『真田丸』のキャスト・登場人物を徹底紹介【三谷幸喜脚本の大河ドラマ】

2018年1月30日更新

2016年放送のNHK大河ドラマ『真田丸』。結果として負けてしまう、と分かっている真田一族に敢えてスポットをあてた点や、三谷幸喜の脚本などヒットの要因は多数ありますが、個性的なキャラクター達がその魅力を引き出しているのは言うまでもありません。この記事ではその魅力に迫っていきます。

三谷幸喜脚本、堺雅人主演の大河ドラマ『真田丸』

『真田丸』は2016年に放送されたNHK大河ドラマで、かつて同枠で『新撰組!』の脚本を務めた三谷幸喜が再び脚本を担当しました。 コメディ映画や舞台の脚本を数多く書き上げてきた三谷は、個性溢れる人物達が多数登場する群像劇を得意としており、『真田丸』でも数多く登場する大名やその家臣達を個性的、かつ魅力的に描いています。

真田信繁/堺雅人

『真田丸』の主人公であり、主人公である真田信繁。頭の回転が良く、その才能は父である昌幸も認めるところでした。 豊臣秀吉に仕えた際に彼の魅力に惹かれ、豊臣家を守るために奮戦しますが、関ヶ原の戦いで豊臣家が敗れたことから父ともども九度山へ流罪となります。 十数年の謹慎の後、豊臣秀吉の息子である秀頼を助けるため「真田幸村」と改名し、天下を統一した徳川家康と戦います。非常に不利な中で時には策を講じ時には最前線に立って戦い続ける幸村を、徳川方の大名達は思わず「日の本一の兵」と賞賛しました。

真田信幸/大泉洋

真田信繁の兄、真田信幸。真田家の嫡男で家督を継ぐ身でありながら、才能ある弟・信繁とそれを見守る父・昌幸を見て焦りや不安を抱えていました。しかし責任ある仕事を任される中で、嫡男としての役割や真田家での自分の立ち位置を認識してからは、その実力を発揮します。 徳川四天王の1人である本田忠勝の娘、稲を妻に迎え、徳川との繋がりが出来たことから、関ヶ原の戦いの直前、真田家を守るために自分だけは徳川方につき真田の「家」を守る苦渋の選択をします。 コミカルなシーンが多い役回りですが、その分重要なシーンでの格好良さが際立つ、魅力的なキャラクターの1人です。

真田昌幸/草刈正雄

主人公の父・真田昌幸はその知謀で戦国時代を生き抜いた大名でした。仕えていた武田家が滅亡した後、織田家に仕えようと手を打ちましたが、本能寺の変で織田信長が死んでしまいその策は破綻。 しかし信濃の国を守るため諸大名を策で翻弄し、遂には豊臣秀吉に大名として認められるようになりました。豪胆で博打好き、それでいて賢く、『真田丸』随一の格好良いキャラクターではないでしょうか。

稲/吉田羊

真田信幸の正室となる稲は、徳川四天王の1人で戦国最強と謳われる本田忠勝の娘です。父親譲りの勇ましい性格で、上田城で徳川方が敗北を喫した際には、出陣して真田を滅ぼしたいと言い出した程でした。 徳川家康に命じられ信幸と嫌々政略結婚した稲でしたが、徐々に信幸に心を開いていきます。その子を宿した時に自らの非礼を詫びて、真田の女性として支えていくと決意しました。

梅/黒木華

真田家家臣、堀田作兵衛の妹である梅は信繁とは幼馴染でした。信繁と想い合っており彼の子を身ごもりましたが、身分が違いすぎたたため側室の形をとることに。上田城が戦に巻き込まれた際に、敗走する徳川の兵に出会ってしまい、娘のすえを残してこの世を去りました。 強い芯を持った女性で、まっすぐ生きてきた信繁が謀略に手を染めたことで悩んでいた際には助言し、大切な人達を守って、犠牲を少なくする、という武士として生きていくにあたっての考え方を気づかせました。

すえ/恒松祐里

信繁と梅の間に生まれた娘のすえ。乳飲み子であった頃に母を亡くし、伯父である堀田作兵衛に育てられたため、信繁にはほとんど心を開きませんでした。 後に土地の郷士である石合十蔵の妻となり、幸せに暮らしていたようです。

春/松岡茉優

豊臣家家臣、大谷吉継の娘、春。信繁を側に置いておきたい秀吉が縁談を持ちかけたことから、信繁の2人目の妻となることに。 おっとりとした様子ですが、思い込みが激しく嫉妬深い一面も。信繁とは仲睦まじく過ごし、3人の子宝に恵まれます。最後まで信繁に着いていくことを希望しましたが、信繁の計らいにより、娘共々伊達政宗に匿われました。

きり/長澤まさみ

真田家家臣、高梨内記の娘きりは本作のヒロインです。信繁・梅の幼馴染であり、信繁に好意を抱きながら素直に表現出来ず、邪険にされてしまいます。 腐れ縁とも言うべき信繁ときりですが、やり取りの軽妙さや、時折見せる信繁との深い絆が『真田丸』の魅力の1つとなっています。

高梨内記/中原丈雄

真田家家臣である高梨内記。きりの父としての一面も魅力的ですが、真田家家臣としての一面も忘れてはいけません。 昌幸・信繁に付き従い、最後の大阪城の戦いまで運命を共にする内記は、豪快でありながらとぼけた様子を見せたり、信繁の息子を導いたりと、物語を面白くする重要な役割を果たしています。

小山田茂誠/高木渉

真田家の長女、松の夫である小山田茂誠。仕えていた武田家が滅亡した後、真田家に匿われることに。各地を転々とし、松の行方不明事件から気力を失ってしまい浪人となってしまいます。 その後縁あって真田家家臣となり、松とも再会。時折2人で登場し、仲睦まじく暮らしている様子が描かれ『真田丸』の癒し要素となりました。

出浦昌相/寺島進

真田昌幸に使える忍、出浦昌相はとにかく強くて格好良いキャラクター。 本田忠勝との一騎打ちで重傷を負ってしまい再起不能になってしまいますが、それまでの活躍は数多く、『真田丸』全編を通しても印象に残るものばかりです。