2025年12月19日更新

『葬送のフリーレン』魔王は死んでいない?復活説&正体や魔族の階級を考察!

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葬送のフリーレン マハト
©︎山田鐘人・アベツカサ/小学館

アニメ2期放送でますます盛り上がる『葬送のフリーレン』。魔王討伐後の世界を描く本作ですが、魔王とは一体どんな存在だったのでしょうか?本記事では魔王復活説を考察するとともに、彼が率いた魔族たちについて紹介します! ※この記事は『葬送のフリーレン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『葬送のフリーレン』魔王・魔族の概要

葬送のフリーレン
©︎山田鐘人・アベツカサ/小学館

本作において魔族は人類とは敵対関係にあります。まずは魔族、そして魔族を率いる魔王について概要をおさらいしましょう。

魔王

1000年以上に渡り魔族の頂点に君臨してきたとされる魔王は、約80年前に勇者ヒンメルが討ち取りました。これにより魔族勢力の勢いは弱まることに。討伐以前は魔王が魔族の指導者として、人類との大戦争を引き起こしていました。

魔族

魔族とは言葉を話す魔物の総称で、頭に角が生えています。姿形自体は人間と似ているものの、彼らはそれを利用して人間を騙し殺す、フリーレンいわく「言葉の通じない猛獣」。長命で魔法研究に傾倒しているのが特徴です。

魔王の強さは作中最強?

葬送のフリーレン ゼーリエ
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

詳細はいまだ不明ですが、1000年以上、魔王が倒されることがなかったと考えると、やはり魔王の強さは作中最強候補。ヒンメル一行が1人でも欠けていたら倒せなかったということからも、魔王の強さが窺えます。 本作の魔法はイメージが大きな力を持ちます。魔王討伐後の平和な世界を想像できない者には魔王を倒せないであろうことがゼーリエやフランメによって語られており、そうするとやはり魔王を倒せる存在というのは限られそうです。

魔王は死亡していない?復活説の理由は?

読者の間では魔王は実は死んでいない、復活するのでは?とする説が囁かれています。検索でも同様のワードがサジェストされており、いっそう魔王生存説を補強する結果に。 そう言われる主な理由は後述しますが、それ以外にも、ヒンメルの死後、なぜか活発化している魔族の動き、七崩賢の黄金郷のマハトから消えた南の勇者の記憶、ヒンメルが抜けなかった勇者の剣……。などなど、作中の不可解な点が、魔王復活の伏線だとする見方も。 物語がフリーレン一行vs魔王でクライマックスを迎える可能性もゼロではないのかもしれません。

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①死者蘇生の魔法が存在する?

神話の時代に活躍したとされる賢者エーヴィヒは死者蘇生や不死の魔法を研究したとされています。それが完成していたらエーヴィヒ自体が使ったはずなので、その死後、研究熱心な魔族が独自に死者蘇生の魔法を完成させたのかもしれません。 魂という概念もあるようなので、別の体(器)を用意すれば復活できる、という線もあり得ます。

②シュラハトが見た1000年後の未来

魔王の腹心である全知のシュラハトは1000年先の未来まで視る魔法を持ちます。南の勇者と相討ちとなった彼は、その戦いを敗戦処理と位置づけたうえで「1000年後の魔族のための戦い」と言っていました。 1000年後の魔族の時代の再来を予見するともとれるこの発言から、彼は魔王復活を未来視で視ていたのかもしれません。

魔王の正体を考察!

名前や正確な年齢、能力といったものは不明です。ただフリーレンやソリテールがいうには、魔王は人類との共存を望んでいた魔族だそう。表面上はもしかしたら人類に対してとても友好的な態度を取っていたのかもしれませんね。 ただ、共存といっても、フリーレンが指摘するように魔族と人類は根本的にわかりあえません。魔王が人間に興味を持ち理解しようとしたがゆえに、人類の3分の2を殺すほどの大侵攻が引き起こされました。

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実は容姿が公開されていた?

はっきりと魔王として登場した場面はまだありませんが、フリーレンがヒンメル一行との魔王討伐の旅路を振り返るシーンで、1コマだけ玉座に座る魔族とヒンメル一行が対峙するという描写がありました。もしかしたらこの魔族が魔王かもしれません

魔族の階級を紹介!七崩賢など強敵勢揃い!

葬送のフリーレン マハト
©︎山田鐘人・アベツカサ/小学館

個人主義で協調性のない魔族たちを率いていたのは魔王です。その腹心が全知のシュラハト。魔王直下の大魔族7名は七崩賢と呼ばれます。 不死なるベーゼ、奇跡のグラオザームはヒンメル一行が討伐済み。生き残っていた断頭台のアウラと黄金郷のマハトはフリーレンたちが倒し、他3名は死亡済みであることがわかっています。 他にも将軍と呼ばれる手練れの魔族や、フリーレンが最も警戒するソリテールのような無名の大魔族が登場しました。

魔族と人間は分かり合えない⋯⋯

葬送のフリーレン クヴァール
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

魔族は人類と同じ言葉は話せても、社会をなすための道徳や良識、罪悪感といった感情は皆無。非社会的動物なので、人間のような振る舞いをして見せたとしても、それは人間を殺すために過ぎません。 お互いに相互理解を考えること自体が時間の無駄であり、全く別の生き物なのでわかり合うことはできないという認識を持っています。

『葬送のフリーレン』最強の魔王が遺した魔族にも注目!

2026年1月からアニメ2期がスタートしますます盛り上がること間違い無しの『葬送のフリーレン』。この先、フリーレン一行はどんな魔族に出会い、魔王城には何が待っているのか。アニメ&漫画で今後の展開を楽しみましょう!