「ミッション:インポッシブル」最新作にも出演!ミシェル・モナハンの魅力と過去出演作品をご紹介
タップできる目次
- ミシェル・モナハンとは?
- 2004年『ボーン・スプレマシー』に出演
- 2005年に2作に出演するも、出演シーンはカット
- 『Mr.&Mrs. スミス』にも登場していた?
- ミシェル・モナハン、『M:i:III』でイーサン・ハントの妻役に。
- 『近距離恋愛』でヒロインに抜擢されるも低評価
- 『 デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』ではコメディに挑戦
- ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』にも出演
- 『ミッション: 8ミニッツ』で再びヒロインに
- 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』にカメオ出演
- 『ピクセル』ではシングルマザーのヒロインに!
- 『パトリオット・デイ』では主人公の妻役再び
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で再び活躍!?
- ミシェル・モナハンは日本語ペラペラ
- ミシェル・モナハンの犬の名前も日本語!?
ミシェル・モナハンとは?
ミシェル・モナハンは1976年3月23日にアイオワ州のウィンスロップで、三人兄弟の末っ子として生まれました。 シカゴでジャーナリズムを学んでいた際に、学費を稼ぐ為にモデルとして働く様になりました。その経験がミシェルに大きな刺激を与え、いつしか女優としての夢を追いかける様になり、1999年には大学を中退、その後ニューヨークに移住、2000年にはドラマの端役でデビューします。 その後は徐々に頭角を現し、2006年には『ミッション:インポッシブル3』にて、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの妻ジュリアを演じました。
私生活では、2005年にオーストラリア人のグラフィック・アーティストを手掛けるピーター・ホワイト氏と結婚し、2008年11月には第一子を出産しています。
2004年『ボーン・スプレマシー』に出演
『ボーン・スプレマシー』は2004年に公開されたスリラー作品です。2002年に公開された『ボーン・アイデンティティー』の続編で、第一作目に続きマット・デイモンが演じる記憶を失った男ジェイソン・ボーンが主役のスパイ映画です。 そんな人気シリーズの続編にモナハンはキムという役で出演しています。続編の設定は前作から二年後。インドのゴアで暮らしていたボーンの元に刺客が訪れ、ボーンの恋人が殺されてしまいます。そしてベルリンとモスクワを舞台に事件に巻き込まれていきますが、キムはベルリンで活動するCIAチームの一人です。監視チームが登場するシーンで、モニターを見ているキムが一瞬登場します。
2005年に2作に出演するも、出演シーンはカット
2005年には2つの話題作に出演していたモナハンですが、残念ながら出演シーンはカットされてしまったそうです。 そのうちの一作がキアヌ・リーブス主演の『コンスタンティン』。DCコミックの『ヘルブレイザー』が原作で、天使と悪魔が登場するファンタジーアクションです。モナハンの出演シーンは殆どカットされてしまいましたが、一部だけ見ることができるようです。しかしクレジットに彼女の名前はありません。 もう一作は、架空の中東の国を舞台にして石油利権をめぐる群像劇を描いた『シリアナ』。主演及び製作総指揮を努めたジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞を努めた名作ですが、モナハンの出演シーンは完全にカットされてしまっています。
『Mr.&Mrs. スミス』にも登場していた?
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、お互いが暗殺者であることを隠して結婚している夫婦を演じて話題となった映画『Mr.&Mrs. スミス』。2005年に公開され、公開初週にの興行ランキングでは1位を記録、全世界において約528億円の興行収入を叩き出したヒット作です。 本作でモナハンが担当しているのはグウェンという役。ブラッド・ピット演じるジョン・スミスは、表向きはスミス設計事務所の経営者ですが、実は一匹狼の殺し屋。モナハン演じるグウェンはそんなスミスの裏稼業の仕事仲間という設定で登場します。
ミシェル・モナハン、『M:i:III』でイーサン・ハントの妻役に。
映画デビューしたものの、しばらく端役が続いたモナハンですが、2006年『M:i:III』で大きな役どころを演じるチャンスを得ました。 トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ第三作目に当たる本作。モナハンは主人公イーサン・ハントの妻であるジュリア・ミード役を演じました。イーサンは自分がスパイであることをジュリアには秘密にしているという設定で、ジュリアは夫の仕事は交通局職員だと信じています。 しかし、映画の中盤ではイーサンをめぐる事件に巻き込まれ、ジュリア自身も人質に取られてしまいます。無事に救出されたジュリアは夫の新の仕事も受け入れ、スパイ組織の仲間にも祝福されながらハネムーンに出かけています。
『近距離恋愛』でヒロインに抜擢されるも低評価
2008年公開の映画『近距離恋愛』は、10年来友人だった男女が、女性が結婚することがきっかけで 関係を進展させて行く恋愛映画です。主人公はパトリック・デンプシー演じるトム、そしてモナハンは彼の相手役であるハンナを演じ、初めてヒロインという役どころを手にしました。 ハンナはトムに密かな思いを寄せつつも、友人関係を保って来た二人。しかし、ハンナがスコットランドで結婚することになり、トムは自分の中に隠れていたハンナへの気持ちに気づくことになります。そして、ハンナの結婚を取りやめさせることを目的に、彼女結婚式の手伝い係を引き受けるというストーリーです。 モナハンにとって初のヒロイン役となった映画ですが、あまり作品自体が高く評価されなかったのが残念です。
『 デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』ではコメディに挑戦
『M:i:III』ではトム・クルーズの妻役を演じたモナハンですが、2010年の『デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』でも有名俳優の妻を演じました。 本作の主人公は『アイアンマン』シリーズで知られるロバート・ダウニーJr.。彼が演じる主人公ピーターは仕事先のアトランタから、出産を控えた妻が待つロサンゼルスへ向かうため飛行機に乗り込みます。しかし、何故かテロリストに間違われ、搭乗拒否となってしまいます。そして彼をトラブルに巻き込んだ要因でもある俳優志望の男イーサンと車でロサンゼルスに向かうことになるのですが… モナハンは5日後に出産を控えたピーターの妻、サラ役で出演しています。
ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』にも出演
2010年、モナハンは上記のようなコメディ作品に出演しつつも、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品にも出演しています。 『SOMEWHERE』は2003年『ロスト・イン・トランスレーション』や2006年『マリー・アントワネット』などで知られる女流監督ソフィア・コッポラが自身の幼少期に基づいた作品です。 スティーヴン・ドーフ演じる本作の主人公ジョニーは、ハリウッドを中心に活躍する映画スター。フェラーリを乗り回し、新作映画の取材に応じる彼の生活は一見派手ですが、その裏に空虚さを抱えるものでした。ある日、前妻との間に生まれた娘、クレオとジョニーは再会。暫くの間同居生活をすることになります。そして、娘との生活の中で忘れかけていた何かをジョニーは取り戻していきます。 本作は第67回ヴェネツィア国際映画祭で、審査員長のクエンティン・タランティーノに高く評価され、その他の映画賞も多く受賞した名作です。その中でモナハンは、ジョニーが共演する女優レベッカ役として出演しています。
『ミッション: 8ミニッツ』で再びヒロインに
2011年の『ミッション: 8ミニッツ』で、モナハンはヒロイン役を演じています。 本作はイギリスのロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイを父に持つダンカン・ジョーンズが監督したSFスリラー。タイムループをテーマに、犯人を見つけるために、他人が経験した爆発事故を脳内で何度も体験しなければならなくなった主人公スティーブンスをジェイク・ジレンホールが演じました。 モナハンが演じたのは、スティーブンスが記憶の中で行動をともにする女性クリスティーナ。記憶の中で爆破犯を捉え、スティーブンスと結ばれる重要な役柄です。 本作は公開初週の全米興行ランキングでは2位を記録、批評家からも高い評価を得た作品です。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』にカメオ出演
2011年に公開された本作は『ミッション:インポッシブル』シリーズの4作目です。 シリーズ3作目で主人公イーサン・ハントの妻ジュリアを演じたモナハン。前作では夫の隠された仕事も認め、ハネムーンに旅立つというハッピーエンドを迎えました。当然続編の4作目にも出演していますが、なんとクレジット無しのカメオ出演だけでした。 なんと前作の後、イーサンをねらったセルビア人組織によって、ジュリアは殺されてしまったという設定がなされていたのです。妻の復讐のためにセルビア人組織を襲撃したイーサンは、そのせいでロシア当局に逮捕され、刑務所に収監された状態から本作のストーリーは始まります。 ヒロイン役続投とはならなかったものの、ストーリーの展開では重要な役柄を演じたと言えるでしょう。
『ピクセル』ではシングルマザーのヒロインに!
主人公の妻役としてのポジションが板についていたモナハンですが、2015年の『ピクセル』ではシングルマザーのヒロインを演じています。 映画『ピクセル』にはタイトル通り、たくさんのピクセルで形成されたゲームのキャラクターが登場し、人々を攻撃します。80年代当初、NASAが地球外生命体に向けて、当時流行していたゲーム映像を発信したところ、それを宇宙人が果たし状と勘違いして地球を襲ってくるというストーリーです。 宇宙人からの攻撃に対抗するため、アメリカ軍はゲームオタク達と手を組んで戦います。モナハンの役は息子を持つアメリカ軍の中佐、ヴァイオレット・ヴァン・パッテン。オタクチームのリーダーであるアダム・サンドラー演じるサムと、最初は犬猿の中でしたが、戦いを通して親密な関係になっていきます。
『パトリオット・デイ』では主人公の妻役再び
『パトリオット・デイ』がベースにしているのは2013年に起こったボストンマラソンを狙った爆弾事件です。タイトルでもあるパトリオット・デイとは愛国者の日を意味するアメリカの記念日。毎年その日に行われるボストンマラソン大会を狙って、爆弾テロが置きましたが、発生からわずか102時間で犯人は逮捕されました。 マーク・ウォールバーグ演じる主人公のトミーはボストン市警察の殺人課に務める刑事。大会当日も会場の警備に当たっており、事件を目の当たりにしたトミーは犯人への怒りを原動力に捜査に乗り出します。 すっかり主人公の妻役として欠かせない存在になったモナハンは、本作でもトミーの妻キャロル役で出演しています。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で再び活躍!?
そして、2018年公開のシリーズ6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、再びジュリアの役で登場。 4作目では一瞬だけの登場、前作にはついに登場しなかったジュリアですが、本作の予告編を見るとガッツリ登場しているようです。今回はいったいどのような活躍を見せるのか?そしてイーサンとの関係は!?
ミシェル・モナハンは日本語ペラペラ
実はミシェル、こう見えてかなり日本語が堪能。何故なら、日本に留学生として滞在した経験があったからなんです。 「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス監督が手掛けるSFエンタテインメント大作映画『ピクセル』にて、パックマンの生みの親として登場した岩谷教授は、ミシェルと会話を交わした際に「綺麗な女優さんな上に、日本語が話せるなんて。赤面しながら会話をしました」と評する程の喋りっぷりだったとか。
ミシェル・モナハンの犬の名前も日本語!?
学生時代に日本に住んでいた事から、大の日本通で日本語もペラペラということで知られるモナハン。 日本に滞在していた際には乃木坂に住んでいたそう。よっぽどその界隈が気に入っていたのか、飼っていた犬の名前は“ロッポンギ”だったそうです。ペットにつけた名前からも日本に対する愛情が感じられますね。