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松雪泰子、ドラマ『白鳥麗子でございます!』で注目を浴びた美人女優の8つの素顔

2017年12月7日更新

『白鳥麗子でございます!』で主人公を演じ、一躍人気女優になって以来、美しき演技派女優として着実にキャリアを重ねてきた松雪泰子。ちょっと意外な素顔を、そのキャリアや出演作に重ねて探ってみます。

1.『白鳥麗子でございます!』の強烈なキャラクターで認知された松雪泰子

松雪泰子のはまり役で、一躍人気女優としての地位を不動したのは、なんと言っても1993年にフジテレビ系列で放送されたドラマ『白鳥麗子でございます!』です。原作は、言わずと知れた鈴木由美子の大人気漫画。高飛車で思い込みが異常に激しく、しかもプライドが高い、超がつくお嬢様の白鳥麗子が、愛する秋本哲也のために様々な騒動を巻き起こします。 数度に渡って映像化されている本作ですが、白鳥麗子役といえば、まず松雪泰子の名前を挙げる人が多いようです。原作のイメージを裏切らず、しかもお嬢様ファッションを完璧なまでに着こなした松雪の印象は相当強いのでしょう。 1995年には松雪泰子主演で、映画化もされました。 このドラマの印象はとても強いのですが、デビューのきっかけは、高校生のとき、1989年「第1回メンズノンノ・ガールフレンド」に選出されたことです。地元佐賀県でモデルの仕事をしながら、高校を卒業した後、上京して芸能活動を始めました。 テレビドラマのデビューは1991年のTBS『熱血!新入社員宣言』でした。銀行を舞台にした熱血ドラマで、松雪は女子行員の一人、橘小百合を演じました。

2.見た目に似合わず趣味はバイク!

鋼の錬金術師舞台挨拶 #鋼の錬金術師 #12月1日公開

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2008年公開の映画『デトロイト・メタル・シティ』で、デスレコーズ社長に扮した松雪泰子ですが、ブラックレザーをまとったヘビーメタル風ないでたちにあっと驚かされました。 本作で、日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞したほどの堂々としたなりきりぶりですが、実は、松雪の趣味はバイクです。大型自動二輪の免許を持ち、モーターバイク専門雑誌に登場したこともあります。愛車は1450ccのハーレーダビッドソンというから驚きです。黒革のつなぎをまとってツーリングする「チーム極悪」を結成していたこともあるとか……。

3.意外にも男っぽい性格の松雪泰子

撮影???? #楽しい仲間と #❤️ #ちょっと冬眠してました^ ^

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どんなゴージャスなドレスも完璧に着こなし、常にエレガントで女性らしい美しさを失わない松雪泰子ですが、外見とは裏腹に中身は意外に男っぽいというのがもっぱらの噂です。

今作が映画初出演となった村本は「映画の中の松雪さんが、すごく素敵な女性だった」と撮影を振り返ってしみじみ。撮影後に1人で缶ビールを飲んでいた松雪を「この後お食事でも行きませんか?」と誘うも「いや、無理無理!」と断られたことを明かし、松雪が飲んでいたビールにかけて「松雪さんは性格も『スーパードライ』だった」と笑わせた。

お笑い芸人の村本が語る、まさに、男前としか言えないエピソードです。 そんな松雪泰子の男っぽさの一端が垣間見えるのが、例えば、2010年秋に放送されたフジテレビの連続ドラマ『パーフェクト・リポート』で演じた蒼山叶という役柄です。 テレビ局でバリバリ仕事をこなすキャリアウーマン役で、黒のメンズライクなパンツスーツを颯爽と着こなす姿がきりりと凛々しく、松雪の新しい一面を見せたと話題になりました。

4.松雪泰子はお嬢様?幼少期に培った特技

松雪泰子は、1972年11月28日、佐賀県鳥栖市に生まれました。父親の松雪秀敏は鳥栖ガスの社長で、推定年間売り上げ10億円とも言われていますから、なかなかのお嬢様だと言っていいでしょう。もしかして、『白鳥麗子でございます!』への抜擢も、そのあたりの生い立ちと多少は関係があったのかもしれません。 そんな松雪の特技は、さすがお嬢様らしく、幼少期に母親にすすめられて始めたバレエ・ピアノ・日本舞踊というのも納得です。 大ヒットした2006年の映画『フラガール』で見事なダンスを見せたのも、幼少時に身につけたバレエや舞踊の基礎あってのことでしょう。子供の頃は、いやいや習っていたそうですが、今や女優という仕事に役立っていると本人も語っています。 とはいえ、バレエ自体は小学生のときに1年ほど習っただけらしく、『フラガール』の役作りのため、2ヶ月もの間、一日6時間から8時間、ダンスの訓練をしたそうです。

5.1998年に結婚するも6年後に離婚

1998年3月、ロックバンド「ザ・スリル」のギタリストであるGAKUこと門脇学と結婚しましたが、6年後の2004年12月に離婚しました。仕事の多忙によるすれ違いが原因とのことで、2004年の4月からすでに別居していたことが公式発表で明らかになりました。二人の間には、2001年春に誕生した一人息子がいます。 「ザ・スリル」は、総勢15人の大人数で構成されるビッグバンド編成のロックバンドです。CDデビューは1992年。GAKUはギタリストとして、中心的メンバーの一人です。

血のつながりのある家族の方が、もっと殺伐としているところがあるような気がします。家族って、何かしらの問題を抱えていたりする。そこをいかに補っていけるのか、考えさせられました。この映画の中の家族のように、しっかりと思いやりを持って、それを深め合えたらいいなとあらためて思いました。

映画『at HOME アットホーム』公開時のインタビューで語っていることです。 松雪は、結婚、出産、離婚を経て、一人の女性として成長し、間違いなく演技に深みを加えていきました。

6.シングルマザーとして息子を育てるお母さん

離婚後、シングルマザーとして一人息子を育てています。名前は大知(だいち)くんだとか。それにしても思春期の息子がいるとは思えない若さと美貌です。 2009年の映画『余命』では、乳がんを患いながら、10年目にしてやっと身ごもった子を出産する母・百田滴を体当たりで熱演し、話題になりました。実生活でも一人息子を育てる母として、それなりの覚悟と意志で望んだ役柄だったはずです。

7.ドラマ『Mother』では主演女優賞受賞!

娘達1号 #もうおばあちゃん #でも元気 #癒し

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2010年4月から6月に放送された日本テレビの連続ドラマ『Mother』で演じた小学校教師の鈴原奈緒役は、たいへん高い評価を受けました。松雪にとっては約3年ぶりの連続ドラマ出演。主演という意味では、なんと約12年ぶりでした。 ドラマは、「母性」をテーマに、実の親子でない二人が、様々な苦難を乗り越えながら本物の親子になっていく姿を描きます。松雪はこの演技で、第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞、東京ドラマアウォード2010主演女優賞など多くの賞を受賞しました。とりわけ、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の受賞は、読者、TV記者、審査員票全部門で1位を獲得し、ダントツの受賞だったそうです。 共演の、実の母親から虐待を受けていた少女・怜南を演じた芦田愛菜にとっても代表作と言われるものになりました。

8.2016年4月には竹野内と『グッドパートナー』に出演!

咲坂先生と桜 #グッドパートナー #元夫婦 #夫婦漫才 #咲坂先生素敵だよ

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テレビ朝日系列で、2016年4月21日スタートの連続ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』で、松雪泰子は敏腕弁護士の夏目佳恵を演じます。共演は竹野内豊。 二人は元夫婦でしかも仕事のできる腕のいい弁護士同士という、ちょっとやっかいな関係です。企業弁護という骨太のビジネスドラマでありながら、二人のコミカルな掛け合いが楽しみです。また、二人の間には一人娘がいるという、松雪のプライベートを彷彿とさせる設定にも、注目が集まっています。 竹野内豊とは、2015年の映画『at HOME アットホーム』でも夫婦を演じたばかりです。

9.2016年公開の映画『古都』で主演を務める

2016年11月26日(土)に京都で先行公開され、12月3日(土)に全国公開される映画『古都』で、松雪泰子が佐田千恵子・中田苗子役を一人二役で演じます。今回の映画『古都』は原作小説のその後を描くストーリーです。 松雪泰子が演じる佐田千恵子・中田苗子は双子の姉妹で、姉の千恵子は呉服屋を継ぎ、妹の苗子は生き別れて北山杉の里で暮らしています。それぞれが一人娘をもち、伝統を守る大切さ、そのプレッシャーや継承をめぐる母娘のもつれなどが描かれます。 繊細で思慮深い姉の千恵子と、おおらかでチャーミングな妹の苗子の演じ分けが注目されます。