2022年11月29日更新

平成アニソン神曲おすすめランキングTOP70!昭和の歴史に残る名曲も番外編で紹介

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アニソンの神曲おすすめランキングを一挙紹介!

昔からアニメを彩り続けてきた心に残る数々のアニメソング。何十年たっても色あせない名曲も多く、聞くだけでアニメを見ていた頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれます。 また今やインディーズバンドや駆け出しのアーティストの登竜門ともなっており、楽曲が主題歌に抜擢されて注目を浴びたアーティストも少なくありません。 人の心を癒やしてくれるものから、現代にも受け継がれる名曲まで、おすすめのアニソンをランキング形式にして紹介します。

1位「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子/『新世紀エヴァンゲリオン』

「残酷な天使のテーゼ」は、庵野秀明監督によるアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌で、高橋洋子が歌っています。現代も幅広い年齢層で知られており、一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。 「エヴァンゲリオン」は、1990年代を代表するアニメのひとつで、ゲームや漫画なども多数展開されています。アニメはマスコミでも取り上げられ、アニメに興味を持たなかった人をも巻き込む、一大旋風を引き起こし、社会現象にもなりました。 物語の舞台は2015年、2000年に起こった大災害により、人類の数は半分に減ってしまいます。そんな中、「使徒」と呼ばれる謎の存在から人類は、攻撃を受けてしまいます。人類や地球を守るため、主人公碇シンジをはじめとする、若き少年少女たちが、巨大な人造人間エヴァンゲリオンで、戦っていく物語です。 本作の代名詞と言っても過言でないこの曲の創作エピソードは、実は意外なもの。作詞をした及川眠子(おいかわねこ)は、作詞の依頼を受けたその日に、少し打ち合わせをして、アニメを2話分早送りで観ました。その後、歌詞を約2時間で書き上げたという話を自身のTwitterにて公開しています。 そんな生誕秘話とは裏腹に歌詞の内容は、人類の希望を一手に背負い、エヴァで使徒と戦う思春期の少年少女の苦悩をうまく表現したものとなっています。また、曲調も大胆で非常に耳に残りやすいものです。そんな本曲は、後世に残る名曲と言って間違い無いでしょう。

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2位「君が好きだと叫びたい」BAAD/『スラムダンク』1~61話

『君が好きだと叫びたい』は、バスケファンのバイブルとなっているアニメ『スラムダンク』の主題歌で、1~61話までで使用されました。 バスケ初心者だった主人公桜木花道が、バスケを通じて成長していく姿や、夢を叶えるために努力する姿は、ファンのみならず、多くの人に希望を与えています。 歌っているのは、親しみやすいサウンドが特徴のロックバンドBAAD。伸びのある歌声が、空を駆け抜けるような爽快感を感じさせてくれます。 放送から数十年たった今でも、人々に愛され続けている『スラムダンク』。本作を代表するこの曲は、忘れられない名曲として、いまでも心に響き渡るのではないでしょうか。

3位「紅蓮の弓矢」Linked Horizon/『進撃の巨人』第1話~第13.5話

「紅蓮の弓矢」は、人類が絶滅の危機を迎える世界を描いた、諌山創原作『進撃の巨人』のアニメの主題歌に使用された楽曲です。歌っているのは、作曲を担当したRevoによる音楽ユニットLinked Horizon(リンクトホライズン)。 巨人から逃れ生き残った人類が、壁の内側で生活を強いられてから100年。平和を取り戻したはずの人類でしたが、突如として現れた超大型巨人の前に、再びあの恐怖が蘇えることになるのです。 「紅蓮の弓矢」は、オリコンランキング初登場2位を記録しました。巨人と戦う戦士たちの疾走感を表現し、兵士たちの勇ましい姿を彷彿とさせるロックなナンバーです。また、映像と合わさることで、強烈なインパクトもある仕上がりになっています。

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4位「ウィーアー!」きただにひろし/『ONE PIECE』1~47話

「ウィーアー!」は、尾田栄一郎原作の国民的アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の、1~47話までの主題歌に使用されている楽曲です。 この世のすべてを手に入れた海賊王、ゴール・D・ロジャーが残した、たったひとつの財宝「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」を巡る、海賊たちを描いた壮大な冒険譚『ONE PIECE』。 『ONE PIECE』の代名詞となっている「ウィーアー!」を歌ってるのは、パワフルな歌声を持つきただにひろし。そしてこの曲は、きただにをアニソンシンガーとしての地位に導いた曲でもあります。この曲を聞くと、「ワンピース」を目指し、大海原を航海する海賊たちの姿が、絵のように思い浮かんできます。まるで自分が、この世界に入り込んだような気持ちにさせてくれる、まさに神曲です。

5位「ようこそジャパリパークへ」どうぶつビスケッツ×PPP/『けものフレンズ』

「ようこそジャパリパークへ」は、2017年に放送されたアニメ『けものフレンズ』の主題歌です。同アニメは2019年に2期目が放送されました。 『けものフレンズ』は、「フレンズ」と呼ばれる人間に似た姿をした動物たちの物語。彼女たちは「ジャパリパーク」という動物園のなかで暮らしていていて、そこでの日々を描いた作品です。 「ようこそジャパリパークへ」は劇中に登場するキャラクターたちによる2つのユニット・どうぶつビスケッツとPPPが歌を担当。担当声優がキャラクターを模した衣装でパフォーマンスをします。『ミュージックステーション』や『NHK紅白歌合戦』にも出演し話題となりました。 同曲は大石昌良が手がけた勢いのあるサウンドが特徴的です。全パートがサビといえるほど盛り上がる要素が曲全体につまっています。

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6位「遥か彼方」ASIAN KUNG-FU GENERATION/『NARUTO』26~53話

「遥か彼方」は『NARUTO』の第2代目のオープニングです。「ナルト」は名曲の宝庫ですが、本曲は、「ナルト」の人気を決定づけた中忍試験エピソード時のオープニングであり、同時にASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の名前を全国区にしたものです。 『NARUTO』は、忍びの里の長、火影(ほかげ)を目指す少年ナルトの成長を描いた物語です。日本国内でも圧倒的な人気を誇る本作ですが、主人公が忍者ということもあり海外で圧倒的な人気となっています。 本曲を歌っているのは日本を代表するロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATION。インディーズ時代に発表された本曲によって、一気に全国区の存在になり、邦楽ロックシーンの最前線を駆け続けています。

7位「夏の幻」GARNET CROW/『名探偵コナン』205~218話

「夏の幻」はアニメ『名探偵コナン』の第10代エンディング曲です。コナンのアニソンには名曲が多いですが、その中でも人気の曲となっています。 原作は大人気漫画の『名探偵コナン』。毒薬によって小学生の姿になってしまった高校生、江戸川コナンを主人公に、ミステリーあり、ラブコメありで繰り広げられるエンタメ作品です。 本曲を歌っているのは4人組ポップバンドGARNET CROW。GARNET CROWは本曲を含め、『名探偵コナン』の楽曲を11曲手掛けています。「夏の幻」の歌詞の中では、「生命」と書いて「ゆめ」、「時代」と書いて「せかい」、「命」と書いて「まぼろし」と歌われています。歌詞を見ながら聴くと、また違った味わい方のできる1曲です。

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8位「コネクト」ClariS/『魔法少女まどか☆マギカ』

「コネクト」は『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌です。本作は、2011年に放送されたシャフトと新房昭之(しんぼうあきゆき)監督のタッグによる魔法少女アニメで、脚本を虚淵玄(うろぶちげん)が手がけたことでも話題となりました。 「まどマギ」は、願いを叶える代わりに魔法少女として戦うことになった少女たちの苦悩や運命を描くダークファンタジー作品。蒼樹うめによる可愛らしいキャラクターデザインとは裏腹に、過酷な運命に翻弄される少女たちの痛々しい姿が衝撃的な物語です。 主題歌は当時中学生だったClariSが歌う「コネクト」。疾走感あふれる爽やかな楽曲ですが、ストーリーが進むにつれ、その歌詞に隠された意味が考察されるなど、大きな話題を呼びました。最終回まで一度観たうえで、改めて聴くと鳥肌が立ってしまう。そんな1曲です。

9位「ふわふわ時間」桜高軽音部/『けいおん!』

「ふわふわ時間」は2009年に放送された『けいおん!』の劇中歌です。主人公の所属する女子高生バンドが学園祭ライブで披露しました。 『けいおん!』は深夜アニメとして2期放送された後、劇場版アニメも制作されました。女子高生軽音部のまったりとした3年間を描いた日常系アニメで、京都アニメーションの手により質の高い作品に仕上がっています。 本曲を歌っているのは桜高軽音部。作中で登場人物の声を担当した、豊崎愛生などの声優たちが実際に歌っています。名曲の多い『けいおん!』ですが、1曲選ぶとしたら作品を象徴する本曲でしょう。

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10位「リライト」ASIAN KUNG-FU GENERATION/『鋼の錬金術師』42~51話

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが歌う「リライト」は、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』の2003年版アニメの主題歌です。ラストを締めくくる4クール目の主題歌として放送されました。同作のアニメにはもう1つ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年)がありますが、こちらは別作品となっています。 錬金術の才能を持つエルリック兄弟は、禁忌の錬金術によって兄は手足、弟は全身を失ってしまします。そんな2人が、体を取り戻すために、賢者の石を求め旅をします。その旅の中で、尊敬できる大人や強大な敵に出会いながら、2人が成長していく姿を描いたファンタジー作品となっています。 ASIAN KUNG-FU GENERATIONを代表するヒット曲のひとつとなっている「リライト」。苦境にめげず立ち上がり前を目指していく主人公たちの姿と歌詞がリンクしています。カッコいいロックサウンドが、熱い作風をより盛り上げる名曲です。

11位「心絵」ロードオブメジャー/『メジャー』1〜25話

「心絵」は、満田拓也による野球漫画を原作としたアニメ『メジャー』の第1シリーズの主題歌です。本作は、2004年から2010年でアニメ6期までが放送されました。さらに続編を描く『メジャーセカンド』が2018年に放送。原作の『MAJOR 2nd』は2019年現在連載中なので、アニメも続編が期待されています。 『メジャー』は主人公の茂野吾郎が幼稚園生だった頃からはじまり、彼が野球とともに成長していく姿が描かれるストーリー。第1シリーズでは主にリトルリーグでの出来事が描かれています。 第1シリーズから第3シリーズまでの主題歌を担当したのは「ロードオブメジャー」。「心絵」は、真っ直ぐなロックサウンドが、主人公や彼のチームメイトたちの野球へ賭ける熱い想いをさらに盛り上げてくれる1曲です。

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12位「おジャ魔女カーニバル!!」MAHO堂/『おジャ魔女どれみ』

「おジャ魔女カーニバル!!」は、1999年の放送された東映アニメーションのオリジナル魔法少女アニメ、『おジャ魔女どれみ』の主題歌です。同シリーズはその後、第6シリーズまで放送され、主題歌はすべてMAHO堂が担当しました。 『おジャ魔女どれみ』は、ドジな小学生・春風どれみが友人とともに魔女見習いとして修行していく姿を描く物語。このシリーズ1作目は友情をテーマとしており、修行を通して深まっていく絆が感動的な作品です。一見子ども向けの作品ですが、大人でも感動できる作品に仕上がっています。 主題歌を歌うMAHO堂は、劇中に登場するお店の名前にちなんだユニット。実際に歌っているのは、春風どれみ・藤原はづき・妹尾あいこを演じた千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴の3人です。MAHO堂は、アニメシリーズが進むごとに歌うメンバーが増えていきましたが、シリーズ1作目は上記の3人が歌っています。

13位「時を刻む唄」Lia/『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』

「時を刻む唄」は2008年から2009年にかけて放送された『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』のオープニングに使用された楽曲です。 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』は、2007年から2008年にかけて放送された『CLANNAD -クラナド-』の2期として放送されました。本作は、アニメファンの間で「CLANNADは人生」とも称される名作で、2期あわせて50話近い作品ですが、一生に一度は通して観ていただきたいです。 本曲を歌っているのは、多くのアニメソングを歌っている女性歌手Liaで、作詞・作曲は原作者の麻枝准です。「CLANNAD」を全話観た後に聴くと、涙を流すこと間違いなしの名曲です。

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14位「青い栞」Galileo Galilei/『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

「青い栞」は2011年にノイタミナ枠で放送された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のオープニングに使用された楽曲です。 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はオリジナルテレビアニメ作品。アニメのヒットを受け、漫画化、劇場版アニメ化、実写ドラマ化などの様々なメディアミックスがなされた大人気作です。 小学校時代仲の良かった6人組は、その中のひとりの少女の死をきっかけに疎遠になってしまいます。しかし、高校生になった主人公の元にその少女の幽霊が現れ……。 本曲を歌っているのはロックバンドGalileo Galilei。原曲も最高ですが、何と言ってもオープニング映像にあわせた編曲が至極です。

15位「Allegro Cantabile」SUEMITSU & THE SUEMITH/『のだめカンタービレ』

「Allegro Cantabile」は2007年にノイタミナ枠で放送された『のだめカンタービレ』のオープニングび使用された楽曲です。『のだめカンタービレ』はその後、2008年と2010年に続編が制作されるほどの人気作品になりました。 『のだめカンタービレ』は累計発行部数3000万部超の大ヒット少女漫画が原作で、天才ピアニストのだめとエリート音大生千秋真一の、漫才のような掛け合いが面白い音楽ギャグ作品です。 本曲を歌っているのは、シンガーソングライターのSUEMITSU & THE SUEMITH。ピアノの鍵盤数と同じ「88」という数字で歌が始まるなど、ピアニストが主人公であることを意識して作られた楽曲です。

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16位「坂道のメロディ」YUKI/『坂道のアポロン』

「坂道のメロディ」は2012年にノイタミナ枠で放送された『坂道のアポロン』のオープニングです。 『坂道のアポロン』は「このマンガがすごい!」オンナ編で1位を獲得した少女漫画。1960年代後半の長崎を舞台に、男子高校生ふたりのジャズを通じた青春と友情が描かれてます。 本曲を歌っているのは、JUDY AND MARYの元ボーカルYUKI。作詞もYUKIが担当し、作曲は数多くの名曲を手掛ける菅野よう子が担当しました。オープニング映像とのシンクロも抜群な、2010年代のYUKIを代表する1曲です。

17位「魂のルフラン」高橋洋子/『新世紀エヴァンゲリオン劇場版DEATH & REBIRTH シト新生』

「魂のルフラン」は、1997年公開の『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生』の主題歌に使用された楽曲です。歌っているのは、『残酷な天使のテーゼ』と同じく高橋洋子。 曲調にはインパクトもあり、「エヴァンゲリオン」シリーズの曲のなかでも知名度が高く、現在も語り継がれている名曲となっています。

18位「Tank!」菅野よう子/『カウボーイビバップ』

1998年に放送されたサンライズオリジナルアニメ『カウボーイビバップ』。その主題歌が菅野よう子作曲の「Tank!」です。 『カウボーイビバップ』は近未来の宇宙を舞台に、賞金稼ぎが乗っている宇宙船・ビバップ号で繰り広げられるトラブルや事件を描くSFアニメです。菅野よう子が出掛けたジャズやブルースといった楽曲が劇中でも印象的に使われており、まるで洋画を観ているような気分になるスタイリッシュな作品。 「Tank!」は歌唱はなく演奏のみという珍しいアニメ主題歌です。歌はないものの、キャラクターのシルエットと原色で彩られたオープニング映像と、この楽曲との組み合わせがとにかく格好良い仕上がりとなっています。

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19位「アンバランスなKISSをして」高橋ひろ/『幽遊白書』60~83話

「アンバランスなKISSをして」は、1992年に放送された『幽遊白書』のエンディングに使用されていました。全5曲あるエンディング曲のなかでも、一番人気の高い楽曲で、歌っているのは高橋ひろです。 主人公の浦飯幽助は、ある日交通事故で命を落としてしまいます。しかし、様々な経験を経て、再びこの世霊界探偵としてに舞い戻り、仲間とともに活動をしていくという物語です。 高橋ひろは、残念ながら2005年に多臓器不全によりこの世を去っていますが、その歌声は永遠に、ファンの心に焼き付いているのではないでしょうか。 高橋ひろのアレンジが、美しい世界観を表現する心に残る名曲です。

20位「シュガーソングとビターステップ」UNISON SQUARE GARDEN/『血界戦線』2~11話

「シュガーソングとビターステップ」は、2015年に放送された『血界戦線』のオープニングに使用された楽曲です。歌っているのは、2004年に結成されたバンドUNISON SQUARE GARDEN。 舞台は、突如として謎の霧につつまれたニューヨーク。異世界との人界との境が現れ、かつてニューヨークといわれた大都市は、変わり果てた姿となってしまいます。 「シュガーソングとビターステップ」は、少しゆるめのイントロから一転して、軽快なメロディーになるのが特徴。心躍るという表現は、この曲のためにあるのだろうと思える1曲です。

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21位「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」影山ヒロノブ/『ドラゴンボールZ』1~119話

「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」は、1989年からテレビ放送された、鳥山明原作の『ドラゴンボールZ』のオープニング曲に使用されている楽曲です。冒頭から空を突き抜けるようなパワフルな曲調に、テンションがあがること間違いなしです。 『ドラゴンボールZ』は、原作のサイヤ人編から最終話まで描かれた『ドラゴンボール』の続編となっています。また、アニメオリジナルキャラクターも登場するなど、爆発的人気を博した作品です。 この曲を歌っているのは、アニソン界のプリンス影山ヒロノブです。彼が歌う「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」は『ドラボンゴール』シリーズのなかで、最も人気の高かった楽曲となっています。

22位「DAYS」FLOW/『交響詩篇エウレカセブン』1~13話

『交響詩篇エウレカセブン』は2005年に放送されたボンズによるオリジナルロボットアニメです。全50話が放送され、「DAYS」は1クール目の主題歌として放送されました。 主人公は14歳のレントンという少年。本作は、彼がエウレカという不思議な少女と出会うことではじまるボーイ・ミーツ・ガールなロボットアニメです。父親にコンプレックスを持つ普通の少年・レントンが成長していく姿と、ボンズらしいロボット描写が熱い作品となっています。 FLOWが歌う「DAYS」は、爽やかなサウンドが作風とマッチしている楽曲です。アニメにとってキーワードとなる過去の出来事、それを連想させるような歌詞が散りばめられています。アニメ1クール目の主題歌ですが、アニメ全話を観終わってから聴くとより感動的です。

23位「自由の翼」Linked Horizon/『進撃の巨人』14~25話

「自由の翼」は、諌山創原作の『進撃の巨人』14話から25話までの主題歌で使用された楽曲で、登場キャラクターである、調査兵団の兵士たちをイメージして作られたといいます。 そこは、人を食い殺す巨人が存在する世界。ある日、街に突如として、超大型巨人が現れます。それにより、街を覆っていた壁が壊され、大量の巨人に人々は襲われてしまいます。その中で家族を失った主人公エレンは、調査兵団に入団し、巨人を一匹残らず駆逐(くちく)することを誓うのでした。 この楽曲を歌っているのは、OP曲の「紅蓮の弓矢」と同じLinked Horizon。また、この曲のなかで歌われているドイツ語には、主要メンバーのセリフも隠されていたり、前曲の「紅蓮の弓矢」とのリンクも仕掛けてあります。

24位「レイン」シド/『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』51~60話、62話

「レイン」は、2009年にテレビ放送された『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の、最終期51~60話のオープニング曲に使用され、63話ではエンディングに起用された楽曲です。 物語の舞台は、錬金術が発展したアメストリス国。病気で命を失った母を生き返らせようとした兄弟は、禁忌の人体錬成によって兄は右足を失い、弟は魂だけになってしまいます。そんな2人が体を取り戻すために、賢者の石を追い求める物語です。 歌っているのは、ヴィジュアル系ロックバンドのシドです。シドはこの曲で、初のオリコンチャート1位を獲得し、初動売り上げ最高記録もたたき出しています。

25位「Butter-Fly」和田光司/『デジモン・アドベンチャー』初代

「Butter-Fly」は、1999年にテレビ放送された初代『デジモン・アドベンチャー』の主題歌に使用された楽曲です。 サマーキャンプを訪れていた7人の小学生は、突然降りだした雪を避けるためにある祠(ほこら)に避難していました。雪が止み、祠を出た7人はオーロラを目にします。さらに、大瀑布に吸い込まれた7人は、デジモンという謎のモンスターと遭遇します。 本曲を歌っているのは、不死蝶のアニソンシンガーと呼ばれる和田光司です。ノリのいい曲調は、バラードを中心としていた和田にとって、初めてのロックナンバーとなりました。

26位「READY!!」765PRO ALLSTARS/『THE IDOLM@STER』2〜12話

ゲーム「アイドルマスターシリーズ」を原作としたアニメ『THE IDOLM@STER』は、2011年に全25話で放送されました。「READY!!」は第1クールの主題歌です。 『THE IDOLM@STER』は、765プロダクションという事務所を舞台に、12人の新人アイドルが成長していく姿を描く物語。弱小事務所に所属する彼女たちを売り出すために、プロデューサーが奮闘していくアニメオリジナルのエピソードとなります。 主題歌の「READY!!」はこのアニメのために用意された楽曲です。はじまりを予感させる瑞々しい楽曲で、彼女たちを待つ輝かしい未来を感じさせてくれます。特に印象深いのはオープニング映像。ストーリー仕立ての映像になっており、最後は大観衆の前でステージに立つ姿が描かれます。劇中で成長していく姿と重ね合わせると、より一層感動的な楽曲です。

27位「INVOKE-インヴォーク-」T.M.Revolution/『機動戦士ガンダムSEED』1~13話

「INVOKE-インヴォーク-」は、2002年にテレビ放送された『機動戦士ガンダムSEED』の、1~13話までの主題歌で使用された楽曲で、音楽のなかにドラマ的な部分を感じさせてくれます。 『機動戦士ガンダムSEED』は、ガンダムシリーズのひとつで、新しく、なおかつ原点に戻ることを目標に制作されたアニメーションです。 物語の基本は、歴代ガンダムシリーズと同じで、ナチュラルとコロニーの戦いに巻き込まれていく若者たちを描いています。 歌っているのは、俳優や声優、ラジオパーソナリティなど、幅広く活動している、ソロミュージシャンのT.M.Revolution。独特な衣装でも話題になりました。

28位「創聖のアクエリオン」AKINO/『創聖のアクエリオン』3~17話

「創聖のアクエリオン」は、2005年にテレビ放送された『創聖のアクエリオン』の主題歌に使用されていた楽曲です。 かつては人類と争っていた堕天翅(だてんし)のなかに、殺戮の天翅と恐れられていた人物、アポロニアスがいました。彼は人類の女戦士に恋をしてしまい、堕天翅族を裏切り人類側についてしまいます。 本曲を歌っているのは、bless4のメンバーでアメリカ生まれの歌手AKINO。まっすぐ伸びるハイトーンボイスが特徴で、『創聖のアクエリオン』でソロデビューを果たしました。

29位「ignited-イグナイテッド-」T.M.Revolution/『機動戦士ガンダムSEED DIST!NY』第1期

「ignited-イグナイテッド-」は、『機動戦士ガンダムSEED DISTINY』アニメ第1期の、主題歌に使用された楽曲です。 本作は、『機動戦士ガンダムSEED』の数年後を描いた続編として制作され、前作の主人公たちが、それぞれ違う視点で描かれています。 本曲を歌っているのは、前作の主題歌も担当したT.M.Revolution。数多くのアニメ主題歌を歌っていることでも知られています。伸びのあるパワフルな歌声で、アニメ作品との相性もバッチリです。

30位「曇天」DOES/『銀魂』100~125話

「曇天(どんてん)」は、2008年に放送された『銀魂』シーズン其ノ参の100~125話の主題歌の楽曲で、105話ではエンディングで使用されています。 『銀魂』は、宇宙人と地球人が入り乱れる架空の江戸時代を舞台に、何でも引き受ける稼業「万事屋(よろずや)」の3人が繰り広げる、笑いありギャグあり、下ネタありの危険度マックスなストーリー。日常を描いたコメディな作風でありながら、シリアスパートでは主人公たちのカッコいい一面もしっかり描かれるのも魅力のひとつです。 本曲を歌っているDOESは、前々作の「修羅」に続き、2度目のタイアップとなっています。また、この曲でオリコンチャート初動3位を記録、バンドとしても、初のトップ3を獲得しました。

31位「CROSSING FIELD」LiSA/『ソードアート・オンライン』2~14話

「CROSSING FIELD」は、2012年にテレビ放送された『ソードアート・オンライン』2~14話の主題歌に使用された楽曲です。 『ソードアート・オンライン』は、実在のゲームの名ではなく、劇中のオンラインゲームタイトルです。仮想現実空間接続機器により、バーチャルリアリティの世界が実現された社会を舞台に、そのリアルゲームをクリアしていくというストーリー。 「CROSSING FIELD」を歌っているLiSAは、この楽曲でオリコンチャート5位を獲得していて、パワフルな歌声で人気を集めているシンガーです。

32位「甲賀忍法帖」陰陽座/『バジリスク~甲賀忍法帖~』

「甲賀忍法帖」は、2005年にテレビ放送された、山田風太郎に小説を原作としたアニメーション『~バジリスク~甲賀忍法帖』の主題歌に使用されていた楽曲です。 アニメは、原作ストーリーを元にオリジナルシーンも追加されており、甲賀と伊賀の忍者たちの姿を描いた物語でとなっています。 「甲賀忍法帖」を歌っているのは、4人組ヘビメタルバンドの陰陽座。妖怪をコンセプトとしており、ヴォーカルを務める黒猫の美声は、歌姫とも呼ばれています。

33位「プラチナ」坂本真綾/『カードキャプターさくら』47〜70話

「プラチナ」は『カードキャプターさくら』の第3期にあたる「さくらカード編」の主題歌です。アニメ『カードキャプターさくら』は1998年から2000年の間に第3期までが放送され、2018年には、その続編にあたる「クリアカード編」も放送されました。 『カードキャプターさくら』はCLAMPが手がける魔法少女の物語。ある日、主人公の小学生・木之本桜(きのもとさくら)は、災いを防ぐために魔法のカードを集める「カードキャプター」にさせられてしまいます。 アニメ3期のさくらカード編では、謎の転校生によって新たな事件が引き起こされることに。桜が新たな試練に立ち向かっていく姿が描かれています。 3期主題歌は坂本真綾が歌う「プラチナ」です。オープニング映像の切なげな桜の表情が印象的で、坂本の儚い歌声と見事にマッチしています。桜の葛藤や秘めた恋心。本編で描かれる名シーンを予感させるような泣ける1曲です。

34位「only my railgun」fripSide /『とある科学の超電磁砲』2~14話

「only my railgun」は、2009年にテレビ放送された鎌池和馬 + 冬川基原作のアニメ『とある科学の超電磁砲』の2~14話の主題歌に使用されていた楽曲です。 物語の舞台は、とある学園都市。その学園では超能力開発の実験が行われていて、生徒は全員が実験対象でした。能力別6段階に分けられた中で、最高レベルに振り分けられた主人公が、学園内で起こる様々な事件を解決していく物語です。 「only my railgun」を歌っているのは、2人組J-POPユニットfripSide 。アニメやゲームの主題歌を数多く務め、遠くまで届くほどの高音が魅力です。

35位「熱情のスペクトラム」いきものがかり/『七つの大罪』2~12話

「熱情のスペクトラム」は、2014年にテレビ放送された、鈴木央原作のアニメ『七つの大罪』2~14話までの主題歌に使用されていた楽曲です。 物語の舞台は、人間だけでなく巨人や妖精が暮らす世界のブリタニア王国。大罪を犯した汚名をきせられた伝説の七人の騎士団『七つの大罪』の戦いを描いています。 「熱情のスペクトラム」を歌っている、いきものがかりは、若年層から高齢層まで幅広い人気で支持されている3人組の音楽グループ。超ノリノリで元気と勇気をもらえると注目を浴びた1曲です。

36位「V・I・P」シド/『マギ The labyrinth of magic』1~12話

「V・I・P」は、2012年にテレビ放送された『マギ The labyrinth of magic』1~12話の主題歌に使用された楽曲です。 『マギ The labyrinth of magic』は、アラビアンナイトの世界を中心に、古代中国やローマ帝国など、古代文明の世界が舞台となり、魔法を巡った壮大な冒険譚と描いた作品です。 「V・I・P」を歌っているのは、ヴィジュアル系ロックバンドのシド。躍動感やアップダウンの曲調が、「マギ」の世界観を見事に表現している楽曲です。

37位「空色デイズ」中川翔子/『天元突破グレンラガン』

「空色デイズ」は、『天元突破グレンラガン』はGAINAXによるオリジナルロボットアニメで使用された楽曲です。本アニメは、2007年に全24話で放送され、その後劇場版アニメなども製作された人気作です。 主人公のシモンは、穴掘りが得意だけどそれ以外のことには自信がない少年。彼がカミナやヨーコといった仲間と出会い、人類を地下においやっていた獣人たちと戦っていく姿を描きます。やがて、彼は宇宙を運命を背負った戦いへと関わっていくことに。 主題歌は中川翔子の歌う「空色デイズ」です。アニメ前半では楽曲の1番、後半では2番が使われています。これは、それぞれの歌詞が、アニメの前半と後半の世界観にマッチした作りになっているため。劇中でのストーリーの変化とともに、歌詞の変化も楽しんで欲しい楽曲です。

38位「CHANGE THE WORLD」V6/『犬夜叉』1~34話

「CHANGE THE WORLD」は、2000年にテレビ放送された高橋留美子原作のアニメ『犬夜叉』1~34話の主題歌に使用された楽曲です。 『犬夜叉』は、半妖の犬夜叉と一見普通の女子高生が、時を越えて出会い、四魂の玉と呼ばれる不思議な力を持つ石の欠片を集めるために旅をする物語。 「CHANGE THE WORLD」を歌っているのは、ジャニーズ所属のアイドルグループV6です。1話から最終話までのストーリー性がある1曲となっています。

39位「ゆずれない願い」田村直美/『魔法騎士レイアース』第1章

「ゆずれない願い」は、1994年にテレビ放送された、CLAMP原作のアニメ『魔法騎士レイアース』第1章の主題歌に使用されていた楽曲です。 『魔法騎士レイアース』の物語はまさに、ファンタジーロールプレイングゲームの世界。偶然知り合った3人の少女が異世界に召喚され、伝説の魔法騎士となって、自分たちを導いた姫を救出に向かう物語。 「ゆずれない願い」を歌っているのは、シンガーソングライターの田村直美。この曲は7週連続でオリコンチャートトップ10入りし、ミリオンセラーを達成した人気曲で、田村のパワフルな歌い方にも定評がありました。

40位「檄!帝国華撃団」横山智佐&帝国歌劇団/『サクラ大戦』

「檄!帝国華撃団」は、1996年にセガから発売されたゲーム『サクラ大戦』をメディアミックス展開した、同名アニメの主題歌に使用されている楽曲です。 アニメ『サクラ大戦』では、ゲームのストーリーとは少し違い、重暗い展開となっています。また、主人公もゲームでは男性でしたが、アニメでの主人公はヒロインひとりで、恋愛要素もありません。 「檄!帝国華撃団」を歌っているのは、この作品で真宮寺さくら役を演じている横山智佐(よこやまちさ)。キャラクターの声のままで、ノリノリで主題歌を歌っているのも聞きどころとなっています。

41位「ムーンライト伝説」DALI/『美少女戦士セーラームーン』1~166話

「ムーンライト伝説」は、1992年にテレビ放送された、武内直子原作のアニメ『美少女戦士セーラームーン』1~166話の主題歌に使用された楽曲です。 本作は、月や惑星などのロマンティック要素満載のアニメで、美少女が変身して敵と戦うバトルヒロイン物語。「セーラームーン」の類似作品は多く見られますが、現代も受け継がれる人気を博しています。この時点で、原作者のデザインセンスの高さも伺われますね。 「ムーンライト伝説」を歌っていたのは、4人組の音楽グループDALI。この楽曲でデビューしたDALIですが、その後解散し、2人組ユニットMANISHを結成しました。DALIは「ムーンライト伝説」で、正義感に溢れた頑張る女子をイメージさせる歌声を披露していました。

42位「Gog Knows…」涼宮ハルヒ(平野綾)/『涼宮ハルヒの憂鬱』12話挿入歌

「God Knows…」は、2006年にテレビ放送した、谷川流原作のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』12話の挿入歌として使用された楽曲です。 『涼宮ハルヒの憂鬱』は、主人公が立ち上げた、異性人や宇宙人、異能力者をみつけて遊ぶというクラブが舞台。そのメンバーを中心とした、ちょびっとだけの非日常を綴った物語です。 本曲を歌っているのは、涼宮ハルヒ役を演じた平野綾。劇中に登場するバンドのヴォーカルが出演できない代わりに、ハルヒが歌ったという設定の劇中歌です。

43位「名前のない怪物」EGOIST/『PSYCHO-PASS サイコパス』1~11話

EGOISTの「名前のない怪物」は、ノイタミナ枠で放送された2012年のアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のエンディングテーマ曲です。このアニメは2014年に2作目が放送され、2019年10月から3作目の放送が決定しています。 『PSYCHO-PASS サイコパス』は、人の精神や感情が数値化され管理された社会のなかで、犯罪と向き合う公安局の刑事たちの姿を描く作品です。「シビュラシステム」や「ドミネーター」といった近未来SFの要素が格好いい作品。それでいて、刑事や犯罪者予備軍と判定されてしまった者たちの人間ドラマを重厚に描いています。 重いストーリーが描かれた後、その余韻をさらに強めてくれるのがEGOISTの歌う「名前のない怪物」。ストーリーを想起させる仄暗い歌詞と、切なく響くボーカルchellyの歌声が泣ける1曲です。

44位「Snow halation」μ's(ミューズ)/『ラブライブ!』

「Snow halation」は、2013年に放送された、公野櫻子原作のアニメ『ラブライブ!』に登場する架空のキャラクター9人組アイドルグループμ'sが歌っている楽曲です。 廃校が計画された学校に通う少女たちが、計画を阻止するためにグループを立ち上げ、ライブを成功させるという、少女たちの成長を描いた物語です。 「Snow halation」を歌っているのは、登場キャラを演じている声優たちが組んだユニットμ's。声優本人が歌っているだけあって、よりリアルに楽しむことができる1曲です。

45位「輪舞-revolution」奥井雅美/『少女革命ウテナ』

アバンギャルドな演出で知られる幾原邦彦監督によるオリジナルアニメ『少女革命ウテナ』。その主題歌が、奥井雅美の歌う「輪舞-revolution」です。 1997年に放送された『少女革命ウテナ』は、幼い頃に出会った王子様に憧れ、自身も王子様になろうと思っている男装の美少女・天上ウテナが主人公。彼女は入学した学園で、「薔薇の花嫁」と呼ばれるひとりの生徒と出会います。そして、その少女を賭けた決闘に巻き込まれていくことになるというストーリー。 全39話で一貫して「輪舞-revolution」が主題歌として使われています。劇的なオープニングの映像と相まって、一度耳にすると忘れられないアニソンといえるでしょう。つい何度も聴きたくなる中毒性の高さも特徴的な楽曲です。

46位「Raise your flag」MAN WITH A MISSION/『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』1~13話

「Raise your flag」は、2015年にテレビ放送された、矢立肇と富野由悠季原作の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』1~13話までの主題歌に使用されていた楽曲です。 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、火星のある組織で働く主人公たちが、仕事を妨害する別組織を退けながら任務を遂行していくという物語です。 本曲を歌っているのは、オオカミバンドの異名をもつロックグループMAN WITH A MISSION。顔はオオカミで、体は人間という設定の5人組で、攻撃的なサウンドが人気になっています。

47位「アンインストール」石川智晶/『ぼくらの』

「アンインストール」は、2007年にテレビ放送された、鬼頭莫宏原作のアニメ『ぼくらの』の主題歌に使用されていた楽曲です。 物語の舞台は近未来の日本。地球を守るため巨大ロボットを操作する少年少女の成長と、人生や命の意味を考えていく物語です。 本曲を歌っているのは、シンガーソングライターの石川智晶。この作品の世界観と見事にマッチしており、日常生活に異世界を持ち込んだような想像力を掻き立てる楽曲となっています。

48位「そばかす」JUDY AND MARY/『るろうに剣心』1~38話

『そばかす』は、1996年にテレビ放送された和月伸宏原作のアニメ『るろうに剣心』の、1~38話の主題歌として使用された楽曲です。 『るろうに剣心』は明治時代を背景に、人斬り抜刀斎という異名を持つ、剣の達人緋村抜刀斎が主人公。ヒロインたちと出会い、宿敵と戦いながら己の生き方を変えていくという物語です。 主題歌を歌っているJUDY AND MARYにとって、『そばかす』は誰もが認める代表作となっています。ミドルテンポで進行する軽快なメロディーは、聴いていて心地よくなる1曲です。

49位 「めざせポケモンマスター」松本梨香/『ポケットモンスター』初代

「めざせポケモンマスター」は、田尻智が生みの親である『ポケットモンスター』の、初代オープニングに使用されていた楽曲です。この曲は多くの人が知っているものではないでしょうか。 主人公サトシがポケモンや仲間と一緒に、ポケモンマスターを目指し、様々な相手と勝負を繰り広げながら旅をする物語。主人公をはじめ、仲間やポケモンの成長が主軸となっている作品です。 本曲を歌っているのは、主人公サトシ役を演じている松本梨香。主人公の年齢にあった元気のある曲調で、聴くと前向きになれる楽曲となっています。

50位「GO!GO!MANIAC」放課後ティータイム/『けいおん!!』

「GO!GO!MANIAC」は2010年4月から9月まで放送された『けいおん!!』の前期主題歌です。『けいおん!!』は『けいおん!』の第2期にあたる作品となります。 『けいおん!!』は第1期から時間が経過しており、主人公の唯と軽音部のメンバーはそれぞれ3年生に進級しています。唯たちより1学年下のメンバーである梓(あずさ)だけは2年生です。ストーリーでは成長した軽音部員が、卒業を迎えるまでの間の日々の日常が描かれています。 「GO!GO!MANIAC」はアップテンポのメロディにメインボーカルの唯の声がマッチした明るい曲です。オリコン・シングルデイリーチャートで初登場1位を獲得する人気を見せました。 ちなみにアーティスト名の「放課後ティータイム」は桜高軽音部名義で活動していた唯たちが、改めてつけたバンド名となります。

51位「スカイクラッドの観測者」いとうかなこ/『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』23話

「スカイクラッドの観測者」は、2011年にテレビ放送された『STEINS;GATE』23話のエンディングに使用された楽曲です。 『STEINS;GATE』はゲームを原作としたアニメで、2008年に発売されたゲーム『CHAOS;HEAD』での渋谷崩壊後から、1年後の物語を描いています。 本曲をしっとりと力強く歌い上げたのは、PCゲームやアニメの主題歌を多く担当しているいとうかなこ。「スカイクラッドの観測者」は、彼女の揺るぎない歌唱力と独特な声質により、ストーリーとマッチした素晴らしい仕上がりとなっています。

52位「ライオン」May'n、中島愛/『マクロスF』18~24話

「ライオン」は、2008年に放送されたアニメ『マクロスF』の後期オープニングテーマで、第18話から使用されました。 『マクロスF』の舞台は、銀河の中心付近を航行する超長距離移民船団の「マクロス・フロンティア」。主人公でパイロットの早乙女アルトが、フロンティアに襲い掛かる謎の地球外生命体「バジュラ」と闘う物語です。大人気の歌姫シェリル・ノームと、シェリルに憧れるごく普通の女子高生ランカ・リーの2人のヒロインが、物語において重要な役割を担っています。 「ライオン」は、シェリル・ノーム役のMay'nと、ランカ・リー役の中島愛によるデュエットシングル。主人公と2人のヒロインの三角関係をテーマにしており、強い激情が感じられる曲となっています。

53位「My Soul, Your Beats!」Lia/『Angel Beats!』

「My Soul, Your Beats!」は2010年に放送された『Angel Beats!』の主題歌です。 『Angel Beats!』は死後の世界を舞台とした青春アニメ。“青春を過ごすことによって成仏できる”天上学園(てんじょうがくえん)に入学した主人公、音無結弦(おとなしゆづる)と学園の生徒たちによる人間模様が見所です。 ストーリーでは生前に理不尽な人生を送っていた、あるいは無念を残したまま死後の世界へ到達したキャラクターたちの葛藤が描かれています。 「My Soul, Your Beats!」は『Angel Beats!』に登場するキャラクターたちの胸に潜む気持ちを想起させる楽曲です。 Liaの美しくも圧巻の歌声と共にストーリーを盛り上げてくれました。

54位「Cagayake!GIRLS」桜高軽音部/『けいおん!』

「Cagayake!GIRLS」は2009年春に放送された『けいおん!』第1期の主題歌です。オリコンの月間チャートで4位を記録するなど、高い人気を誇りました。 『けいおん!』は軽音部に所属する女子高生たちの日常を描いたほのぼの系アニメです。主人公、平沢唯(ひらさわゆい)は桜が丘高校高校に入学後、とある勘違いによって廃部寸前の軽音部に入部することになります。 バンド楽器はどれも未経験の唯でしたが、部員のサポートを受けながらギターを練習。ボーカルギターをこなせるまで上達していき、部員たちと共に学園祭などで音楽活動に取り組んでいきます。 「Cagayake!GIRLS」を歌う桜高軽音部は唯が所属する部活内バンドの名称です。唯をはじめ、各キャラクターの担当声優が実際に歌っています。

55位「月光花」Janne Da Arc/『ブラック・ジャック』0~28話

Janne Da Arcの「月光花」は、2004年に放送されたアニメ『ブラック・ジャック』のオープニングテーマです。 『ブラック・ジャック』は、手塚治虫による同名の漫画が原作。天才的な医療技術を持つ外科医のブラック・ジャックが、助手のピノコと共に様々な症状の患者を治療していく物語です。原作者である手塚治虫本人も医師免許を持っており、手術シーンを本格的に描写した作品となっています。 Janne Da Arcは、1999年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドです。「月光花」は23作目のシングルで、曲の売上は累計30万枚を突破、Janne Da Arc最大のヒット曲となっています。どこか幻想的で重みのある歌詞には、ブラック・ジャックの過去と思われる部分もあります。

56位「嘘」シド/『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』1~14話

シドによる楽曲「嘘」は、2009年に放送されたアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の第1期エンディングテーマです。 かつて母親の蘇生に失敗し、「等価交換」として身体を奪われてしまった、兄のエドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリック。そんな兄弟2人が、失った身体を取り戻すために「賢者の石」を追い求める物語です。 「鋼の錬金術師」は2003年にもアニメ化していますが、本作はより原作に近い内容の作品となっています。 シドは、4人組のヴィジュアル系ロックバンド。アニメのエンディングテーマで、絵本の様に可愛らしくデフォルメされたキャラ達の映像と共に「嘘」は奏でられています。しなやかで、どこか悲しげな部分がある曲調は、「鋼の錬金術師」の世界観を見事に表現しています。

57位「小さなてのひら」riya/『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』

「小さなてのひら」は『CLANNAD -クラナド-』の第2期にあたる『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』の挿入歌として使用された楽曲です。 もともとは原作ゲームのED曲だったため、『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』放送前から知名度があった曲となります。 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』のストーリーは主人公、岡崎朋也(おかざきともや)が高校最後の年に進路に悩んだり、社会へ出てから仕事や結婚に苦悩したりする日々が描かれています。 「小さなてのひら」は切ないストーリーにマッチしたriyaの透明感のある歌声が特徴的です。朋也の辛い境遇を想起させるような歌詞とメロディで多くの視聴者を感動させました。

58位「オリオンをなぞる」UNISON SQUARE GARDEN『TIGER & BUNNY』1~13話

「オリオンをなぞる」は、バンド・UNISON SQUARE GARDENによる楽曲です。2011年に放送されたアニメ『TIGER & BUNNY』の前期主題歌として収録されました。 『TIGER & BUNNY』では、「NEXT」と呼ばれる特殊能力者達が活躍する物語です。舞台の都市シュテルンビルトには、「NEXT」の能力を使って平和を守るヒーロー達が存在。主人公のワイルドタイガーもその1人で、ベテランのヒーローです。新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組む事になり、対立しつつも、手を組み悪の存在と闘っていきます。 UNISON SQUARE GARDENは2004年に結成されたスリーピースロックバンドです。アニメのテーマソングに携わることが多く、アニメファンからも好評を得ています。「オリオンをなぞる」は疾風感のあるかっこいい曲で、アニメの内容にもマッチしています。

59位「リフレクティア」eufonius/『true tears』1~12話

「リフレクティア」は2008年に放送したアニメ『true tears』のオープニングテーマ。アニメ『true tears』の原作は同名の恋愛ゲームですが、ストーリーはゲームとは全く異なる内容となっています。 主人公の仲上眞一郎(なかがみしんいちろう)は、絵本作家になる事を夢見ている高校1年生。とある理由から幼馴染の湯浅比呂美(ゆあさひろみ)と同居しており、比呂美に対して特別な感情を抱いています。 石動乃絵(いするぎのえ)は、祖母を亡くした事がきっかけで涙を流せなくなってしまった少女です。乃絵が木の上に登って降りられなくなった時、眞一郎と出会いました。本作はこの3人の三角関係を描くストーリーです。 Eufoniusは2004年に結成されたグループで、歌手のriyaと作曲家の菊地創(きくちはじめ)から成ります。「リフレクティア」はEufoniusの7作目のシングル曲。透き通った美しい歌声と曲の歌詞は、作品世界に深みを与えています。

60位「unravel」TK from 凛として時雨/『東京喰種トーキョーグール』2~11話

「unravel」は、2014年に放送されたアニメ『東京喰種トーキョーグール』の主題歌で、「TK from 凛として時雨」により歌われました。 人間に紛れて生活し、人間を食料とする喰種(グール)という種族が存在する世界。主人公の金木研(かねきけん)は、喰種から臓器を移植された事で「半喰種」となってしまいます。金木は東京を舞台に、人としての尊厳を守ろうとしつつも、人に対する飢えを感じてしまい葛藤を繰り広げます。 原作者の石田スイは、かねてより「凛として時雨」のファンで、彼直々のオファーでTKが主題歌を担当しました。TKはロックバンド「凛として時雨」のボーカルとギターを担当しており、ソロ活動時には「TK from 凛として時雨」の名義を使用しています。「unravel」は繊細な美しい歌声により、「東京喰種」の世界観を見事に表現されている曲です。

61位「fantastic dreamer」Machico/『この素晴らしい世界に祝福を!』第1期

「fantastic dreamer」は、2016年に放送されたアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』略して「このすば」の第1期のオープニングテーマです。同名の原作小説も人気が高く、2019年2月には累計発行部数が850万部を突破しました。 引きこもりでゲームが好きな少年・佐藤和真(さとうかずま)は、ある日事故で命を落としてしまいました。しかし女神・アクアのおかげで、異世界に勇者として転生する事になります。和真の仲間は、トラブルメーカーの駄女神(だめがみ)・アクア、中二病の魔法使い・めぐみん、妄想癖のある女騎士・ダクネスなど個性派揃い。本作は、そんな彼らが繰り広げる冒険劇となっています。 歌手のMachicoは、アニメ声優としても活動しています。彼女が高い歌唱力で歌い上げる「fantastic dreamer」は明るい曲調で、聴くと前向きになれる楽曲です。

62位「ユキトキ」やなぎなぎ/『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』第1期

「ユキトキ」は2013年に放送したアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』第1期の主題歌です。 高校で友人を作ることが出来ず、リア充を嫌悪していた主人公・比企谷八幡(ひきがやはちまん)は、生活指導の教師によって強制的に「奉仕部」に入部させられてしまいます。奉仕部の活動内容は、生徒たちの相談に乗り悩みを解決する事。入部した八幡は、黒髪で美少女の部長・雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)と、リア充女子の由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)に出会い、奉仕部で活動をしていきます。 やなぎなぎは女性のシンガーソングライターです。彼女の5枚目のシングルである「ユキトキ」は、歌詞中にヒロイン・雪ノ下雪乃の気持ちを散りばめています。登場人物達の心の開放を雪解けに例えて歌っており、そこから「ユキトキ」という曲名が付けられました。

63位「irony」ClariS/『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』2~15話

ClariSの楽曲「irony」は、2010年10月に放送されたアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌です。 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主人公・高坂京介(こうさかきょうすけ)は、リア充の妹・桐乃(きりの)とほとんど言葉を交わさず、不仲な関係でした。そんなある日、家の玄関に萌えアニメのDVDが置かれているのを発見します。その持ち主はなんと、オタク趣味とは縁の遠そうな桐乃だったのです。この事をきっかけに、兄妹の距離が縮まっていきます。 ClariSはクララとアリスの女性2人組で、「irony」を発表した当時は2人ともまだ中学生でした。少女達による繊細な感情が歌に込められており、どこか切ない曲となっています。着うたサイト「アニメロ★うた」のチャートでは、初登場時に1位を記録しました。

64位「ハナノイロ」nano.RIPE/『花咲くいろは』

「ハナノイロ」は2011年に放送された『花咲くいろは』の主題歌です。本作は母の身勝手な行動で、突如、祖母の経営する旅館へ身を寄せることになった松前緒花(まつまえおはな)の成長を描いた青春アニメ。 成り行きで旅館のアルバイトとして働くことになった緒花は持ち前の明るい性格で、新天地での生活を乗り越えていきます。 「ハナノイロ」は日々を全力で生きる緒花の心情を表現した楽曲です。nano.RIPEの柔らかい歌声で生きる活力を与えてくれます。 オリコンチャートでは週間ランキングで初登場15位を記録し、nano.RIPE初のトップ20入りの曲となりました。

65位「白金ディスコ」阿良々木月火(井口裕香)/『偽物語』

「白金ディスコ」は「物語シリーズ」の3期目にあたる『傷物語』の主題歌の1つです。 主人公、阿良々木暦(あららぎこよみ)の妹である月火(つきひ)を中心としたエピソード「つきひフェニックス」で使用されました。楽曲も阿良々木月火の名義で担当声優である井口裕香が歌っています。 「白金ディスコ」の歌詞には月火の口癖である「プラチナ」という単語が盛り込まれており、キャラクターの性格を表現したポップな曲に仕上がっています。 作詞を人気女性シンガーソングライターであるmeg rockが手がけていることでも話題になりました。

66位「motto☆派手にね!」戸松遥/『かんなぎ』

「motto☆派手にね!」は2008年10月から放送された『かんなぎ』の主題歌です。 『かんなぎ』は霊感のある高校生、御厨仁(みくりやじん)と、仁が作っていた手彫りの精霊像から現れたナギの共同生活を描いたコミカルな日常系作品です。 ナギは神を自称する、古臭い口調で話す少女。その割にだらしない一面があったりと、人間味のある個性豊かなキャラクターです。 「motto☆派手にね!」はナギのどこか憎めない可愛らしさを表現した明るい楽曲です。歌っているのはナギの担当声優である戸松遥。 オリコンでは週間シングルチャートでのトップ10入りを果たし、『かんなぎ』人気の一助を担った楽曲です。

67位「恋愛サーキュレーション」千石撫子(花澤香菜)/『化物語』

「恋愛サーキュレーション」は2009年に放送された『化物語』の第10話の主題歌です。 第10話のエピソード「なでこスネイク」はメインヒロインの1人である千石撫子(せんごくなでこ)を中心としたストーリー。そのため、「恋愛サーキュレーション」も担当声優である花澤香菜が千石撫子の名義で歌っています。 思春期の女子の甘い恋愛感情を表現したメロディと撫子のかわいらしい声がマッチして、「物語シリーズ」の中でも人気の高い曲です。 曲を聴くだけで、主人公である暦に恋心を抱く撫子の気持ちに共感できるようになっています。

68位「Utauyo!!MIRACLE」放課後ティータイム/『けいおん!!』

「Utauyo!!MIRACLE」は放課後ティータイムの通算7枚目のシングルにして、『けいおん!!』の後期主題歌です。 オリコン・シングルデイリーチャートで初登場3位の人気曲で、『けいおん!!』シリーズの人気を牽引した楽曲でもあります。 メインボーカルは『けいおん!!』の主人公である唯。他の軽音部員はコーラスを担当しています。 音楽ユニット「MYTH & ROID」でも活躍するTom-H@ckが作詞作曲を手がけていることから、『けいおん!!』放送終了後も長く人気を維持している名曲です。

69位「1st Love Story」Luce Twinkle Wink☆/『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』1~12話

「1st Love Story」は、2016年に放送されたアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』の主題歌です。第1話では、エンディングテーマとして使用されました。 男子高校生・西村英騎(にしむらひでき)は、大好きなネットゲームの世界で女性キャラに告白するも、ネカマ(女性を装った男性)だと知り激しいショックを受けます。その経験から、英騎はリアルとゲームを区別するようになりました。 その後、ネトゲのオフ会で英騎は、女性キャラを扱う美少女・玉置亜子(たまきあこ)と出会います。しかし亜子はゲームとリアルの区別がつかない「残念な美少女」だったのです。英騎は亜子を更生させるため、奮闘を繰り広げます。 「Luce Twinkle Wink☆」は女性5人のアイドルグループで、「1st Love Story」は2016年5月のオリコンランキングでは5位を記録しました。彼女たちの、爽やかで可愛らしい歌声が魅力の曲となっています。

70位「ヒトリノ夜」ポルノグラフィティ/『GTO』

「ヒトリノ夜」は1999年から2000年秋頃まで放送されたTVアニメ版『GTO』の主題歌です。第17話から最終話まで、色彩豊かなOP映像と共に使用されました。 『GTO』は元暴走族の教師、鬼塚英吉がイジメなどの多くの問題を抱える学園で、屈折した生徒たちと真正面から向き合う物語です。 「学園内最悪」と噂される中等部3年4組の担任として配属された鬼塚は元暴走族ならではの力技で、クラスの問題児を改心させていきます。 教師としては破天荒すぎる鬼塚は同僚教師からはうとましい存在。しかし、体を張って不祥事にぶつかっていく鬼塚は徐々に周囲の信頼を獲得していきます。 「ヒトリノ夜」を歌うポルノグラフィティはキャッチーなメロディと歌声が特徴のロックバンドです。明るく前向きになれる曲調は『GTO』の世界観にマッチしています。

【殿堂入り】昭和のアニソンも神曲ばかり!

「愛をとりもどせ」クリスタルキング/『北斗の拳』第1話~第82話

「愛をとりもどせ」は、1984年にテレビ放送された、武論尊原作、原哲夫作画のアニメ『北斗の拳』の1~82話(第1部~第3部)の主題歌として使用された楽曲です。 『北斗の拳』といえば、この曲が思い浮かぶ方もいると思います。この作品には、芸能界でも根強いファンが多いことでも知られています。また、主人公ケンシロウの兄ラオウの死には、ファンが実際に葬儀をあげるほど、カリスマ的要素で魅了した人気作品です。 「愛をとりもどせ」を歌っているのは、当時ツインボーカルで知られていた、7人組ロックバンドのクリスタルキング。独特なハイトーンボイスと、ド迫力の声量で主人公ケンシロウの強さが表現されていました。

「CAT'S EYE」杏里/『キャッツ・アイ』

「CAT'S'S EYE」は、1983年にテレビ放送された、北条司原作のアニメ『キャッツ・アイ』の主題歌に使用されていた楽曲です。 予告状を送りつける3人組の盗賊キャッツ・アイと、それを捕まえることに執念を燃やす刑事。その一方で彼女らは、キャッツ・アイの正体を隠しながらも、その刑事との愛を育むという物語も展開する、怪盗&ラブコメアニメです。 「CAT'S EYE」を歌っているのは、シンガーソングライターの杏里。デビューから5年後にリリースされたこの曲は、杏里の代表作となり、控えめだけど力強さを感じられる杏里ならではの完成度を誇っています。

「行け!タイガーマスク」 新田洋/『タイガーマスク』初代

「行け!タイガーマスク」は、1969年にテレビ放送された、梶原一騎原作のアニメ『タイガーマスク』の主題歌に使用された楽曲です。 孤児院出身のプロレスラーが、悪役からフェアなプロレスラーとなり、送り込まれる刺客との死闘を繰り返すという生涯を書き綴った物語です。 「行け!タイガーマスク」を歌っているのは、3つの別名で歌手活動をしていた新田洋。新田は、歌謡グループ・敏いとうとハッピー&ブルーの元メンバー(当時は森本英世)で、すぐれた歌唱力と、独特な歌い方でファンを魅了した人物です。

「キューティーハニー」前川陽子/『キューティーハニー』初代

「キューティーハニー」は、1973年にテレビ放送された、永井豪原作のアニメ『キューティーハニー』の主題歌に使用された楽曲です。倖田來未によるカバーバージョンも有名です。 アニメ『キューティーハニー』の奇抜な変身の仕方や衣装は、お茶の間に少女アニメを越える強いインパクトを与えました。主人公はアンドロイドの少女で、変身した衣装に応じて能力を発揮し、刺客と戦う物語です。 「キューティーハニー」を歌っているのは、アニメソング四天王と呼ばれた前川陽子。抜群な歌唱力と、伸びのいい明るい声質が、ハニーの魅力を表現しています。

「翔べ!ガンダム」池田幸鴻/『機動戦士ガンダム』初代

「翔べ!ガンダム」は、1979年にテレビ放送された『機動戦士ガンダム』の主題歌に使用されていた楽曲です。ガンダムといえば、この曲が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。ロボットアクション作品ではありますが、主人公の成長が主軸になった物語です。 モビルスーツと呼ばれる兵器ロボットと、リアルな人間ドラマでも話題になった作品です。 「翔べ!ガンダム」を歌っているのは、歌手として活動していた池田鴻。池田は、様々なアニメ主題歌をリリースしていましたが、この曲は彼にとって一番の代表作と言えるでしょう。

「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお/『宇宙戦艦ヤマト』初代

「宇宙戦艦ヤマト」は、1974年にテレビ放送された同名アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌に使用されていた楽曲です。 アニメ『宇宙戦艦ヤマト』は、主人公の成長や、戦艦のなかで繰り広げられる人間ドラマ、戦闘などを描いた作品です。その斬新なSF設定で注目された作品でもあります。 「宇宙戦艦ヤマト」を歌っているのは、アニソン界の大王と呼ばれたささきいさお。響き渡る伸びのいい低音で、堂々たる戦艦ヤマトを表現しています。

「マジンガーZ」水木一郎/『マジンガーZ』

「マジンガーZ」は、1972年に放送されたアニメ『マジンガーZ』の主題歌に使用されています。歌っているのはアニソン界の”アニキ”と呼ばれる水木一郎です。 古代遺跡を調査するDr.ヘルは、偶然にも巨大ロボットを発見し、それを使って世界征服しようと目論みます。調査チームの一員だった兜十蔵博士は、Dr.ヘルの目論見を阻止するため、秘密裏で巨大ロボマジンガーZを制作するのです。 水木一郎のパワーボイスで歌い上げる「マジンガーZ」は、昭和のアニメを代表する神曲のひとつです。ロボットアニメファンなら誰でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「Get Wild」TM NETWORK/『シティ・ハンター』

「Get Wild」は、『シティ・ハンター』アニメ1期のエンディングで使用されていた楽曲です。歌っているのは、小室哲也をリーダーとするデジタルロックバンドTM NETWORK。小室哲也が作曲を務めており、『シティ・ハンター』といえばこの曲、と誰もが口を揃えるほど、パワフルでインパクトのある楽曲です。 大都会新宿で、探偵社を営む主人公冴羽獠は、人探しからボディーガード、殺しまで請け負う、プロの殺し屋シティーハンター。コメディタッチでハードボイルド炸裂の、冴羽獠の活躍を描いています。 『シティー・ハンター』といったら、この曲以外には考えられないほど、愛されている楽曲です。まさに、プロの殺し屋たる冴羽獠のワイルドな一面を表現したといえる1曲です。

「タッチ」岩崎良美/『タッチ』1~27話

「タッチ」は、岩崎良美の20枚目のシングルで、アニメ『タッチ』の主題歌に使用されている曲です。全101話のうち本曲がオープニングを飾ったのは、1~27話のみですが、代表曲として広く知れ渡っているのは、岩崎良美の「タッチ」でしょう。 当時は、新人歌手を起用する考えでしたが、原作者のあだち充がファンということもあり、岩崎良美を起用することにしたようです。結果的に、岩崎良美の代表作として、長い間愛され続ける1曲になっています。 真面目な双子の弟の和也は、ヒロイン南の「甲子園に連れて行って」という夢を叶えるため、エースとしてグランドに立っていました。しかし、地区予選に向かう途中で、夢半ばで事故死してしまいます……。 本曲は、現在も、多くのファンに愛される、球児のテーマソングともいえる定番の楽曲です。

【番外編】アニメ映画の主題歌も神曲ばかりだった!

「ひまわりの約束」秦基博/映画『STAND BY ME ドラえもん』

「ひまわりの約束」は、2014年に公開された八木竜一、山崎貴共同監督による、藤子・F・不二雄原作の映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌に使用された楽曲です。 『STAND BY ME ドラえもん』は、原作の話7本を組み合わせて再構築し、ドラえもんとのび太の出会いから、別れまでを描いた物語。 「ひまわりの約束」を歌っているのは、シンガーソングライターの秦基博です。水彩画タッチで優しい曲調が、多くの人に支持され、受け継がれる名曲となっています。

「やさしさに包まれたなら」荒井由実/映画『魔女の宅急便』

「やさしさに包まれたなら」は、1989年に公開されたジブリ作品『魔女の宅急便』の、エンディングに使用された楽曲です。 『魔女の宅急便』は、田舎から都会に魔女修行にきた少女キキの、思春期特有の微妙な感情と、独り立ちする成長を描いた物語。 「やさしさに包まれたなら」は、荒井由実(ユーミン)の3枚目のシングルで、カントリーテイストでアップテンポが特徴で、ユーミンの個性が現れた優しい1曲です。

「銀河鉄道999」ゴダイゴ/映画『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』

「銀河鉄道999」は、1979年に放送された、松本零士原作の『銀河鉄道999』シリーズの、劇場版『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』の主題歌に使用されていた楽曲です。 本作は、主人公が機械化した体を手に入れるため、宇宙空間を走る銀河鉄道列車に乗り、謎の美女メーテルとともに「機械の体を無料でくれる星」を目指していくというもの。劇場版では、本編エピソードの山場を迎えたストーリーになっています。 本曲を歌っているのは、日本におけるプログレの先駆けとなったロックバンド・ゴダイゴです。『銀河鉄道999』といったら、この曲が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

「君をのせて」井上杏美/映画『天空の城ラピュタ』

「君をのせて」は、1986年に公開された、宮崎駿監督による長編映画『天空の城ラピュタ』のエンディングテーマに使用されています。この作品は、宮崎監督が少年時代からイメージしていた世界観で作られており、原作は存在しません。 天空にある城ラピュタの秘密を握る少女シータと、ラピュタに行くことを夢みる少年パズー。この2人が、ムスカ大佐の目を潜り抜けながら、ドーラ一家と共に天空の城ラピュタを目指すという物語です。 「君をのせて」は、宮崎駿の書いたメモをアレンジして、作詞・作曲されたものです。歌っているのは、『となりのトトロ』の主題歌や、『魔女の宅急便』の挿入歌も歌っている井上杏美です。 井上は本曲で、透明感のある温かな声質で、ジブリ作品のぬくもりを見事に表現した歌声を披露しています。

「もののけ姫」米良美一/映画『もののけ姫』

1997年公開の『もののけ姫』は、宮崎駿監督による長編アニメ映画で、オープニングを飾る主題歌は、米良美一が歌う同名の「もののけ姫」です。この曲の作詞は、宮崎監督が務めており、独特な世界観を見事に演出しています。 本作は、構想から制作まで、19年という長い年月を積み重ねた超大作で、それまでの日本映画のなかで、興行収入を大幅に上回る数字をたたき出した名作となっています。 主人公のアシタカは、村を襲おうとした化け物タタリ神を退治したことが原因で、呪いをかけられてしまいます。それにより、村を追われたアシタカが、呪いを絶つ旅に出るという物語です。 この楽曲は、米良美一の高音で美しく、響き渡る声質がとても印象的な1曲です。週間オリコンチャートでは13位が最高ながらも、いまだ高い人気を誇っています。

「炎のたからもの」BOBBY/映画『ルパン三世 カリオストロの城』

「炎のたからもの」は、日本を代表するアニメ、モンキーパンチ原作の『ルパン三世』の劇場版『カリオストロの城』の主題歌で使用されています。 宮崎駿の映画監督作品で、1979年に公開されて以来、人々に愛され続けている名作となっています。これまでとは違ったルパンに、動揺したファンも多かった作品ですが、後に心に残る名作となったことは、言うまでもないでしょう。 ある国営カジノの金庫から盗んだ金が、偽札であることに気づいたルパン一味は、真相を暴きだすため、カリオストロ国へ向かいます。そこで、財産目当てに結婚させられようとしていた、クラリスと出会い物語は展開していきます。 「炎のたからもの」を歌っているのは、ハードロックバンド・ボビー&リトルマギーのヴォーカルBOBBY。この歌声には、世界中の人々が恋をしたのではないでしょうか。盗賊であるがゆえのルパンの思い、それを知りつつも受け止めるクラリスの健気な思い、そのすべてが人々の胸に届く曲となっています。

「Let It Go ~ありのままで~」松たか子/映画『アナと雪の女王』

「Let It Go ~ありのままで~」は、日本で2014年に公開されてから、大ブームを起こした『アナと雪の女王』の挿入曲です。小さな子供から大人まで夢中になり、知らない人もいないほど盛り上がりを見せました。 「Let It Go ~ありのままで~」を歌っているのは、エルサ役の松たかこです。彼女の歌声は、透明感があって可愛いと、海外からも絶賛の声が届きました。また、美しく伸びのある声質で知られている、MAY.Jも主題歌でバツグンの歌唱力を披露しています。 ディズニー初のW主演で、吹替えはアナ役を神田沙也加、エルサ役を松たか子が務めています。運命に引き裂かれた、妹のアナと魔法の力を持つ姉のエルサ。ふたりの絆を取り戻し、雪と氷に覆われた王国に、再び平和を取り戻していくという物語です。

令和の時代も聴き続けたい昭和・平成の名曲アニソン!

毎クール多くの新アニメが放送されています。それにより、その主題歌やエンディングテーマ曲、キャラクターソングもあわせると、実に多くのアニソンが生まれているのです。 そのなかでも特に印象に残るアニソンというのは、作品の良さと楽曲の良さがピタリとハマったものだと言えます。曲を聴くだけでアニメの名シーンを思い出し、アニメタイトルを見かけるだけで頭の中でアニソンが流れ出す。 そんな名曲は、昭和や平成といった時代を超えて多くの人々に愛され、いつまでも聴かれていきます。これを機に、様々なアニソンを聴き返してみてはいかがでしょうか。