「この世には自分と似た顔の人間が3人いる」というドッペルゲンガー説を、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 しかしドッペルゲンガー説があると推理ものにも関わらずオカルト要素も入ってきてしまうので、ciatrでは否定的に考えていました！

ファンたちの間で一番有力な説として挙げられているのが、キッドと新一の父親である黒羽盗一と工藤優作が双子であるというもの。この説が真実に一番近かったですね！ この説が出た理由としては以下が挙げられます。 ・盗一と優作も顔がそっくりであること ・「！」や「？」だけで意思疎通ができていること ・怪盗キッドを命名したのは優作であるというエピソードがあるから

この説は、キッドのコナンに対する発言が発端で噂されるようになりました。 2023年11月15日に発売された『週刊少年サンデー』の51号に掲載されている1120話で、ついに原作内でキッドが新一に変装します。その回でコナンが初めてキッドの素顔を知ることになったのですが、自身と顔が似ていることを指摘したコナンに対し、キッドは「先祖が同じなんじゃねぇの？」と返したのです。

度々顔が似ていると話題になるキッドと新一ですが、それだけでなくキッドが主役の作品『まじっく快斗』のヒロインである中森青子と『名探偵コナン』のヒロインである毛利蘭も似ていると言われています。 瓜二つと言われるほど似ているキッドと新一ほど似ているわけではない青子と蘭ですが、作中でキッドが蘭について「どーもあの手の顔には弱くってね…」と語っていることもあり、似ている部分があることは確かです。怪盗キッドと新一は従兄弟なので女性の好みが似ているのかもしれませんね！ 『まじっく快斗』には青子の友人として桃井恵子というキャラクターも登場しますが、彼女もどこか蘭の友人である鈴木園子を彷彿とさせます。

この記事では、怪盗キッドと工藤新一の顔が似ている理由について解説しました！結論、2人は従兄弟同士ということが分かりましたね。 2人の関係性が明らかになった「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は2024年4月現在公開中です！是非劇場に足を運んでみてください。