2025年9月3日更新

「ハンターハンター」ボークセンを徹底解説!モレナとのキスにより彼女の仲間に?

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『週刊少年ジャンプ』の看板作品として、長年その人気を維持し続けている『HUNTER×HUNTER』。 この記事ではそんな本作の最新章「王位継承編」に登場するボークセンについて徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、作中での動向や活躍など、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※この記事は「ハンターハンター」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ハンターハンター」ボークセンのプロフィール

年齢 不明
性別 女性
所属 カキン帝国第四王子ツェリードニヒの配下
念能力 未覚醒(系統は特質系)
容姿 外に跳ねたボブヘアーが特徴的
初登場話数 38巻394話

「王位継承編」で初登場を果たしたボークセン。外ハネのボブヘアーが良く似合う、可愛らしい雰囲気の女性です。 彼女は自分自身の平和を強く望み、争いごとは極力避けたいと考えている小市民的な性格の持ち主。命令よりも自身の安全を優先する身勝手な部分もありますが、他者を気遣い警告する優しい一面も持ち合わせています。

ボークセンは第4王子ツェリードニヒの優秀な私設兵

ボークセンは王位継承候補者・第4王子ツェリードニヒのもとで働く私設兵です。 王子居住区の周辺警護を任される優秀な人物でしたが、警護中に「念」の存在を知り事態が急転。なんと念の情報を伝えた仲間の策略により、彼女は「下層」へ配置転換されてしまったのです。 さらに、ツェリードニヒが後ろ盾となっていたエイ=イ一家の裏切りが起き、ボークセンはモレナの捜索へ駆り出されます。彼女は戦いを回避しながら、安全優先でうまく立ち回ろうと考えていました。

ボークセンがモレナから勧誘を受けたのはなぜ?

カキン帝国の三大マフィア、エイ=イ一家の組長を務めるモレナ。なんと作中でモレナとボークセンがキスをする意外な展開が描かれたのです。ここからは彼女たち2人が出会うまでの経緯を振り返っていきます。 第9王子ハルケンブルグの葬送がおこなわれるなか、警護を担当していたボークセンはエイ=イ一家に拉致されてしまいます。モレナはそこでボークセンを組へ勧誘。彼女はボークセンが持っている、未覚醒の特質系念能力に興味を持っているようでした。 さらに、「ボークセンを仲間に加えてツェリードニヒの動向を探りたい」という思惑もあったようです。モレナはボークセンを説得するため、とあるゲームをしないかと持ち掛けます。

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キスも条件?「交渉ゲーム」の経緯とボークセンがYESと宣言した理由を解説

モレナがボークセンを勧誘するために持ち掛けたのは「交渉ゲーム」。 こちらは親と子にわかれて行うカードゲームです。今回はモレナが親、子がボークセンとなります。親は自身の目的や能力について説明する「目的カード」「能力カード」など、計7枚のカードを所持。これを全て表向きでセットします。子は「Yes」「No」「X(無回答)」など、計5枚のカードを裏にしてセット。 子は親のカードを選択し、親はそのカードに書かれた質問に回答。答え終えたら子のカードを選択し、それを墓地へ送る。これを繰り返し、子のカードが1枚になったらゲームセット。最後に残ったカードが「交渉の答え」となります。

ボークセンが仲間になるにはキスが条件

モレナはボークセンを仲間にするための条件として、「交渉ゲームの結論がYesになる」、「キスをして能力を感染させる」、「モレナか彼女の仲間が殺人をしている現場にボークセンが居合わせる」、この3点をクリアする必要があると語っていました。 モレナの念能力は唾液を介して対象をパワーアップさせる「恋のエチュード(サイキンオセン)」。キスなどの条件はこちらの能力発動のため、クリアする必要があるようです。 ちなみに、ボークセンはゲーム内でモレナとキスを交わすことになるのですが、これがファーストキスだったと発覚。モレナがそれをイジるような会話をするなど、微笑ましいシーンが描かれていました。

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YESと宣言したボークセンの真意は?

モレナとの交渉ゲームが進んでいき、ボークセンは最後に「Yes」を残しました。彼女は自らの意思で「仲間になる」ことを選んだように見えましたが、この後の場面で「違う」「そうじゃない」という心の声が描かれることに。 どうやらボークセンはゲームのなかでイカサマをおこない、そのペナルティとして心身を操作されてしまった様子。これもモレナの念能力の一部だと思われますが、その詳細はまだ明かされていません。

ボークセンが行ったイカサマの詳細!

モレナが予想したイカサマの詳細は「カードに傷やヘコみをつけて見分けられるようにする」、いわゆる「ガン牌」や「マーキング」と呼ばれる手法でした。ボークセンはこれでカードを判別できる状態にし、ゲームを有利に進めようと考えていたようです。 しかし、このイカサマをきっかけにペナルティが発動。ボークセンは自らの意思とは違う「Yes」を残すことになり、そのままモレナの仲間に加わるのでした。

ボークセンに勝利したモレナは何者?

ボークセンに交渉ゲームで勝利したモレナ。このゲームの中で、彼女に関する様々な情報が明かされました。ここからはモレナの衝撃的な過去や目的など、彼女の詳細について解説していきます。

エイ=イ一家組長モレナ=プルード

モレナ=プルードはエイ=イ一家の組長を務める23歳の女性です。荊の冠と額から頬にかけて走る2本の傷が特徴的で、常に穏やかな表情を浮かべています。彼女は国王の婚外子にあたるのですが、その生い立ちはかなり悲惨です。 カキン帝国には王族一行がランダムに選ばれた集落で宴を催す「謝肉祭」という文化があり、モレナの母は「持て成す者」として王族に奉仕。その結果生まれたのがモレナだったのです。王の身勝手な振る舞いにより産み落とされた彼女は、日陰者として苦しい生活を強いられることに。 モレナは次第にカキン帝国への憎悪を膨らませ、帝国の滅亡、さらには人類の滅亡を目的に動く恐ろしい人物へ変貌します。彼女は他者を強化する念能力「恋のエチュード」を駆使し、目的完遂に必要な戦力を整えていくのでした。

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「ハンターハンター」ボークセンの今後に注目!どんな念能力が発現するのか

「王位継承編」のキーマンになるであろうボークセン。彼女は特質系の能力者とわかっているものの、その詳細は未だに不明のままです。モレナが興味を持っている点を考慮すると、もしかしたらボークセンはモレナと近い「他者にスキルを分け与えられるようなバフ能力」を所持しているのかもしれません。 また、モレナの仲間になったボークセンが今後どのように動くのかも気になるところ。安全最優先な彼女の性格を踏まえると、どこかで裏切り、逃亡する可能性もありそうな予感。 ボークセンの動向が気になりますが、本作は410話を最後に休載中です。連載再開後にボークセンがどんな行動に出て、モレナとどんなやり取りを交わすのか。今から楽しみで仕方ありません!