2017年10月20日更新

ハリーポッターの「クィディッチ」が深い!ルールや歴史など気になる12のこと

世界中で記録的ヒットを飛ばしたファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズには魔法使いたちが箒で飛びながら得点を競うクィディッチという競技が登場します。今回はハリーポッター”クィディッチ”のルールや歴史など気になる10のことを紹介します。

クディッチ、「ハリー・ポッター」シリーズに登場するスポーツとは

「ハリー・ポッター」シリーズの主人公、ハリーが参加することになるスポーツ・クディッチ。魔法使いたちが箒に乗って飛び回りながら戦う姿に憧れた人も多いはず! 本記事ではクディッチの歴史やルールなど、その全貌を解説します。

1. クィディッチ基本情報!

現代のクィディッチの試合は縦約150m、横約25m、中心に約60cmの円があるピッチで行われます。クィディッチは3人のチェイサー、2人のビーター、1人のシーカーという1チーム7人構成でプレイする競技です。

2.クィディッチの試合時間!?

多くの人がご存じのように、クィディッチはシーカーが黄金のスニッチをキャッチするまでゲームは続きます。そのため制限時間が設けられておらず、クィディッチ史の中で最長の試合は3ヵ月間続いたと言われています。

3.スニッチの意外なオリジン!?

クィディッチという競技が生まれた当初、黄金のスニッチは羽根の付いたボールではありませんでした。

スニジェットという小さな鳥がスニッチの役割を果たしていました。最初にこの鳥を捕まえたプレイヤーは魔法評議会のチーフから“150Galleons”もの賞金が与えられたそうです。  

4.上はO.K.でも横はN.G.!?

試合中、クィディッチプレイヤーがどれだけの高さまで飛ぶことが許されているかご存知でしょうか?

正解はクィディッチに高さ制限は設けられていません。しかし、プレイヤーたちはピッチのラインを越して飛ぶことは許されていません。もしも、プレイヤーがラインを飛び越えてしまった場合、相手チームにクアッフルが渡るペナルティーが課せられます。

5.人間世界でクィディッチの人気を例えると!?

ハグリットによると、私たちが住むマグルの世界だとクィディッチは“サッカー”と同等のスポーツだと言います。ウィザーディングワールドで魔法使いたちに最も人気があるスポーツがこのクィディッチです。

6.マルフォイがシーカーになれた本当の理由!?

ハリーはその並外れたクディッチの才能が認められてグリフィンドールのシーカーとなりましたが、マルフォイがシーカーに抜擢された理由は父親がスリザリンチームを買収したためです。

7.クィディッチ開催の注意事項!?

魔法評議会はマグルにクディッチの存在を気付かれることを恐れて、クィディッチ試合運営に対していくつか注意事項を提案しました。

・クィディッチの試合は夜に開催すべき ・クィディッチの試合は街から100マイル以内では開催するべきではない ・マグル避けの呪文を使用するべき

8.唯一地に足がつける貴重な瞬間!?

クィディッチのプレイヤーたちは試合中地面に足をつけることを禁止されていますが、キャプテンがタイムアウトを求めた時だけは足をつくことが許可されます。

9.ファウルの種類を公表しない理由!?

クィディッチ協会は約700種のファウルを認定していますが、そのリストをあえてプレイヤーに公表していません。協会はプレイヤーたちがファウルリストを見て、リストにない悪質なプレイをすることを懸念しているようです。

10.同じスニッチが最初と最後に登場!?

『ハリー・ポッターと賢者の石』でハリーは初めてのクィディッチの試合で黄金のスニッチを口でキャッチしていましたが、この時と同じ黄金のスニッチが『ハリー・ポッターと死の秘宝』にも登場しています。

ハリーがヴォルデモートとの戦いで死を悟った後、ダンブルドアがハリーに遺したスニッチが開いて中から“蘇りの石”が出現しました。

11.クィディッチが現実に!?

魔法界でのルールを可能な限り再現

ガーディアン紙によると、クィディッチは現在、国際的な運営団体と世界20カ国以上のチームを誇っているとのこと。2015年7月24日から27日には、イタリアのサルテアーノでヨーロッパ・クィディッチ大会が開催されるなどの広がりを見せ、いつかオリンピックで試合を見ることができるかもしれないと思わせるほどです。

ヨーロッパ・クィディッチ大会の責任者カレン・キマキは、NRPのインタビューにクィディッチは基本的にハリー・ポッター・ファンによってプレイされ始めたと語っています。小説や映画と同じように選手はほうきにまたがり、クワッフルで得点をかせぎ、ブラッジャーをかわし、シーカーがスニッチ役の選手を捕まえるまで試合は続きます。簡単な競技ではありません。

UKチームのメンバー、ジャン・ミコラックはガーディアン紙の取材にこう答えています。「空を飛んでいないことを除けば、接触の多いスポーツだし、ラフプレーも多い。小説に書かれていたのと同じです」。

スポーツとしての認知度向上が必要

しかし、残念ながらクィディッチは原作小説や映画が有名すぎるため、時にスポーツとして認識してもらうことが難しいようです。キマキは、選手の中にはクィディッチを小説・映画と関連付けてほしくないと考える人たちもいると説明します。「彼らは周囲に真剣に取り合ってほしいと思っています。実際のスポーツとして扱ってほしいのです」。

クィディッチが国際的な存在感を増していくとともに、そうした議論をするのは難しくなってきました。ヨーロッパ・クィディッチ大会は、ノルウェーからトルコまで12カ国のチームを擁し、国際クィディッチ協会(IQA)は2012年から2年ごとに国際試合を開催しています。170ページに及ぶルールブックも存在します。

12.クィディッチがオリンピック種目に!?

公式種目となるための条件

オリンピック種目として国際オリンピック委員会(IOC)の公認を受けるためには、妥当性の検証が必要であり、IOCの定める必要条件によれば、競技は国際的な非政治機関によって監督されており(この点はすでにクリアしています)、オリンピック憲章に則ったルールと規定が必要です。

最終的にはIOCに公的な承認を求める署名運動が必要ですが、それだけでは充分ではないでしょう。一般的にオリンピックに新しい種目を追加するのは、すでにある他の種目が中止になった場合のみです。

選手たちにとって重要なこととは

しかし、キマキにとってクィディッチがオリンピック種目になるかどうかはあまり重要ではありません。「私にとって、ごく個人的に言うならばオリンピック種目になるかどうかはどうでもいいことです」とキマキは言います。「そういった認識のあり方は、競技を楽しむ上では必ずしも必要ではないと考えています」

オリンピック種目であろうとそうでなかろうと、そしてマグルがプレイしたとしても、クィディッチが魅力的なスポーツであることには変わらないということですね。