『名探偵コナン』土方歳三(CV津田健次郎)って一体何者!?鬼の副長がいい声すぎる
『名探偵コナン』土方歳三(ひじかたとしぞう)のプロフィール
年齢 | 享年34歳 ※作中での年齢は不明 |
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所属 | 新選組 |
声優 | 津田健次郎 |
2023年12月に公開された、「100万ドルの五稜星」の予告編に登場する土方歳三。かの有名な新選組の隊員であり、そこで「鬼の副長」として恐れられた人物です。史実では五稜郭などを戦場とした新政府軍との戦いで死亡したと言われています。 享年は34歳とされていますが、本作に登場する土方がどの年代なのかは現状不明。果たして彼は作中でどんな役割を果たすことになるのでしょうか。
土方歳三の声優は津田健次郎
土方歳三の声を担当するのは、超人気声優の津田健次郎です。予告編冒頭では渋みと迫力のある声を披露し、すでに多くのファンを魅了しています。 1995年から声優・俳優として活動を開始しているベテランですが、『ゴールデンカムイ』の尾形百之助や『呪術廻戦』の七海建人などの人気キャラを担当したことにより、ここ数年でその人気がさらに上昇!テレビで見かける機会も多い超売れっ子になっています。
コナンでは過去に鬼丸猛(おにまるたけし)役でも出演
実は津田健次郎は『名探偵コナン』に登場する鬼丸猛の声も担当していました。 鬼丸は剣道で2年連続全日本優勝を果たしている最強高校生。登場シーンがそれほど多くない脇役なのですが、なんと鬼丸は作者・青山剛昌の出世作『YAIBA』に登場していた人気キャラ。古くからの青山ファンにとってはたまらない、知る人ぞ知る名キャラクターなのです。
土方歳三は映画「100万ドルの五稜星」が初登場
土方は原作などには描かれていない映画初登場のキャラとなります。予告編の冒頭では星型の鍔がついた刀を手に取り、彼が襲撃者たちを迎え撃とうとするシーンが展開。「どうした?なぜ足を止めて勝機を逃す」と敵を威圧する姿からは、その尋常ならざる強さがにじみ出ています。 そののちシーンは現代へと移り、土方の刀を狙う怪盗キッドが登場。この作品は土方の刀を中心に物語が展開していき、刀だけでなく土方自身も重要な存在として描かれるのではないでしょうか。
歴史上の偉人が声優付きのキャラクターとして登場するのは珍しい
これまでもコナンシリーズには歴史上の偉人を扱ったシナリオが多数ありましたが、それらの偉人たちが声優付きのキャラとして登場するのは非常にレア。このことからも土方歳三が相当重要なキャラクターだということが推察できます。 しかも担当声優はあの津田健次郎!作中でかなりの出番が与えられることは間違いないでしょう。
歴史上の土方歳三ってどんな人物?
新選組「鬼の副長」
土方歳三は1835年に現在の東京都に生まれ、そののち様々な剣術道場でその腕を磨いてきたとされています。そんななか彼は近藤勇と出会い、ともに新選組で活躍することに。それから近藤は新選組局長となり、土方はその右腕として副長の座に就きます。 彼は新選組の規律を破ったものに対し、副長として厳しい粛清を命じる「嫌われ者」の役を買って出ていた様子。それゆえに「鬼の副長」と恐れられていたようですが、その存在があったからこそ新選組はひとつにまとまっていたとも言われています。
新選組とは?
新選組とは江戸時代末期に、京都の治安維持などを目的として結成された部隊です。彼らの主な仕事は尊王攘夷思想を持った志士、つまり幕府に対する反対勢力を弾圧し取り締まることだったと言われています。 最初は少数精鋭だったものの、全盛期には隊員数200名を突破。しかしそのなかでは規律違反者への粛清をはじめとした、内部抗争も繰り返されていたようです。そして戊辰戦争での敗戦などをきっかけに、新選組はついに解隊されることになります。
戊辰戦争
徳川慶喜が将軍職を退いたことにより、長い歴史を終えることになった江戸幕府。しかしその翌年の鳥羽・伏見の戦いを皮切りに、新政府軍と旧幕府軍が争う戊辰戦争が勃発します。新選組は旧幕府側として参戦しますが、鳥羽・伏見の戦いに敗北してしまい隊員たちは四散。 そののち局長の近藤は斬首刑になったものの、土方は北海道に渡り戦いを継続します。彼は蝦夷共和国の幹部として奮闘しましたが、箱館戦争のなかで戦死。その波乱万丈な生涯に幕を下ろすことになりました。
新作映画の重要人物!土方歳三に要注目
『名探偵コナン』の最新作「100万ドルの五稜星」の鍵を握ると思われる土方歳三。 果たして彼はどのように物語に関わり、どんな謎や手がかりをコナンたちに残していくのか。公開を楽しみに待ちましょう!