2020年5月28日更新

【ワンパンマン】戦慄のタツマキは最強の超能力者!妹思いのS級プロヒーロー

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戦慄のタツマキ サムネイル

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『ワンパンマン』S級2位ヒーロー・戦慄のタツマキ

戦慄(せんりつ)のタツマキは、『ワンパンマン』に登場するヒーローの1人。ヒーロー協会に所属しているプロヒーローで、ランクはS級2位。 “戦慄のタツマキ”はヒーロー名ですが、本名も同じくタツマキです。戦慄という名は、彼女の持つ能力が周囲を戦慄させることに由来し、ヒーロー協会から与えられました。 毛先がカールした緑色の髪と、スリットが深く入った黒いドレス姿が特徴的。きゃしゃで小柄な体つきのため少女と間違えられることが多いですが、年齢は28歳です。 身長の低さを気にしており、子供扱いされることを何よりも嫌います。そのせいか、大人っぽく見られたいという願望があり、カクテルや紅茶を飲む姿も。 なお、タツマキには“地獄のフブキ”という、同じくヒーローの妹がいます。身長や発育の差からフブキが姉に見られますが、実際にはタツマキが姉です。 ※ここから、戦慄のタツマキについてエピソードとともに紹介していきます。ネタバレも含まれますので、ご注意ください。

タツマキの性格は?高いプライドと責任感

タツマキの性格を一言で言えば、プライドが高くワガママ。高飛車な言動で高圧的に接するほか、見た目通りの子供のような振る舞いも見せます。クセの強いS級ヒーローの中でも断トツで扱いづらい人物です。 また、タツマキは極度の個人主義者で、協調性はこれっぽっちもありません。他者に対する配慮は一切なくきつい言葉で怒鳴り散らすため、彼女に苦手意識を持つヒーローも。そして、何事も自分1人いれば事足りると自負し、災害や怪人出現の現場も1人で全て対処します。 タツマキは難ありの人物でありながらも、強い責任感の持ち主。ヒーロー協会の要請に応え、一般人がいれば救出するなど、協会からの信頼は厚いのです。しかし、ひとたび能力を使えば街がメチャクチャになってしまうため、ヒーロー協会には彼女へのクレームが殺到しています。

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S級2位のトップヒーロー!強力なサイコキネシスを持つ超能力者

タツマキのヒーローランクはS級2位と、協会のヒーローの中でもトップ中のトップ。そんな彼女の強さは、突出した超能力にあります。 タツマキの超能力は、様々なものを念力で自在に操り、干渉するというもの。人間や物質を浮かせたり飛ばしたりすることができ、自身も宙に浮いていることが多いです。 ビルを丸ごと浮かせて空中要塞にそのまま叩きつけたり、衛星軌道上の隕石を動かして相手にぶつけたりして攻撃します。他にもガレキの竜巻を起こしたり、衝撃波を放ったりと、まさに規格外です。 タツマキの得意技は、相手の気を操って行う「ねじ切り攻撃」。干渉した相手の気に影響を与え、直接触れずに敵の身体をねじるようにして千切ったり、圧死させたりなどが可能です。 災害レベル「竜」クラスの怪人複数に対し1人で相手取れるほどの実力は、S級の中でも別次元。タツマキは、ヒーロー協会の実質的な最高戦力といえるのです。

妹・地獄のフブキを溺愛!

タツマキは、妹である地獄のフブキを溺愛しています。「好きなものは妹」ときっぱり公言しているほど、彼女のことを大切に思っているのです。彼女たちの姉妹という関係性は、作中において最も長く続き、そして強く結ばれたものといえるでしょう。 一方で、タツマキはフブキの生き方にまで干渉するほど過保護です。妹に話す際は、今も子供に話すかのように接し、自身も一人称を「お姉ちゃん」に変えて話します。周囲に対しては、妹を危険な目に遭わせるものには容赦しません。 また、2人は姉妹なだけあって共通項が多く、ぺアで扱われることも多いです。2人の着ているドレスがペアになっていたり、容姿は大きく違うものの目鼻立ちが似ていたりします。 その他、タツマキとおなじくフブキも超能力者。そのため2人が近くにいるときには、互いの居場所を感知することが可能です。

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強すぎる姉妹愛の理由は?タツマキの過去

タツマキが妹のフブキを溺愛していて、過保護すぎると言っても過言ではありません。彼女は妹を大切に思い「自分の手で守る」と考えているのです。 しかしフブキは、タツマキのこうした態度を窮屈に感じていました。妹は、自分の力を認めてもらいたいために、姉に反発していたのです。 タツマキとフブキの姉妹にとって、血の繋がった家族は2人だけ。タツマキは、幼い妹の母親代わりとなって、長い間フブキを1人で育ててきました。 彼女にとってのフブキは、妹でありながら娘同然の、何よりも愛しい存在。だからこそ、彼女は妹が危険な目に遭わないか、常にその身を案じているのです。 タツマキがフブキの生き方に過度に干渉してしまうのは、妹に対する愛情の裏返し。対するフブキも、姉に憧れるからこそ反発するわけで、本心では姉を愛しています。 現に彼女は今も、タツマキのことを「お姉ちゃん」と呼んでいるのです。

クリスマスに正月に、休日返上でヒーロー活動

タツマキは、性格こそ難物ですが、ヒーロー活動に関しては至って真面目です。彼女は積極的にヒーロー活動を行っており、ヒーロー協会からの要請があれば、すかさず現場に駆けつけます。 出動要請がない休みの日は、暇を持て余して自発的に活動に取り組むほど。仕事人間ならぬ、ヒーロー活動大好き人間なのです。 平日と休日の区別なく活動を行うタツマキの姿勢は、年間を通して貫かれていました。たとえクリスマスや正月であっても勤しむほどに、彼女はヒーロー活動に対して勤勉なのです。 しかし超能力を使うことで街を壊滅させてしまうこともしばしば。ただその時にも、自分のせいで被害に巻き込まれた一般人はきちんと救出します。 こうした部分からも、彼女のヒーローに対する価値観が垣間見えるのです。

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アニメ版『ワンパンマン』でタツマキを演じる声優は悠木碧

タツマキは、作中屈指のクセの強いキャラクターと妹想いの一面を兼ね備えた人物です。そんな彼女は、プロ・フィット所属の声優、悠木碧(ゆうきあおい)が演じています。 子役として活躍していましたが、2003年に声優デビュー。その後、2011年の「まどマギ」の鹿目まどか役で一躍注目を浴びはじめます。 他の代表作としては「SAO」ユウキ、「俺ガイル」比企谷(ひきがや)小町、2020年にはプリキュア声優として『ヒーリングっど プリキュア』花寺のどか/キュアグレースなどを演じています。 彼女は妹系のキャラを演じることが多く、見た目が少女のタツマキはまさに適役です。また、フブキ役の早見沙織とは公私共に仲が良く、本作のイベント出演時はお互いにフブキ・タツマキが好きと言い合っていました。 作中でのタツマキたちの姉妹の仲は、こうしたところからも反映されているのでしょう。

タツマキの活躍から目が離せない!姉妹愛にも注目

戦慄のタツマキは、圧倒的な超能力をもって、S級2位ヒーローの座に君臨しています。彼女の強さは規格外であり、S級ヒーローの中でも頭ひとつ飛び抜けたもの。従って、彼女がどんなに高飛車で生意気でも、誰も逆らえないのです。 ただし、タツマキはプライドこそ高いものの、ヒーローとしては真面目そのもの。まるでライフワークであるかのように、年中ヒーロー活動に勤しんでいます。災害や怪人の前に常に駆けつける姿は、まさにヒーロー。これまでの活動で勝ち得てきた信頼が、彼女の強さを証明しています。 そして、タツマキを語る上で欠かせないのが、妹のフブキの存在です。彼女との関係は、お互いに大切に思い合っているからこそ、不器用なものになっています。だからこそ、2人の関係はより一層尊く思えるというもの。微妙な距離感が生む姉妹愛から、目が離せません。