2019年3月15日更新

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のキャストの現在【追悼ルーク・ペリー】

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』
© FOX

1990年代の代表的ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』。アメリカでも日本でも若者を中心に高い人気を集めました。当時人気だったキャストは現在何をしているのでしょうか?

青春海外ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』のキャストの現在

ビバリーヒルズ高校白書/青春白書
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左からデビッド、ドナ、ディラン、ブレンダ、ブランドン、アンドレア、ケリー、スティーブ

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』は1990年代に放映されたアメリカFOXテレビ系列のテレビドラマです。若者の圧倒的な支持を受け、シリーズはシーズン10まで続き高視聴率をマークしました。

原題はビバリーヒルズの郵便番号がついた『Beverly Hills, 90210』で、シーズン1から3の邦題が『ビバリーヒルズ高校白書』、大学入学後のエピソードを描いたシーズン4から10は『ビバリーヒルズ青春白書』のタイトルで放送されています。

思春期の悩みや、恋愛などを中心に家族の問題や、人種差別、ドラッグ、自殺、犯罪などリアルなアメリカのティーンエイジャーを描き評判になります。個性豊かな登場人物達も高視聴率の秘密で、演じた俳優達は当時人気を博しました。

2019年3月、本作のディラン・マッケイ役でブレイクしたルーク・ペリーが、52歳という若さで死去し、ファンには衝撃が走りました。

今回はそんな海外名ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』に出演していたキャストを振り返って見ましょう。

ブランドン・ウォルシュ役/ジェイソン・プリーストリー

頭脳明晰でユーモアがあり、グループの中心的存在のブランドン。物語はブランドンとブレンダの兄妹家族がビバリーヒルズへ引っ越して来ることで始まります。

ブランドン役のジェイソン・ブラッドフォード・プレストリーは現在テレビドラマ関連の出演、監督、プロデュースを務めています。一時期はテレビドラマ『True calling トゥルーコーリング』にレギュラー出演していました。2008年に始まった『新ビバリーヒルズ青春白書』には監督として参加しています。

私生活では結婚、離婚を経て、現在はメイクアップ・アーティストの女性と2度目の結婚。2016年からはクライム・コメディのテレビドラマ『Private Eyes(原題)』で、元プロホッケー選手のマット・シェイドを演じて人気を博しています。

ディラン・マッケイ役/ルーク・ペリー

(上の写真右、下の写真左)

父親がマフィアと通じており、波乱万丈の人生を歩むディラン。自分自身も不良で一匹狼的な人物です。ブランドンの妹ブレンダとケリーとの間で三角関係に。ブランドンとは親友ですが、妹の事や、ケリーを取り合ったりで微妙な関係性になりました。

ディラン役のルーク・ペリーはその後も順調にテレビドラマやテレビ映画などに出演を重ね俳優活動をしています。また、ブロードウェイの舞台にも立つなど活躍の場を広げました。噂になったジェニファー・イヴ・ガースとの交際は否定したものの、共同でテレビドラマを製作すると発表しました。

しかし2019年3月4日、ルークは脳卒中により52歳でこの世を去りました。ブランドン役で共演し長年の親友だったジェイソン・プリーストリーをはじめ、“ビバヒル”関係者がSNSでルークへの思いを語り、2019年夏に『ビバリーヒルズ高校白書』リブート版ドラマが放送されるFOXは、番組公式アカウントで追悼を表明しています。

「90210」公式アカウント:「ルークはこれからもずっとFOXファミリーの一員です。私たちの想いと祈りは、このあまりに辛い時間を過ごす間にも、彼が愛したものたちとともにあります。ここに彼がいないのは本当に残念なことです。」

ブレンダ・ウォルシュ役/シャナン・ドハーティー

ブランドンとは双子の妹であるブレンダ。ディランに初恋を捧げたものの、ケリーとの三角関係に陥ってしまいます。思い込みが強く感化されやすい性格のためトラブルメーカーといった立ち位置となって、ディランとは破局。その後は演技の才能を開花させ、ロンドンへ留学することになります。

ブレンダ役のシャナン・ドハーティーは実生活でもトラブルメーカーで、ゴシップ女優とも呼ばれていました。共演者との不仲が噂され、メインキャストなのに、シーズン4の終わりにロンドン留学という形で降板。その後シーズン10まではゲスト出演もありませんでしたが、2003年のスペシャルや『新ビバリーヒルズ青春白書』には出演しています。

長女プルー役で主演を務めた1998年のテレビドラマ『チャームド 〜魔女3姉妹』も、三女フィービー役のアリッサ・ミラノとの不仲説が流れ、シーズン3で降板。私生活では三度結婚し、三番目の夫カート・イスワリエンコとはリアリティ番組に出演してプライベートを公開しました。2015年には乳がんであり、闘病中であることを公表しています。

ケリー・テイラー役/ジェニー・ガース

恋多きヒロイン、ケリー。ヒロインでありながら複雑な家庭環境や、レイプされた過去があるなど、壮絶な人生を歩んでいます。当初は不良少女役でしたが、経験を経て大人になっていきます。ディランやブランドンの間を行ったり来たりしながら、他の男性とも関係を持つと言う複雑な役でした。

ケリー役のジェニファー・イヴ・ガースは本作終了後もテレビドラマやリアリティ番組への出演をし、精力的に活動をしています。『新ビバリーヒルズ青春白書』にも出演していました。

私生活ではプロデューサーと結婚し、3人の娘をもうけましたが、2012年には離婚。2015年7月に俳優のデイヴ・エイブラムスと再婚しています。

2018年には『ビバリーヒルズ青春白書』オリジナルキャストでのリブート版企画が持ち上がっており、ジェニー・ガースがすでに出演を承諾していることが報じられました。

スティーブ・サンダース役/イアン・ジーリング

スティーブはひょうきんで明るくメンバーには欠かせない存在です。有名女優を母親に持ついわゆる良いところのボンボンであるスティーブですが、おっちょこちょいで度々問題を起こすトラブルメーカーでもあります。しかし、本人は至って悪気が無く、憎めないキャラクターです。

スティーブ役のイアン・ジーリングは番組終了後も俳優、タレントとして活躍しています。映画監督などの裏方も務め一定の評価を得ています。俳優としての活動は主にテレビドラマ、テレビ映画で活動しています。

私生活ではモデルで女優でもあるニッキー・シーラ・ジーリングと1997年に結婚しますが、2002年に離婚しています。

映画では第二の代表作となった「シャークネード」シリーズに、2013年から2018年までの全6作に主役のフィン・シェパード役で出演しました。

ドナ・マーティン役/トリ・スペリング

ドナは医師を父親に持つ良いところのお嬢様です。敬虔なカトリックの家庭で育った為に、結婚まで処女を守り抜くと言う決意をしています。男女交際に関しても厳しく管理され、母親とはその事で衝突する事もしばしば。しかし、基本的にはのんびりした友達思いの女性です。

ドナ役のトリ・スペリングは現実でも良いところのお嬢様で、テレビ制作会社を経営するアーロン・スペリングを父親に持ちます。この『ビバリーヒルズ高校白書』も父親の制作会社が作っていました。

現在は自身でテレビ制作会社を設立したり、単発でドラマ出演などをするなど精力的に活動。ケリー役のジェニーとともに、オリジナルキャストでのリブート企画に名前が挙がっています。

私生活では2004年に俳優のチャーリー・シャニアンと結婚しますが、翌年離婚。2006年には俳優のディーン・マクダーモットと結婚し、2016年に第5子まで授かっています。

デビッド・シルバー役/ブライアン・オースティン・グリーン

デヴィッドはブランドン達より1学級下の弟的ポジションです。ドナとは長く付き合い、キスしか出来ない事で色々と揉め事が起きました。最終的には一度別れたドナと結婚する事になります。

デヴィッド役のブライアン・オースティン・グリーンは番組終了後も俳優として映画やテレビドラマに精力的に出演しています。主役こそ少ないものの、『デスパレートな妻たち』でのキース役など印象的な名バイプレイヤーとして活躍。

私生活では二度の離婚の末、女優のミーガン・フォックスと2010年に結婚しています。2015年に離婚申請して一時別居したものの、翌年第3子を妊娠したため再び元の鞘に収まったようです。

バレリー・マローン役/ティファニー・ティーセン

ブランドンとブレンダの幼馴染で同じくビバリーヒルズに引っ越してきたバレリー。バレリーは悪女でトラブルメーカーで周囲を悪だくみで騒動に巻き込む役柄でした。

バレリー役のティファニー・ティーセンは、2009年から『ホワイトカラー』で演じているエリザベス役を筆頭に、番組終了後も主にテレビを中心に活躍。2018年にはNetflixドラマ『アレクサ&ケイティー』に、ロリ役で出演しました。

私生活では、同作で共演したブライアン・オースティン・グリーンと婚約までして破局。その後、俳優のブレイディ・スミスと結婚し、男女2児の母親になっています。

ナタニエル・ブシッチオ役/ジョー・E・タタ

ジョー・E・タタ
©WENN/Fayes Vision

“ナットさん”と呼ばれて親しまれていたダイナー「ピーチ・ピット」店長のナタニエル。イタリア系で、元軍隊の料理人で役者という過去も。ブランドンたちはこの店を溜まり場にしてよく集まっていました。良き相談相手で、彼らの父親的存在です。 ナタニエルを演じたジョー・E・タタは、1990年の『ビバリーヒルズ高校白書』シーズン1から2000年の『ビバリーヒルズ青春白書』シーズン10まで全シーズンに登場しています。いわば“ビバヒル”をずっと見守ってきた生き字引。2008年の『新ビバリーヒルズ青春白書』にもナット役で出演しました。

『ビバリーヒルズ高校白書』オリジナルキャストでのリブート版の行方は?

1990年代、一世を風靡したアメリカのドラマシリーズ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。続編やスピンオフ、リブート版も製作され、その後も人気を保ち続けました。 ここへ来て新たに、「高校白書」オリジナルキャストでのリブート版企画が進行し、当時“ビバヒル”を満喫した世代にもうれしいニュースがありました。しかし残念なことに2019年3月、ディラン役で人気を博したルーク・ペリーが他界。 皮肉なことにルークが亡くなる数日前、2019年夏に『90120』というタイトルでFOXでの放送が正式決定し、ますます注目度は上がる一方。さらに乳がん治療後のシャナン・ドハーティの出演があるのかどうかにも、注目が集まっています。