『ワンパンマン』アトミック侍は死亡した？3人の弟子やS級4位の強さ・声優を徹底解説！

2025年10月からアニメ第3期がスタートし、注目度が改めて上昇している『ワンパンマン』。 この記事ではS級ヒーローとして活躍するアトミック侍について徹底解説！基本的なプロフィールに加え、死亡説の真相や能力の詳細などもあわせて紹介していきます。 ※この記事は『ワンパンマン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ヒーローランクS級4位に君臨するアトミック侍。その名の通り侍のような風貌をしており、刀を使った戦闘を得意としています。 「強者しか認めない」という主義を掲げており、ランクや評判ではなく自身の目で見た実力のみで人を判断。自分にも他人にも厳しい性格をしていますが、弟子たちを大切に思うなど優しい一面も持っています。

一部読者のあいだで死亡説が囁かれていますが、2025年11月10日時点ではアトミック侍は死亡していません。 この説が広まった要因はガロウ編で描かれた、ヒーローと怪人協会の総力戦にあると思われます。アトミック侍はここで強敵・黒い精子に敗北し、重傷を負ってしまったのです。ここからはその戦いの詳細について解説していきます。

怪人協会に囚われた人質を救うため、協会の本拠地に攻め込んだヒーローたち。アトミック侍はそこで黒い精子と交戦します。得意の剣術で敵をバラバラにしていきますが、黒い精子は分裂が可能なため斬撃はほぼ無効。 アトミック侍は強烈な反撃を受けてしまい、ONE版にはボロボロのまま髪を掴まれ持ち上げられる姿が、村田版には血まみれになり地に手をつく姿が描かれました。この衝撃的なシーンがアトミック侍の死亡説が広まった要因と思われます。 彼はそののちタツマキのバリアに守られながら、怪人協会本拠地の外へ脱出しました。

地上に出たアトミック侍は再び黒い精子と交戦します。黒い精子は分裂した個体を合体させ「黄金精子」に変身。アトミック侍は伝説の名刀「日輪」を使って応戦し、黄金精子の右腕を両断するなど凄まじい斬撃を披露しました。 しかし、黄金精子はさらに多くの個体を寄せ集め「白金精子」に変身。アトミック侍は手も足も出ず完敗してしまいます。その後、覚醒ガロウの介入などもあり、白金精子をはじめとする怪人たちは全滅することに。アトミック侍は仲間に救助され、何とか生き延びたのでした。

アトミック侍は剣術を極めており、接近戦では無類の強さを発揮します。特に彼の代名詞にもなっている「アトミック斬」の攻撃力は圧倒的。なんと1秒間に100発以上の斬撃を放ち、敵を細切れにしてしまいます。 この技の威力は「戦術核と同レベル」とも言われ、その切れ味は「原子さえも斬り裂くほど」なんだとか。これらの逸話が由来となり、原子力や原子を意味する「アトミック」がヒーローネームに使われたようです。

作中でも上位クラスの実力を持つアトミック侍ですが、「攻撃手段が斬撃しかない」という弱点があります。黒い精子のような斬撃無効の相手には対抗手段がなく、有効打を打つことができません。また、遠距離攻撃をメインとする相手と戦うことも苦手だと思われます。 接近戦では最強レベルですが、それを封じられるとアトミック侍は一気に弱体化してしまうのです。

アトミック侍にはイアイアン、オカマイタチ、ブシドリルという3人の弟子がいます。彼らはA級2位～4位にランクインしている、ヒーローのなかでも上位クラスの実力者。アトミック侍の指導力が非常に高いことが伝わってきます。 そんな師弟の絆は非常に深く、作中にはアトミック侍がイアイアンの腕を落とした強敵・メルザルガルドに対して大激怒する場面が存在。得意の斬撃でメルザルガルドを斬りながらイアイアンのもとに駆け付け、「お前の剣の道はまだ終わらせんぞ‼」と激励の言葉をかける姿が描かれました。

アトミック侍はもともと「拳法の達人シルバーファングと競い合う」ことを目的にヒーロー活動を始めました。しかし、怪人協会との総力戦終結後にシルバーファングが引退。アトミック侍もこのタイミングでヒーローをやめるべきか悩んでいました。 彼はそこで実力未知数と言われるキングのことを思い出し、その力を見極めてから引退するか否かを決めようと考えます。アトミック侍はキングの実力を測るため、「りんごを斬って欲しい」と依頼。キングは剣術の心得がないので、りんごの前に座っただけで何もせず立ち去ってしまいます。 それを見たアトミック侍は「認知できない速度の斬撃」「りんごの切断面がくっつくほどの切れ味」と勘違い。「こんな恥をかいたのは久方ぶりだ!!どうやら他人を試している場合ではないようだ。俺もまだまだヒヨッコだったらしい…!!!」と語り、弟子と共に修行し直すことを決意するのでした。

アニメ版『ワンパンマン』でアトミック侍の声を担当するのは、渋い声質が魅力的な声優・津田健次郎です。 1995年から活動を開始し、これまでに『ゴールデンカムイ』の尾形百之助や『呪術廻戦』の七海建人など、数多くの人気キャラを演じてきました。近年は俳優としても大活躍しており、NHK連続テレビ小説『あんぱん』などに出演しています。

本作最強の剣士として随所で活躍を見せているアトミック侍。 怪人協会との戦いには苦戦したものの、伝説の名刀「日輪」が解禁されたほか、弟子と共に修行に励むなど先の展開が楽しみな要素が盛り沢山！今後の大幅なパワーアップに期待できそうです。