【リゼロ】クルシュは死亡する?黒斑や記憶喪失は治るのか解説
アニメ第3期も好評を博し、改めて話題になっている『Re:ゼロから始める異世界生活』。 この記事ではそんな「リゼロ」の主要キャラとして活躍する、クルシュ・カルステンについて徹底解説!基本的なプロフィールや強さはもちろん、死亡説や彼女を襲った記憶喪失の現状など、気になるポイントをしっかり紹介していきます。 ※この記事は「リゼロ」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「リゼロ」クルシュ・カルステンのプロフィール
誕生日 | 4月4日 |
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年齢 | 20歳 |
身長 | 168cm |
体重 | 課せられた責任や重圧よりは軽い |
声優 | 井口裕香 |
本作のメインキャラとして活躍するクルシュ・カルステン。緑色のロングヘア―が特徴的な美しい女性で、ルグニカ王国を支えてきたカルステン公爵家の当主です。その可憐な見た目とは裏腹に、自ら剣を振るうなど勇敢な姿で周囲を引っ張っており、一部では「戦乙女」と呼ばれています。 彼女はルグニカの新たな王を決める「王選」に参加する王候補のひとりです。17歳で家督を譲られるほどの女傑で、実力・才能・カリスマ性どれも申し分なし。王選参加者のなかでもトップクラスの実力を誇り、次期王の大本命と言われています。
【死亡説】クルシュは死亡する?
結論から言うと、現時点でクルシュは死亡していません。ただ、彼女は作中で記憶を失ったうえ、魔女教との戦いで「龍の血」の呪いを受けてしまいました。この呪いにより彼女は全身を黒い斑点に覆われ、日夜激痛に苦しんでいます。 この状態が長く続いてしまえば、今後死亡する可能性もあるかもしれません。ただ、その呪いを打ち消す魔法や薬などが登場すれば、生存する確率はグッと高くなります。作中では万能の霊薬として「神龍ボルカニカの血」の存在が示唆されていました。これがクルシュを助けるカギになりそうです。
【記憶喪失】クルシュの記憶は戻るのか
クルシュが記憶を失う経緯
戦乙女と恐れられるクルシュですが、作中でとある強敵に敗北し記憶を奪われてしまいます。白鯨討伐が終了したあと、彼女は白鯨の首を王国に輸送していました。その道中に魔女教の大罪司教、「強欲」担当のレグルス・コルニアスと「暴食」担当のライ・バテンカイトスが立ちはだかったのです。 クルシュはレムと共に応戦しますが、作中最強クラスのレグルスたちに手も足も出ず敗北を喫することに。その後、彼女はライの「記憶を奪う権能」により、これまでの記憶を食べられてしまいます。 記憶喪失になったクルシュは言動や服装などが大きく変化。威厳のある雰囲気が消え、物腰柔らかな性格になってしまいました。
現在も記憶は戻らず
原作では物語が大きく進んでいますが、クルシュの記憶は戻っていません。原因となったライの討伐に成功したものの、彼を倒すだけでは記憶を取り戻すことができなかったのです。 ただ、ライを倒したあとにレムの名前などが戻ったため、今後記憶が戻る可能性も十分にあるでしょう。また、暴食の大罪司教にはライのほかに、ロイ・アルファルドとルイ・アルネブの2名が名を連ねています。 ロイやルイを倒す、あるいは2人から回復方法を聞き出すことで、クルシュを以前の状態に戻せるかもしれません。
【竜の血】クルシュの黒斑は治るのか
クルシュが黒斑の呪いを受ける経緯
水門都市プリステラで繰り広げられた、スバルたちと魔女教の戦い。クルシュはここでスバルと共に、色欲の大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカと交戦します。最初は優勢かと思われたものの、カペラの狡猾な戦術によりクルシュたちは敗北を喫してしまいました。 ここでカペラは自身が持つ「龍の血」をスバルとクルシュに与えます。スバルはこの血を受け入れられましたが、クルシュはこの血を受け入れられず龍の血の呪いに苦しむことに。 呪いにより彼女の体は黒い斑模様に覆われ、見るに堪えない痛ましい姿に変貌。激痛に襲われ続ける何ともむごたらしい状態となり、戦線離脱を余儀なくされてしまったのです。
現在も黒斑は治らず
クルシュの黒斑は現在も治っていません。彼女に騎士として仕える天才治癒術師フェリスの腕をもってしても、龍の血の呪いを退けることはできませんでした。 しかし、作中では同じ血を宿したスバルがふれることで、黒斑が彼の体に少しずつ移ることが判明。これにより、クルシュの苦痛を和らげることが可能だとわかったのです。 スバルはこれを繰り返しクルシュを救おうと考えますが、彼女自身がその治癒方法をよしとしませんでした。気高く優しいクルシュの心が、他者を犠牲に助かることを許さなかったのです。
【性格】クルシュは気品高く実直な性格
クルシュは若くして公爵家のトップに立っただけあり、気品とカリスマ性にあふれた精神を持っています。白鯨戦ではその統率力で周囲をリードし、指揮能力の高さを披露していました。 また、何事に対しても真剣に向き合う実直な性格をしており、目的達成のためなら自己を犠牲にすることも躊躇しません。彼女はルグニカの王になると決意したとき、その座を得るため「女性らしさを捨てる」という決断までしているのです。 このように一分の隙も無い雰囲気を出すクルシュですが、自身の側近であるフェリスの前では天然な部分を見せることも。記憶喪失後の彼女は穏やかでしおらしい性格になっていたので、実際のクルシュはとぼけた部分もある普通の女の子なのかもしれません。
【強さ】クルシュは風見の加護を持つ戦乙女
クルシュは「風見の加護」を持っており、風の流れを読み取ることができます。これにより他者が漂わせる「気配」やその場に漂う「空気感」まで読めるため、敵の嘘や不正を見抜くことが可能です。 また、彼女は風のマナに適性を持つほか、単独で戦闘がおこなえるほどの剣技も習得。これらのスキルを組み合わせた技「百人一太刀」は途轍もない威力を誇り、発動すれば周囲の敵を一気に薙ぎ払うことができます。 このように個人としての戦闘力が非常に高いクルシュですが、彼女は指揮官としての能力もハイレベル。自ら先陣を切り周囲を鼓舞しながら勝利を得る、「戦乙女」という異名にふさわしい戦いぶりを見せています。
【過去】クルシュが王選に参加したきっかけ
クルシュが王選に参加したきっかけは、ルグニカ王国の王子との出会いです。彼女は幼い頃、第4王子のフーリエと知り合いました。彼はクルシュに一目惚れし、積極的に親交を深めていきます。フーリエは彼女にふさわしい人物になるため、伝説の獅子王を目指して努力を重ねました。 2人は幸せな日々を送りますが、それは突如終わりを迎えてしまいます。なんとフーリエが若くして病死してしまったのです。彼は死の間際にやっと思いを伝え、クルシュは最後の最後でフーリエに愛されていたことを知ります。 これをきっかけに、クルシュは「フーリエの遺志を継ぎ自らが王になる」ことを決意。この日から「女性らしい自分」を捨て、王になるための道を突き進んでいきます。彼女が王選に参加した背景には、なんとも悲しい物語が隠れていたのです。
【関係性】クルシュと他キャラとの関係性
フェリス
クルシュの騎士として側に仕え続けるフェリックス・アーガイル、通称フェリス。可愛らしい女の子に見えますが、性別は男性です。頭にぴょこッと生えている猫耳は先祖返りが原因で、かつてはこの見た目を理由に幽閉されていました。そんな彼を救ったのがクルシュだったのです。 それ以降、フェリスはクルシュを深く慕い、彼女を最優先に行動。その思いの深さは単なる主従を超えており、クルシュが絡むと冷静さを欠き感情的になることも。表には出していませんが、フェリスはクルシュに対する恋心を抱いていると思われます。
ナツキスバル
本作の主人公であるナツキスバル。彼は王選に参加しているエミリアの騎士として活躍しています。本来であればクルシュとは対立する立場にありますが、作中でエミリアとクルシュの同盟が成立。それ以降は仲間として、様々な場面で共闘することになります。 また、水門都市プリステラの戦いでは、共に「龍の血」を体内に注入されることに。この血を受容したスバルはクルシュの呪いを肩代わりしようとするなど、彼女を仲間として大切に思っている様子を見せました。 そんな彼の行動を見たクルシュは、スバルを犠牲にすることはできないとその申し出を拒否。彼女もまた、スバルを仲間として大切に思っていることを示しました。
【声優】クルシュを演じるのは井口裕香
アニメ版「リゼロ」でクルシュ役を務めるのは井口裕香です。2002年から声優活動をスタートさせ、2007年にテレビアニメ『アイドルマスター XENOGLOSSIA』で初主演を達成。 それ以降も活躍を続け、『とある魔術の禁書目録』のインデックスや「物語」シリーズの阿良々木月火など、数多くの人気キャラを担当してきました。 また、ラジオパーソナリティやアーティスト活動など、アニメ以外の分野でも才能を発揮。2024年には『週刊プレイボーイ』に掲載されたグラビアも大きな話題となりました。
今後の復活に期待!不遇の戦乙女クルシュ
記憶喪失のうえに呪いを受けるなど、作中でも屈指の不遇キャラとして知られるクルシュ。 今後どうなるかはわかりませんが、復活して以前の状態に戻る可能性も十分あるはず。クルシュの回復に期待して、原作やアニメを引き続き楽しんでいきましょう!