2017年7月6日更新

気づかなかった!他の映画への面白オマージュがある13の作品

『パルプ・フィクション』サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・トラボルタ
©︎Miramax/Photofest/zetaimage

キャラクターがカメオ出演していたり、名前を模していたり……。さまざまな形で有名作品へのオマージュが隠されている映画はたくさんあります。分かりやすいものから言われないと気づかない些細なものまで、13のオマージュを紹介します。

目次

1:『トイ・ストーリー』(1995年)→『シャイニング』(1980年)

『トイ・ストーリー』バズ、ウッディ
©2019 Disney/Pixar

ピクサー制作のおもちゃたちの大冒険を描いたファンタジーアニメ『トイ・ストーリー』。そんな家族で見るのにぴったりなファンシーな作品の中に、スタンリー・キューブリック監督のホラー映画へのオマージュが隠されています。 『シャイニング』に出てくる不思議な力を持つ少年ダニーが遊んでいる部屋のカーペットは特徴的な模様をしています。そのカーペットと同じ模様が実は『トイ・ストーリー』に登場する家の壁紙にも使用されているのです。

2:『トイ・ストーリー3』(2010年)→『シャイニング』(1980年)

『トイ・ストーリー3』
©️PIXAR/DISNEY/zetaimage

ピクサー製作陣の『シャイニング』へのオマージュは留まるところを知りません。 『トイ・ストーリー3』には、いたるところに“237”という数字が登場します。まず、間違って捨てられてしまったおもちゃを助けようと、主人公のウッディが追いかけるごみ集積トラックのナンバーが237です。恐竜のおもちゃであるトリクシーがメッセンジャーで連絡を取り合っている相手のアカウントにも237が入っています。 そして、劇中に登場する保育園に設置された監視カメラにも237のナンバーが刻まれています。 237とは、『シャイニング』で主人公ジャックが狂気に取りつかれる原因にもなった、禁じられた部屋の部屋番号なのです。

3:『ズートピア』(2016年)→ディズニー作品

『ズートピア』
© Walt Disney Studios Motion Pictures

これは分かりやすいオマージュです。 『ズートピア』でイイズナのキャラクターであるデュークが海賊版DVDを売るシーンが登場しますが、売っているDVDはどれもディズニー作品を模したものばかりです。 また、デュークの名字は“ウィーゼルトン”ですが、これは『アナと雪の女王』(2013年)に登場するウェーゼルトン公爵から来ています。

4:『プレデター2』(1990年)→『エイリアン』(1979年)

『プレデター2』エイリアン・プレデター
©︎ 20TH CENTURY FOX / RICHARD FOREMAN JR./zetaimage

こちらもシンプルで分かりやすいオマージュです。 高度な技術と知的レベルを持つ地球外生命体、プレデターとアメリカの特殊部隊との戦いを描いたシリーズ2作目である『プレデター2』。劇中に登場するプレデターのベースキャンプの一角にエイリアンのものらしき頭蓋骨が飾られています。 プレデターもエイリアンも同じ宇宙に存在しているという設定ですし、お互い争いあったりしているので、このオマージュは自然な流れなのかもしれません。 2004年には、『エイリアンVSプレデター』として、正式に共演を果たしています。

5:『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)→「スター・ウォーズ」シリーズ

『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』ハリソン・フォード
©︎ PARAMOUNT PICTURES\LUCASFILM/zetaimage

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』はスティーブン・スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ」シリーズの第一作目です。主人公の考古学者、インディ・ジョーンズ教授が探検する遺跡の中に、名作「スター・ウォーズシリーズへのオマージュが隠されています。 劇中に登場する遺跡に描かれたヒエログリフの中に、他の模様と少し違った雰囲気のものがあります。それをよく見ると、「スター・ウォーズ」の人気キャラクターであるC-3POとR2-D2が描かれていることが分かります。

6:『パルプ・フィクション』(1994年)→『サイコ』(1960年)

『パルプ・フィクション』サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・トラボルタ
©︎Miramax/Photofest/zetaimage

『パルプ・フィクション』はクエンティン・タランティーノ監督のマフィア映画です。この作品の中にはヒッチコック監督の名作スリラー映画『サイコ』へのオマージュが隠されています。 『パルプ・フィクション』で主人公のブッチが、車で信号待ちをしている時に、同じ道路を横断しようとしているマーセルスを見つめるシーンがあります。このシーンは、『サイコ』で主人公マリオンが会社のお金を持ち逃げしようとした時に、彼女のボスが偶然通りかかるというシーンとそっくりなのです。

7:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)→『パルプ・フィクション』(1994年)

キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー ニック・フューリー
©︎MARVEL STUDIOS

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』はマーベルコミックに登場するヒーロー、キャプテンアメリカを主人公にした作品です。本作にはサミュエル・L・ジャクソンが諜報機関S.H.I.E.L.Dの長官、ニック・フューリー役で出演しています。 ニックは武装集団に襲撃されて命を落としてしまいますが、彼の墓石に『パルプ・フィクション』へのオマージュが隠されています。サミュエルは『パルプ・フィクション』で、人を殺す前に聖書の一節を暗唱する殺し屋、ジュールス・ウィンフィールドを演じましたが、ニックの墓石にはジュールスが暗唱するものと同じ一節が刻まれています。

8:『ランゴ』(2011年)→『ラスベガスをやっつけろ』(1998年)

『ランゴ』
©︎ PARAMOUNT PICTURES/zetaimage

『ランゴ』はジョニー・デップが声を演じるカメレオン、ランゴが主人公のCGアニメ作品です。ランゴは人間に飼われていたペットでしたが、誤って砂漠に水槽ごと放り出されてしまいます。 放り出されたランゴはある車の窓に張り付き、ワイパーで弾き飛ばされてしまいます。その車に乗っている人物が、『ラスベガスをやっつけろ』の登場人物なのです。ジョニー・デップは『ラスベガスをやっつけろ』にも主人公デューク役で出演しています。ジョニーは、作品を超えて自分自身との共演を果たしました。

9:『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988年)→『大逆転』(1983年)

『星の王子 ニューヨークへ行く』
©︎ PARAMOUNT PICTURES/zetaimage

『星の王子 ニューヨークへ行く』はエディ・マーフィー主演のコメディ作品。エディ演じるアフリカにある王国の王子アキームが、花嫁探しのためにニューヨークにやってるくというストーリーです。 アキーム王子は、ニューヨークのクイーンズで2人組のホームレスに出会います。その二人は、エディ1983年に出演していた『大逆転』に登場するデューク兄弟なのです。『大逆転』の中ではエディが演じた役のライバルだったデューク兄弟。勝負に負けてホームレスになってしまったようです。

10:『ファインディング・ニモ』(2003年)→『ジョーズ』(1975年)

ファインディング・ニモ
©T.C.D / VISUAL Press Agency

『ファインディング・ニモ』はピクサー製作のCGアニメ作品です。クマノミのマーリンが、行方不明になった息子のニモを探して旅する感動作品ですが、この中に海が舞台のサスペンス映画の名作『ジョーズ』に対するオマージュが隠されています。 『ファインディング・ニモ』にはサメの3人組が登場します。その中のリーダー各であるホオジロザメの名前はブルースです。『ジョーズ』に出てきた巨大サメは、機械仕掛けのロボットを使って映像化されましたが、そのロボットは実はブルースというあだ名でスタッフに親しまれていました。

11:『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)→『バットマン』(1989年)

チャーリーとチョコレート工場
@WARNER BROS/zetaimage

『チャーリーとチョコレート工場』は、作家ロアルド・ダールの児童小説を、ティム・バートン監督が映画化したファンタジー作品です。主人公チャーリーの家は貧しく、父親は歯磨き粉の工場でわずかな稼ぎを得ています。その父親が働く向上に、バートンは自身が監督した『バットマン』へのオマージュを忍ばせました。 チャーリーの父親が働いているのは、スミレックスというブランドの歯磨き粉工場ですが、スミレックスは『バットマン』の悪役、ジョーカーが保有するブランドなのです。

12:『ポーラー・エクスプレス』(2014年)→『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)

『ポーラー・エクスプレス』
©︎ WARNER BROS/zetaimage

『ポーラー・エクスプレス』は、アメリカで出版された絵本が原作のCGアニメ作品です。クリスマスイブの夜に、サンタを信じられなくなった少年の元に蒸気機関車“ポーラー・エクスプレス”が現れ、北極点を目指して旅をするというファンタジーですが、このアニメを監督したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名なロバート・ゼメキスです。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といえばタイムマシンのデロリアンが有名ですが、デロリアンを発動させるきっかけとなった次元転移装置にそっくりなものが、ポーラー・エクスプレスにも搭載されています。

13:『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)→『北北西に進路を取れ』(1959年)

『007 ロシアより愛をこめて』
©︎ EON PRODUCTIONS/zetaimage

言わずと知れたスパイ映画の『007』シリーズ。多くの映画が「007」シリーズの影響を受けていますが、その2作目『007 ロシアより愛をこめて』には、ヒッチコックの名作『北北西に進路を取れ』へのオマージュが秘められています。 ジェームズ・ボンドが低空飛行のヘリコプターから逃げるシーンは、『北北西に進路を取れ』の主人公ロジャーが農作業機に追いかけられるシーンとそっくりです。