マリオン・コティヤール出演おすすめ映画14選
タップできる目次
- マリオン・コティヤール出演おすすめ映画!
- 1.そのタクシー、危険につき【1998年】
- 2.ファンタジーとリアリズムが融合した奇跡の映画【2004年】
- 3.『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が描く、長い約束の物語【2004年】
- 4. 南仏プロヴァンスで見つける人生の意味とは?【2007年】
- 5.マリオン・コティヤールが実在のシャンソン歌手エディット・ピアフを熱演【2007年】
- 6.マリオン・コティヤールがレオナルド・ディカプリオの妻に【2010年】
- 7.タイムスリップしたパリを舞台に描く、ウディ・アレンお得意の人間模様【2012年】
- 8.絶望からゆっくりと立ち上がる、そんな映画【2013年】
- 9.美人も苦労、するんです【2014年】
- 10.日本人にとっても他人事では済まされない、労働問題に鋭く切り込んだ良作【2015年】
- 11. シェイクスピア4大悲劇のひとつを圧巻のスケールで4度目の映画化!【2016年】
- 12.マリオン・コティヤールとブラッド・ピットの豪華コンビによる濃密ラブロマンス【2017年】
- 13. 世界で絶賛される若き天才監督グザヴィエ・ドランが綴る家族の物語【2017年】
- 14.世界で大ヒットした潜入アクションゲームの実写映画にマリオン・コティヤールが出演!【2017年】
マリオン・コティヤール出演おすすめ映画!
マリオン・コティヤールは、1975年9月30日生まれのフランス女優です。両親はともに役者をやっており、その影響で、こどもの頃から舞台に立っていました。フランス中部の都市オルレアンの演劇学校を首席で卒業し、16歳の時に映画デビューします。 1998年の映画『TAXi』で主人公の恋人リリーを演じて、知名度を上げ、セザール賞有望女優賞にノミネートされます。2003年にティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』のジョセフィーン・ブルーム役でハリウッドデビューを果たし、2004年公開の『ロング・エンゲージメント』のティナ・ロンバルディ役で第30回セザール賞助演女優賞を受賞しました。 代表作をひとつだけ挙げるとすれば、2007年の『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でしょう。本作でマリオン・コティヤールは、主人公エディット・ピアフを演じ、アカデミー主演女優賞をはじめとする数多くの賞を受賞、実力のある女優として世界的に認知されました。
1.そのタクシー、危険につき【1998年】
『レオン』のリュック・ベッソン製作・脚本によるスリリングなカーアクション・ムービーです。南仏のマルセイユを舞台に、あるきっかけで知り合った過激なタクシードライバーとドジな刑事のコンビが、強盗犯を追跡してカーチェイスを繰り広げます。 改造車「プジョー406」を乗り回すスピード狂のタクシードライバーであるダニエルをサミー・ナセリ、運転能力ゼロの間抜けな刑事エミリアンをフレデリック・ディーファンタルが演じています。一方、マリオン・コティヤールはダニエルの美しい恋人リリーに扮し、セザール賞有望女優賞にノミネートされました。 スピーディーでド派手なカーアクションは迫力満点です。映画は世界中で大ヒットを記録し、その後3作の続編が製作されてシリーズ化しました。
2.ファンタジーとリアリズムが融合した奇跡の映画【2004年】
ティム・バートンが監督を手掛け、父と息子の対立から邂逅をファンタジックに描いた感動作です。父を名優アルバート・フィニー、その若き日々をユアン・マクレガーが演じたほか、ジェシカ・ラングやヘレナ・ボム=カーターら実力派が脇を飾っています。 父エドワードの大げさな昔話が嫌いで距離を置いてきたジャーナリストの息子ウィルが、父の余命を知り帰郷します。残された時間を一緒に過ごし、やがて悲しい葬儀の日に、ウィルは奇跡の真実を知ることになるのでした。 マリオン・コティヤールは、ウィルの心優しい妻ジョセフィーンを演じています。親子の橋渡しをする重要な役柄です。
3.『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が描く、長い約束の物語【2004年】
『アメリ』を世界的ヒットに導いたジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが再タッグを組んだ濃密なラブストーリーです。第一次世界大戦の前線で行方不明となった兵士の恋人を懸命に探し続ける女性の姿を描きます。 ひたむきなヒロインのマチルダをオドレイ・トトゥ、恋人マネクをギャスパー・ウリエルが演じるなか、マリオン・コティヤールは娼婦ティナを熱演し、セザール賞の助演女優賞に輝きました。 原作は本国では絶大なる人気を誇るセバスチャン・シャプリゾのミステリー小説『長い日曜日』です。また、アメリカからジョディ・フォスターが出演したことも話題になりました。
4. 南仏プロヴァンスで見つける人生の意味とは?【2007年】
ロンドンのシティで働く敏腕トレーダーが叔父の訃報を受け、幼少期を過ごした南仏プロヴァンスを訪れます。久しぶりに訪ねたその地で過去を振り返り、やがて人生を見つめ直す姿をハートウォーミングに描きました。 主人公マックスをラッセル・クロウ、そしてマリオン・コティヤールは地元でレストランを営む女性オーナーのファニーに扮しました。また、マックスの幼少期をフレディ・ハイモア、叔父を名優アルバート・フィニーという実力派が演じています。 舞台となるプロヴァンスののどかで美しい風景は本作の見どころの一つです。『ブレードランナー』や『グラディエーター』など数々の傑作で知られるリドリー・スコットが監督を手掛けました。
5.マリオン・コティヤールが実在のシャンソン歌手エディット・ピアフを熱演【2007年】
数多くの名曲を残し、世界中で愛された伝説のシャンソン歌手エディット・ピアフの波乱に満ちた生涯を描いた人間ドラマです。貧困ゆえ売春宿で育った幼いエディットが歌の才能を開花させ、路上歌手から次第に高い評価を得ていくのですが。 最愛の恋人の事故死や自身の病などを経て、1963年に47歳という若さで生涯を閉じたピアフのドラマチックな人生を、マリオン・コティヤールが切ないほど見事に演じ切りました。 本国のセザール賞はもちろん、米アカデミー賞でも主演女優賞に輝くなど、世界的人気スターの地位を不動のものとした文字通り代表作です。
6.マリオン・コティヤールがレオナルド・ディカプリオの妻に【2010年】
他人の夢の中に侵入し、アイデアを盗み取る企業スパイの活躍を描いた近未来SFエンターテインメントです。『ダークナイト』で世界を驚かせたクリストファー・ノーラン監督が、本作でも独特の斬新な映像世界を構築しています。 特殊能力を持ち、あるミッションを背負うことになる専門スパイのコブをレオナルド・ディカプリオ、そのターゲットとなる実業家のサイトウを渡辺謙が演じました。一方マリオン・コティヤールは、コブの亡き妻モル役で登場します。 他にもエレン・ペイジ、トム・ハーディ、マイケル・ケインら豪華キャストが脇を飾り、壮大なスケールで物語が展開しました。圧巻のビジュアル世界が高く評価され、アカデミー賞では撮影賞や視覚効果賞など技術系4部門を独占しています。
7.タイムスリップしたパリを舞台に描く、ウディ・アレンお得意の人間模様【2012年】
ニューヨークを代表する監督ウディ・アレンが全編パリで撮影したファンタジックなラブコメディーです。婚約者とともにパリを訪れていた脚本家ギルが、ある晩、1920年代のパリにタイムスリップしてしまうことから巻き起こる奇想天外な騒動を描きます。 主人公ギルをオーウェン・ウィルソン、婚約者をレイチェル・マクアダムスが演じるなか、マリオン・コティヤールはギルの前に出現する謎の美女アドリアナに扮しました。 豪華俳優たちが扮するヘミングウェイやダリ、ピカソら歴史的偉人のそっくりぶりも見どころの一つです。また、セーヌ河やヴェルサイユ宮殿など観光名所もふんだんに散りばめられ、パリらしい空気を華やかに彩っています。
8.絶望からゆっくりと立ち上がる、そんな映画【2013年】
事故により両脚を失った女性がシングルファーザーと出会い、次第に生きる力を得て再生していく姿を描いた感動ドラマです。 南仏のアンティーブにあるマリンランドでシャチの調教をしている最中に事故に遭遇するヒロインのステファニーをマリオン・コティヤールが熱演しました。一方、絶望のどん底に落ちたステファニーを救い、不器用な愛によって立ち直るきっかけを与えるアリにはマティアス・スーナールツが扮しています。 『預言者』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した名匠ジャック・オディアールが監督を務めました。本作も各国の映画祭で高い評価を得ています。
9.美人も苦労、するんです【2014年】
1921年、ポーランドからニューヨークに移民として渡ってきたエヴァが娼婦に身を落としながらも懸命に生き抜く姿を描きます。美しいヒロインを演じたマリオン・コティヤールの体当たりの演技が光る重厚なサスペンスドラマです。 入国管理で一緒だった妹と引き離され、強制送還されることとなったエヴァに手を貸したのが、エヴァの美しさに惹かれたブルーノという謎の男。しかし、ブルーノの仕事は売春斡旋業でした。 ブルーノにはホアキン・フェニックス、もう一人エヴァに想いを寄せる男オーランドにはジェレミー・レナーが扮しました。エヴァが生きるために選んだ道とは何だったのか、その告白に心が震えます。
10.日本人にとっても他人事では済まされない、労働問題に鋭く切り込んだ良作【2015年】
体調不良で一時的に休職していたサンドラが、会社から一方的に解雇を通告されます。解雇撤回の条件は、サンドラの16人の同僚の半数以上がボーナスの支給ではなくサンドラを選ぶということ。その投票日に向けて、同僚の説得に奮闘する姿を描いた社会派ドラマです。 労働者の権利のため立ち上がるサンドラを、マリオン・コティヤールが熱演しています。同僚との絆や人間の心の強さに、思わず胸が熱くなる感動作です。 『ロゼッタ』と『ある子供』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを2度も受賞したベルギーを代表する名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が監督を手掛けました。
11. シェイクスピア4大悲劇のひとつを圧巻のスケールで4度目の映画化!【2016年】
文豪シェイクスピアの4大悲劇の一つを原作に、オーストリアの新鋭ジャスティン・ガーゼル監督が4度目となる映画化を手掛けました。主人公マクベスをマイケル・ファスベンダー、その妻を演じたのがマリオン・コティヤールです。 中世のスコットランドを舞台に、ダンカン王に仕えていた有能なマクベスとその妻が、予言を受けて野心と欲望に邁進する中、やがて迎える悲劇が描かれます。 誰もが知る有名な夫婦をファスベンダーとコティヤールが見事に演じ、高い評価を受けました。圧倒的なスケールと壮大な映像が過去の映画化作品にはなかった新しい世界観を生み出しています。
12.マリオン・コティヤールとブラッド・ピットの豪華コンビによる濃密ラブロマンス【2017年】
ヒットメーカーであるロバート・ゼメキスがメガホンをとり、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールという米仏を代表する美男美女スターが最強コンビを組んだラブストーリーです。第二次世界大戦下のカサブランカで出会ったスパイ2人の運命の恋を描きます。 秘密諜報員のマックスと仏軍レジスタンスのマリアンヌが、ドイツ大使暗殺という共通のミッションのため夫婦を装うことになります。その後、ロンドンの地で再会を果たした2人は次第に愛を育むものの、マリアンヌにはある秘密がありました。 名作『カサブランカ』を彷彿とさせる王道のドラマチックなラブストーリーであり、サスペンス要素も加わって、緊迫感あふれる極上のメロドラマに仕上がりました。
13. 世界で絶賛される若き天才監督グザヴィエ・ドランが綴る家族の物語【2017年】
『トム・アット・ザ・ファーム』や『Mommy/マミー』など発表する作品がどれも世界で非常に高い評価を受けている若き才能グザヴィエ・ドランが監督・脚本・編集を手掛けた人間ドラマです。 ギャスパー・ウリエル扮する主人公のルイが自分の余命を伝えるため12年ぶりに実家に戻ります。家族と久しぶりに再会するものの、それぞれとの微妙な距離感が静かな摩擦を引き起こすのでした。 本作も期待を裏切らず、カンヌ国際映画祭では見事グランプリに輝きました。マリオン・コティヤールはルイの兄の妻カトリーヌを演じ、不思議な存在感を放っています。
14.世界で大ヒットした潜入アクションゲームの実写映画にマリオン・コティヤールが出演!【2017年】
世界的ヒットとなった同名アクションゲームを、新展開と新キャラクターを加えて実写映画したSF大作です。遺伝子操作により、15世紀のスペインで暗殺者として活躍していた祖先の記憶を呼び覚まされた死刑因が、封印されていた歴史の謎に挑みます。 現在と過去を行き来する主人公カラムとその祖先をマイケル・ファスベンダーが一人二役で演じました。マリオン・コティヤールは、カラムに任務を言い渡す謎めいたソフィア・リキン博士に扮しています。 2人は『マクベス』に続く共演であり、監督も同作のジャスティン・カーゼルが担当しています。ジェレミー・アイアンズやシャーロット・ランプリングら脇を支える豪華なキャストにも注目です。