1:大森南朋のプロフィール
大森南朋、職業・俳優。生年月日は、1972年2月19日、東京都出身です。血液型A型で、身長は178cm。
主な作品としては、映画『殺し屋1』、ドラマ・映画『ハゲタカ』、映画『笑う警官』、映画『R100』、ドラマ『龍馬伝』など。
2:父は大御所俳優・麿赤児
あまり知られていませんが、大森南朋は父親が俳優のいわゆる2世俳優。
父親は、今も極道や戦国武将などコワモテの役をやらせたら右に出るものはいない大御所俳優・麿赤児。大森南朋の悪役をやらせた時に見せる凶器に満ちた目を始めとする表情は父親譲りなのかもしれません。
ちなみに、実兄は、真木よう子主演の映画『さよなら渓谷』などでも知られる映画監督・大森立嗣と、まさに映画一家なのです。
3:出世作『殺し屋1』での演技が凄い
2世俳優と言えど、親の七光りには頼らず下積み時代が長かった大森南朋。そんな彼の出世作と言えば、2001年に三池崇史監督の手で実写化された映画『殺し屋1』でしょう。
『殺し屋1』は、大森南朋のキャリアで初主演である主人公のイチを演じ、過去のイジメられたトラウマと重なった時、トランス状態となって発作的に殺害する殺人マシーンとなる両極端な顔を持つ難しい役どころを熱演。一気に名前が知れ渡りました。
4:伝説となった主演ドラマ『ハゲタカ』
大森南朋の名前が、更に世に広まったのは、2007年にNHKドラマとして放送、後の2009年には映画化もされた『ハゲタカ』でしょう。
『ハゲタカ』では、バブル崩壊後の日本で、次々と企業買収を仕掛ける投資ファンドの人間を演じ、あまりにも冷酷な切れ者を演じて、今までとは違った感じの狂気の演技を魅せてくれていた。
5:2015年、15年ぶりにバンド活動を再開!
俳優一筋のイメージがある大森南朋ですが、意外なことに、29歳まで「ジャングルビーンズ」というバンドでも活動しており、ギター担当でした。
そのバンド活動を2016年、15年ぶりにバンド活動を復活するのです。
大森南朋自身も「死ぬまでにもう一回、やっておきたかったんです。夢とか言うとクサイですけど、やっとやれたって感じです。でもあの時以来、ちゃんと組む初めてのバンドなんですけど、メンバー全員、バンドで挫折経験があるのと、みんな40歳前後なので、相手に対して思いやりもあって。若い頃は頭でっかちだったけど、今は身体でわかるところも」と嬉しそうにバンドについて語っており、充実ぶりが伺えます。
なんでも曲風は、ストリート・スライダーズ全開な感じとの事。是非聴いてみてください。
6:大森南朋の今後の出演作品
映画『秘密 THE TOP SECRET』(2016年8月6日公開)
大森南朋の気になる次回作は、2016年8月6日公開予定の映画『秘密 THE TOP SECRET』。
主演の生田斗真と岡田将生が、7年ぶりの共演でも話題のこの作品ですが、最先端の科学技術を駆使して、死んだ人間の脳から過去の記憶を映像化するという斬新なミステリアス映画です。
大森南朋は原作の漫画には登場しない所轄の刑事・眞鍋駿介を演じており、どんな役になるのか公開前から話題となっています。