2020年3月9日更新

ロックソングが印象的なアニメ5選【作品を彩る象徴的なサウンド】

ロックソング アニメ サムネイル

数多くあるアニソンの中でも、特にインパクト絶大なのが、ロックソング系の主題歌です。様々な場面で使われることで、作品は全体から一部シーンまで、見る者の記憶に刻み込まれます。では、どんな楽曲がどう使われ、どんな印象を与えてくれるのでしょうか。

目次

ロックソングが印象的なアニメを5作品に厳選!作品を象徴づける大切な要素

アニメ作品における“顔”の1つとなるのがアニソン、主題歌です。「この曲といえばこの作品!」といったように、主題歌は記憶に鮮明な印象を与えます。オープニングからエンディングまで、多くの曲が作られては人々に愛され、そして時代を代表するアニソンへとなってきました。 音楽が作品に与える影響は計り知れなく、楽曲はOP・EDのみならず、作中で用いられることもしばしば。主題歌や挿入曲が流れるシーンもまた、心に深く刻み込まれるのです。 そんなアニソン主題歌の中でも、やはりロックな楽曲は注目されます。ギターリフから激しいシャウトまで、ロックソングは熱量を込めやすい音楽ジャンルなのです。作品のテーマや内容を反映させた歌詞は、聞く者をより深く没入させてくれます。 今回は、こうしたロックな楽曲を使用した作品についての紹介です。作品の一部または全体に与えるインパクトに触れながら、みていきましょう。

1.『交響詩篇エウレカセブン』

SUPARCAR(スーパーカー)

『交響詩篇エウレカセブン』は、2005年に放送されたアニメ作品。 メディアミックスプロジェクトとして展開されており、本作以降も劇場版作品やテレビアニメ『エウレカセブンAO』などが制作されています。 本作の主題歌は今なお人気が高い楽曲ばかり。このように主題歌が高く評価される本作ですが、挿入曲も忘れてはなりません。それが、SUPARCARの『STORYWRITER』です。 この曲が流れるのは、全50話ある本作の中でなんと8回。盛り上がるシーンには必ずといってもいいほど流れます。見る者の記憶に強烈な印象を焼き付ける、まさに本作を象徴する1曲です。 特に有名なのは、主人公のレントンとヒロインのエウレカが空中で再会する場面。空中をサーフィンのように“リフ”しながら、交戦中の大空を駆けめぐるシーンは、一度見たら忘れません。 なお、本作放送開始2か月前に、SUPARCARは解散しています。

2.『フリクリ』

the pillows(ザ・ピロウズ)

『フリクリ』(FLCL)は、ガイナックスとProduction I.G.によって制作されたOVA作品で、2000年から全6話が作られています。2018年には、劇場版作品として『フリクリ オルタナ』と『フリクリ プログレ』が上映されました。 本作は挿入曲が多く、多くの場面で効果的に使われているのが特徴的。そんな挿入曲をはじめ、本作の音楽のほとんどを担当したのが、日本のロックバンドthe pillowsです。 このため、ロックテイストが基調の本作は海外人気が高いことでも知られています。バンド自体は、本作人気が後押しとなり、全米コンサートデビューも果たしました。 the pillowsは、オルタナティブというジャンルに分類されるバンド。彼らのサウンドは、不条理でハチャメチャな『フリクリ』の世界観に、瞬間的なロックの良さを添えています。日本国内以上に海外で評価されている理由は、この点にあるのでしょう。

3.『銀魂』

DOES(ドーズ)、redballoon(レッドバルーン)

『銀魂』は、空知英秋(そらちひであき)の同名漫画が原作のアニメ作品。長期シリーズとして、2006年から2018年まで計4期、300話以上放送されました。 長い間放送されていた本作は、その分主題歌も多数。数多くのアーティストが、主題歌を担当してきました。そして、主題歌を手掛けてきたアーティストには、ロックバンドが多いのも特徴として挙げられます。その代表格といえば、DOES(ドーズ)とredballoon(レッドバルーン)の2バンドでしょう。 DOESは、本作において計5曲を楽曲提供。劇場版「新訳紅桜篇」では、主題歌とエンディングを両方担当しました。『曇天』や『バクチ・ダンサー』と聞けば、誰もが『銀魂』の曲だと分かるほどに象徴的です。 もう1つのredballoonは、本作において2曲を担当しました。本作の初期主題歌を支えてきたアーティストです。EDの『雪のツバサ』は、今も人気の高い楽曲となっています。

4.『鋼の錬金術師』

ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)

「ハガレン」の愛称で知られる『鋼の錬金術師』は、荒川弘(あらかわひろむ)の漫画を原作としたアニメ作品。これまで2度アニメ化されており、2003年と2009年に放送されました。 なお、2003年版は連載と並行しての制作だったため、オリジナル性が強くなっています。対して2009年版の内容は、ほぼ原作通りです。 以上の通り、原作に沿った内容は2009年版で描かれています。ですが、作品を彩る主題歌の人気は、2003年版の方が広く知られているとさえ言えるでしょう。 その1つ、本作の代表曲ともいえるのが、『リライト』です。人気ロックバンドであるASIAN KUNG-FU GENERATION、通称「アジカン」の代表曲でもあります。「ハガレン」と聞けば『リライト』と答える人も多いでしょう。サビで一気に高まる熱量と疾走感はインパクト十分。 この曲はもはや、平成のアニソンを代表する曲といえます。

5.『ワンパンマン』

JAM Project

『ワンパンマン』は、ONEの未発表漫画が原作のアニメ作品。別途作画担当を立てて「となりのヤングジャンプ」で連載している方は、リメイク版となっています。アニメは、2015年に第1期が、2019年に第2期が放送されました。 本作第1期は、オープニング主題歌をJAM Projectが務めたことでも有名です。彼らといえば、アニソン界におけるレジェンド的存在。影山ヒロノブや遠藤正明といった代表的なシンガーたちで構成されたグループです。そして、“熱さ”を前面に押し出した楽曲とパフォーマンスを作っています。 本作の『THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ~』もまた、JAMらしい1曲。ヒーローを題材とする本作にピッタリのロックな曲となっています。第1期最終話の第12話では、ラストバトルシーンで流れました。2番を流すなどニクイ演出もありながら、物語を締めくくる最後の盛り上がりに一役買っています。

ロックソングはアニメの“顔”!新しいアニメの楽しみ方を体感してみよう

ロックソングがアニメに与える強烈な影響についてみていきました。ただでさえ熱量のあるロックソングであるため、そのインパクトは、いかなる場面で使われても効果絶大です。 「エウレカ」や『ワンパンマン』のように挿入曲として用いれば、シーンの印象がくっきりと切り取られます。「ハガレン」や『銀魂』のケースのように、作品自体を象徴し、代表的なアニソンへとなるものもあるでしょう。 一方で、『フリクリ』のように、作品のコンセプトに音楽を採用したものもあります。作品の音楽デザインは一貫してthe pillowsが手掛けており、彼らは作品に不可欠な要素。こうした関わり方であっても、ロック音楽はアニメ作品の“顔”として機能しているのです。 ロックを題材とした作品もあるほどに、両者の親和性は十分。これからもロックソングなアニソンは、作品に彩りと熱さを添え、予想以上の化学反応を起こしてくれることでしょう。