2017年7月6日更新

【ネタバレ】『ウォーキング・デッド』シーズン6の10の疑問と改善点を徹底検討!【感想】

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ウォーキング・デッド シーズン6

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大人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン6

2010年からスタートした『ウォーキング・デッド』は“ウォーカー”(ゾンビ)がはびこる世界を舞台にした人気ドラマシリーズです。2015年10月、ついにシーズン6が開始されました。今回は本作のシーズン6にまつわる10の疑問と10の改善点を紹介します

『ウォーキング・デッド』シーズン6の疑問点!?

まずは『ウォーキング・デッド』シーズン6の疑問点を紹介します。

1.ウルブズたちは完全に消え去ったのか!?

最後の”ウルフ”が死んだからといって、本当にウルブズ全員が消えたと言いきれるでしょうか? ウルブズは魅力的で、『ウォーキング・デッド』から永遠に消し去るにはあまりにおしいキャラクターたちです。彼らには残党がいて、ウルブズが再登場することを期待せずにはいられません。

2. デニースはキャロルにどんな反応をするのか!?

第9話、デニースは”ウルフ”と共に地下でウォーカーに囲まれてしまいます。共に逃げ出した時にデニースが遅れてウォーカーに襲われそうになると、助けようとわざわざウルフが戻ってきて噛まれてしまいます。 デニースがなんとか助けようとしていたところ、キャロルがウルフを撃ち殺してしまいました。

3.ガブリエルは報われるのか!?

ガブリエルはジュディスとある約束しました。キャロルと同じくらい大切な人物であるリックを守るというものです。しかし、シーズン半分までリックはガブリエルとコンタクトを取ることはほとんどありませんでした。 現在は活躍により信頼を勝ち得たガブリエルですが、今後彼が活躍に見合った尊敬や地位を獲得して報われることがあるのでしょうか?

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4.ウォーカーは耳が遠い!?

サムが大声でジェシーを呼ぶ場面で終わるエピソードがありましたが、その時なぜかウォーカーが現れる様子はありませんでした。あれほどの大声にウォーカーが気づかない理由が分かりません。

5.WHYジェシー!?

シーズン6のジェシーはリックに安らぎと喜びを与える存在、最も魅力的なキャラクターの1人でした。 しかし、ジェシーはシーズン途中に死を迎える運命に。ジェシーはこの先も、もっと輝く可能性に満ち溢れていたキャラクターです。なぜ彼女だったのでしょうか?

6.『ウォーキング・デッド』シーズン6以降カールはどうなるの!?

顔に銃弾を受けてカールは片目の視力を失いました。奇跡的に一命は取り止めたとはいえ、視力を失うことは人生を変えるほど衝撃的な出来事です。 今後、視力を失ったことはカールのサバイバル能力やグループでの立場にどのように影響を及ぼすのでしょうか?

7.安定は必要か!?

シーズン6では安住居住区アレクサンドリアがとても重要な舞台でした。エンドレスのシェルター探しサイクルは終わり、ある程度の安定をもたらすことでしょう。しかし、『ウォーキング・デッド』に安定など必要あるのでしょうか?

8.なぜもっと早く火を放たなかった!?

アレクサンドリアに火が放たれてウォーカーは一掃されました。しかし、もっと早くにこのアイデアを実行に移すべきでした。石切り場にウォーカーがいた時になぜ火を放たなかったのでしょうか?

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9.ニーガンのバイカー捜索チームは現れるか!?

二-ガンのバイクチームはダリルの放ったRPGで一掃されてしまいましたが、彼らはオーガナイズされたギャングのようでした。おそらくニーガンの拠点から彼らを探す捜索チームが派遣されるはずです。

10.『ウォーキング・デッド』シーズン7は期待できるのか!?

シーズン6はいつもの『ウォーキング・デッド』シリーズ同様、次のシーズンが気になって仕方がないショットで幕を閉じました。シーズン7はその期待に応えることが出来るのでしょうか? きっと最凶と呼び声高いヴィラン”ニーガン”がよい意味でかき回してくれることでしょう。2016年10月からアメリカで放映予定です。

『ウォーキング・デッド』シーズン6の改善点10!?

続いて『ウォーキング・デッド』シーズン6が改善すべきポイント10個を紹介します。

1.グレンの死は無駄なプロット!?

グレンの死は予想だにしないショッキングな瞬間でした。しかし、後にグレンが生きていたことが発覚しました。グレンの死を偽装する展開はメインプロットの邪魔にしかならない蛇足です。

2.新たな展開を考えるべき!?

テレビシリーズは時間に余裕があるため、下手なB級映画よりもキャラクターを深く描くことが出来ます。 しかし、『ウォーキング・デッド』はシーズンを重ねる毎に少しマンネリ気味です。危機が訪れる度、ダリル・ディクソンがヒーローになる展開に頼り過ぎています。

3.『ウォーキング・デッド』シーズン6はロジカルじゃない!?

ウォーキングデッド シーズン8 ゼータ
©T.C.D / VISUAL Press Agency

これまで『ウォーキング・デッド』は論理的ではない馬鹿げた判断をしたことが原因で多くの人物が命を落としてきました。 それはシーズン6でも変わっていません。特にリックが石切り場のウォーカーを誘導して危機を乗り切ろうとする計画は、全くロジカルではありませんでした。また、基本的にロンとサムの行動全てが非論理的です。

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4.積み上げることも必要!?

基本的に、人はテレビにエンターテインメントを求めているもの、ドラマを見終わった後に落ち込みたくはないはずです。ドラマのキャラクターが死んだからといって、世界が終わる訳ではありません。 しかし、せっかく感情移入してきたキャラクターが毎回のように死んでしまってはキリがありません。

5.『ウォーキング・デッド6』は存在意義の分からないキャラが多い!?

キャラクターをむやみに殺すことは望んではいないものの、シーズン6にはロジータ、タラ、ユージ-ンなど登場する意義があまりないキャラクターが多すぎます。 そんなキャラクターはなるべく早くウォーカーの餌食になるべきでしょう。

6.『ウォーキング・デッド6』ではメインキャラクターの物語をもっと語るべきだった!?

存在意義の薄いキャラクターが多いということは、それだけメインキャラクターの物語にかけられる時間が少なくなるということです。 視聴者の多くはリック、キャロル、ダリル、マギー、グレンなどの物語を求めています。もっとメインキャストにフォーカスを向けるべきでした。

7.カリスマ性のある人間のヴィランが必要だった

最後の最後にコミックで人気だったヴィラン“ニーガン”が登場したものの、シーズン6はウォーカー以外に魅力的な人間のヴィランをもっと早く登場させるべきでした。 ガバナーのように圧倒的存在感の人間ヴィランはウォーカーとは違った恐怖を生み出す重要な要素です。

8.リアルタイムは無理があった!?

シーズン6は物語をリアルタイムで描くことが重要なテーマの1つでした。リアルタイム自体は面白い取り組みだったものの、上手く機能していない箇所が目立ってしまいました。 『ウォーキング・デッド』はキャラクターや場所が多種多様なため、メインで語られている場面の途中に短く挿入されるサブストーリーが機能していなかったり、宙ぶらりんになるキャラクターが多すぎました。

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9.『ウォーキング・デッド6』は作品のペースが不自然!?

シーズン6はシーンからシーンに移るテンポや次の場面に映るペースが不自然なことが多く、安っぽく見えるエピソードさえありました。ドラマのテンポはシーズン6最大の欠点の1つと言えます。

10.『ウォーキング・デッド6』は構成が悪い!?

シーズン6第3話でグレンの死(後に生きていた)が描かれた後、モーガンのバックストーリーが長々と語られることになります。これから物語が盛り上がろうという時にバックストーリーが語られたことによって、作品全体の流れが止まってしまいました。