2022年2月24日更新

怪盗キッド(黒羽快斗)の正体を完全解説!コナン・工藤新一との関係は?

名探偵コナン 紺青の拳(紺青のフィスト)
(C)2019青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

『名探偵コナン』ではゲスト出演ながら、レギュラーキャラクターを凌ぐほどの人気を誇り、2019年公開の劇場版「紺青の拳(フィスト)」のメインも務めた怪盗キッド(黒羽快斗)。 主人公・江戸川コナンのライバルに相応しく、非常に優れた推理力と洞察力の持ち主です。マスコミからは「月下の奇術師」、「平成のアルセーヌ・ルパン」とも称され、ミステリアスな雰囲気とキザな振る舞いから、ハートを奪われた女性も多いのでは? この記事では、怪盗キッドの正体に迫りつつ、彼が怪盗となった目的、ライバルたちとの関係などをたっぷり紹介していきます!

※この記事は2022年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

怪盗キッドのプロフィール

名前怪盗キッド/黒羽快斗
年齢17歳
身長/体重174cm/58㎏
誕生日6月21日
家族黒羽盗一(父)
黒羽千影(母)
声優山口勝平

怪盗キッド(黒羽快斗)は、白いシルクハットにマントを纏う紳士然とした出で立ちに、右目のモノクルがトレードマーク。いかに厳重な警備や金庫も鮮やかに突破・魔法のように宝を盗み出し、日夜警察を翻弄する変幻自在・神出鬼没の大怪盗です。 盗みの際はトランプ銃、マントを翼に変形させて飛ぶハングライダーなど自作の道具を駆使するほか、変装を最も得意としています。外見だけでなく、相手の癖やしぐさ、性格までも完全にコピーし、コナンのような変声機も無しで無数の声音を操ってきました。 これまでに盗んだ宝石類は152点、被害総額はなんと387億2500万円にのぼります。

怪盗キッドの声優は誰?

怪盗キッドの声優は、江戸川コナンの正体・工藤新一と同じ山口勝平。1965年5月23日生まれ、福岡県出身で、1988年から活躍しているベテラン声優です。 ハイトーンボイスを活かし、熱血系の少年やマスコットキャラクターなど、明るいキャラを多く演じてきました。その一方で、『DEATH NOTE』のLのような個性の強いキャラも演じ分けており、幅広いジャンルの作品に出演しています。

怪盗キッドの正体は?

怪盗キッドの正体は、青山剛昌による漫画『まじっく快斗』の主人公・黒羽快斗!江古田高校に通っており、手品が得意なごく普通の高校生2年生です。 好物はチョコレートアイスで、苦手なものは魚類、身体能力は高いはずなのに何故かアイススケートだけは苦手なんだとか。怪盗キッドは役として演じている部分が強く、幼馴染みの中森青子に素直になれず喧嘩したり、クラスの人気者だったりと明るい性格をしています。 自身の盗み方を「マジックショー」と称し、『名探偵コナン』では宝を盗む際に暗号めいた予告状を出していますが、『まじっく快斗』では少し大人しめ。「どこから、なにを、いつ盗む」かがはっきり書かれており、愛用のトランプ銃もあまり使用していません。 実は「コナン」や『YAIBA』よりも先に連載が始まった作品で、2010年~2012年と2014年~2015年(『まじっく快斗1412』)に、2回TVアニメ化されました。

「名探偵コナン」で活躍する怪盗キッドは2代目

快斗は怪盗キッドとしては2代目であり、初代怪盗キッドは彼の実父にして「東洋の魔術師」と謳われた天才マジシャン・黒羽盗一! 盗一は8年前、マジックの最中に亡くなっており、快斗は不慮の事故死だと思っていました。しかしある日、快斗は自宅で盗一が作った隠し扉を発見します。その先の部屋には世間を騒がせた大怪盗の衣装があり、自分の親が怪盗キッドであったと初めて知ることに。 盗一が「事故死ではなかった」とも分かり、快斗は2代目キッドになると決意しました。 ちなみに、母・黒羽千影も「怪盗淑女(ファントム・レディ)」と呼ばれた元・女怪盗で、ある意味「怪盗のサラブレット」ということになります。

怪盗キッドの目的とは?

怪盗キッドは「主に宝石を専門に狙う怪盗で、目当ての品でなければ返しに来る」、さらに「殺人は行わず、人命優先」をモットーとしています。特に「ビッグジュエル」という宝石類を盗みの対象にしているのは有名です。 そんな怪盗キッドの目的とは、初代怪盗キッド・黒羽盗一を殺害した「謎の組織」への仇討ち。そして、組織が狙っているビックジュエル「パンドラ」の破壊です。 実は盗一が殺害されたのは、組織が不老不死の力を持つパンドラを入手すべく、世界に散らばるビックジュエル集めていた過程で意図せず邪魔をしたから。快斗は怪盗キッド復活を喧伝し、狙い通りに組織との接触を果たしたことで、その真実も知ることになりました。 こうした理由で、パンドラを組織に先回りして見つけようとしており、美術品の金銭的・経済的な価値に興味があるわけではありません。

怪盗キッドとコナン(工藤新一)の関係は?似ているワケ

江戸川コナンこと工藤新一とは父親たちの関係を継いだ形でライバルとなり、キッドにとってコナンは「最も出会いたくない恋人」なのだとか。 コナンもキッドとの勝負にこだわりを見せ、ほぼ毎回コナンが宝石を取り返し、キッドは逃げ切る形で引き分けに終わってきました。コナンは「キッドキラー」と呼ばれる一方、他に敵がいる時などは協力し合う場面もあり、その際は再戦を誓って別れています。 お互いの正体に関しては、キッドは劇場版「世紀末の魔術師」でコナン=新一だと気づき、新一に変装してコナンの窮地を救ったこともありました。 コナンはキッド=快斗とは繋がっていないものの、容姿が瓜二つだとは知っています。正体の件は劇場版と本編で扱いが違うのか、少し曖昧になっているようです。

キッドと新一が瓜二つな理由

上記したようにキッドは新一に変装することができます。しかしその変装は服や髪型などを合わせるだけで、顔はそのままでした。つまりキッドと新一は、作画上だけでなく「コナン」の世界でも瓜二つなのです。 キッドと新一が似ている理由は、たまたまや偶然ではありません。作者である青山剛昌は、2人が似ているのには深い理由があると語っています。 ファンの間では「双子説」「ドッペルゲンガー説」などが囁かれていますが、1番信憑性が高いのは「父親同士が双子説」でしょう。新一の父である優作とキッドこと快斗の父である盗一は、ライバル同士でした。そして優作は初代キッドの正体を知りながら通報はしていません。 2人がもし双子なのであれば、息子同士が似ていても不思議ではないでしょう。

黒羽怪斗の正体を知っている人物

怪盗キッドの元々の呼び名はICPO、あるいはCIAが付けた国際手配番号から「怪盗1412号」でしたが、ある時から「怪盗キッド」と呼ばれ始めました。まだ若手小説家だった工藤優作が、新聞記者の殴り書いた「1412」という文字を「KID.(キッド)」と読み、世間に定着したそうです。 その経緯から、盗一と優作は何度も対決し、互いをライバルと認める関係でした。優作は初代キッドの正体を知っていたようですが、2代目キッドに関しては不明です。 以下では、2代目怪盗キッドの正体を知る人物を紹介します。

白馬探

白馬探は元々、イギリス在住で高校生探偵として活躍しており、未だ捕まらない怪盗キッドを自身の手で捕まえようと考えていました。 とある事件の現場に残っていた毛髪をDNA鑑定にかけ、科学的証明によりキッドの正体が黒羽快斗だと知り、日本に帰国することに。ロンドンブリッジ・ハイスクールから江古田高校へ転入し、普段はあくまで友人として、快斗と交流を持っています。

キッドのライバル、高校生探偵・白馬探

白馬探は『まじっく快斗』における怪盗キッドのライバルであり、快斗も「(白馬がいないと)スムーズすぎて張り合いがない」と、高く評価していました。「名探偵コナン」への登場回数は多くはないものの、人気投票で上位に入るなど、怪盗キッド同様ファンが多いキャラクターです。 父は白馬警視総監で叔父は白馬研究所所長、(海外の翻訳版では)母が英国人のハーフという設定になっている、ロンドン帰りの高校生探偵。工藤新一、服部平次同様に有名で、キッドのようにキザな言い回しとルックスもイケメンであるため、女性たちに大人気。 白馬にとって快斗は、「僕の頭脳を狂わせた唯一の存在」。正体を知っても公表せず、自身の手で「怪盗キッド」として捕まえようとしています。自分以外に捕まるのを良く思わず、時にピンチに陥った怪盗キッドに助言することも!

寺井幸之助

寺井幸之助はビリヤード店「ブルーパロット」の経営者で、伝説のハスラー。裏では初代怪盗キッドの助手を務めており、盗一の死後、代理でキッドを引き継ぎました。 隠し扉を発見し、キッドの衣装をまとって現れた快斗に盗一の死の真相を明かした後は、2代目怪盗キッドのお供としてサポートしています。事実上、怪盗キッド唯一の協力者であり、映画『名探偵コナン 業火の向日葵』や本編にも何度か登場しました。

ファントム・レディ/黒羽千影

快斗の母・黒羽千影は、昭和の女二十面相と謳われた女怪盗ファントム・レディとして活躍し、その高い身体能力は息子にも受け継がれました。 20年前、龍馬展での盗みを最後に引退。敵の罠にかかり危機一髪だったところを救ってくれた初代怪盗キッド・黒羽盗一と結婚し、現在は海外で悠々自適に暮らしています。最後に盗んだ品の多くは大量生産された偽物で、それを息子に尻拭いさせることも……。

小泉紅子

バレンタイン間近に突然、江古田高校に転入してきた謎の美女・小泉紅子。その正体は「赤魔術」の正当な継承者である「魔女」で、怪盗キッドの正体を見破りました。 彼女は世界で唯一自分の虜にならない怪盗キッド=黒羽快斗を振り向かせようと躍起になっており、行き過ぎて命を奪おうとしたことも。現在はキッドの予告状が出ると、危険を感じた際には辞めるように助言などをしており、協力的な姿勢を見せています。

怪盗キッドの重要登場回を紹介!【アニメ・映画】

アニメ第76話(原作16巻)「コナンVS怪盗キッド」

『名探偵コナン』76話「コナンVS怪盗キッド」にて、怪盗キッドは初登場を果たしました。 国際犯罪者番号から「怪盗1412号」と呼ばれる大怪盗は、日本中を騒がせていました。そんな中園子の父である史郎は、貴重な「漆黒の星(ブラックスター)」を守るよう小五郎に依頼します。いつものように頼りない小五郎をよそに、コナンが「怪盗1412号」を追い詰めるもーー。 本編では「ある小説家」が「『1412』を『キッド』と読み間違えた」という、名前の由来も明かされます。

アニメ第356話(原作44巻)「怪盗キッドの驚異空中歩行」

園子の実家である鈴木財閥の相談役・鈴木次郎吉は、数々の栄光を手に入れてきた人物です。しかしそんな彼にも未だ捕らえられないモノがありました。それは怪盗キッドです。 新聞で挑戦状を叩きつけた次郎吉のもとに、怪盗キッドから「歩いて下見に来る」とメッセージが。ハンググライダーでやって来たキッドは、空中に浮かび歩いてみせたのです。 「怪盗キッドの驚異空中歩行」の見どころは、なんと言ってもキッドが見せた奇術のトリックでしょう!

23作目『名探偵コナン 紺青の拳』(2019年)

2019年には劇場版第23弾『名探偵コナン 紺青の拳』が公開されました。シリーズ初の海外を舞台に、コナン、キッド、京極真の三つ巴バトルが描かれます。 今回キッドが狙うのは、19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア「紺青の拳」です。ある邸宅の地下金庫にブルーサファイアがあると知り、難なく侵入に成功するも、そこには400戦無敗の最強の空手家・京極真の姿が! 京極真は鈴木園子の彼氏で、原作漫画の第22巻から登場しています。「紺青の拳」の登場が劇場版では初となります。 キッドVS京極、本編から続く因縁の決着は?伝説の秘宝が呼び覚ました、シンガポールに蠢く巨大な闇に巻き込まれたコナンの運命は!? 特報などでは絶体絶命に陥るキッドが描かれており、波乱を予感させる仕上がりでした。

怪盗キッドのキザな名言

「飛び続けるのに疲れて羽を休めていた、ただの魔法使いですよ」

劇場版第3作「世紀末の魔術師」の冒頭。少年探偵団の団員である歩美がベランダを覗くと、そこには白いシルクハットを被りマントを付けた謎の人物がいます。彼女が「あなた誰?」と問うと、そこにいた怪盗キッドはこのセリフを言い放ったのです。 「ただの魔法使い」とは一体なんなのか。怪盗キッドを象徴するような、キザすぎるカッコいい名言です!

「そう、私は探偵ではなく怪盗です。怪盗は盗むのが仕事。たとえそれが人の心だとしてもね」

劇場版第14作「天空の難破船(ロストシップ)」にて、新一に変装したキッドは「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を盗み、逃走を図ります。しかし彼はに見つかってしまいました。 新一だと思い自首をすすめる蘭に、甘い言葉を囁きキスをしようとするキッド。しかし顔を近づけたところで新一ではないと見破られた彼は、この言葉を残し去って行ったのでした。

「握った拳の中に何かがあるように思わせるのがマジシャンで、その拳を開く前に中身を言い当てるのが探偵だろ」

劇場版第23作「紺青の拳」にて狙撃され負傷してしまったキッドを、コナンが呼び止めます。そして重傷を負いながらも、彼はこのセリフを口にしたのです。 このあとに「中身を言い当ててくれよ名探偵、殺人という謎めいた拳の中身をな」と続けたキッド。彼はいつでも自分を崩さない「怪盗キッド」なのです。

怪盗キッド・黒羽快斗は目的を果たせるのか?!コナンとの関係にも注目!

敵役ながら華麗でキザな怪盗キッドは、『名探偵コナン』でも屈指の人気キャラです。コナンとの関係やその正体が明かされていくのを、楽しみにしているファンも多いでしょう。 さらに『まじっく快斗』での展開も気になるところ。彼は果たして目的を達成できるのか。『名探偵コナン』からキッドを知ったという人は、ぜひチェックしてみてください!