1:刑事部捜査一課(トリオ・ザ・捜一)
伊丹憲一/川原和久
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警視庁刑事部捜査一課7係の巡査部長で、「トリオ・ザ・捜一」のリーダー的存在です。亀山薫とは犬猿の中で古くからのライバルでもあります。特命係に対して憎まれ口や嫌味を口にすることが多いですが、内心では杉下右京のことを認めています。
嫌味なキャラクターですが魅力があり、人気のある伊丹を演じるのは川原和久です。これまでの出演作としては『仮面ライダーディケイド』でのアポロガイスト役で知られています。
三浦信輔/大谷亮介
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大谷亮介演じる三浦信輔は、警視庁刑事部捜査一課7係の係長。比較的温厚な性格であり、伊丹と特命係の衝突を避けるように働いたり、密かに特命係に仕事を依頼したりもしていました。しかし、卑劣な犯人に対しては伊丹も驚く程の怒りをあらわにする、という激しい一面もあります。
大谷亮介は、これまでも多数の刑事役を演じ、中でも『警部補古畑任三郎』の暮睦警部役は印象的でした。
芹沢慶二/山中崇史
山中桃子 いろあそびの個展 15日(日)まで。https://t.co/zPGzWj0nQN pic.twitter.com/YX2YtV2SVR
— 山中崇史 (@yamanaka_takac) 2015年11月10日
警視庁刑事部捜査一課7係の巡査。伊丹や三浦と三人でいるときには特命係に対して同じように嫌味な態度を取っていますが、もともと真面目で律儀な性格であるため、特命係の二人に対しては、丁寧に接しています。
そんな芹沢慶二を山中崇史が演じています。主人公の杉下右京を演じる水谷豊とは『だましゑ歌麿』でも共演しており、山中は行麿役を演じました。
2:鑑識課
米沢守/六角精児
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六角精児演じる米沢守は、鑑識課の巡査部長で、右京のことをとても敬愛しており、特命係にも積極的に協力をしています。そのためか、「トリオ・ザ・捜一」とは気が合わず、特に伊丹のことを毛嫌いしています。趣味は落語で、右京とも話が合うため特命係とは関わりの深い人物です。
六角精児は、ドラマ『電車男』の牛島貞雄役を機に人気を得て、最近では『民王』の関西弁の政治評論家、小中寿太郎役を演じました。
3:組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課
角田六郎/山西惇
昨日のおもひで。
— 山西惇 (@8024atc) 2016年12月18日
信州上田真田丸大河ドラマ館 pic.twitter.com/vQhOCXmcKH
組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課の課長であり、特命係や右京とは長い付き合いの人物。仕事中に特命係の部屋にいきなり入ってきては「ヒマかっ?」と雑談を始めたり、勝手にコーヒーを飲み出したりする憎めない性格です。
この角田のキャラクターにぴったりのイメージを持つ山西惇は、まさにハマリ役と言えます。声優としても知られる山西惇は、人気ゲームでのキャラクターとして多数出演しています。
大木長十郎/志水正義、小松真琴/久保田龍吉
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角田六郎の部下で、特命係とはなにかと近しい存在でありますが、いつも部屋を覗いているため、亀山薫に良く怒られていた二人です。角田や右京と同じく、「トリオ・ザ・捜一」のことが苦手なようです。
大木長十郎を小柄な志水正義が、小松真琴を大柄で恰幅のよい久保田龍吉が演じています。
4:刑事部
内村完爾/片桐竜次
警視庁刑事部長であり、特命係のことを最も疎ましがっている人物です。事件のたびごとに二人が関与していることを知ると非常に嫌がり、時には厳しく注意することもありました。
そんな内村完爾を貫禄たっぷりに演じるのは、片桐竜次です。これまで刑事ドラマや時代劇に数多く出演し、悪役を多く演じています。また、水谷豊との共演が多く、主人公の上司役などでよく出演している俳優。
中園照生/小野了
警視庁刑事部の参事官で、内村の腰巾着的存在の人物です。常に内村と行動を共にし、いつも顔色を伺いご機嫌を取っています。最近ではその鬱憤からか、たまに反抗的な態度を内村に見せるようになりました。
そんな中園照生役を小野了はコミカルに演じています。最近では『釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~』での野島人事部長役が記憶に新しいです。
5:警務部
大河内春樹/神保悟志
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警察庁キャリアとして警視庁に出向している、警視庁警務部首席警察官。神経質で細かい性格であり、そのため常に錠剤を持ち歩いています。まるで噛み砕くように大量の錠剤を服用しているため、「ピルイーター」と呼ばれています。
オールバックに銀縁眼鏡というスタイルの神保悟志は、まさにハマリ役です。クールな役やエリート役が多く、ドラマ『隠蔽捜査』でも警察庁長官官房審議官の牛島陽介を演じています。
6:小野田公顕/岸部一徳
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警察庁官房長であり、特命係誕生のきっかけを作った人物です。右京とは長い付き合いであり、特命係には協力的ではあるものの、掴みどころのない性格で、敵か味方か良くわからないような行動を取ることが多い、謎の多い人物です。
岸部一徳の独特の存在感が小野田の個性をさらに強調しています。岸部一徳は、これまでその独特の存在感をドラマや映画、数多くの作品で発揮してきました。最近では、新春スペシャルドラマ『坊ちゃん』での狸役が記憶に新しいです。
7:甲斐峰秋/石坂浩二
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石坂浩二演じる甲斐峰秋は、警察庁次長であり甲斐享の父親です。享とは仲が悪く、また、警察を続けることにも反対をしているため、右京の部下に就ければいずれ辞職するだろうと思い、享を特命係に配属しました。警察組織の対面を一番に重んじる傾向があります。
石坂浩二は『水戸黄門』での4代目水戸光圀役や、『白い巨塔』での東教授役で広く知られています。
8:「花の里」の女将
宮部たまき/益戸育江
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右京の行きつけの小料理屋「花の里」の初代女将。右京とは以前に結婚しており、離婚後も良好な友人関係が続いています。右京に対して的確なアドバイスをしたり、考えていることを言い当てたり、なにかと頭が上がらない人物です。(写真左より、宮部たまき、杉下右京、神戸尊)
たまきを演じるのは益戸育江。着物姿がとても良く似合っています。益戸育江のこれまでの役どころとしては、『ショカツ』での科学捜査研究所技官、椎名みつよに代表されるように、クールで知的な印象の役が多いです。
月本幸子/鈴木杏樹
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鈴木杏樹演じる月本幸子は、これまで数々の事件に巻き込まれ、自身も服役をしていましたが、刑期をを終えすっかり改心し、右京の勧めによって「花の里」の二代目女将となりました。おっちょこちょいな性格ですが、度胸が据わっており、それは右京からも指摘されています。
鈴木杏樹は、これまで『ムコ殿』の新井あずさ役に代表されるように、クールで知的、堅実な役どころが多かった女優ですが、今回の月本幸子役で、新たな魅力を見せてくれています。
9:亀山美和子/鈴木砂羽
電波ジャック!!
— TEAM☆SAWA (@bom_schedule) 2017年1月17日
鈴木砂羽、スッキリ‼︎生放送に突撃してまいります‼︎(≧∇≦)‼︎
チャンネルを日本テレビに☆ pic.twitter.com/OzajCK08if
亀山薫の妻であり、フリージャーナリストで、職業柄事件に対するさまざまな情報を持っており、なにかと特命係の仕事に首を突っ込んできます。明るく気が強い性格ですが、嫉妬深い一面があり、薫に女性の影がないか目を光らせているようなところがあります。
鈴木砂羽の持つサバサバとした雰囲気が美和子のキャラクターに良く合っています。鈴木砂羽はこれまでにも明るくサバけたキャラクターの女性を数多く演じてきましたが、『オトナ女子。』での坂田みどり役が特に印象的です。
10:笛吹悦子/真飛聖
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甲斐享の年上の恋人でありCAでもある笛吹悦子は、フライト中のハプニングで右京とも知り合いになり、特命係との関わりができます。享と父親、甲斐峰秋の確執について享から聞かされていましたが、二人の仲の悪さをいつも心配していました。姉御肌的な性格で、享に料理を作ってもらうなど仲睦まじい良好な関係を気づいていました。(写真右が笛吹悦子、左が三代目相棒の甲斐享)
クールで知的なイメージのある真飛聖が年上の恋人を魅力的に演じています。真飛聖は、元宝塚歌劇団の花組トップスターであり、『37歳で医者になった僕』でドラマ初出演を果たします。