2017年7月8日更新

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』ネタバレ&人魚の秘密を徹底解説!

2011年、大人気映画シリーズ第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が公開されました。この記事では本作のあらすじ・キャスト、そして屈指の名場面、人魚登場シーンをネタバレありで徹底解説しています。

シリーズ第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』!

映画業界では長らく「“海賊モノ”は当たらない」というジンクスがありました。それは、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』も同様で、当時ジョニー・デップが主演を演じる海賊映画は周囲から見ても失敗に終わると思われていました。

しかし、ジョニー演じる主役ジャック・スパロウの表情や演技をはじめ、子供から大人まで楽しめる世界観や個性的なキャラクターたちの登場がそれまでのネガティブな概念を覆し、その人気は“海賊映画”というジャンルを超えて大人気映画作品のひとつに。

2003年、全米や日本で公開されたシリーズ1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を皮切りに、全3作で作品の世界にひとつのピリオドが打たれました。

2011年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は主役のジョニー・デップ以外のメインキャストの多くを一新し、新シリーズ1作目とも言える作品です。

今回はそんな本作のあらすじ・キャストなどまとめてご紹介します。

記事後半では、本作の見所の一つ人魚登場場面について徹底解説しています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のあらすじ

見つけたものは永遠の命を手に入れるということができる生命の泉。スペインが泉の場所を突き止めたという情報を手に入れたイギリスはなんとしても阻止させるべくかつては海賊として名を馳せていたバルボッサをイギリス海軍船長に起用し、泉への地図を持っているかつての仲間、ギブスを仲間に迎えいれて目的地を目指します。 一方、ギブスと離れ離れになったジャック・スパロウは元恋人で女海賊のアンジェリカと再会します。彼女の父親黒ひげは大変恐れられている海賊ではありますが、「死が近い」と予言され、彼もまた生命の泉を探していたのでした。 ジャック・スパロウは、長年の相棒ミスター・ギブスと離れ離れになったためアンジェリカらと共に泉に向かいます。 こうして、生命の泉を求めるスペイン、イギリス、黒ひげ一行、そして黒ひげを阻止しようとする海賊による争いが幕を開けるのでした。

ジャック・スパロウを演じるのはもちろんジョニー・デップ!

コミカルで間が抜けているかと思いきや策士でもある主人公ジャック・スパロウ。彼を演じているのが、この役で日本ではもちろん世界的に有名なハリウッドスターとなった俳優ジョニー・デップです。 1984年にホラー映画『エルム街の悪夢』で俳優デビュー。その後も様々な個性的なキャラクターを演じたきたジョニーは、本シリーズの出演以降は子供も楽しめる『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、幅広い作品に出演しています。

『生命の泉』屈指の名場面、人魚登場シーン徹底解説vol.1

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』では重要な鍵を握る人魚達。 本作に登場する人魚は、ディズニー映画『リトル・マーメイド』でおなじみのアリエルとは似ても似つかないキャラクターです。 一見ゴージャスで美しい彼女たちはなんとも恐ろしい海の怪物と変化し、誘惑した船乗り達を海の墓場へと引きづり込んでいきました。 この美しい人魚から恐ろしい化け物へと変化する複雑な場面は、実は人魚を演じる女優達の実写とCGIが見事に融合し生まれました。 美しくも恐ろしい人魚達の登場場面の舞台裏をご紹介します!

人魚達は海のハイファッション!?

視覚効果美術監督のアーロン・マックブライドは、人魚達を芸術的に美しく、海のハイファッションのように作り上げたかったのだそう。 このコンセプトをもとに、海中で長くたなびく蔓のような尾びれと、月明かりの下で真珠のように美しい人魚たちが生まれました。

人魚の尾びれは魚市場で買った鮭?

視覚効果監督のアーロン・マックブライドは、魚市場に行って鮭を購入し、その鮭を杭に固定して撮影。そして光がどのように輝くのかを研究していたそうです。 この研究は、水槽から投げ出されたシレーナが土の上でだんだん乾いていき、尾びれが人間の足へと変化する場面で生かされていたと言います。

女海賊アンジェリカを演じるのはペネロペ・クルス

お転婆で純真な女海賊アンジェリカを演じたのは、スペイン人女優のペネロペ・クルスでした。 1992年にスペイン映画『ハモンハモン』で映画女優デビューし、その後はスペイン映画だけでなく『バニラ・スカイ』や『それでも恋するバルセロナ』に出演。『それでも恋するバルセロナ』では、第81回アカデミー賞助演女優賞に輝いています。

極悪非道の海賊”黒ひげ”を演じるのはイアン・マクシェーン

アンジェリカの父親であり、恐れられている海賊“黒ひげ”ことエドワード・ティーチを演じたのは、俳優のイアン・マクシェーンです。 王立演劇学校で演劇を学んだ彼は、1969年に『The Wild and the Willing(原題)』で映画俳優デビュー。その後、『ドーバー海峡殺人事件』や『美しい人』に出演し、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』では熊の王様ラグナー・スタールソンの声を担当しています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を彩るその他キャスト&登場人物

ヘクター・バルボッサ役:ジェフリー・ラッシュ

シリーズ1作目から登場するジャック・スパロウのライバルにして腐れ縁のバルボッサ。今作でもジェフリー・ラッシュが演じています。 ジェフリーは自身の母国オーストラリアのクイーンズランド・シアター・カンパニーに所属して数々の舞台作品に出演し、1981年には『Hoodwink(原題)』で映画デビュー。1996年には『シャイン』では第69回アカデミー賞主演男優賞に輝きました。 また、彼は演劇界における三大賞、アカデミー賞、エミー賞、トニー賞をすべて獲得した俳優でもあります。

シレーナ役:アストリッド・ベルジュ=フリスベ

今作の鍵を握る人魚。このシレーナという名前は、本作に登場する宣教師が付けた名前です。 シレーナ役を演じたアストリッド・ベルジュ=フリスベはスペイン人の父とフランス系アメリカ人のもとに生まれたスペイン系フランス人の女優、モデルです。2008年には映画『The Sea Wall(原題)』で女優デビュー。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は自身初めてのハリウッド映画出演にして、初めて英語で演技をした作品でもあります。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の見どころをご紹介

アンジェリカ役は二人で熱演!?

アンジェリカを演じたペネロペは撮影当時は妊婦中であり、すべての演技を一人でこなすのは大変困難でした。 そこで、彼女の体に負担をかけないために顔がアップで映し出される場面はペネロペが、遠目の撮影では彼女の妹でダンサーのモニカ・クルスが、それぞれアンジェリカを演じていたそうです。 2人は双子では無いですが、その容姿は瓜二つを言えるほどに似ており、作品に違和感を一切残さないものとなりました。

日本人俳優が出演していた!

日本のみならずハリウッドや海外の映画に出演する日本人俳優は多くいますが、その中のひとり俳優の松崎悠希は、黒ひげの手下海賊ガーヘン役で今作に出演していました。 母国語が英語ではないペネロペとは、休憩中に英語習得の難しさについて話したり、主役のジョニーとも雑談をしたり、と楽しい撮影期間を過ごしたようです。

メガホンを取ったのはロブ・マーシャル!

本作でメガホンを取ったのはロブ・マーシャルです。 名門カーネギー・メロン大学を卒業後、ブロードウェイの舞台振付師としてキャリアをスタート。 『蜘蛛女のキス』(1993) 、『くたばれヤンキース』(1994)、ボブ・フォッシーの 『キャバレー』(1999)等で振付を担当し、それぞれでトニー賞最優秀振付賞にノミネートされました。 その後、ボブ・フォッシーのファンだったマーシャルはフォッシーの代表作『シカゴ』を 映画化し、監督と振付を担当。同作は2003年アカデミー賞で、最優秀作品賞をはじめとする7部門受賞の快挙を達成しました。

『生命の泉』人魚登場シーン徹底解説vol.2

人魚の怪物度合いはもっとスゴくなるはずだった?

船乗り達を襲う時に人形は恐ろしい形相に変化しますが、彼女たちをどこまで醜く描くべきか激論がかわされていたそうです。 最初にその恐ろしい変貌ぶりを見せることになる人魚タマラの初期のデザインは、人間の姿ではもはやない、恐ろしい水中の化け物だったとか。 しかし、あまりに恐ろしすぎため、彼女たちの魅惑的な部分を残すことでバランスをとっていました。

海の底に向かって潜っていくフィリップとシレーナの運命は?

最後にシレーナとフィリップが海に潜っていくシーン。このあとの二人が行く末が気になった人も多かったのはないでしょうか? フィリップは自分のせいで捕まり傷ついたシレーナに許しを乞います。その彼にキスをするシレーナ。彼女のキスは全てを許し、フィリップを水の中でも呼吸できるようにしていました。 「私はあなたを救える」と言ったシレーナの言葉通り、フィリップの傷を癒していたのです。

人魚のシーン撮影は役割分担!?

人魚達のシーンは、場面によって3つのカテゴリーの女性によって演じられていたのだそうです。 表情のショットとセリフの場面で、演じたのはモデルや女優達、水中での水泳場面を担当したのはなんとシンクロのオリンピック選手達、アクションシーンはスタント・ウーマンによるものだったそうです。

黒ひげがディヴィ・ジョーンズでサラザールが黒ひげ?

『生命の泉』で黒ひげを演じたイアン・マクシェーンは、実は『デッドマンズ・チェスト』と『ワールド・エンド』でビル・ナイが演じたディヴィ・ジョーンズ役の候補に名前が挙がっていたそう。 また、黒ひげ役にはなんと次作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に登場する海の死神サラザール役を務めたハビエル・バルデムも候補の一人だったのだとか。

ブードゥー人形の呪いが次作に続く?【ネタバレ注意!】

エンドロール後、ジャック・スパロウによって無人島に置き去りにされたアンジェリカが登場。 そして、島に流れ着いたジャック型のブードゥー人形を拾って笑みを浮かべるシーンが映し出されます。 この伏線が次作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で回収されることはあるのでしょうか?

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の感想・評価を紹介!【ネタバレ注意】

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人魚!超能力!黒魔術!本作で完全にファンタジー路線に一直線だ。折角の実在海賊黒ひげを使うのだから、そういうのは抜きにしてこいつ凄い!と思わせるような設定であったのなら良かったのに。黒ひげ自体は期待外れであった。 そして、前作からの登場人物はかなり削られている。大きく関与してくるのといえばバルボッサだろうか。彼はワールドエンドの後、足も船も失い海賊もやめ提督となっていた。どんな狡猾なてを使ったんだか。だが、本質的には変わっていないようでジャックの前ではいつも通り。

traumereiii パイレーツオブカリビアン4作目。

ウィルとエリザベスがもう出てこないので、どうなるかと思ったけど、安定の面白さでした。 ジャックはいつも自分の船がありませんね。笑 頭の回転が早くて、思ってもみないことをするところが好きです。結構囚われる割りには逃げるのうまいし。今回は昔の女のアンジェリカを守ろうとするシーンも多々あり、前回より人間味のある姿も良かったです。

カリプソみたいな海の伝説みたいなのが好きな私には今回の人魚のくだりもすごく好きでした。 特に1番に船に腕をかけて歌い始めた人魚が美しすぎて目を奪われてしまいました。有名なモデルさんなんですね。もはやあの人魚は人形でした。

そして我らがペネロペクルスがアンジェリカ役で。相変わらず美しいです。撮影当時、妊娠していた彼女は、双子の妹?に全身のシーンは代わってもらったとかなんとか、何かの記事で読んだ気がしますが、もちろん違和感なし。 敬虔なクリスチャンでありながら、海賊の航海士をし、さらに父親の黒ひげを最後まで思い続ける姿には泣けました。

そしてそして、我らがバルボッサ!! 初っ端から白塗りのフリフリで、え、これから最後までこのバルボッサなの?!とか不安でしたが、途中からいつもの感じになって良かったです。 頭が良くて、威勢も良くて、みんなを盛り上げるのが上手で、一番船長に向いている方だと思います。本当に好きですバルボッサ。 黒ひげの船を奪って、縄を操る力を手に入れるとかもう本当に素敵すぎです。

ジャックは最後にたくさんの船(ボトル入り)を手に入れました。アンジェリカはジャックの藁人形的なものを手に入れました。まだ続編が期待できそうな気がします。

toshibakuon 生命の泉が存在するなら俺も旅に出たい。パイレーツシリーズはワールドエンドで終わりのはずだったが人気のため続編が作られた。人魚の美しさと怖さのギャップがすごい。人魚をもっともっと見ていたかったがペネロペの色気も良い。黒ひげ、バルバッサ、ジャックスパロウ海賊としての風格は違うがそれぞれに魅力がある。
Miyu1017 パイレーツシリーズ第4作。バルボッサとジャックが手を組み暴れるところが好きです。アクションシーンがさらに激しくなり、パイレーツファン必見の作品です。