2026年2月20日更新

NHKドラマ『テミスの不確かな法廷』最新話まであらすじネタバレ!原作小説との違いも解説

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2026年1月6日より、NHKの火曜日「ドラマ10」枠にて絶賛放送中の『テミスの不確かな法廷』。松山ケンイチ演じる、発達障害を抱えた裁判官・安堂が難事件に挑みます。 この記事では『テミスの不確かな法廷』ドラマ最新話までのあらすじを詳しく解説!さらに、原作小説や続編のあらすじも紹介します。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。

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ドラマ『テミスの不確かな法廷』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『テミスの不確かな法廷』
放送日 2026年1月6日~ 毎週火曜よる10:00~10:45
脚本 浜田秀哉
演出 吉川久岳(ランプ) , 山下和徳 , 相良健一 , 富澤昭文
キャスト 松山ケンイチ
原作 直島翔『テミスの不確かな法廷』(KADOKAWA)

『テミスの不確かな法廷あらすじ【ネタバレなし】

任官7年目の裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)は発達障害を抱えており、幼い頃にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断されています。しかし絶対に打ち明けられない秘密として、周囲には明かさずに過ごしてきました。 ですが安堂の言動が、法廷内外で混乱を巻き起こすことも多々。そんな安堂に、複雑な人間模様が絡み合った難解事件が舞い込んできて……。

ドラマ『テミスの不確かな法廷』最新話まで各話ネタバレ

第1話「裁判官忌避」

傷害罪と詐欺未遂罪で起訴された被告人・江沢の裁判。ゴルフ帰りのタクシーにぶつかり、乗車していた市長を襲撃したとされる江沢は、一転して「すべて間違っている」と供述します。 安堂の独自調査や執行官・津村の助けもあり、次の真実が判明しました。

真実① ゴルフ前日に江沢の姉が亡くなっている
真実② ゴルフには啓永会病院の医師らも参加
真実③ タクシー運転手と姉は同級生で、江沢とも知り合い。

そして、江沢の弁護士・小野崎から説得された検察側の証人のタクシー運転手・藤山は「前日もゴルフの送迎があり、江沢の姉は院長がゴルフを抜ければ助かった」という事実を知り、江沢本人に伝えていたのです。江沢もついに真実を語り、傷害罪のみの懲役1年6ヶ月が求刑されました。

第2話「真実義務と誠実義務」

高校生の栗田は窃盗と傷害で起訴されますが、判事・安堂の調査により、学校側が隠蔽していた生徒間の賭博問題が浮上。 弁護士の小野崎は、安堂の迷いのない姿勢に感化され、事件の核心へと迫ります。実は、被害者の八木と栗田は異母兄弟でした。自分を心配してくれた八木を突き飛ばしたことを後悔する栗田は「八木さんの意識が戻って怖かった。でも嬉しかった」と心の内を涙ながらに告白します。 安堂は更生を促す執行猶予付きの判決を下します。弁護士としての限界を感じていた小野崎も、無罪ではなかったものの「よし!」と納得して法廷を後にしました。

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第3話「裁判官の資質」

過重労働による交通事故で、父を亡くした四宮絵里が運送会社・八御見運送を訴訟した裁判で、安堂は「企業努力」という言葉の真偽を追います。すると、元従業員・富樫が安堂を指名して内情を告発すると連絡が入りました。 しかし、特性ゆえのパニックで鞄を置き忘れ、被告代理人側に情報が漏洩。告発者と連絡が取らなくなり、さらに原告側が逆提訴されるスラップ訴訟を起こされてしまったのです。 自身のミスに絶望した安堂は、検察幹部の父を訪ね「特性のある自分に人を裁く資格があるのか」と苦悩を吐露。裁判官を辞めると言い出しーー。

第4話「伝説の反逆児」

過積載問題は八御見運送に委託したオールタイム急便が関係している疑惑が浮上。社長兼全国物流産業機構・加賀美の証人要請から、全国ニュースに発展します。 さらに、物流業界の法規制問題にも批判が飛び火。法務大臣から圧力を受け、保身に揺れる門倉裁判長でしたが、和解を拒む遺族の誠実さと告発者・富樫の再登場が状況を一変させました。 門倉は「司法の場を舐めるな」と静かに怒り、不正を追及します。最後は「労働安全衛生法違反の疑い」がある、と加賀美へ伝言するよう被告代理人に告げました。 安堂も自身の特性による迷いを抱えながら嘘がなくなる法廷の瞬間を守るため、再び裁判官として歩み出す決意を固めるのでした。

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第5話「書証主義と人証主義」

書証主義の落合判事補は、書類のみの判断でベトナム人男性・グエンの強制退去を決めますが、それが刺傷事件を招きます。 グエンは保護していた無戸籍の少女・春を守ろうとしていました。彼女は無戸籍児でヤングケアラー。さらに、家を出ていこうとした際に、突き飛ばした母が亡くなっていたのです。そんな過酷な状況の春を救ったのがグエンでした。 「書類で見えない現実」に直面した落合は、絶望する少女に「『助けて』と声を上げてください」と寄り添う人間味を見せます。グエンには法に従い、実刑と母国への強制送還が宣告されますが、春は「グエンに会いにいく」と前を向くのでした。

原作は直島翔の同名小説!ドラマとの違いもネタバレ解説

2024年3月に発売された原作小説『テミスの不確かな法廷』。ASDとADHDを抱えている主人公・安堂は、特性もありながら人並外れた記憶力を持っています。原作小説には、市長候補が襲われた詐欺未遂と傷害事件、ほほ笑みながら夫殺害を告白する女性教師、「父は法律に殺された」と訴える娘の事件など、3つの編が描かれています。 発達障害×裁判官。特性を隠しながらも懸命に裁判官の仕事に向き合い、時にその特性を生かして事件の真相に向き合っていく物語です。読みごたえはばっちりで、裁判官という仕事がどんなものなのか深く知ることもできます。きっと生きづらさを抱える人たちに、勇気を与える作品となるでしょう。 5話終了時点で、ドラマで再現されているのは原作第1話のみ。全8話の中で小説2話・3話が元となるストーリーが登場するかもしれません。

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第1話「カレンダーボーイ」

第1話の「カレンダーボーイ」。これは安堂が幼い頃に数の並びへの過剰な拘りを鎮めるために、医師に教わった心を落ち着ける方法。安堂の持っているこだわりが犯行の動機や被告人の不可解な行動の意味を解き明かしていき、事件を解決に導いていきます。 裁判やその事件の真相はドラマ第1話と概ね同じであり、被告は次期市長候補の茂原が乗ったタクシーを襲撃した傷害罪、当たり屋としての詐欺未遂罪で起訴されます。姉の死の真相と市長候補による土地開発被害への恨みが犯行の動機でした。

第2話「恋ってどんなものかしら」

第2話の「恋ってどんなものかしら」では、安堂が訪れた殺人現場での異常な記憶力を発揮し担当案件との符合に気づきます。 夫殺害を笑いながら認める春美は、記憶障害により無意識に嘘を吐く「コルサコフ症候群」だったと判明。春美の不倫も疑われていましたが、実は夫が同性愛不倫をしていたという事実も判明。世間からその事実を隠すため、犯行を認めていたのです。 しかし、さらなるどんでん返しが待ち受けていました。これらは全て春美の自作自演。彼女は父の病を模倣して精神疾患を装い、情状酌量を狙っていたのです。

第3話「擬装」

第3話の「擬装」では、裁判官の安堂による異例の勾留質問が事件解決の糸口となりました。 自炊で火傷した安堂は、小野崎の事務所で手当てを受ける中、娘の事故死を疑う羽鳥と出会います。調査の結果、ITエンジニアとして働いていた娘の朋世は、防犯ボランティアで出会った防犯コンサル・籾山の強盗計画を察知。証拠を守るために、自宅の換気扇に隠そうとして転倒死していました。 安堂は別件の少年たちから独特の話術で供述を引き出し、特殊詐欺の黒幕が徐々に明らかになっていきました。

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続編『テミスの不確かな法廷 再審の証人』もネタバレ解説!安堂の父が登場?

第1話「アリンコは左の足から歩き出す」

第1話は、貸金庫から7,000万円を盗んだとされる女性銀行員・黒江藍子の裁判。警察も行方が分からなくなっていた大金ですが、起訴後に黒江が突如返還します。 安堂は偶然にも、加害者の黒江、金庫に大金を預けていた被害者・伊熊、さらに弁護士の田添が談笑している姿を目撃。実は、黒江と伊熊は古くからの知り合いでした。会社の運転資金が尽きた伊熊のため、黒江は貸金庫にある貸付の担保金を取り出していました。 そして、同時期に銀行本部の検査が入ります。「伊熊がやった」とバレると預金凍結されてしまうため、黒江が罪を被ったのです。その事実を知った上で、田添もまた弁護を引き受けたのでした。

第2話「ABC、そしてD」

第2話は、隣家の犬を殺鼠剤で殺したとされる野村雄一の裁判です。被害者・美濃部は秘匿申請を出しており、起訴状では犬の所有者はA、住所はB、犬種はC、そして犬の名前がDで表記されます。 その後、美濃部の「報道に出ちゃ困る」という言葉に、違和感を覚えた安堂は秘匿申請を却下。犬の血液検査を行った結果、飢餓寸前であったと判明します。さらに美濃部の逃亡によって、法廷は2度と開かれませんでした。 実は、被害者の美濃部が「詐欺師」だったのです。シリアに滞在しているという設定で、内戦の中で暮らす可哀想な人物を演じてお金を援助させていました。 犬の名前はアラビア語で命を意味する「ハヤート」であり、演出に利用していた犬が日本にいることをどうにか隠そうとしていました。

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第3話「法服のサンタクロース」

何度も再審請求を続けてきた元受刑者・紅林静夫の裁判が、第3話で決着します。娘への医療ミスを巡り眼科医を殺害したとされた紅林でしたが、真犯人は眼科医の弟・長洲裕人でした。経営難や兄への劣等感から犯行に及び、紅林に罪を着せていたのです。 再審法廷では安堂が検察側の証人となった父・結城に「このままの刑事司法で良いのか」と本心を語るよう訴えます。そして、1話から安堂と法廷に立つ検察官・大石玲衣の目には涙が浮かんでいました。 紅林の部屋で見つかった「青と黒のシマウマの絵」は、事件の後に特別養子縁組で離ればなれになった紅林の娘が「色弱者」であることを示唆する証拠品。裁判後、安堂は黒と茶色の服を何色かと大石に問いかけ、彼女は「青く見える」と答えるのでした。

『テミスの不確かな法廷』登場人物・キャスト解説!原作と性別が違う?

安堂清春 松山ケンイチ
小野崎乃亜 鳴海唯
落合知佳 恒松祐里
山路薫子 和久井映見
門倉茂 遠藤憲一
津村綾乃 市川実日子
八雲恭子 山田真歩
荻原朝陽 葉山奨之
結城英俊 小木茂光

原作では落合と津村の性別が男性でしたが、ドラマ版では女性に変更になっています。ストーリーの中では、裁判官を目指す落合が性別による「ガラスの天井」に苦悩する姿も描かれました。 また、伊東蒼や山本未來、さらに元乃木坂46の齋藤飛鳥など、豪華なゲスト陣も注目を集めています。

安堂清春役/松山ケンイチ

松山ケンイチ

本作の主人公で任官7年目の裁判官・安堂清春(あんどう・きよはる)を演じるのは、松山ケンイチです。一見穏やかな裁判官に見える安堂ですが、発達障害を抱えながら仕事に向き合っています。 演じる松山は、NHK朝ドラ「虎に翼」(2024年)など数多くのNHK作品に出演。2025年12月には映画『新解釈・幕末伝』にも出演します!

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小野崎乃亜役/鳴海唯

鳴海唯演じる小野崎乃亜(おのざき・のあ)は、東京の大手法律事務所を辞職した弁護士。第1話で江沢の国選弁護士を務め、安堂と出会ったことで弁護士としての意義を再び見つけ出します。

落合知佳役/恒松祐里

恒松祐里

恒松祐里演じる落合知佳(おちあい・ちか)は、安堂が所属する前橋地裁第一支部の判事補。冷静沈着な落合は、安堂の突飛な行動にいつも苦言を呈しています。

山路薫子役/和久井映見

和久井映見

和久井映見演じる山路薫子(やまじ・かおるこ)は、精神科医で安堂の相談役。13歳から彼を見ており、落ち込む安堂には前向きなアドバイスを送り続けています。

門倉茂/遠藤憲一

遠藤憲一

遠藤憲一演じる門倉茂(かどくら・しげる)は、前橋地裁第一支部の総括判事。かつては「伝説の反逆児」と呼ばれ、権力よりも真実を追求する判事でした。

津村綾乃役/市川実日子

市川実日子

市川実日子演じる津村綾乃は、第1話から安堂に協力的な執行官。第4話では、男性を片手で制圧する武術の腕前を披露していました。

『テミスの不確かな法廷』ドラマのオリジナルストーリーに期待

ドラマ版『テミスの不確かな法廷』は、第1話こそ原作を忠実に再現していますが、第2話以降は独自のストーリーに。検察幹部である父・結城との確執や、執行官・津村がなぜ安堂を支えるのかといった背景など、まだまだ謎が多く残されています。 また、原作小説は安堂のASD/ADHD特性をさらに深く、緻密に描写しています。彼の内面的な葛藤や「世界の捉え方」をより詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。