2017年7月6日更新

ドラマ『メンタリスト』シーズン5のあらすじ・キャスト・エピソードまとめ【ネタバレ】

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メンタリスト

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人を操る能力を武器に、犯罪捜査をする刑事ドラマ『メンタリスト』

『メンタリスト』は2008年から2015年までアメリカのCBSで放送されていた刑事ドラマシリーズです。 カリフォルニア州捜査局、通称CBIに努めるパトリック・ジェーンが主人公です。犯罪コンサルタントの彼は、一見ただのイケメンですが、実は人の心理を巧みに操る技に長けたメンタリスト。独自の推理力と観察眼に加えて、特殊能力を使って犯罪捜査に乗り出します。 この人気シリーズのシーズン5について各エピソードのあらすじをまとめました。

『メンタリスト』のメインキャストをおさらい

パトリック・ジェーン/サイモン・ベイカー

『メンタリスト』シリーズの主人公です。人の心理を読んで、操ることができます。CBIに努める犯罪コンサルタントですが、警察官ではないので直接犯人を逮捕することはできません。 ジェーンは、昔インチキ霊能者を装って、テレビに出演していた過去を持っています。当時は罪悪感すら感じていませんでしたが、ある日出演番組を通して連続殺人犯、レッド・ジョンの怒りを買ってしまい、妻と娘を殺害されてしまいました。 以降、ジェーンは自分の能力を犯罪捜査に役立てるようになり、レッド・ジョンへの復讐の機会を狙っています。 演じているのは 1969年7月30日生まれ、オーストラリア出身の俳優サイモン・ベイカーです。 オーストラリアのテレビ番組などに出演していましたが、『メンタリスト』の主役で注目を浴び、エミー賞やゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされたほか、アメリカのTVガイド誌が行っている「最もセクシーな男」に選ばれるなどブレイクを果たしました。

テレサ・リズボン/ ロビン・タニー

テレサ・リズボンはジェーンとともに働いている捜査官です。チームを率いる立場であるため、いつもジェーンに先を越されることを面白くなく思いつつも、彼の能力は信頼しています。また、シーズン1からずっとジェーンに思いを寄せています。 幼いころに母親を飲酒運転でひき逃げされ、以来酒浸りになってしまった父親に代わって3人の弟の面倒を見ていた過去を持っている苦労人です。母親の形見である十字架のネックレスを常に身に着けています。 演じているのは1972年6月19日生まれ、アメリカ出身の女優ロビン・タニーです。 18歳のころからドラマの端役などに出演し、女優として活動しています。1997年には、日本未公開の映画の『ナイアガラ・ナイアガラ(原題)』でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞した功績も持っています。

ローレライ・マーティン/エマニュエル・シュリーキー

シーズン4最終話で、レッド・ジョンの手下であることが判明、FBIに身柄を拘束されます。シーズン5を通して、ローレライの身柄をめぐってFBIとCBIが対立したり、ジェーンがローレライの脱走を助けたりとキーになる人物です。 演じているのは、カナダ出身の女優、エマニュエル・シュリーキーです。10歳のころからCMに出演し、1999年の『デトロイト・ロック・シティ』でハリウッド進出もしています。

シーズン5 第1話のエピソード

シーズン4最終話で登場した、殺人鬼レッド・ジョンの手下、ローレライをめぐって、CBIとFBIの間に緊張が走ります。 ホテルの従業員が殺害される事件が起き、その現場でローレライの身柄を渡すようFBIから言われたジェーンは、得意の心理術でFBI捜査官を操り、しまいには喧嘩に発展してしまいます。 FBIは逮捕前にジェーンとローレライの間に男女の関係があったことを理由に、彼女の身柄をFBIのもとに置くことを求めます。しかし、ジェーンはFBI側にレッド・ジョンの仲間がいるかのように見せかけ、ローレライをCBIのもとに取り戻しました。 ホテルの事件を解決したジェーンは、刑務所にローレライを引き取りに行きます。しかし、そこにローレライではない女性がいたのでした。

シーズン5 第2話のエピソード

ダイヤモンドの研磨氏が自宅で殺害され、彼が運んでいたダイヤも盗まれるという事件が起こります。 捜査に当たったジェーンですが、うっかり幻覚作用のある植物ベラドンナの成分を含むお茶を飲んでしまい、そのせいでレッド・ジョンに殺された娘、シャーロットの幻覚を見てしまいます。娘の幻覚と会話をしながら事件解決の糸口を見つけるジェーンですが、娘を失った心の痛みを再び感じてしまいます。 幻覚作用のあるお茶は、被害者の隣人が仕込んだもので、それを利用してダイヤを盗もうと企てていたのでした。最終的にジェーンとリズボンは、犯人である隣人が幻覚作用のあるお茶を飲んでしまったかのように演技をして見せかけ、逮捕に結びつけます。

シーズン5 第3話のエピソード

銀行強盗事件が起き、一人の銀行員が殺害されました。殺人も強盗犯によるものと思われましたが、貸金庫が開いていたことからジェーンは真相に疑いを持ち始めます。 内通者がいると判断したジェーンは、殺された副支店長こそがその内通者であり、殺されたように見せかけたのではないかと推理。そして副支店長を偲ぶ会に乗り込み、従業員にカマをかけますが内通者は見つかりません。 貸金庫主の名簿をチェックしていたジェーンは、副支店長本人こそが強盗との内通者であり、事実を知って自分を裏切ろうとしていたことに怒りをかった婚約者に殺されたことを見抜きます。 一方リズボンは、レッド・ジョンの手下の身柄をめぐるCBIとFBIに深く巻き込まれていくのでした。

シーズン5 第4話のエピソード

敵対するギャングチーム同士の抗争中に起きた殺人事件の捜査中、捜査官のリグスビーがCBIに連行されてしまいます。 リグスビーにはバイカーギャングの父親がおり、そのせいで父親とは疎遠になっていました。しかし実は事件現場で銃弾を受けた父親を発見していました。そのことを正確に報告するよう上司のラローシュから詰められてしまいます。 リグズビーの父親は、仲間を助けるために現場に行っており、その事実を息子に語った後息を引き取ってしまいます。 銃撃戦の末、事件の首謀者であるジムのオーナーにリグズビーは自分の手で仕返しをします。ラローシュはすべての事情聴取を終えるとリグズビーを彼の息子が待つ家に帰すのでした。

シーズン5 第5話のエピソード

時は数年前、ジェーンが初めてCBIを訪れた時にさかのぼります。レッド・ジョンに関するファイルを見せてほしいというジェーンを、リズボンは冷たくあしらいます。 そこでジェーンは得意の心理操作を使い、リズボンの部下を挑発し、彼を殴るように仕向けました。裁判沙汰を恐れたCBI局長のミネリは、ジェーンにレッド・ジョンに関するすべてのファイルを開示することを認めたのです。 リズボンを手伝って、判事の息子殺害事件を捜査することになったジェーンは、得意の能力を使って犯人を突き詰めます。その働きぶりに感心したミネリは、ジェーンを犯罪コンサルタントとして雇うことに決めるのでした。

シーズン5 第6話のエピソード

警備員が殺害された事件が発生、ジェーンが現場に赴くと、そこで一人の気になる男性を見つけます。アイザックという男性は、兄夫婦が誘拐されてしまったと語りますが、実際は兄夫婦が留守中に家を借りていた別の夫婦でした。 実は誘拐された方の妻スローンが共犯者で、先に解放されてきたフリをした彼女に発信機付きの札束を持たせ、共犯もろともCBIは逮捕します。 一方で、レッド・ジョンの手下であり、彼に繋がる唯一の手掛かりであるローレライが刑務所から脱走し、ジェーンは脱走を許した看守を調べ始めます。

シーズン5 第7話のエピソード

ある女性TVジャーナリストが殺害される事件が発生。彼女が追っていたのは利害目的でアマゾンの村を虐殺したビジネス界の大物、ヴォルカーという人物で、彼こそが黒幕と判断します。 ジェーンとリズボンは、調査により、殺された女性キャスターの同僚キャスターのハントが、ヴォルカーに発破をかけられ彼女を殺害したことを見破り、番組中に真相を暴きます。 ヴォルカーも逮捕しようと動くリズボンですがが、国土安全保障省からの圧力を受け、今回は断念せざるを得ない状況となってしまいます。 一方、ローレライを追っていたジェーンは連邦刑務所にたどり着きますが、またしてもFBIが邪魔となり、調査は行き詰ってしまいます。

シーズン5 第8話のエピソード

ジェーンはローレライを脱獄させ、身柄を確保することでレッド・ジョンへの手掛かりを掴もうと計画します。 ローレライの脱獄は成功し、ジェーンは彼女と共に過ごすうちに彼女にはレイプされた末に殺害されてしまった妹とがいることを知ります。彼女の妹を殺したのはレッド・ジョンであるというジェーンに、ローレライは怒りを表し、彼に衝撃的な発言をします。それは、ジェーンがすでにレッド・ジョンと会っていて、握手までしているという事実でした。 自分たちを追ってきたCBIから逃れるため、自動車事故を起こしたと見せかけジェーンはローレライを逃がします。そしてリズボンに、自分が彼女から聞いた事実を告げるのでした。

シーズン5 第9話のエピソード

元ギャングの不動産屋レミエルが殺された事件をCBIが操作します。レミエルは、3年前にギャングを抜け、まっとうに仕事をしていましたが、彼が抜けて売り上げが減ってしまったことから昔の仲間から暴力を受けていました。 一見、昔の仲間とのいざこざから殺害されたように見えましたが、実は不動産屋の同僚とモデルハウスに行った際、誤って人を銃で殺害してしまい、それを自首しようとしたレミエルを同僚が殺害してしまったのでした。 今回も見事な洞察力で事件を解決したジェーンは、新たな手がかりの元、レッド・ジョンに関する調査を進めます。そして彼の正体として疑いがある人物のリストを作り始めるのでした。

シーズン5 第10話のエピソード

大麻農園で働くジェレミーという植物学者が殺されました。ジェーンとリズボンの元を訪ねてきた、彼の大学時代の恩師から、二人はジェレミーが職場で上司と揉めていたという情報を手にします。 ジェレミーが働いていた農園に行ってみると、そこでの上司との関係は良好でした。しかし、実は彼はあるたばこ会社の研究所で、フリーの研究員として働いていたのです。 研究所で新種の大麻を研究しており、それを狙った研究員同士のいざこざに巻き込まれて殺害されてしまった、というのが事の真相でした。

シーズン5 第11話のエピソード

上院議員の娘が殺害され、通りに放置されていた死体が発見されます。娘はドラッグ代にあてるために、両親からルビーのネックレスを盗んでおり、ジェーンはそれと事件の関係性を疑います。 殺害された娘はチャーリーと呼ばれモデルをしており、死亡直前に、彼女が写真家のカーンという男性に怒りのメールを送っていたことが発覚。彼もまた薬物を使用しており逮捕されてしまいますが、殺人犯ではありませんでした。 チャーリーの更生施設の担当医である女性がギャンブル漬けになっており、借金返済のためチャーリーが盗んだルビーを奪おうと殺害したという意外な事実にたどり着きます。 一方リズボンは、自分の事業のために南米の原住民を殺害した富豪トミー・ヴォルカーにいまだ固執しており、さらなる証拠を掴もうとしていました。

シーズン5 第12話のエピソード

リズボンのヴォルカーに関する調査は進んでおり、内部情報から逮捕まであと一歩というところまで来ていました。 そんな中、ヴォルカーが所有するエネルギー会社の地質学者の死体が発見されます。事件の目撃者はマービンという少年で、現場を目撃した彼もまた殺されたかと思いきや実は生きていました。 そんなマービンを亡き者にしようとヴォルカーは動物園で彼を追い詰めますが、駆け付けたリズボンに発砲され、ついに逮捕されてしまいます。

シーズン5 第13話のエピソード

納屋で発見された三つの死体が、レッド・ジョン率いるカルト教団ビジュアライズ教に関係していることをジェーンは突き止めます。 そんな折、リズボンはCBI勤続10年目を迎え、外部での仕事のオファーを受け後任であるレイ・ハフナーが赴任してきます。しかし、実はハフナーはビジュアライズ教の一員であり、納屋での殺人にも関与していた疑いがありました。 ジェーンは、レッド・ジョンだと思われる人物リストを408人にまで絞り込み、そこにハフナーも加えます。

シーズン5 第14話のエピソード

ある大学院生殺人事件の調査にジェーンとCBIチームは乗り出します。事件が起きたのは北カリフォルニア大学の自然史博物館で、大量の虫が入った箱の中で遺体は発見されました。 被害者はリンダという女性で、遺体の肉は虫にほとんど食べられていました。成績優秀だった彼女に恨みを持った者の犯行ではないかと思い、実際彼女のプロフィールをネットでばらまいていた女生徒も現れます。 しかし真犯人は、リンダの新発見を自分の手柄にしようとしたポールという男性で、ジェーンは記憶術を使って犯人を突き止めます。

シーズン5 第15話のエピソード

大富豪の女性、エリースが自宅で灰になって見つかりました。被害者の甥、主治医、退役軍人である友人などが容疑者として浮上します。 エリースに過剰な量の薬を投与していたことから、主治医が犯人として疑われますが、実は過去のことをエリースにばらすと脅されて行っていたことが判明します。 実はエリースは財産を使い果たしてしまっており、チャリティーで運営していた退役軍人の施設の資金を横領していました。その事実が発覚し、裁判により刑務所域となるところだったエリースは、看護師を殺害して自分に見せかけて灰にしたのです。ヨットに潜伏しているエリースをジェーンはみつけ、老婆は逮捕されたのでした。

シーズン5 第16話のエピソード

脱獄したローレライが登場。自身の妹が死んだ原因になっている被害女性用シェルターの運営者を拷問し、射殺してしまいます。 事件の原因を作ったのは脱獄を手引きした自分だと、ジェーンは罪の意識にさいなまれ、リズボンにもそのことを告白しますが、リズボンは秘密にすると誓います。 物語の終盤で、ローレライがレッド・ジョンの手によって殺されたという事実が明らかになります。

シーズン5 第17話のエピソード

ある女性衛生兵が、喉を裂かれて死亡しているのが見つかり、容疑者として彼女の勤務中にセクハラを行っていたとされる士官が浮上してきます。 しかし、事件の唯一の目撃者は、PTSDにより短期の記憶を維持することができないピートという兵士でした。ジェーンはピートに催眠術をかけ、事件時の記憶を呼び起こさせます。 結果、衛生兵を殺したのは医師であり、不当に闇で薬を売っていたことがばれての犯行でした。ピートを利用したことをジェーンは謝りますが、記憶を取り戻す手伝いをしてほしいという彼の願いを受け入れるのでした。

シーズン5 第18話のエピソード

舞台初日を目前に、シャロンという女優がホテルのバルコニーから転落死し、殺人とみなしたCBIチームは捜査に乗り出します。 人気が低迷していく主演女優、脇役ダンサー、犯罪歴アリの元彼など様々な容疑者が浮上しますが、ジェーンはプロデューサーのドッジが犯人であると見抜きます。ドッジは舞台の資金集めのために架空の人物をでっちあげており、シャロンにそれを気付かれたため、殺害に至ってしまったのでした。 一方ジェーンは、ローレライに銃で撃たれて昏睡状態に陥っていた女性用シェルターの管理人、ジェイソン・レノンが目を覚ましたと聞き、レッド・ジョンに関する情報を得ようと接触します。 しかし、病室で目を覚ましたレノンの前には国土安全保障省捜査官のボブ・カークランドがおり、彼の点滴に何か投与すると、レノンは直後息を引き取ってしまうのでした。

シーズン5 第19話のエピソード

ホリス・パーシーというさびれた観光地のオーナーが殺されました。町は観光業で生計をたてている人がほとんどで、町の大部分を売却しようとしていたホリスは人々の反感を買っていました。 いつものように犯人を見破ったジェーンは、町のマジシャンを怒らせて退かせ、自分がマジックショーを行うように仕向けます。そこでのマジックを通して、犯人がホリスの息子のイアンであることを暴露。 イアンは、バーで働くリリーという女性と愛し合っていましたが、ホリスよりリリーは実は妹だということを知らされ、別れるように言われたことに激高した末の殺人でした。 一方、以前からレッド・ジョンに関しては異様な執着を見せていたカークランドは、特殊な方法を使ってジェーンからレッド・ジョンに関する情報を引き出そうとします。

シーズン5 第20話のエピソード

結婚生活に問題を抱えていた女性が殺される事件が発生。捜査のため、リグズビーと新人捜査官のヴァンペルトが夫婦を装って、殺害された女性と夫が出演していた夫婦仲を修復するラジオに出演します。 番組出演後、ホストのプライベートセッションにも参加したリグズビーとヴァンペルトは、お互いに惹かれあっている事実にも気づいていきます。 そして、ショーのホストであるバディーのマネージャーであり、妻のエリザベスが嫉妬にかられた末の犯行であることを見抜き事件が解決。リグズビーとヴァンペルトもお互いの気持ちを告白し、晴れて結ばれたのでした。

シーズン5 第21話のエピソード

ラローシュの家に強盗が入り、彼が持っていたある容器が盗まれ、彼はジェーンにそっとそれを見つけてくれるように依頼します。 容器を盗んだのは、CBIの内部情報情を漏洩していた広報担当ブレンダに雇われた強盗で、容器の中にはレイプされた末に自殺したラローシュの母親にまつわるあるものが入っていました。 ブレンダが犯人であることを突き止め、リグズビーが彼女の机から容器を発見し、開けようとします。しかし、ジェーンはそれを止め、黙って容器をラローシュに返します。 のちラローシュの母親をレイプした犯人のもとを訪ねたリズボンは、その犯人に舌がないことに気付くのでした。

シーズン5 第22話のエピソード

ついにジェーンは、レッド・ジョンと思われる候補者を7人にまで絞り出します。そこに、レッド・ジョンが犯人の可能性があるという事件が発生し、ジェーンとリズボンは捜査を始めます。 事件を追っていくうちに、レッド・ジョンの友人だという人物からあるディスクを渡されます。再生したディスクが映し出したのは、レッド・ジョンからの伝言を読みあげるローレライの姿でした。 伝言は、ジェーンがリストを絞り込んでおり、それは7名であることを言い当てるもので、自分かジェーンかどちらが捕まるまで殺しはやめないというメッセージだったのです。