『勇者ヨシヒコ』シリーズ1作目『勇者ヨシヒコと魔王の城』あらすじ
『勇者ヨシヒコと魔王の城』は、2011年にテレビ東京系列で放送されたドラマです。主演は山田孝之が務めています。
山田演じるお人よしの若者・ヨシヒコがなぜか勇者に選ばれてしまい、疫病に侵された村人たちを救う薬草と、行方不明の父を探す旅にでるとこから物語は始まります。ヨシヒコは旅の途中で仲間にも出会い、旅を続けます。
ヨシヒコ/山田孝之
本作品の主人公で、山田孝之が演じています。
正義感が強く、基本的には真面目で欲がない性格です。おっちょこちょいな一面も持っており、バカがつくほどの正直者で単純。ヨシヒコの父親も勇者だったのですが、薬草を取りに行ったまま帰ってきません。
勇者にしか抜けない「いざないの剣」をなぜか抜いてしまい、勇者として旅に出ます。
ダンジョー/宅麻伸
宅麻伸演じる、もみあげが特徴の戦士です。ヨシヒコと旅をする仲間の中では最年長です。
自分の話を長々と語り、聞いている相手が疲れてきたところを狙って攻撃するという鬱陶しい戦い方をしていました。しかし、ヨシヒコと初めて会った時、ヨシヒコは全くダンジョーの話に耳を貸さず、そのことを根に持っています。そのうちに自分の話を最後まで聞かせてから殺すという目標をもって、ヨシヒコと旅をしています。
ムラサキ/木南晴夏
木南晴夏演じる娘です。ヨシヒコを父の仇だと思い込んでいます。
父の仇を探して旅をしていましたが、何度も人違いを繰り返しており、ヨシヒコもそのうちの一人です。彼女の気持ちを察したヨシヒコが「父の仇だと確信を得たらいつでも殺していい。それまで一緒に旅をしよう」という提案をし、仲間に加わりました。
しかし思いつきで相手を攻撃する為、本物の短剣は取り上げられてしまい、代わりにおもちゃの短剣を所持しています。
メレブ/ムロツヨシ
ムロツヨシ演じる魔法使いです。
ある村で教祖に祭り上げられていましたが、しょぼくて微妙な呪文しか使えなかった為、トリックや話術で村人をだましていましたが、いつかばれることを怯えていました。ヨシヒコにトリックを見破られたことをきっかけに教祖の座を捨て、一緒に旅を始めます。
外見は怪しいですが、ヨシヒコ一行の中では比較的常識人です。
ヒサ/岡本あずさ
岡本あずさ演じるヨシヒコの妹です。
心優しく純粋な女の子です。兄のヨシヒコを心配し、密かに後をついて様子を伺っていました。しかし段々と素行が怪しくなり、金髪になっていたりヤンキーになっていたりと不良行為の兆候が見え始めます。
仏/佐藤二朗
佐藤二朗演じる仏です。
胡散臭く、いい加減。ヨシヒコに世にはびこる悪の元凶が魔王だと伝え旅に出るように指示します。毎回ヨシヒコ一行に手に入れるアイテムや、進むべき方向についてお告げを与えますが、うろ覚えだったりあやふやだったり適当です。
魔王ガリアス/中尾隆聖
中尾隆聖演じる諸悪の根源です。仮面をかぶったマント姿の男の外見をしていますが、仮の姿です。
「魔王ビル」という「城」に住んでおり、通常はアポイントメントがないと面会できないようですが、ヨシヒコが受付嬢に「殺しにきた」と伝えるとすぐに対応してくれました。
その正体は、ある日宇宙から飛来した謎の生命体だそうです。
『勇者ヨシヒコと魔王の城』に登場する変なゲストキャラたち
『勇者ヨシヒコと魔王の城』には個性的なゲストが多数出演しています。
オザル/志賀廣太郎
第一話に登場する、カボイ村の村長です。占いの踊りを得意とし、ヨシヒコが旅立つ方向を決めます。
テルヒコ/きたろう
第一話に登場するヨシヒコの父親です。ヨシヒコより半年前に、疫病に侵された村を救うための薬草さがしの旅に出た勇者でした。
すでに薬草は見つけていたのですが、旅先で出会った女と恋仲になっており、村に帰りづらくなっていました。
オシナ/渡辺直美
第二話に登場する村娘です。生贄として山神に捧げられるはずでしたが、外見がブスだった為救われます。その容姿には、ヨシヒコからは「ブス」と真顔で罵倒されることも。しかし、容姿に反して性格と声は非常に良いです。
天女/小池栄子
第四話に登場します。魔王の攻撃をかわすことができるという羽衣をまとった美しい天女です。ヨシヒコからは初対面にも関わらず「今すぐ服を脱いでください」と失礼な発言を連発されます。
人を好まず、人里に下りてきません。普段は穏やかでやわらかい物腰の天女ですが、一度怒るとかなり言動が粗暴になります。
ケンタウロス男/綾野剛
第九話に登場する、上が人間、下が馬のケンタウロスです。
重たい下半身を持っているため、思うように動けず逆に運動能力が劣っています。ヨシヒコ達と対決した際も、小走りするだけで息が切れてしまい、倒されてしまいます。