【リゼロ】剣聖ラインハルトが強すぎる?加護の秘密や祖父・父との確執を徹底解説
2024年10月からアニメ3期がスタートし、さらなる盛り上がりを見せている『Re:ゼロから始める異世界生活』。 この記事ではそんな「リゼロ」の中心人物、ラインハルト・ヴァン・アストレアについて徹底解説!基本的なプロフィールや強さはもちろん、「加護の秘密」や「家族との確執」など、気になるポイントもしっかり紹介&考察していきます。 ※この記事は「リゼロ」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「リゼロ」ラインハルト・ヴァン・アストレアとは何者?
年齢 | 19歳 |
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誕生日 | 1月1日 |
身長 | 184cm |
加護 | 剣聖の加護、不死鳥の加護など |
声優 | 中村悠一 |
ラインハルトは自他ともに認める「リゼロ」最強の強さを誇る人物です。アストレア家は代々剣聖の加護が受け継がれている一家。ラインハルトは初代を上回る、歴代最強の剣聖ともいわれています。 戦闘能力もずば抜けていますが、ラインハルトは性格についても正義感が強くまた自身の力をおごることもありません。まさに完璧。それ故に普通の人の気持ちが分からないこともあり、「英雄にしかなれない男」とも言われています。
ラインハルトが強すぎる?加護の秘密
戦闘関連の加護 | 剣聖の加護、不死鳥の加護、初見の加護、再臨の加護、先制の加護、矢当ての加護、矢避けの加護、武神の加護、無手の加護、流血の加護、早駆けの加護、死神の加護、解毒の加護、審判の加護 |
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魔法関連の加護 | 風受けの加護、風避けの加護、火避けの加護、水避けの加護、泥抜けの加護、光解きの加護、闇払いの加護、対魔の加護 |
自然関連の加護 | 風の子の加護、新天の加護、夜天の加護、蒼天の加護、涙天の加護、霧の加護、雲の加護、雷雲の加護、湖の加護、地霊の加護 |
技術関連の加護 | 騎獣の加護、騎乗の加護、仕様の加護、鍛錬の加護、教育の加護、服飾の加護、理髪の加護、算術の加護、揚げ物の加護、味王の加護、活け造の加護、焼き物の加護、蒸し物の加護、煮物の加護、塩の理の加護、盛り付けの加護 |
ラインハルトの強さを語るときに外せないのが「加護」の存在です。「リゼロ」世界においてこれはそれほど珍しいものではありませんが、彼の加護で特筆すべきなのはその数。なんとラインハルトは自身が望めば必要な加護を取得できる、とんでもないチート能力の持ち主なのです。 そのため、表にまとめたように膨大な数の加護を持っており、ありとあらゆる場面で最高のパフォーマンスを発揮できます。また、彼は加護なしでも十分強く、素の戦闘力もトップクラスです。 ただ、マナを体外に排出できないため魔法が使えないという欠点もあります。やっと弱点が見つかったように思えますが、彼はそのマナを使い身体能力を強化可能。さらに対象のゲートに干渉し、マナを吸い上げることもできます。ラインハルトはあらゆる点が戦闘に特化した、まさに最強の存在なのです。
剣聖の加護
“剣聖の加護”は2代目以降の剣聖が受け継いでいるもので、代々アストレア家の人間に引き継がれています。 これには斬れないものが斬れるようになったり、必要な時に龍剣を引き抜けるなどの効果が存在。さらに、その者の剣才を最大限まで引き出してくれます。引き継がれる時期は“ふさわしい時”で、誰に引き継がれるのかは加護の持ち主にしかわかりません。
風受けの加護
風属性の魔法効果を8割吸収するのが“風受けの加護”。風を感じさせない“風避けの加護”と混同するかもしれませんが、地竜は風避け、ラインハルトは風受けと覚えておきましょう。
不死鳥の加護
死んでも蘇生できる、とんでもないチート能力“不死鳥の加護”。1度使うと消えてしまう使い捨ての加護なのですが、ラインハルトの場合はこの加護を使用したあと「続・不死鳥の加護、続続・不死鳥の加護……」と連続的に同じ効果の加護が付与されるのだとか。 つまり、ラインハルトにとっては「1度だけ」という制限が意味をなさないということ。彼はどんなことがあっても死なない、不死身の宿命を背負っているのです。
揚げ物の加護
名前のとおり揚げ物料理に関する加護です。“揚げ物の加護”があると、揚げ物調理をするときに、その腕前が究極になります。使いどころが戦闘ではありませんが、完璧人間のラインハルトは料理のできる男子。 戦闘力最強、性格最高、イケメン、料理も出来るとなるとまさに女性の理想的存在ですね。
ラインハルトは死亡した?復活するのか
結論から言うと、大罪司教のレグルスにエミリアを人質にとられた際に、ラインハルトは1度死亡しています。“剣聖相手は分が悪い”と思ったレグルスはラインハルトが無抵抗で死ねばエミリアを解放すると約束しました。 そこでラインハルトは、迷うことなく自らの命を差し出します。しかしレグルスはやはり性格の曲がった大罪司教なので、エミリアを解放しません。 ただ、レグルスの隙を作ることは出来たようで、“不死鳥の加護”によりすぐによみがえったラインハルトとスバルによってエミリアは解放されました。 不死鳥の加護は死んでも1度限り復活できるというもので、強力な加護と言えます。さらにラインハルトは必要な加護を望めば手に入れることが出来ると説明しました。 ということは1度きりの不死鳥の加護もラインハルトが望めばまたーー。このようにラインハルトはスバルとは違った形でやり直すことが出来るのです。
最強・ラインハルトが倒されたもう1つのルート
ラインハルトは作者も認める最強剣士。彼とは互角の勝負をすることすら難しく、星獣化したパックでさえ簡単に討ち取られています。しかし、ラインハルトも人の子であり、精神的に再起不能にすることは出来るようです。 それは「ゼロカラアヤマツイセカイセイカツ」の中で起こった出来事。こちらは「スバルがラインハルトと出会っていなかったら」というifルートを描いた物語です。このエピソードでスバルは魔女教サイドに付き、どうしても勝てないラインハルトを「社会的に殺す」ことを画策。 彼は数々の都市を焼き、そのうえでラインハルトが仕えるフェルトを殺害します。彼に街や主人を守れなかったという汚名を着せ、英雄としての地位を地に堕としたのです。ただ、それでも精神的に再起不能となるのみで、ラインハルトの命を奪うことはできませんでした。
ラインハルトとアストレア家の確執とは?優先すべきは家族か使命か
ラインハルトの祖父は剣鬼・ヴィルヘルムで、祖母が先代剣聖・テレシアです。テレシアは白鯨に命を奪われ、ヴィルヘルムはその討伐を悲願として生きていました。 このテレシアが白鯨と戦うことになった理由に、ラインハルトの父・ハインケルが大きく関わっています。そしてラインハルトも自分ではどうすることも出来ませんでしたが、テレシアの死に関係することになりました。 それが後のヴィルヘルムとラインハルトの確執に繋がってしまいます。彼らアストレア家に何があったのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
父親ハインケルがクズすぎる!過去の事件で歪んだ父の性格
『ハインケル・アストレア』! その名はつまり……そう、ラインハルトの父にして、ヴィルヘルムの息子。年齢は感じさせるものの壮健な佇まい……。キャラデザが公開されたということは遂に、彼もこの16巻で物語に大きく絡んでくるということ……。新章、大変刺激的です。#rezero pic.twitter.com/U5bEAigbBs
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) March 16, 2018
ラインハルトの父親、ハインケル・アストレアは近衛騎士団副団長で、ラインハルトの上司にあたります。ただし副団長というのは肩書だけで、仕事などろくにしていません。 剣聖と剣鬼の息子として大いに期待されたハインケルですが、剣の才能には恵まれず5歳のラインハルトに負けてしまっています。そして剣聖の加護はラインハルトに受け継がれ、妻は眠り病に侵されてしまいました。 さらにテレシアを白鯨戦に行かせたのは、このハインケルなのです。そしてテレシアの死。ハインケルが歪んでしまう理由は多くありました。そして、ヴィルヘルムとラインハルトが打ち解ける機会をつぶしたのもハインケルだったのです。
テレシア・ヴァン・アストレアの死はラインハルトのせいなのか?
テレシアを白鯨戦に行かせたのはハインケルですが、亡くなってしまった直接の理由は別にあります。テレシアは戦いに臨んだ時には、まだ剣聖の加護を持っていました。 しかし戦っている途中なのにも関わらず、加護はラインハルトに受け継がれてしまったのです。最悪のタイミングで加護がラインハルトへと移り、白鯨の他に現れた強敵の前にテレシアは倒れてしまいました。 この時、ヴィルヘルムは感情に任せて「テレシアの死はおまえのせいだ」とラインハルトを責めてしまいます。妻を心から愛するがゆえ、出てしまった言葉が確執へと変わっていきました。
テレシアが遺体で復活!ヴィルヘルムとの確執が確固たるものへ
聖域での戦いが終わってから約1年後、スバルたちは水門都市プリステラを訪問。そこにはとある理由で王選候補者5名が集まっており、候補者に仕えるラインハルトとヴィルヘルムも顔を合わせることになります。ヴィルヘルムはここで関係性を修復しようと、歩み寄る姿勢を見せていました。 そんな中、プリステラに魔女教の大罪司教たちが来襲。街を占拠した彼らとスバルたちの全面対決がスタートします。ヴィルヘルムはその戦いの中で、何者かの手により屍兵として復活したテレシアと対峙することに。 敵になった彼女と剣を交えるも、ヴィルヘルムはトドメを刺すことができません。そこにラインハルトが加勢し、なんとテレシアを倒してしまったのです。彼はその決断を「間違っていない」と発言。これにより、2人の確執は確固たるものになってしまうのでした。
「リゼロ」ラインハルトのこれまでの活躍
ラインハルトが初登場したのはアニメ第2話
ラインハルトが初登場したのは、スバルが異世界に召喚され死に戻りした4度目のことでした。アニメでは1期第2話になります。 スバルは4度目で自分が死に戻りしていると確信し、ある程度同じ事が起こると確認できたところでした。裏路地で予定通り“トン・チン・カン”と遭遇したところでスバルが衛兵を呼ぶと、爽やかに登場したのがラインハルトだったのです。 この時スバルとラインハルトは初対面。スバルはトンチンカンの発言からラインハルトが剣聖と呼ばれていると知りました。その後、盗品蔵でエルザとの死闘を制したのは、ラインハルトの活躍あってこそです。
なぜかフェルトからの扱いは雑!?王選候補者に仕える世界最強の騎士
王選候補者はエミリアを含め5人。ラインハルトが仕えるのは、貧民街にいた少女・フェルトです。 騎士団の中でも、もちろん最強なラインハルトがフェルトに仕えるのは、盗品蔵の事件が収束したときにフェルトがエミリアに返そうとした徽章(きしょう)が光ったから。 候補者はその時点で、4人。最後の1人が見つからず探していた騎士団ですが、まさか貧民街にいるとは思わなかったのでしょう。フェルトを見つけたラインハルトは、そのまま連れ帰り候補者と宣言し、その騎士として自分の名を上げました。 突然そんなことを言われたフェルトは、元の性格もあり世界最強のラインハルトでも扱いは雑。ラインハルトの目を盗み、独断行動することもあります。
いい奴すぎて怪しい?ラインハルトの闇落ち・黒幕説に迫る
まだまだ謎が多いラインハルト
本作のメインキャラとして活躍するラインハルトですが、実はまだまだ明かされていない設定が多数存在します。 彼が最強と言われる理由である「望んだ加護を取得できる能力」は、いったいどんな経緯で手に入れたのか。スバルに最初から友好的だったのはどうしてなのか、彼には不可解な謎が付き纏っているのです。 また、作者は「彼の視点で描写するとネタバレばかりになる」と語っており、ラインハルトが物語の核心に深く関わっていることを示唆しています。このことから、一部で「ラインハルト=黒幕説」が囁かれることに。もしかしたら彼は、笑顔の裏でスバル打倒を企む裏切り者なのかもしれません。
傲慢の大罪司教候補?
現在空席となっている傲慢の大罪司教ですが、実は一部ファンのあいだで「この座にラインハルトが座るのでは」と囁かれているのです。大罪司教は「魔女因子」に適合した者で構成され、それぞれが常軌を逸した特殊能力「権能」を手にしています。 ラインハルトはその詳細が謎に包まれている、「望んだ加護を手にする力」を所持。考え方によっては、これを「傲慢の権能」と推測することもできます。彼はのちのち傲慢の大罪司教を任される者、あるいはすでにその座に就いている魔女教サイドの人間なのかもしれません。
「リゼロ」ラインハルトの声優は中村悠一
ラインハルトの声優担当は中村悠一。インテンション所属でナレーションの実績も豊富です。彼は「マーベル・シネマティック・ユニバース」ではキャプテン・アメリカの吹き替えも担当しています。 アニメでの代表作は『マクロスフロンティア』の早乙女アルトや、「弱虫ペダル」シリーズの古賀公貴など。多数の作品に重要な役どころで出演しています。
ラインハルトはリゼロ最強の剣士!今後の活躍から目が離せない
ラインハルトはいまだその実力がすべて明かされていません。小説最新巻まで読み進めてみても、ラインハルトが全力を出した形跡はありませんでした。 物語が終わるまでには、ラインハルトの全力を見てみたいものですね!ただラインハルトが全力を出すと世界そのものが壊れてしまうかもしれませんが……。 4章ではあまり出てきませんが、5章になるとラインハルトが登場する機会も増えます。アニメが待ち切れない人はぜひ小説を読んでみてください!