2017年7月6日更新

『ウォーキング・デッド』シーズン5を徹底紹介!ネタバレ注意!

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ウォーキング・デッド

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まずは『ウォーキング・デッド』シーズン5のあらすじを紹介!

シーズン4の最後で、キャロルとタイリース、そしてジュディスの3人がリックたちのグループと別行動していました。リックたちは、生存者たちが集まって共同生活をしているという”終着駅”にたどりつきましたが、そこは想像したような穏やかな場所ではありませんでした。

”終着駅”からの脱出

やっと”終着駅”にたどり着いたリックたちでしたが、女性メンバーとカール、エイブラハム、ユージンは貨物列車に閉じ込められ、リックやダリルたちは食肉用として殺されそうになっていました。そこに別行動していたキャロルとタイリースが現れ、彼らを救出します。

再び寝泊まりできる場所を探して移動を始めた彼らは、途中ゲイブリエル神父に出会い、彼の教会に身を寄せることになります。その夜、ダリルとキャロルはベスをさらった車を発見し追跡。ひとり外に出ていたボブは、”終着駅”から彼らを追ってきたギャレスらに脚を食べられてしまいました。ボブからギャレスたちが学校にいると聞いたリックは、戦闘員を連れて彼らを襲撃しに行きますが、じつはそれは罠で非戦闘員だけが残った教会がギャレスたちに襲われてしまいます。それに気づいたリックは教会へ戻り、ギャレスたちを皆殺しにしました。

グレイディ記念病院での出来事

科学者で、D.C.に行けば世界を救うことができると言うユージーンを信用し、エイブラハムやマギー、グレンらは他のメンバーと別行動をとることになります。しかし、途中で車が横転、炎上してしまいます。実はその事故はユージーンが仕組んだことで、自分は科学者でもなければ、世界を救えるというのも嘘であると告白します。激怒したエイブラハムはユージーンを殴り倒し、茫然自失となってしまいました。

シーズン4で何者かに誘拐されていたベスは、グレイディ記念病院で目を覚まし、警官のドーンと医師のスティーブンスに、彼らが彼女を助けたのだと説明されます。病院は、少数の警官が支配する抑圧的な場所で、他にも数人の患者や職員がいました。洗濯係をしていた青年ノアと知り合ったベスは、彼とともに脱走を試みますが、ベスだけが捕まってしまいます。

車のガス欠で施設で夜を明かしたダリルとキャロルは、病院から逃げてきたノアと遭遇し、ベスの居場所を知りますが、途中でキャロルが病院の車にはねられ連れ去られてしまいます。ノアとともにリックたちの元に戻ったダリルは、ベスとキャロルの奪還作戦を開始します。

ノアをおとりに、病院の警官3人を捕らえ、人質交換をする計画を立てました。病院の廊下で順調に計画が実行されるなか、ドーンがノアも置いていけと脅迫し、混乱のさなか、ベスにハサミで刺されたドーンが彼女を撃ち殺し、それを見たダリルがドーンを射殺。そのまま戦闘になりそうなところを人質だった女性警官が止め、両者痛み分けで終わることになりました。

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アレクサンドリア”への移住

ここまででボブ、ベス、タイリースらを失い精魂尽き果てたリックたちは、とりあえずD.C.に向かうことにしました。途中「友から」とメモのついた飲み水を見つけますが、罠だと警戒しているところに雨が降り始め、全員の渇きを満たしてくれました。雨はほどなく嵐となり、彼らは近くにあった小屋に避難します。嵐が激しくなるにつれウォーカーたちも小屋の周りに集まってきてしまい、全員で必死に小屋を支えます。

嵐が通り過ぎると、なぎ倒された木々でウォーカーたちも潰されており、マギーとサシャが外に出ました。そのときアーロンという男と遭遇し、自分たちの仲間になってほしいと申し出ました。アーロンは自分の住む”アレクサンドリア”という共同体には、快適な生活設備が整っており、リックのグループのような強いメンバーが必要だと説得します。”終着駅”での経験から他のメンバー以上に警戒しているリックを、みんなで説得し”アレクサンドリア”に向かうことにしました。

”アレクサンドリア”のリーダー、ディアナから審査を受けた一行は、全員受け入れられることになりました。しかし住人たちは外の状況を楽観視しており、リックたちは不安を覚えます。それぞれに仕事を与えられ、適応していくメンバーたちですが、リック、キャロル、ダリルの3人は万が一のために武器庫に預けた銃をいくつか盗み出し、隠しておきました。一方、ゲイブリエル神父はディアナに「リックは善人ではない。彼らはここにいてはいけない」と言います。

周辺のウォーカー退治や物資調達の際に”アレクサンドリア”の住人であるエイダンやニコラスの未熟さを目の当たりにしたグレンは、警戒しながらも行動をともにしていましたが、彼らのせいで何度も危険にさらされ、ノアが命を落としてしまいます。罪を免れようと、ディアナに嘘の証言をするニコラスと真実を話すグレンの間には溝が深まっていきます。

ジェシーという女性と出会ったリックは、彼女が夫のピートからDVを受けていることを知り、ディアナに対処を求めますが、外科医であるピートを追放するわけにはいかないため、彼女は見て見ぬふりをしていました。ピートと殴り合いになったリックは拳銃を取り出し、ここの住人たちの弱さを説きディアナと口論になりますが、ミショーンが彼を殴って気絶させます。

アーロンとともに探索に出かけていたダリルは、缶詰工場でコンテナいっぱいの食料を見つけて喜びますが、2つ目のコンテナにはウォーカーが大量に入っており、その場にあった車に逃げ込みます。しかし、あっという間に大量のウォーカーに囲まれてしまいました。車のなかに「罠だ。逃げろ」と書かれたメモを見たふたりは絶望しますが、外にいた誰かがウォーカー撃退を手助けしてくれました。アーロンはその男をアレクサンドリアに誘いますが、彼は探し物があると断ります。いま自分がどのあたりにいるのか教えてほしいと男が差し出した地図に、ダリルは「新世界にはリック・グライムスが必要だ」と書かれているのに気がつきます。

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おなじみのキャストや新メンバーを紹介

リック・グライムス役/アンドリュー・リンカーン(シーズン1〜)

本ドラマの主人公です。グループをまとめあげ、全員の命を守ろうとする責任感の強い人物です。もともと保安官であるため、銃の扱いに長けています。親友ショーン、妻ローリ、信頼を置いていたハーシェルらの死によって精神的に強いダメージをうけますが、なんとか立ち直り、再びリーダーとして他のメンバーを必死に守っていきます。 リックを演じるアンドリュー・リンカーンは、ロンドン出身のイギリス人俳優です。『ウォーキング・デッド』出演以前は『ラブ・アクチュアリー』などへの出演で知られていました。

カール・グライムス役/チャンドラー・リッグス(シーズン1〜)

リックの息子です。リーダーシップを発揮して他のメンバーを守ろうとする父を尊敬し、自分も強くなろうと努力しています。母ローリの転化を防ぐため、出産後大量出血をおこした彼女を射殺するなど、つらい状況をいくつも乗り越え、戦闘要員としても頼れるメンバーになりました。 カールを演じるのは、ジョージア州アトランタ出身のチャンドラー・リッグスです。2006年から芸能活動を始め、このカール役で一気に知られるようになりました。

ジュディス・グライムス(シーズン3〜)

シーズン3で帝王切開により生まれた、リックとローリの娘です。ショーンの子ではと疑われましたが、ローリはきっぱりと否定しています。グループの全員から守られ愛される存在で、彼らの癒しとなっています。ダリルから「じゃじゃ馬(ass-kicker)」というニックネームがつけられました。

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ダリル・ディクソン役/ノーマン・リーダス(シーズン1〜)

リックの右腕とも言える存在で、主な武器はボウガンです。ドラマ版オリジナルのキャラクターで、当初は傍若無人な兄、メルルとともにグループの和を乱す存在でしたが、次第に優しい一面を現し仲間たちとうまくやっていけるようになります。以前の職業は不明ですが、狩りなどの経験は豊富なようです。 ダリルを演じるノーマン・リーダスは、フロリダ州出身で俳優の他に写真家、画家、モデルの仕事もしていました。『処刑人』(1999)や『ブレイド2』(2002)などで知られ、レディー・ガガの『ジューダス』のMVにも出演しました。リック役のアンドリュー・リンカーンと人気を二分する存在です。

グレン・リー役/スティーヴン・ユァン(シーズン1〜)

アトランタ市街にやってきたリックを助けた人物で、以前はピザ配達をしていたためその都市の道に詳しいです。素早い身のこなしが特徴で、物資調達などによく参加しています。当初は弱気な青年でしたが、銃の腕前が上がって頼れる存在となり、マギーと結婚したことでさらに責任感を持つようになりました。 グレンを演じているスティーヴン・ユァンは、韓国で生まれ、アメリカのミシガン州で育ちました。『ウォーキング・デッド』以前は短編映画への出演が多く、人気テレビシリーズ『ビッグバン★セオリー/ギークなぼくらの恋愛法則』にも、ゲストとしてほんの少し出演していました。

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キャロル・ペルティエ役/メリッサ・マクブライド(シーズン1〜)

シーズン1から生き残っている数少ないキャラクターの1人です。敬虔なキリスト教徒で、当初は弱気で虫も殺せないような性格でしたが、彼女にDVを続けていた夫カートがウォーカーに転化し、とどめを刺したことや、娘ソフィアもウォーカーになったことで徐々に強くなっていきました。リックやダリルとは違った客観性を持っており、ときに冷酷とも言える判断を下すようになっています。 キャロルを演じるメリッサ・マクブライドは、ケンタッキー州レキシントン出身の女優、キャスティングディレクターで、テレビ映画『バトル・オブ・シリコンバレー』(1999)や映画『イノセント・ボーイズ』(2002)に出演しています。

マギー・グリーン役/ローレン・コーハン(シーズン2〜)

シーズン2でリックたちのグループが身を寄せていたグリーン農場の娘です。グレンと恋仲になり、のちに結婚します。ベスとは異母姉妹ですが非常に仲が良く、信頼しあっています。女性陣の中ではキャロルと並んで戦闘力が高く、芯の強い自立した性格です。 ローレン・コーハンは、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身で、2006年に『カサノバ』で長編映画デビューしました。その後、『スーバーナチュラル』のベラ・タルボット役、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のローズ役などで知られるようになりました。

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ベス・グリーン役/エミリー・キニー(シーズン2〜シーズン5)

マギーの異母姉妹で、歌が上手な少女です。当初はウォーカーになった母親に襲われたショックから自殺をはかるなど不安定な面が目立ちましたが、徐々に戦闘能力も上がり、姉マギーと同様に強い一面を見せるようになりました。シーズン4でグレイディ病院に連れ去られ、シーズン5で脱出を試みますが死亡してしまいます。 エミリー・キニーはネブラスカ州ウェイン出身の女優、シンガーソングライターです。『ウォーキング・デッド』以前は、『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』や『グッド・ワイフ』などにゲスト出演しています。

ミショーン役/ダナイ・グリラ(シーズン2〜)

日本刀を操るドレッドヘアの黒人女性です。シーズン2最終話でウォーカーに追われていたアンドレアを救出しました。当初は両腕と顎を切り落としたペット・ウォーカーを2体連れ、あまり人を信用しない性格でしたが、アンドレアをはじめリックのグループのメンバーに次第に溶け込んでいきました。女性陣の中ではダントツの戦闘力を誇っています。 ダナイ・グリラは、アイオワ州グリンネル出身の女優、劇作家です。2006年にオフブロードウェイの舞台『In the Continuum』で脚本と主演を担当し、オビー賞とアウター批評家協会賞で脚本賞、ヘレン・ヘイズ賞で主演女優賞を受賞しました。2007年には映画『扉をたたく人』に出演し、メソッド・フェスト・インディペンデント映画祭で助演女優賞を獲得しています。

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タイリース・ウィリアムズ役/チャド・コールマン(シーズン3〜シーズン5)

大柄で、銃の扱いが苦手なため、主にハンマーを武器としています。妹のサシャたちと20人程度のキャンプで暮らしていましたが、ウォーカーの襲撃で次々と仲間を亡くし、リックたちが拠点としていた刑務所に逃げてきました。優しい性格が裏目に出ることも少なくありませんが、腕力が優れているため素手でウォーカーを倒したり、体当たりでドアを破ることもできます。ノアとともに彼の家に戻ったとき、少年のウォーカーに噛まれ、それまで死んでいった仲間や敵の幻覚を見ながら息絶えました。 タイリースを演じたチャド・コールマンは、バージニア州リッチモンド出身で元陸上選手でしたが、脚の怪我をきっかけに演劇の勉強を始めました。2002年にテレビ映画『マンデー・ナイト・センセーション』でO.J.シンプソン役を演じました。2004年から2008年にはテレビシリーズ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』にデニス・”カティ”・ワイズ役で出演、映画では2010年の『グリーン・ホーネット』や『モンスター上司』などに出演しています。

サシャ・ウィリアムズ役/ソネクア・マーティン=グリーン(シーズン3〜)

タイリースの妹ですが、兄に比べてドライな性格をしています。戦闘力に優れ、特に遠距離射撃が得意です。シーズン5中盤で恋人のボブを亡くし、”アレクサンドリア”に移住後もなかなか適応できず、いらだっていました。 ソネクア・マーティン=グリーンは、アラバマ州ラッセルビルの出身で、テレビシリーズ『グッド・ワイフ』のコートニー・ウェルズ役や『ワンス・アポン・ア・タイム』のタマラ役などで知られています。

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ボブ・ストッキー役/ラリー・ギリアード・Jr.(シーズン4〜シーズン5)

元陸軍の衛生兵で、様々なグループと行動をともにしてきましたが、その度に自分だけが生き残ってしまったことを気に病んでいました。”終着駅”襲撃後にサシャと両想いになりますが、ゲイブリエル神父の案内でフードバンクに向かった際に、ウォーカーに噛まれたてしまいました。その後ギャレスとその仲間にさらわれ、自分が感染しているとも知らず脚を食べた彼らを嘲笑います。いよいよ死期が迫るとリックとジュディスに感謝し、サシャに見守られて息を引き取りました。 ラリー・ギリアード・Jr.は、ニューヨーク出身の俳優です。テレビシリーズLAW & ORDER:犯罪心理捜査班』、『ホミサイド/殺人捜査課』、『New York Undercover』、『CSI:ニューヨーク』などで頻繁に不良役で出演していました。映画では、『ウォーターボーイ』(1998)や『ギャング・オブ・ニューヨーク』などに出演しています。

タラ・チャンブラー役/アラナ・マスターソン(シーズン4〜)

ウッドベリーの総督に騙されて刑務所を襲撃した人々のうちの1人です。襲撃後はリックたちのグループと戦う気になれず、仲間として受け入れられました。ユージーンからアプローチを受けた際には、自分は同性愛者だと言って断っています。 タラを演じるアラナ・マスターソンは、ニューヨーク州ロングアイランド出身の女優です。『ウォーキング・デッド』出演以前には、『マルコム・イン・ザ・ミドル』(2006)や『グレイズ・アナトミー』(2009)などにゲスト出演しています。

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エイブラハム・フォード役/マイケル・カッドリッツ(シーズン4〜)

元陸軍軍曹で、高い統率力を持つ人物です。自称科学者で世界を救えると言うユージーンをワシントンD.C.に連れていく「任務」を遂行していましたが、途中で挫折しリックたちと再び行動をともにすることになります。 マイケル・カッドリッツは、ニューヨーク州ロングアイランド出身の俳優です。『ビバリーヒルズ青春白書』や『バンド・オブ・ブラザーズ』、『24』、『プリズン・ブレイク』『サウスランド』など、多くのテレビシリーズに出演し、幅広い役柄を演じています。

ユージーン・ポーター役/ジョシュ・マクダーミット(シーズン4〜)

戦闘能力が低いユージーンは、生き残るために「自分は科学者で、ワシントンD.C.に行けば世界を救うことができる」と嘘をつき、エイブラハムたちと行動をともにしていました。シーズン5ではその嘘を告白し、いやいやながらも物資調達に参加したり戦闘訓練を受けるようになったりしていきます。 ジョシュ・マクダーミットは、アリゾナ州フェニックス出身の俳優/コメディアンです。2006年にスタンダップコメディの勝ち抜きリアリティショー『Last Comic Standing』のシーズン4で、準決勝まで進みました。2011年から2012年に放送されたシットコム『Retired at 35』に出演ています。

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ロジータ・エスピノサ役/クリスチャン・セラトス(シーズン4〜)

エイブラハムやユージーンとリックたちのグループに合流した女性です。勝気な性格で戦闘力も高いメンバーです。エイブラハムと夜をともにすることもあり、ユージーンにそれを覗かれていたことも知っていました。 ロジータを演じるクリスチャン・セラトスは、カリフォルニア州パサデナの出身です。米子供向け放送局ニコロデオンの『ネッドの機密解除された学校のサバイバルガイド』(2004〜2007)でデビューしました。映画『トワイライト〜初恋〜』(2008)『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009)『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010)に、アンジェラ役で出演しています。

ノア役/タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ(シーズン5)

グレイディ記念病院でベスと出会い、彼女とともに脱出を図った青年です。その後リックのグループに合流し、”アレクサンドリア”にやってきます。グレンらとともに物資調達に出た際、ニコラスが自分だけ助かろうとしたせいで命を落としてしまいました。 ノアを演じたタイラー・ジェームズ・ウィリアムズは、ニューヨーク州ウェストチェスター出身の俳優で、ラッパー、武道家です。ウィリアムズは、アメリカのコメディアン、クリス・ロックの少年時代をモデルとしたシットコム『Everybody Hates Chris』に主演し、知られるようになりました。

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ギャレス役/アンドリュー・J・ウェスト(シーズン4〜シーズン5)

”終着駅”のリーダー。物腰は柔らかいですが、リックたちグループを捕らえ、殺そうとしました。以前は優しい性格だったらしく、”終着駅”への立て看板を立てましたが、そこへ到着した他のグループに襲われ、食うか食われるかの信条に変わりました。 ギャレス役のアンドリュー・J・ウェストは、インディアナ州メリルヴィル出身です。2009年から2010年に出演した『グリーク〜ときめき キャンパスライフ』のフィッシャー役で知られるようになりました。

ゲイブリエル・ストークス役/セス・ギリアム(シーズン5〜)

”終着駅”近くの教会の神父です。教区の信徒を見殺しにしたことを受け入れられず、命を助けられたにもかかわらず、リックを信頼できず悪人扱いしていました。 セス・ギリアムはニューヨーク出身の俳優です。『Oz/オズ』や『The Wire/ザ・ワイヤー』、『ティーン・ウルフ』などのテレビシリーズや『スターシップ・トゥルーパーズ』、『アリスのままで』などの映画でも知られています。

ディアナ・モンロー役/トバ・フェルドシュ(シーズン5〜)

”アレクサンドリア”のリーダーで、元オハイオ州上院議員です。夫のレグ、息子のエイダンとアーロンがいます。知的で冷静な女性で、リックたちの過去を知ったうえで彼らを受け入れました。共同体メンバーには平等に接しているように見えますが、打算的なところもある人物です。 トバ・フェルドシュはニューヨーク出身の女優で、歌手、脚本家です。ブロードウェイで活躍し、トニー賞に4回ノミネートしています。『Law & Order』に出演しエミー賞にノミネートされるなど、幅広い分野で高い評価を得ています。

アーロン役/ロス・マーカンド(シーズン5〜)

ディアナの息子で、外部からのスカウトを担当しています。恋人のエリックとともに仕事をしていましたが、エリックが怪我をしたためダリルに手伝ってほしいと頼みました。 コロラド州フォート・コリンズ出身のロス・マーカンドは、映画、舞台、テレビと幅広く活躍する俳優です。テレビシリーズ『マッドメン』や、アニメ『フィニアスとファーブ』などにゲスト出演したことがあります。

イーニッド役/ケイトリン・ネイコン(シーズン5〜)

両親をウォーカーに殺され、ひとりで”アレクサンドリア”にやってきた少女です。外の世界の恐ろしさを忘れないために、共同体の住人とは距離を置いています。考え方が似ているカールとは仲良くなります。 イーニッドを演じるケイトリン・ネイコンは、ジョージア州アトランタ出身です。13歳から芸能活動を開始し、2014年に『Loving Generously』で初めて役をもらいました。

ジェシー・アンダーソン役/アレクサンドラ・ブリッケンリッジ(シーズン5〜)

”アレクサンドリア”に住む主婦で、夫のピート、息子のロンとサムの4人で暮らしています。ピートからDVを受けており、そのことに気づいたリックと親しくなりました。 アレクサンドラ・ブリッケンリッジは、コネチカット州ブリッジポート出身の女優、声優、写真家です。テレビシリーズ『Dirt』のウィラ・マクファーソン役や、『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』の家政婦モイラ(若年期)役などで知られています。

ニコラス役/マイケル・トレイナー(シーズン5〜)

”アレクサンドリア”でディアナの息子エイダンとともに物資調達をしていた人物です。状況認識があまく、判断力もないため、リックたちが来るまでに仲間を4人死なせてしまっています。調達に出た際に身勝手な行動でノアを死なせてしまったことから、グレンと対立します。 ニコラスを演じるマイケル・トレーナーは、フロリダ州フォートローダーデール出身です。これまでに多くの短編映画やテレビシリーズへのゲスト出演をしてきました。

モーガン・ジョーンズ役/レニー・ジェームズ(シーズン1、シーズン3、シーズン5〜)

世界が崩壊し、リックが病院から抜け出した後、最初に出会った人物です。シーズン1で妻を、シーズン3で息子を亡くしています。缶詰工場で罠にかかったダリルとアーロンを救出し、”アレクサンドリア”にやってきました。 モーガンを演じるレニー・ジェームズは、イギリス、ロンドン出身の俳優です。ギルドホール音楽演劇学校を卒業し、映画『スナッチ』や『24アワー・パーティー・ピープル』などへの出演で知られています。

ネットフリックスでも放送開始?

2016年2月2日から、ネットフリックスでも『ウォーキング・デッド』の配信が開始されました。 現在ネットフリックスでは、『ウォーキング・デッド』のシーズン1からシーズン5まで視聴することができ、配信は字幕版のみとなっています。

『ウォーキング・デッド』シーズン5の評価は?

映画批評サイトRotten Tomatoesによると、『ウォーキング・デッド』シーズン5の批評家オススメ率は95%と、今までのシリーズのなかで最高値となっています。

ショッキングなシーンが今まで以上に良くできている。 -ポピー・ジェイ・パルマー(SciFiNow)
新たなプロットを驚くべき速さで展開することで、シーズン5はより推進力のあるシーズンになっている。 -デヴィッド・シムズ(The Atlantic)
真に迫った感情の描写とホラー要素のバランスが素晴らしい。 -アレックス・ストレイカー(Independent)

シーズン5が最高のシーズンだという声も?

すでにシーズン6も後半の放送が始まっていますが、シーズンを最高のシーズンだという声もあります。その4つの理由を、エンターテイメントサイトTV Over Mindの記事から紹介します。

スピード感がいい

多くのファンが『ウォーキング・デッド』の問題点としてあげるのは、そのスピード感です。特にシーズン2全体の中だるみした感じや、シーズン4中盤まで長々と続くウッドベリーの総督のくだりは、評判の悪いものでした。最初のシーズンの全6話に比べて、グリーン牧場を主な舞台としたシーズン2は、全13話を通してほとんどなにも起こらないも同然です。また、ウッドベリーの総督の物語に関しては、シーズン3で決着するものと誰もがおもっていましたが、シーズン4の最初の4話までひっぱられ、冗長になってしまっていました。 しかし、シーズン5ではストーリーラインが最初から最後まで一貫しています。また、”終着駅”のギャレスらのストーリーは、もっと掘り下げることができそうですが、簡潔にまとめてあった点も高く評価できます。

キャストの多様性

『ウォーキング・デッド』は、アフリカ系のメインキャラクターを一度に一人しか登場させることができないと、それまでジョークとして言われていました。しかしシーズン5では、その前のシーズンから登場しているタイリース、サシャ、ボブらをメインに据えたエピソードがあり、新キャラクターとしてゲイブリエル神父とノアが登場しています。このうち3人はシーズンを生き残ることができませんでしたが、彼らの死はどれも影響力のあるものとして描かれました。 また、このシーズンでは初めての同性愛者のキャラクター、アーロンが登場しています。アーロンは、他のキャラクターたちとの間に新しい、いきいきとしたやりとりをもたらしました。このことで、ドラマに期待以上の広がりを持たせることができました。 『ウォーキング・デッド』ではシリーズを通して、女性のキャラクターの活躍がしっかりと描かれてきました。サシャやマギー、ベス、ディアナなどの素晴らしいキャラクターのなかでも、キャロルを演じるメリッサ・マクブライドは、キャラクターにさらに深みを与えることに成功しています。マクブライドのおかげで、キャロルはいちばん興味深いキャラクターになったのではないでしょうか。

アレクサンドリア共同体

『ウォーキング・デッド』でキャラクターたちは、数々の安息地を転々としてきました。ハーシェルの農場や刑務所での生活は、長すぎて評判がよくありませんでした。視聴者は、8話もかけてたどりついた”終着駅”での顛末も知っています。 幸運なことに”アレクサンドリア”は、番組を根本から改革する機会をもたらしました。”アレクサンドリア”は、原作コミックでリックたちがもっとも長くいた場所なので、ドラマ版でも大きな役割を担うことが期待されています。すでにこの安全地帯でのエピソードが数話放送されましたが、ここでの生活が今後何シーズンかつづくことが予想できます。”アレクサンドリア”はハーシェルの農場や刑務所と違い、多くのストーリーを展開することができる充分なチャンスがあります。次のシーズンが楽しみですね。

モーガンの存在

モーガンは、シーズン1から生き残っている数少ないキャラクターのひとりです。ファンは、レニー・ジェームズ演じるこのキャラクターに愛着を感じており、シーズン5以前の優れた脚本の回にもちらほらと登場していました。シーズン5を通してモーガンの旅がたびたび描かれ、リックたちのグループにいつか合流することは誰もが予想していたでしょう。そして、彼とリックの再会は、ストーリー上ベストなタイミングで実現しました。モーガンのメインストーリーへの再登場で、彼のストーリーが語られるのが期待されます。

【ネタバレ注意】最終話ではどうなる?

銃を盗んでいたことが発覚し、他の住民を危険にさらしたことが理由でリックを追放するかどうかが住民集会で話し合われます。リックの仲間たちが彼を擁護するなか、住人たちはほぼ彼を追放する心算でいました。しかし、昼間にゲイブリエル神父が閉め忘れたゲートから侵入たウォーカーを発見したリックは、1人で状況に対処します。 リックはとどめを刺したウォーカー1体を集会に持って行き、アレクサンドリアは彼らが思うほど安全ではないこと、生き延びるためには全員がもっと強くならなければいけないことなどを力説しました。ウォーカーが侵入していたことにショックを受ける住人たちのもとに、妻ジェシーと引き離されて怒り狂ったピートが現れます。人々が混乱に陥るなか、ピートが武器庫から持ってきたミショーンの日本刀を振り回し、ディアナの夫レグが喉を切られて死亡します。ディアナはついに意を決し、リックにピートを殺すよう命じました。 言われたとおりにピートを射殺したリックの前に、ダリルとアーロン、そして世界が崩壊した後にリックが最初に出会った人物、モーガンが姿を現します。