2017年12月22日更新

大河ドラマ『八重の桜』に出演していた豪華すぎるキャストの現在

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『八重の桜』

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綾瀬はるかの男装が注目を浴びた大河ドラマ『八重の桜』

2013年に放送されたNHK大河ドラマ『八重の桜』は、戊辰戦争末期に会津の鶴ヶ城に立て篭もって戦った、「幕末のジャンヌ・ダルク」の異名を持った新島八重の生涯を描きます。

1.新島八重/綾瀬はるか

1845年会津藩の鉄砲師範の家に生まれ、会津戦争では自ら銃を手に戦った八重。後に同志社女学校を開設します。 八重を演じた綾瀬はるかは、2017年公開予定の映画『本能寺ホテル』に出演予定です。

2.川崎尚之助/長谷川博己

八重の最初の夫となる川崎尚之助。蘭学と舎密術を修めた洋学者として活躍します。 尚之助を演じた長谷川博己は、2016年7月公開『シン・ゴジラ』での内閣官房副長官の矢口蘭堂役が印象強いでしょう。

3.新島襄/オダギリジョー

会津戦争を終えた八重の前に現れる新島襄。クリスチャンの学校を作るべく奔走するさなかに八重と出会い結婚、後の同志社大学となる同志社英学校を開校します。 襄を演じたオダギリジョーは、2016年公開の映画『オーバー・フェンス』では、人生の再生を図ろうとする主人公役を演じています。

4.松平容保/綾野剛

会津藩の運命を決定付けた松平容保公の曾孫である松平保久。11歳で会津藩士になって以降、激動の渦に巻き込まれていきます。 綾野剛が容保にキャスティングされたのは、容保本人と容姿が似ていたからだったとの事ですが、その綾野は2017年公開予定の映画『武曲 MUKOKU』で、主人公・矢田部研吾を務めることが発表されています。

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5.山本覚馬/西島秀俊

八重の実兄であり、会津藩士で砲術家として活躍した山本覚馬。明治維新後は、新政府の政策の中枢をなす人物となります。 覚馬を演じた西島秀俊は劇中でムキムキボディを披露し、世の女性たちを虜にしたのは記憶に新しいところ。そんな彼は、2017年秋公開の『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』にて、料理人の山形直太朗として出演予定です。

6.山川浩/玉山鉄二

国家老・山川兵衛の孫で、八重とは幼馴染の浩(幼名・大蔵)。八重に恋心を抱いていたものの、彼女の結婚を知らされ動揺します。鶴ヶ城籠城戦では、会津の伝統芸能「彼岸獅子」を舞いながら入城、「知恵山川」の異名をとります。 演じた玉山鉄二は、2015年のNHK連続テレビ小説『マッサン』で人気が爆発し、2016年には日本テレビのドラマ『そして、誰もいなくなった』などに出演しています。

7.山川二葉/市川実日子

山川浩の2歳上の姉である二葉は、藩の要職を務める梶原平馬と結婚した後に京に上るも、戊辰戦争により離縁し、会津に戻ります。 演じた市川実日子は、2016年7月公開の『シン・ゴジラ』での若手官僚の尾頭ヒロミ役で知られます。感情を露わにしない特異なキャラが話題となりました。

8.大山捨松/水原希子

山川浩の実妹にして、日本初の女子留学生として共にアメリカに渡った津田梅子とともに津田塾大学の開学に助力した大山捨松。薩摩出身の陸軍中将の大山巌と結婚します。 捨松を演じた水原希子は、本作がNHK大河ドラマ初出演となりました。彼女は2016年には映画『高台家の人々』やドラマ『家族ノカタチ』に出演しています。中でも『高台家の人々』では、綾瀬はるかや斉藤工と再共演を果たす形となりました。

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9.山川健次郎/勝地涼

八重に鉄砲や砲術を学び、鶴ヶ城籠城戦で大いに活躍する山川健次郎。開城後は帝国大学の総長を歴任しました。 演じた勝地涼は、日本テレビのドラマ『レンタル救世主』や、2017年3月放送予定のNHKドラマ『絆~走れ奇跡の子馬~』に出演します。

10.西郷頼母/西田敏行

会津藩で家老を代々務める家柄に生まれた西郷頼母。戊辰戦争で白河城を守る任に就くも、彼の家族21人が自決するという悲劇に襲われる不遇の人物となります。 頼母を演じた西田敏行は、2016年8月公開のディズニー映画『ジャングル・ブック』で日本語吹き替えを担当していますが、一方で頸椎亜脱臼と胆のう炎の手術を立て続けに行うなど、健康面の不安が取り沙汰されています。

11.西郷千恵/宮崎美子

西郷頼母の妻の千恵。戊辰戦争の戦況が悪化すると、長男を遺し家族21人が自決するという決断を行います。 千恵を演じた宮崎美子はバラエティのクイズ番組に出演する一方、映画『植物図鑑』での高畑充希演じるヒロインの母親役など、本業の女優としても活躍しています。

12. 山本権八/松重豊

八重の父で、会津藩の砲術師範役として活躍した山本権八。会津戦争では補給部隊を先導する役目を担いますが、その途上で銃撃を受けて息を引き取ります。 権八を演じた松重豊は、2016年は君塚良一監督のコメディ『グッドモーニングショー』や、大友啓史監督のスリラー『ミュージアム』などに出演しています。

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13.神保修理/斉藤工

藩老神保内蔵助の長男である修理。京都守護職で公用方として活躍しますが、鳥羽伏見の戦いの敗戦を招いた責任を取られ、切腹を命じられてしまいます。 修理を演じた斉藤は2016年のNHKドラマ『運命に、似た恋』で、原田知世の相手役として出演しています。

14.神保雪/芦名星

井上丘隅の三女にして、藩老神保内蔵助の長男の修理の妻となる雪。夫亡き後、会津戦争にて娘子隊の一員として新政府軍と戦いますが、悲劇的な結末を迎えることとなります。 雪を演じた芦名星は本作で大河ドラマ初出演を飾りました。『仮面ライダー響鬼』で敵役・姫を演じ知名度をあげ、代表作には「ST」シリーズなどがあります。

15.佐川官兵衛/中村獅童

会津藩の家老であり、猛将として恐れられた佐川官兵衛。会津最強の朱雀隊・四番士中隊を率いて各地を転戦します。 演じた中村獅童は、本業の歌舞伎俳優として2016年12月の歌舞伎座公演『十二月大歌舞伎』に出演します。

16.萱野権兵衛/柳沢慎吾

会津藩家老で、一刀流溝口派の相伝者の萱野権兵衛。会津戦争では連絡、補給係を担当しました。敗戦した際、「抗戦の罪は全て自分にあり」として自ら切腹の道を辿ります。 権兵衛を演じた柳沢慎吾は、普段のひょうきんなキャラとは真逆の実直な権兵衛像を作り上げ評価されましたが、2015年にはハリウッド映画『ピクセル』での日本語吹き替えを担当するなど、マルチに活躍しています。

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17.内藤ユキ/剛力彩芽

八重の6つ年下の幼なじみで姉妹同然に育ったユキ。会津戦争では郊外の農家を転々とし戦禍をくぐりぬけます。戦後は北海道に渡り、二度と会津には戻りませんでしたが、思わぬ形で八重と再会を果たすこととなります。 ユキを演じた剛力彩芽は、本作が大河ドラマ初出演となりました。2015年頃からバラエティ番組にも出演しており、テレビ朝日の『オスカル!はなきんリサーチ』では、本田望結と藤田ニコルと一緒にレギュラー出演しています。

18.中野竹子/黒木メイサ

江戸詰め勘定役・中野平内の長女として、薙刀の名手として名を馳せた竹子。戊辰戦争では母や妹らと娘子隊を結成して新政府軍と戦いますが、22歳の若い命を散らします。 演じた黒木メイサは、2017年1月放送のNHKドラマ『花嵐の剣士~幕末を生きた女剣士・中澤琴~』で、実在の女剣士・中沢琴を演じることが発表されています。

19.槇村正直/高嶋政宏

第二代京都府知事となる長州人の槇村正直。熱い志を持つあまり、八重とも大学設立をめぐり対立することもあった、「正直」という名の通りの人物です。 正直を演じた高嶋は、2015年からシリーズ開始されたテレビ朝日のドラマ『刑事7人』で正義感が強い警部として出演しています。

20.徳冨盧花/太賀

徳富猪一郎の弟で、兄と同じ同志社大学に入学するも、山本久栄との失恋で中退する健次郎。後に小説家・徳冨盧花として活躍します。 演じる太賀は、2016年には映画『淵に立つ』で、平和な家族に闇をもたらす存在となる男の役で出演しており、圧倒的な存在感を放っています。