2019年9月10日更新

三浦春馬出演のおすすめドラマ&映画16選!人気実力派俳優の活躍を振り返る

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三浦春馬の出演おすすめドラマ&映画 『TWO WEEKS』を含む16作品を紹介!

子役時代から高い演技力を誇り、人気と実力を兼ね備えたイケメン俳優・三浦春馬。その整った顔立ちと爽やかな笑顔で、多くの人を魅了してきました。 子役出身の彼は、同年代と比べても数多くのドラマ・映画に出演しています。2019年には、主演ドラマ『TWO WEEKS』の主題歌で歌手デビューを果たしたことも話題になりました。また、テレビや映画だけでなく、ミュージカル『キンキー・ブーツ』などでも活躍。 しかし2020年7月18日、30歳という若さで突然この世を去ってしまいました。 今回は彼の基本プロフィールとともに、ドラマ&映画のおすすめ出演作を16本紹介していきます。

三浦春馬のプロフィールを紹介

三浦春馬は1990年4月5日生まれ、茨城県土浦市出身。4歳の頃から児童劇団「アクターズスクールつくば校」に所属し、1997年の朝ドラ『あぐり』で本格デビューしました。主人公が勤める美容室の経営者の息子を可愛らしい演技で演じ、頭角を現していきます。 2006年には映画『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演を務め、ドラマ『14才の母』の演技も高く評価され、スターダムを駆け上がっていきました。俳優業以外にもドラマの企画を自ら提案したり、ドキュメンタリー番組のナレーションを担当したりと、マルチな才能を発揮! 正統派の役だけでなく、2016年初演の舞台『キンキーブーツ』ではドラァグクイーン役で体当たりの演技、歌と踊りを披露し感動と興奮を呼びました。

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三浦春馬が出演しているおすすめドラマ10作品を紹介!

ここからは、三浦春馬が出演しているドラマを紹介していきます。人びとの心に訴えかける作品から、イケメンっぷりを堪能できるラブコメまで、10作品を選出しました!

『いま、会いにゆきます』(2005年)

市川拓司による同名小説を、ミムラと成宮寛貴主演でドラマ化した『いま、会いにゆきます』。前年公開の映画版では、竹内結子と中村獅童が夫婦役を好演しました。 妻・澪の死から一年、一人息子の佑司と共に暮らす巧の前に記憶喪失になった澪が現れ、再び家族として心を通わせていく純愛ファンタジーです。三浦春馬演じる工藤明宏は、高校時代に陸上部で巧とライバル関係にあり、勉強や恋愛でも競っていた人物でした。 回想シーンのみの登場ですが、高校生らしいハツラツとした空気と感情を押し殺したトーンの対比が素晴らしく、三浦の演技力の高さを証明しました。

『14才の母』(2006年)

『14歳の母』は、未成年の妊娠・出産という重いテーマながら、主題歌であるMr.Childrenの「しるし」と共に社会現象になった、社会派ドラマの傑作です。 私立中学校に通う中学2年生・一ノ瀬未希は、14歳の若さにして、一つ年上の恋人・桐野智志との子どもを妊娠してしまいます。恋人にも、両親にも産むことを猛反対され、それでも未希は母になると決意しますが、想像以上の困難が待ち受けていて……。 命の尊さや2人を見守る周囲の姿を、キレイなことばかりではない現実も交えつつ、真正面から描いた点が共感と感動を呼びました。主演の志田未来はもちろん、恋人の妊娠を知り、迷い苦しみながら成長していく桐野を演じた三浦春馬の、表情の演技にも注目です!

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『貧乏男子 ボンビーメン』(2008年)

『貧乏男子 ボンビーメン』は小栗旬の連続ドラマ初主演にして、2012年に結婚した女優、モデルの山田優との交際のきっけにもなった作品です。 お人よしすぎて借金を抱えた大学生・小山一美が、同じ境遇の仲間たちと借金返済のために奮闘する中で、お金より大事なものは何かを考える社会派コメディ。一見、滑けいなほどに「お金より情」を貫く彼の姿は、現代社会が失いつつあるものを気付かせてくれます。 三浦春馬が演じた白石涼は、親の借金1000万円を返済するため、高校を中退したフリーターです。一美のバイト先の後輩で、彼のことを実の兄のように慕っていました。

『ごくせん』(2008年)

森本梢子の同名コミックを、仲間由紀恵主演でドラマ化した「ごくせん」シリーズ。2009年に完結編となる劇場版「THE MOVIE」が公開され、7年間の歴史に幕を下ろしました。 地味な見た目に反し、任侠集団・大江戸一家で育った熱血高校教師「ヤンクミ」こと山口久美子が、不良ばかりの3年D組の生徒と大暴れ!赤銅学院高校に舞台を移し、新たなイケメンたちが登場した第3シリーズで、三浦春馬は風間廉を演じました。 風間はヤンクミと同じく幼い時に両親を亡くし、姉と2人暮らしをしている複雑な役どころです。金メッシュの入った髪型が特徴で、ヤンキー姿も新鮮でカッコいいと評判でした。

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『ブラッディ・マンデイ』(2008年)

「週刊少年マガジン」で連載された龍門諒原作、恵広史作画による同名コミックをドラマ化した『ブラッディ・マンデイ』。三浦春馬のドラマ初主演作です。 ごく普通の高校生・高木藤丸が、裏では正体不明のカリスマハッカー「ファルコン」として活躍し、テロ集団に立ち向かっていく様を描きます。裏切りの連鎖に翻ろうされながら、家族や仲間、国を守るため頭脳戦に挑む藤丸を、三浦春馬が圧倒的な存在感で演じました。 過去の出演作とは一味違う、知的かつミステリアスな雰囲気を醸し、三浦の名は一躍有名に!ハッキングの動作もリアルで、ありそうでなさそうな世界観を見事に表現しました。

『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011年)

三浦春馬、戸田恵梨香W主演による月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』。武井咲、剛力彩芽、菅田将暉など、今をときめく若手俳優も出演しています。 教師同士のカップル・上村夏実と柏木修二は、結婚式を間近に控え、幸せでいっぱいでした。しかしある日、修二が不本意な形で教え子と一夜の過ちを犯し、2人は苦悩することに……。自己嫌悪や愛憎にまみれながらも、新しい関係を見出していく、異色のラブストーリーです。 三浦春馬演じる修二は爽やかなルックスと真面目な性格で、保護者や同僚からも支持される教師でしたが、一夜の過ちから状況が一変します。

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『ラスト・シンデレラ』(2013年)

篠原涼子が主演を務め、男と女の本音のぶつかり合いを描いた『ラスト・シンデレラ』。セクシーシーンが豊富で、胸キュンした女性も多いかもしれません。 彼氏いない歴10年!恋とは無縁の39歳独身の「おやじ女子」系主人公が、年下の男の子に恋をする過程を、少しエッチな描写を交えてつづる大人のラブコメディです。三浦春馬は主人公・遠山桜の15歳年下で、BMXライダーの佐伯広斗を演じました。 シャワーシーンの肉体美、子犬のようなかわいい一面とちょっとワルいセクシーな表情のギャップで、年上女性たちを虜にしました。桜役の篠原とも息の合った演技を披露しており、三浦春馬の魅力をたっぷり堪能することができる作品です!

『僕のいた時間』(2014年)

『僕のいた時間』は三浦春馬自ら、フジテレビに「命を題材にしたドラマをやりたい」と提案し、約1年の年月をかけて制作された主演ドラマです。 少しずつ筋肉が衰え、 呼吸障害、コミュニケーション障害など様々な症状を引き起こす国指定の難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)を扱った作品。三浦春馬演じる主人公・澤田拓人は、就職活動真っ只中にALSに侵され、人生を見つめ直していくことになります。 拓人と多部未華子演じるヒロイン、家族や友人との人間模様を、丁寧な心理描写と共に描きました。不治の病への絶望に悩み苦しみながらも、強く生きようとする姿に胸を打たれます。

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『わたしを離さないで』(2016年)

2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの同名小説を、綾瀬はるか主演、三浦春馬と水川あさみの共演でドラマ化した『わたしを離さないで』。 外界から隔絶された学校「陽光学苑」で共に育った恭子、友彦、美和が自らの逃れられない運命を知り、生きる意味を模索するヒューマンドラマです。臓器を提供するために生み出された「クローン人間」の問題を通して、人間とは、自由とは何かを問いかけます。 三浦春馬演じる土井友彦は癇しゃく持ちで、幼い頃はそれを理由にいじめられていました。普段の優柔不断な一面と、感情が高ぶって爆発した時の演技の対比が秀逸でした。

『TWO WEEKS』(2019年)

2013年に放送された、人気韓国ドラマの日本リメイク版『TWO WEEKS』。主演の三浦春馬が主題歌を担当して歌手デビューを果たし、大きな話題を呼んでいます。 三浦春馬演じる主人公・結城大地は、白血病を患う娘・はなの骨髄移植のドナーに適合し喜ぶも、何者かの策略で殺人の容疑を着せられる羽目に。手術当日までの2週間、愛する娘を救うために逃亡劇を繰り広げる、タイムリミットサスペンスです。 三浦は『14歳の母』の例はありますが、本格的に父親役を演じるのは本作が初めて!陰を秘めた退廃的な雰囲気と、娘の存在を知って父性が芽生えていくアンバランスさが魅力の役であり、この難役を確かな演技力で演じています。

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三浦春馬が出演しているおすすめ映画5本を紹介!

ドラマでは生きるとは、人を愛するということは何かを問う、重厚な雰囲気の作品への出演が多い印象の三浦春馬。映画でも深みのある演技を披露し、大人の魅力溢れるキャラクターにも挑戦するなど、着実に演技の幅を広げてきました! ここからは、三浦が出演している映画の中からおすすめの5本を紹介していきます。

『恋空』(2007年)

10代から圧倒的な支持を獲得し、出版後わずか1ヶ月で100万部を突破した美嘉のケータイ小説『恋空~切ナイ恋物語』を、新垣結衣と三浦春馬の共演で映画化! 平凡な女子高生の美嘉は、恋人の「ヒロ」こと桜井弘樹との子どもを妊娠します。しかし、様々な障害によって流産し、ヒロからも一方的に別れを告げられることに。その後、彼は突然姿を消してしまい、美嘉はやがて衝撃の事実を知るのでした。 三浦春馬は派手なルックスとは裏腹に、美嘉を深く愛するピュアな青年・ヒロを好演。本作の演技が高く評価され、第31回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を獲得しました。

『君に届け』(2010年)

椎名軽穂の大人気コミックを、青春ドラマに定評のある熊澤尚人監督がメガホンを取り、多部未華子と三浦春馬のW主演で映画化した『君に届け』。 地味な外見と内気な態度から「貞子」と呼ばれる黒沼爽子が、周囲の人びとの温もりに触れ、変わっていく過程を描く学園ラブストーリーです。三浦演じるクラスの人気者・風早翔太は、誰よりも早く爽子の内面の美しさに気づき、彼女に密かな好意を寄せます。 少し頑固な一面もありますが、正義感に溢れる爽やか系イケメン役がハマっていました。三浦のキラキラした笑顔と、甘酸っぱい恋愛模様に胸キュンすること間違いなしです!

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『永遠の0』(2013年)

百田尚樹の同名ベストセラー小説を、岡田准一主演で映画化した『永遠の0』。メガホンを取ったのは「ALWAYS」シリーズの山崎貴で、2014年邦画興行収入第1位を記録しました。 “国に命を捧げてこそ”という時代に、生還することにこだわり臆病者と揶揄されながら、太平洋戦争中に特攻で戦死した宮部久蔵。凄腕のパイロットだった宮部は何を思い、空に散っていったのか、彼の戦友を訪ね歩く孫の視点から描き出します。 三浦春馬が演じたのは、実の祖父の真実を知るうちに、無気力な日々と自暴自棄になっていた心境に変化が生じていく青年・佐伯健太郎です。本作は第38回日本アカデミー賞にて最優秀作品賞を受賞し、佐伯役の三浦は優秀助演男優賞に輝きました。

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(2019年)

2018年に放送された、月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」シリーズの劇場版です。3人の信用詐欺師(コンフィデンスマン)が日本を飛び出し、物語の舞台は世界へ! 大胆不敵なワナによって、悪人たちから大金を騙しとってきたダー子、ボクちゃん、リチャードの次なる標的は、香港マフィアの女帝ラン・リウ。彼女が持っていると噂のパープルダイヤを狙い、一世一代の大勝負を仕掛けるのですが……。 三浦春馬が演じたのは、恋愛系の詐欺を得意とする天才詐欺師・ジェシーです。甘いマスクと言葉で女性の心を掴む完璧な色男を好演し、大人の色気を見せつけました。

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『アイネクライネナハトムジーク』(2019年)

伊坂幸太郎の同名小説を、主演に三浦春馬、多部未華子を迎えて映画化する『アイネクライネナハトムジーク』が2019年9月13日に公開となります。 マーケティングリサーチ会社に勤める佐藤とフリーターの本間紗季を中心に、不器用な人びとの人間模様を10年に渡って描く、群像ラブストーリーです。三浦春馬は「劇的な出会い」を待つだけの受け身の男・佐藤を演じ、多部と3度目の共演を果たすことになりました。 完成披露舞台挨拶では、三浦が4年に1度のペースでの「オリンピック共演」に触れ、多部も共演が多いからこその安心感があったとコメント。何かと縁のある2人が、10年連れ添ったカップルをどう演じるのか、とても楽しみですね!

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)

長澤まさみ主演の大人気シリーズ映画第二弾。今回はダー子、ボクちゃん、リチャードの3人は彼女たち史上ダントツ最大のオサカナを釣り上げるコンゲーム(詐欺)に挑みます。 総資産額世界第3位の大富豪、レイモンド・フウが死去。彼の遺言によって遺産相続人に指名されたのは、誰も存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”でした。ダー子たちはその状況を利用して大金をせしめようと計画を立てます。しかしフウ家に乗り込んだのは彼女たちだけではなく、最強の詐欺師たちも集結していました。 三浦春馬は前作にひきつづき、恋愛詐欺師のジェシーを演じています。

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三浦春馬が遺した多くの名演を映画・ドラマで振り返ってみよう

三浦春馬の出演作品からおすすめ作品を紹介してきました。 爽やかなルックスはもちろん、子役時代から培った演技力を発揮し、実力派イケメン俳優として活躍した三浦。あどけなさの残る雰囲気も魅力でしたが、年を重ねる毎に色気や落ち着いた表情を見せ始め、新境地を開拓しつづけました。 今後さらなる活躍が期待されていただけに、30歳という若すぎる死は本当に痛ましい限りです。