『ワンパンマン』タツマキの死亡・復活まとめ!S級最強エスパーの強さと意外な性格とは?

2025年10月5日からアニメ新シーズンがスタートし、注目度がますます上昇している『ワンパンマン』。 この記事ではそんな本作でも屈指の人気キャラ・タツマキについて徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、死亡説の真相や能力の詳細など、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※この記事は『ワンパンマン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ワンパンマン』戦慄のタツマキ基本プロフィール
ヒーロー名/本名 | 戦慄のタツマキ/タツマキ |
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ヒーローランク | S級2位 |
所属 | ヒーロー協会 |
年齢 | 28歳 |
声優 | 悠木碧 |
戦慄(せんりつ)のタツマキは『ワンパンマン』に登場するヒーローの1人です。ヒーロー協会に所属しているプロヒーローで、ランクはS級2位。 “戦慄のタツマキ”はヒーロー名ですが、本名も同じくタツマキです。戦慄という名は、彼女の持つ能力が周囲を戦慄させることに由来し、ヒーロー協会から与えられました。 毛先がカールした緑色の髪と、スリットが深く入った黒いドレス姿が特徴的。きゃしゃで小柄な体つきのため少女と間違えられることが多いですが、年齢は28歳です。 身長の低さを気にしており、子供扱いされることを何よりも嫌います。そのせいか、大人っぽく見られたいという願望があり、カクテルや紅茶を飲む姿も。 なお、タツマキには“地獄のフブキ”という、同じくヒーローの妹がいます。身長や発育の差からフブキが姉に見られますが、実際にはタツマキが姉です。
【死亡】ガロウの放つ宇宙放射線を受け絶命
もともとは普通の人間だったものの、数々の激戦を経て怪人として覚醒したガロウ。彼はヒーローたちとの総力戦で驚異的なパワーアップを果たし、核分裂やガンマ線バーストなど常軌を逸した攻撃を連発します。それにより、周囲に強力な宇宙放射線が撒き散らされることに。 タツマキはこれを浴び、妹のフブキらと共に死亡。作中屈指の猛者であるタツマキが白目をむいて息絶える、衝撃的な姿が描かれたのです。
【復活】サイタマが時間を逆行しガロウを倒す

タツマキたちが死亡したあと、サイタマとガロウの激戦がスタートします。当初は互角の戦いを見せていたものの、サイタマが戦闘中に大きく成長。強烈な威力を誇るパンチをお見舞いし、見事勝利を掴みます。 その後、常軌を逸した力を手にしたサイタマは、ガロウの発した宇宙線を利用した「時間逆行」に挑戦。タツマキたちが死ぬ前の時点までさかのぼり、そこでガロウを撃破します。これにより、タツマキたちの死がなかったことになり、彼女たちは復活を果たしたのでした。
【性格】タツマキは高いプライドと責任感の持ち主

タツマキの性格は一言で言えば、プライドが高くてワガママ。誰に対しても高飛車で高圧的な態度を取るうえ、子供っぽい身勝手な振る舞いを見せることもあります。さらに、極度の個人主義で協調性もなく、他者に対する配慮もほとんどなし。 曲者揃いのS級ヒーローのなかでも、トップクラスに付き合いづらい人物と言えるでしょう。ただ、彼女が胸に秘めている「ヒーローとしての責任感」は本物。協会の要請さえあれば、クリスマスだろうが正月だろうがすぐさま現場へやって来る。非常に勤勉な人物なのです。 しかしながら、その圧倒的実力ゆえにヒーロー活動のなかで街を破壊してしまうこともしばしば。そのせいでヒーロー協会には、タツマキあてのクレームが殺到しているようです。
【強さ】S級2位のトップヒーロー!サイコキネシスを持つ超能力者
タツマキのヒーローランクはS級2位と、協会のヒーローの中でもトップ中のトップ。そんな彼女の強さは、突出した超能力にあります。 タツマキの超能力は、様々なものを念力で自在に操り、干渉するというもの。人間や物質を浮かせたり飛ばしたりすることができ、自身も宙に浮いていることが多いです。 ビルを丸ごと浮かせて空中要塞にそのまま叩きつけたり、衛星軌道上の隕石を動かして相手にぶつけたりして攻撃します。他にもガレキの竜巻を起こしたり、衝撃波を放ったりと、まさに規格外です。 タツマキの得意技は、相手の気を操って行う「ねじ切り攻撃」。干渉した相手の気に影響を与え、直接触れずに敵の身体をねじるようにして千切ったり、圧死させたりなどが可能です。 災害レベル「竜」クラスの怪人複数に対し1人で相手取れるほどの実力は、S級の中でも別次元。タツマキは、ヒーロー協会の実質的な最高戦力といえるのです。
【戦歴】S級ヒーローたちに助けられながら戦う
怪人協会との総力戦において、タツマキは怪人王オロチと合体したサイコスと交戦しました。 敵の戦闘力は常軌を逸しており、タツマキは苦戦を強いられてしまいます。トドメの一撃を食らう直前まで追い込まれますが、その窮地にジェノスをはじめとするS級ヒーローたちが登場。彼らの総攻撃により、今度はサイコスが追い詰められていきます。 最後はボロボロのサイコスに、タツマキが追い打ちをかけて見事に撃破。仲間の協力を受け、死の間際から何とか勝利を掴んだのでした。
【関係性】サイタマとの対決の結末は?

怪人協会との総力戦終結後、タツマキはフブキたちの部下が足手まといだと判断し、「2度とヒーロー活動できないレベル」まで痛めつけようとします。しかし、そこにサイタマが登場。「ヒーロー同士でつぶし合ってどうすんだよ」と注意し、そこからタツマキとサイタマのバトルが幕を開けます。 2人は規格外の戦いを繰り広げますが、さすがのタツマキもサイタマを倒すことができません。最終的にタツマキが力を出し尽くし、決着がつかないまま戦闘終了。 この結果に不満を見せると思われたタツマキですが、彼女はどこか嬉しそうな表情を浮かべていました。どうやらタツマキは自身の全力を真正面から受け止め切れるサイタマを気に入ったようです。
【家族】妹・地獄のフブキを溺愛!
タツマキは「好きなものは妹」と公言するほど、妹のフブキを溺愛しています。彼女にとって血の繋がった家族はフブキだけ。母親代わりでもあったタツマキにとって、フブキは「妹」であり「娘」、かけがえのない大切な存在なのです。 それもあってか、タツマキはフブキに対してついつい過保護になりがち。彼女を傷付ける者に対し途轍もない敵意を見せ、時には生き方や考え方にまで干渉する。愛情ゆえの行動ではあるものの、フブキはこれを窮屈に感じていたようです。 そのためフブキはタツマキに反抗的な態度を取ることもありますが、心底から嫌っているわけではありません。むしろ姉を尊敬しているからこそ、「守られるだけの弱い自分は嫌だ」と反発してしまうのでしょう。一見すると険悪にも見える2人ですが、実際は互いを大切に思う仲の良い姉妹なのです。 ちなみに、タツマキたちは目鼻立ちが似ているほか、黒いドレス・超能力者など複数の共通点が存在。2人は互いの超能力により、近くにいればそれぞれの場所を探知することも可能です。
【過去】研究の対象とされたタツマキ
幼い頃、タツマキはとある研究施設に閉じ込められていました。彼女は超能力の研究対象になっていたものの、目立った成果が残せず見捨てられることに。施設内で暴れる化け物に殺されそうになりますが、そこに現S級1位のヒーロー・ブラストが現れます。 ブラストは化け物を瞬殺し、彼女を助け出しました。タツマキはそののち超能力の才能を大きく開花させ、S級2位に君臨する最強レベルのヒーローに成長したのでした。
【声優】アニメ版『ワンパンマン』でタツマキを演じるのは悠木碧

タツマキは、作中屈指のクセの強いキャラクターと妹想いの一面を兼ね備えた人物です。そんな彼女は、プロ・フィット所属の声優、悠木碧(ゆうきあおい)が演じています。 子役として活躍していましたが、2003年に声優デビュー。その後、2011年の「まどマギ」の鹿目まどか役で一躍注目を浴びはじめます。 他の代表作としては「SAO」ユウキ、「俺ガイル」比企谷(ひきがや)小町、2020年にはプリキュア声優として『ヒーリングっど プリキュア』花寺のどか/キュアグレースなどを演じています。 彼女は妹系のキャラを演じることが多く、見た目が少女のタツマキはまさに適役です。また、フブキ役の早見沙織とは公私共に仲が良く、本作のイベント出演時はお互いにフブキ・タツマキが好きと言い合っていました。 作中でのタツマキたちの姉妹の仲は、こうしたところからも反映されているのでしょう。
タツマキの活躍から目が離せない!姉妹愛にも注目

戦慄のタツマキは、圧倒的な超能力をもって、S級2位ヒーローの座に君臨しています。彼女の強さは規格外であり、S級ヒーローの中でも頭ひとつ飛び抜けたもの。従って、彼女がどんなに高飛車で生意気でも、誰も逆らえないのです。 ただし、タツマキはプライドこそ高いものの、ヒーローとしては真面目そのもの。まるでライフワークであるかのように、年中ヒーロー活動に勤しんでいます。災害や怪人の前に常に駆けつける姿は、まさにヒーロー。これまでの活動で勝ち得てきた信頼が、彼女の強さを証明しています。 そして、タツマキを語る上で欠かせないのが、妹のフブキの存在です。彼女との関係は、お互いに大切に思い合っているからこそ、不器用なものになっています。だからこそ、2人の関係はより一層尊く思えるというもの。微妙な距離感が生む姉妹愛から、目が離せません。