ドクター・ストレンジについて知っておきたい事実15

2017年5月1日更新 35936view

マーベルコミック最強の魔術師とうたわれているドクター・ストレンジ。2016年にはベネディクト・カンバーバッチ主演で単独映画化が決定しています。そんなドクター・ストレンジについての基礎情報からトリビアまでを紹介します。

1.ドクター・ストレンジは過去にも映画化されていた

ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジはアメリカの老舗コミックレーベル、マーベルコミックの漫画に登場するヒーローです。

2016年に ベネディクト・カンバーバッチ主演で実写映画化が決定していますが(日本公開は2017年1月を予定)、実は過去にも映画化されています。

1978年にパイロット版として、ピーター・フーテン主演で93分の実写映画が制作され、劇場ではなくCBSテレビ局で放送されました。残念ながら評判が良くなかったため、それ以降の展開はなかったようです。

2.本当に元医者だったドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジ

彼の名前の“ドクター”の称号はお飾りではありません。

ドクター・ストレンジことスティーブンは、スーパーヒーローになる前は、凄腕の脳外科医。しかし、脳外科医としての彼は、とてもわがままで私利私欲にしか興味がないような男でした。しかし、交通事故により腕の神経に損傷を負ってしまい、医者として精密な動きが出来なくなってしまいます。

勤務医になることを進められますが、プライドが高い彼はそれを断り、どんな怪我でも直すという魔術師を頼ってチベットを訪れます。その魔術師、エンシェント・ワンこそがドクター・ストレンジの師匠であり、彼をヒーローに転身させた張本人です。

3.ニューヨークに基地と召使を抱えている

ドクター・ストレンジの基地

ドクター・ストレンジは、ニューヨークの中でも芸術的なエリアであるグリニッジ・ヴィレッジある三階建てのマンションに本拠地を構えています。そこは魔法の結界で守られているので、腕力だけでは侵入することは適いません。

また、ドクター・ストレンジは師であるエンシェント・ワンから使わされた、ウォンという召使を抱えています。ウォンにはスーパーパワーはありませんが、知識に優れており、攻撃魔術や格闘技も得意です。

4.ドクター・ストレンジの最大の敵はモルド男爵

モルド男爵

ドクター・ストレンジがエンシェント・ワンに弟子入りし、スーパーヒーローになったきっかけは、エンシェント・ワンを同じく師の弟子だったモルド男爵の暗殺計画から救ったことでした。

その時から、モルド男爵とドクター・ストレンジは数々の死闘を繰り広げています。二人の力量は同じくらいですが、モルド男爵は黒魔術を使って悪魔を召喚したりと、ストレンジが敬遠するようなことも平気で行います。

5.恋人は元暗殺者

ドクター・ストレンジとクレア

ドクター・ストレンジにはクレアという恋人がいます。

クレアは、敵であるドゥーマムゥという頭が燃え盛る炎ので出来た異次元のロボットの姪にあたります。最初はドクター・ストレンジを殺すために異次元からやってきましたが、彼の勇気に魅せられてしまうのです。

寝返った罰としてクレアは個別空間に閉じ込められてしまいます。エンシェント・ワンにより救出され、ドクター・ストレンジと共に道を歩むことになりました。

6.元ネタになったのはラジオドラマ

魔術師チャンドゥ(原題)

コミック版『ドクター・ストレンジ』を生み出したのは、クリエーターのスタン・リーとスティーヴ・デッコです。

リーは、本作の制作にあたり、『魔術師チャンドゥ(原題)』から大きな影響を受けたと語っています。『魔術師チャンドゥ』は、1930年に制作されたラジオドラマで、1932年に映画にもなっています。ドクター・ストレンジに登場する魔法の世界観は、同作から受けた影響が大きいそうです。

7.貴重な初回登場号

ストレンジ・テイルズ#110

アメコミファンにとって、そのキャラクターが初めて登場した回の本はとても高い価値をもっています。

ドクター・ストレンジが初めて紙面に登場したのは、1963年7月発売の『ストレンジ・テイルズ』110号ですが、この本はコピー品でもページがそろっていて、ちゃんと読めれば150ドル(約1.5万円)はくだらない値段で取引されています。

同号の新品同様のものがオークションに登場した時は、なんと61,000ドル(約623万)で落札されたそうです。

8:アベンジャーズには参加していない

ドクター・ストレンジ

アベンジャーズは、マーベル・コミックのヒーローたちの多くが所属しているチームです。キャプテン・アメリカやアイアンマンなどがコアメンバーですが、ドクター・ストレンジは今までアベンジャーズに加入したことはありません。2008年にニューアベンジャーズに加入したことがありますが、メインチームには参加せずに活動しています。

一方で、ハルクなどが所属するディフェンダーズというチームを結成したり、頭脳派ヒーローだけで構成されるイルミナティに所属していたりとチームでの活動は行っています。

9:音楽業界に与えた影響

ピンク・フロイド『神秘』とドクターストレンジ

音楽業界にも多大なる影響を与えました。

イギリスのグラムロックバンド、T・レックスの1971年のアルバムに収録されている『Manbo Sun』という曲には、“僕は君のドクター・ストレンジ”という歌詞が出てきます。

また、イギリスのロックバンド、ピンク・フロイドが1968年に発表したアルバム『神秘』のジャケットは、初期のコミックからインスピレーションを受けたと思われるデザインになっています。

10.ドラッグ使用者に人気?

ドクター・ストレンジ

出典: nerdist.com

大麻やマリファナ使用者に人気があるそうです。

その理由として、ドクターストレンジのカラフルなページ構成や、魔法の世界観が60年代を髣髴とさせることがが考えられます。大麻やマリファナ使用者が、使用中にドクター・ストレンジのコミックを読むのが楽しいとコメントしているそうです。

11.力の衰えが著しい?

ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジは、“最強の魔法使い”や“マーベル史上最強の魔術師”といった異名を持っています。

しかし、初登場時と比べるとその力はだいぶ衰えているようです。80年代に初登場したドクター・ストレンジはとても強く、マーベルコミックのヒーローの中でも最強説が唱えらえていました。しかし、最近ではハンド・ニンジャのような雑魚にもやられてしまうぐらい弱くなってしまっています。

12.様々な魔具を所持している

ドクター・ストレンジは様々な魔具を駆使して闘います。その中のいくつかを紹介しましょう。

アガモットの眼

アガモットの眼

力、真実、予知の三つをつかさどる眼を持っている魔術師アガモットの眼です。これを使うと、邪悪な魔術を無効にすることが出来ます。

空飛ぶマント

空飛ぶマント

ドクター・ストレンジが常に身に着けているマントです。このマントの力で、空を飛ぶことが出来ます。マントは着用していなくても、命令すれば反応します。

アガモットの球

アガモットの球

普段はドクター・ストレンジの基地に安置されている地球のような姿かたちをした球です。この球を使うと、戦局を占ったり、魔術師アガモットの個人的な空間に人を転送したりすることが出来ます。