藤原季節のプロフィール
藤原季節(ふじわら きせつ)は1993年1月18日生まれ、北海道出身の22歳。身長は173cm、血液型はB型です。名前が珍しく、出演者一覧などで目に止まりやすいので一度見ただけでも覚えやすいですね。
映画『ライチ☆光クラブ』にてメインキャストでの出演が決定し、数々の若手俳優が名を連ねる中、一人だけほぼ無名の藤原季節って誰?何者?というあなたのために、所属事務所や出演作など、画像を交えてお伝えしていきます。今後、大型新人として期待出来る注目株になるかもしれません。
所属事務所は松田翔太、松田龍平が所属するオフィス作
藤原季節はオフィス作という事務所に所属し、故・松田優作の妻である松田美由紀が設立し、息子の松田翔太と松田龍平、他には森山未來が在籍しています。
2013年9月、オフィス作が講座・レッスンを兼ねたワークショップオーディションを開催しました。松田ファミリーと関わる事務所なので倍率はかなり高かったはずです。多数の応募者の中から将来性を見込まれて合格し、研究生として在籍したようです。
俳優としてのキャリアはまだほとんどなく、2014年頃から映画やドラマに出演し始め、松田翔太主演の映画『イニシエーション・ラブ』に出演するなど、現場での経験を少しずつ積み重ねています。
出演ドラマは一本のみ!『玉川区役所 OF THE DEAD』
2014年10月からテレビ東京で放送されたドラマ『玉川区役所 OF THE DEAD』は、ゾンビの徘徊が日常と化した時代の日本で、ゾンビ化してしまった住人たちを管理・捕獲する玉川区役所特別福祉課を舞台としたゾンビドラマです。主演を務めているのは林遣都です。
(写真左から岡山天音、加藤諒、藤原季節)
映画では端役ながらも名作、ヒット作に出演
『人狼ゲーム ビーストサイド』
人狼ゲームという名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。バラエティ番組や小説・漫画やスマホアプリなど多方面に展開しており、学生の休み時間の遊びともなっているほど人気になったアメリカ初のパーティーゲームです。
映画『人狼ゲーム ビーストサイド』は、ベルリン国際映画祭において日本人初の最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出が監督を務めています。
藤原季節は人狼ゲームに参加する10人のメンバーの一人、平一也役で出演しています。パンダがプリントされたTシャツの上にオレンジ色のシャツを羽織っている少年が藤原季節です。
役名を持つキャラクターではこの作品が今のところ藤原季節の代表作と言えるのではないでしょうか。朝ドラ女優の土屋太鳳やアミューズ所属の桜田通、他には加藤諒や森川葵らと共演しました。
『百円の恋』
映画『百円の恋』は足立紳による同名小説の映画化であり、原作小説は第1回(2012年)松田優作賞において、藤原季節が所属するオフィス作の松田美由紀らによる選考で脚本賞のグランプリに輝いた作品です。
主演は安藤サクラで、他には新井浩文などが出演しています。
『ケンとカズ』
2015年製作の小路紘史監督の映画『ケンとカズ』にテル役として藤原季節は出演しています。2015年10月の東京国際映画祭にて上映されました。ヤクザや麻薬などが関わる裏側の社会を描いた物語を演じる主演のケン役とカズ役は一般オーディションから選定され、藤原季節もおそらくオーディションで役をもらったのではないかと思われます。
髪を後ろで束ねています。殴りかかるシーンもあるようなので、チンピラ的な役どころでしょうか。
『新宿スワン』
和久井健原作の同名漫画の映画版が2015年に劇場公開され、綾野剛や山田孝之、伊勢谷友介、豊原功補に吉田鋼太郎など、人気俳優から実力派のベテランまで多数出演した園子温監督の『新宿スワン』とは、新宿歌舞伎町を舞台に、街行く人々の心に入り込みながら幸せを提供する、スカウト業をする男たちの争いの物語。
写真一番左、長めの髪でサングラスをかけている藤原季節は、綾野剛演じる白鳥龍彦が所属するスカウト事務所・バーストの下っ端役として出演しています。セリフはありませんが、端役の中でも集合シーンなどでは前列にいるので見つけやすいですよ!
以下の写真では左から4番目、2人の間から顔が少しだけ見えているのが藤原季節です。
『イニシエーション・ラブ』
乾くるみ原作のベストセラー小説が2015年に映画化され、藤原季節と同じ事務所の松田翔太が主演を務めた映画『イニシエーション・ラブ』に出演しています。前田敦子や木村文乃、三浦貴大などと共演。
2015年は舞台『青い瞳』にも挑戦
(写真左下、左から3番目のオールバックヘアが藤原季節)
2015年の11月からシアターコクーンにて行われた舞台『青い瞳』にて、中村獅童や前田敦子、KAT-TUNの上田竜也らと同じ舞台に立ちました。前田敦子とは映画『イニシエーション・ラブ』でも共演しています。劇作家や俳優などで活躍する岩松了が脚本・演出を手掛けた作品です。
特技は剣道!彼女の噂はまだない!
特技は剣道で、二段を持っているそうです。剣道は鍛錬を重ね、精神力や忍耐力、集中力など様々な面を鍛えることが必要とされるスポーツです。とことん自分に厳しく、神経をしっかり集中させることで演技への集中も高まることと思います。
恋愛や彼女についての噂はまだありません。ドラマや映画に出演する上ではたくさんの出会いが生まれますよね。出演作を増やし有名になるにつれて、インタビュー等で自身や恋愛について語ってくれるかもしれません。
画像で見る藤原季節のかっこよさ
こちらは2015年11月4日発売の雑誌ananにて掲載された映画『ライチ☆光クラブ』のキャストの写真で、カネダ役の藤原季節は写真左から2番目です。
藤原季節の全身をチェック!
イケメンで男前な顔立ちですよね。表情がすごく良いのでモデルにも向いていそうです。
乃木坂46のシングル特典映像に出演
2015年7月発売の乃木坂46の12thシングル『太陽ノック』のDVD特典映像、ペアPVの生駒里奈・井上小百合編において、2人の女子から同時に好意を持たれる男子生徒役で出演しています。
恋と友情がテーマのこちらの短編映画を監督したのはドラマ『玉川区役所 OF THE DEAD』、映画『人狼ゲーム ビーストサイド』の監督として藤原季節と関わりのあった熊坂出です。
さわやかな雰囲気で男子高校生になりきっています。
映画『人狼ゲーム ビーストサイド』の監督や共演者たちと
こちらは熊坂出監督との写真。複数の作品で一緒に仕事をしているので今後も監督の縁でドラマや映画に出演することがありそうです。
以下は公開初日舞台挨拶時の写真です。キャストたちが作中と同じ衣装を着て登場しました。
舞台挨拶で藤原季節の発言はなかったようですが、以下の動画9分0秒頃から、藤原季節が客席に向けて手を振っているところが見られます。
多くのお客さんを目の前にする舞台挨拶のようなイベントはまだあまり経験がなく不慣れなようなので、表情の硬さとぎこちない動きはあたたかく見守りましょう。
舞台挨拶の中で共演者の女子が「キャストの皆はカメラの回っていないところではとっても仲が良い」と語っていました。
(写真右上の白い服を着ているのが藤原季節)
以下は共演した桜田通のブログより、『人狼ゲーム』出演メンバーがプライベートで久々に集まったときの写真。藤原季節は中央で白いニットを着て変顔をしています。クールで男前な顔なのに、こんな変顔もやってしまう新人俳優、目が離せません。
映画『ライチ☆光クラブ』ではカネダ役に抜擢
作品自体に人気があり、キャラクター人気も含めて長年愛され、未だにファンがどんどん増えている『ライチ☆光クラブ』の実写映画化作品で、藤原季節が光クラブのうちの1人・カネダ役として抜擢されました。写真のように前髪で顔の片側を隠し、親指を噛む癖がある内気な少年です。
なぜ無名の俳優が?と思われる方も多いでしょう。その理由は、映画『ライチ☆光クラブ』のキャストが一般公募のオーディションで選考されたことにあります。
大人気作品の実写映画化は、若手俳優なら売れるための近道に他ならない大チャンスですよね。藤原季節はキャリアが2年にも満たない無名状態から実力のみでその大チャンスを掴み取りました。
映画『ライチ☆光クラブ』は2016年2月13日に公開されます。
2016年はクドカン映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』への出演が決定
2016年2月6日公開予定で宮藤官九郎が監督を務める映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』への出演が決定しています。TOKIOの長瀬智也や尾野真千子、神木隆之介が出演しており、『人狼ゲーム ビーストサイド』で共演した森川葵も出演しています。
マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙』にも出演予定
『タクシードライバー』(1976)や『ディパーテッド』(2006)の監督を務めた超大物マーティン・スコセッシが遠藤周作による日本の歴史小説を映像化した最新作『沈黙』に出演することが決定しています。アンドリュー・ガーフィールドやリーアム・ニーソンが出演し、日本人キャストでは浅野忠信、窪塚洋介、小松菜奈、加瀬亮などが起用されています。
デビューして2年以内の無名で若手の新人俳優がハリウッド映画で起用されるまさかの展開。端役だとしてもしっかりとしたハリウッドデビューです。しかも超大物監督の作品に出演となれば、かなり貴重な体験が出来たのではないでしょうか。
初舞台への挑戦に急なハリウッドデビューなど、今後どう展開していくか全く予想のつかない新人俳優、藤原季節。少なくとも映画『ライチ☆光クラブ』のメインキャラクターでの出演によって知名度はこれまでより格段にアップすることが予想されます。
売れっ子若手俳優に仲間入りするまでの道のりはそう遠くないようですね。