2018年7月23日更新

伊勢谷友介出演ドラマ一覧【大河ドラマから『サバイバル・ウェディング』まで】

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伊勢谷友介

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ドラマ出演の少ない伊勢谷友介の出演ドラマ一覧

最近は精力的にドラマに出演中!

伊勢谷友介は1976年東京都出身です。難関、東京藝術大学美術学部デザイン科に現役で合格。大学在学中の1996年、モデルデビューを果たした後、1999年是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』で映画デビューしました。現在は俳優活動の他、映画監督、美術家、実業家の顔も持っています。 俳優としては長くキャリアを積んできましたが、テレビドラマ出演は比較的少ないようです。その理由として、連続ドラマは監督が複数の場合が多く、演出に統一性がないこと、視聴率に左右されて台本が変わること、などを挙げているんだとか。 しかし2017年に『監獄のお姫さま』で初の民放連続ドラマ出演を果たし、2018年もドラマに出演するなど、最近は精力的にドラマで活動している様子。この記事では俳優・伊勢谷友介がこれまで出演してきたドラマを紹介します。

『白洲次郎』(2009年)

『ドラマスペシャル・白洲次郎』はNHKで放送された全3回のテレビドラマです。白洲次郎役は伊勢谷友介が演じました。 1902年生まれの白洲次郎。裕福な家庭に育ち、幼い頃から教師にも反抗するなど、傲慢で乱暴者の要素を持っていました。そんな次郎も海外留学や結婚によって、ジェントルマンとしての素養や、大物政治家との接点を得ていきます。 敗戦後、英語が堪能な次郎は吉田茂によってGHQとの折衝役に任命されます。そこで戦勝国側から「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれました。そんな折、近衛文麿の自決が次郎を苦しめます。 さらに日本の再生のため、政府の一員として汚れ役も担う次郎を世間は大バッシングします。そしていよいよ日本の再生となる第一歩、サンフランシスコ講和条約締結の日を迎えました。 戦前、戦中、戦後へと、日本の輝かしい未来を夢見て、紳士的に戦った一人の侍を描いた作品となっています。

『龍馬伝』(2010年)

主演は坂本龍馬役の福山雅治。伊勢谷友介は長州藩士、高杉晋作を演じました。 信条は、「この世に生まれたからには面白く生きる」でした。高杉は龍馬と何度か対面するうちに、思いが自分と通じることを感じ、龍馬に全幅の信頼を寄せたのでした。志半ばで結核に倒れますが、龍馬に「日本を頼みます」と言い残してこの世を去りました。 郵便汽船三菱社長・岩崎弥太郎が新聞記者からの取材を受けて龍馬を語る、と言う形で物語は進行していきます。龍馬は成長するにつれ、自分がなすべきことを真剣に考え、見聞を広めるために江戸へ出ます。 江戸での知識人との出会いや、黒船来航に接し、日本国の将来を憂うようになり、土佐勤王党に加入します。しかし攘夷にこだわりすぎる土佐勤王党とのズレを感じた龍馬は土佐藩を脱藩します。後、勝海舟の弟子となり、海軍創設に尽力しますが・・・。

『車イスで僕は空を飛ぶ』(2012年)

プロカウンセラー、長谷川泰三のノンフィクション作品『命のカウンセリング』を原作とし、24時間テレビ『愛は地球を救う』内で放送されたスペシャルドラマです。二宮和也が長谷部泰之(原作者の長谷川泰三)として主演しました。伊勢谷友介のドラマ3作目、民放では初の出演作となりました。 伊勢谷演じる南英明は、泰之の病院での心理カウンセラーです。下半身不随になり、絶望の縁に立たされた泰之をサポートし、泰之がカウンセラーになる決心を手助けをする大切な人物です。 伊勢谷はこのドラマに出演するにあたって、
人の心の力は大きい。受け入れることは、何にも変え難い強さだと思います。このドラマの想いが、皆さんの明日へ少しばかりでも力に変わると嬉しいです。
と語っています。 不幸な生い立ちの為に、不良の仲間入りをしてしまった泰之。ある時、チンピラとの争いが元で、脊髄損傷の大けがを負ってしまい、車いす生活を余儀なくされてしまいます。悲しみの中、明日が全く見えなくなってしまった泰之でしたが、周りの人の温かい心によって、凍った心が徐々に溶けていきます。

『尾根のかなたに〜父と息子の日航機墜落事故〜』(2012年)

門田 隆将のノンフィクション『尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故』が原作のドラマ。伊勢谷友介は、歯科医、峰岸薫役です。 父と親子で歯科医院を営んでいましたが、父、健造が飛行機事故の犠牲者となります。現場に駆け付けた薫は、父を一刻も早く家に連れ帰りたい思いで、必死に検視に協力しますが・・・。 本作は1985年に起きた日本航空123便墜落事故が題材となっています。この事故で親を失った息子たちを中心に、絶望から這い上がった3つの家族の年月を描いたドラマです。父が残した遺書の意味を求め続ける息子、父の死後、孤独の淵から抜け出せずにいる息子、父の気持ちを考えて、自分は何をすべきか考え続ける息子、3人の息子が父になる時に初めて気づいた親子の絆を感じることができるドラマとなっています。

『女信長』(2013年)

織田信長、御長と男女で同一人物という難しい役を演じたのは主演の天海祐希です。伊勢谷友介は羽柴秀吉の役で、このところ起こっていることが、内野聖陽演じる明智光秀の思惑通りに進んでいるため、光秀の裏切りを警戒するように信長に進言します。 女性ながら織田家の嫡男として育てられた信長でしたが、御長として好きになった浅井長政の裏切りに遭い、越前朝倉家から撤退することを余儀なくされます。 長政との同調を疑われた光秀は、秀吉ら他の家臣とことごとく対立し意見が通りません。光秀の進言に耳を貸さない織田の軍勢は窮地に追い込まれますが・・・。

『花燃ゆ』(2015年)

『花燃ゆ』はNHK大河ドラマの第54作です。主演の井上真央は吉田松陰の妹、杉文を演じました。 伊勢谷友介は養子に行きながらも実家の杉家と同居する吉田松陰役でした。伊勢谷が背筋を伸ばして座るたたずまいが、掛け軸に描かれた吉田松陰そっくりと話題になりました。 江戸時代末期、長州藩士、杉家の次女として生まれた文。当時の女性には珍しく、学びたいという欲求が強く、兄松陰の開いた松下村塾の運営に携わります。 その松下村塾で学んだ多くの生徒たち、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、吉田稔麿、前原一誠らは幕末から明治維新にかけて、新しい日本の為にと奔走します。文は大沢たかお演じる義兄の楫取素彦とともに彼らを支えますが・・・。

『監獄のお姫さま』(2017年)

初の民放連続ドラマ出演を飾った『監獄のお姫さま』では、女性囚人達から復讐されるイケメン社長・板橋吾郎役で出演しました。 2017年のクリスマスイヴ、会社社長である板橋五郎は自身がテレビ番組出演中に、何者かによって息子が誘拐された事を知ります。その犯行は元囚人の女性グループ数名が数年かけて計画した復讐で、ある目的を達成する為企てられたものでした。 主演の小泉今日子に加え、菅野美穂や満島ひかり、夏帆など豪華女優陣が女性囚人役を熱演。脚本は宮藤官九郎が手掛け、大好きな女優の芝居を観たいという宮藤の想いから本作の構想が練られました。 伊勢谷が民放連続ドラマ初出演作に選んだのは、意外にも最低最悪のイケメン社長役。自らの出世や世間体の為にとある女性を殺害し、その罪を婚約者に着せた事で復讐のターゲットとされた人物です。

『サバイバル・ウェディング』(2018年)

2018年7月から放送が開始したドラマ『サバイバル・ウエディング』。本作で伊勢谷は、波瑠演じる女性編集者に半年以内に結婚出来なければクビという無理難題を押し付けるカリスマ編集長役を演じています。 寿退社をした日の夜、彼から婚約破棄され恋人も職も失ってしまった黒木さやか。そんなさやかを雇ってくれたのは人気ライフスタイル誌rizの編集長・宇佐美博人でした。 しかし宇佐美は自身の婚活を企画に掲載しろ、とさやかにパワハラまがいの条件を突きつけます。型破りな超絶変人の編集長と、断れば無職になるという恐怖の為従うさやか。果たして本当に結婚できるのか・・・・・・!? 伊勢谷は『監獄のお姫さま』に引き続き、癖のある役を演じています。自分でも適役だと認識しているのか「この前演じたのも嫌われ社長役だったので、僕は“やなヤツ”の役が合っていると40歳を過ぎて身に染みて分かった。この路線で頑張っていきたい」と冗談交じりにコメントしています。