2017年おすすめ映画ランキングTOP20【邦画編】

2017年7月6日更新

昨年に続き、アニメ作品、実写化作品の勢いを感じる2017年。“戦後最大の作家”とも称される三島由紀夫作品×吉田大八監督、最果タヒの詩集×石井裕也監督といった異色コラボも見逃せません。色とりどりとなったランキング、是非参考にしてください。

9位:心のままに歌い踊るルーが魅力的!人魚と少年の心の交流を描くファンタジー【5月19日公開】

『マインド・ゲーム』、『四畳半神話大系』と二度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞の受賞経験をもつ湯浅政明。4月公開の『夜は短し歩けよ乙女』に続き2017年2作目となります。

両親の離婚により父親の故郷・日無町に引越してきた中学生のカイ。クラスメイトに誘われバンドの練習に向かったカイの前に人魚のルーが現れたのです。

親の都合で田舎に移り住んでから物事に対する興味を失っていたカイでしたが、無邪気に歌い踊るルーと過ごすうちに感情を素直に表現できるようになります。ねむようこ原案のキュートなルーのキャラクターに勇気づけられること必至です。

8位:ホラー映画の大家・清水崇による最新作!“こどもつかい”の笛に誘われた子供たちの霊が忍び寄る!【6月12日公開】

滝沢秀明『こどもつかい』

©2017「こどもつかい」製作委員会

『呪怨』シリーズで日本中を震撼させた清水崇監督が新たな恐怖体験を提供します。新聞記者の江崎駿也は郊外で発生した不審死事件を追跡するうちに奇妙な符合に気付きました。

亡くなったのは子供の怨みを買った者ばかりで、子供の失踪から3日後に決まって謎の死を遂げているのです。大人を呪う子供たちの霊を操る“こどもつかい”とは・・・。

本作が映画初主演となる滝沢秀明が特殊メイクを施し、事件のカギを握る“こどもつかい”役を熱演。新聞記者・江崎役にHey!Say!JAMPの有岡大貴、江崎の恋人・尚美役に門脇麦が挑みます。

7位:事件発生から22年。時効を迎えた凶悪殺人犯が自ら犯行を明かす理由とは?【6月10日公開】

2012年に韓国で上映され大ヒットを記録した「殺人の告白」を日本向けにアレンジし、入江悠監督自ら脚本家の平田研也と共同執筆。連続殺人事件の犯人を名乗る男・曽根崎を藤原竜也、事件を追う刑事・牧村を伊藤英明が演じます。

1995年、日本中を震撼させる5件の凶悪殺人事件が発生。獲物を背後から絞殺した上、被害者に近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという残忍な手口です。事件は未解決のまま時効を迎え人々の記憶から消え去ろうとしていたちょうどその頃、男は動き出しました。

事件から22年が経過した2017年、連続殺人犯・曽根崎による手記「私が殺人犯です」が出版され日本中を恐怖が包みます。自ら殺人犯であることを告白した曽根崎の目的とは?

6位:岩井俊二を一躍有名にした珠玉のドラマのアニメーション化が実現!【8月18日公開】

1993年にテレビドラマの一作品として岩井俊二が手掛けた作品。本作は日本映画監督協会新人賞を受賞し、当時、岩手でテレビドラマの仕事をしていた岩井俊二を日本映画界の中心へと引っ張り出すきっかけとなりました。

それから24年が経ち、『化物語』を始めとする物語シリーズの新房昭之を監督に長編アニメの制作が決定。ヒロインなずな役に広瀬すず、典道役に本作が声優初挑戦となる菅田将暉、祐介役には人気声優・宮野真守がキャスティングされています。

両親が離婚し、夏休み明けの転校が決まっているなずなは、典道か祐介いずれかと駆落ちしてしまおうと心密かに決意します。賭けに勝った祐介を駆落ちに誘うなずなでしたが、男友達との遊びを優先させた祐介は約束の場所に現れませんでした。

打ち上げ花火はどこから見ても丸く見えるものなのでしょうか?淡い恋心を描く珠玉のラブストーリーです。

5位:司馬遼太郎のベストセラー小説、ついに映画化!!【8月26日公開】

関ケ原

累計発行部数580万部を超える司馬遼太郎のベストセラー小説『関ヶ原』の映画化がついに実現。監督に『日本でいちばん長い日』の原田将人が抜擢されました。

秀吉亡き後、日本の派遣を巡って繰り広げられた天下分け目の戦い。主人公である西軍の将・石田三成に岡田准一、原田作品4度目の参加となる役所広司が東軍の総大将・徳川家康を演じます。

その他、くノ一・初芽役に有村架純、小早川秀秋役として東出昌大が出演。高潔な理想主義者・石田三成の不器用な生き様を、アカデミー主演男優賞2度目の受賞に期待がかかる岡田准一はいかに演じるのでしょう?

4位:是枝裕和×福山雅治×役所広司!エリート弁護士を突き動かす事件の真相とは?【9月公開】

「弁護人は事件の真相を知る必要はない。ただ勝訴すればいい」というドライな考えを弁護士の重盛。ところが死刑が確実視された殺人の容疑者・三隅の弁護を続けるうちに確信が揺らぎ始めるのです。

三隅が殺人を犯さなければならなかったのはなぜか?勝ち負けより動機の解明に突き動かされる重盛。

『そして父になる』の是枝裕和×福山雅治コンビが再びタッグを組む法廷サスペンス。重盛の心を揺さぶる役所広司の名演技に注目です!

3位:劇団イキウメの人気作を黒沢清が映像化!宇宙人が侵略したものとは?【9月16日公開】

劇団「イキウメ」の主催者・前川知大による人気作『散歩する侵略者』を黒沢清監督が映画化。舞台という箱の中で表現していたものをスクリーンでどのように演出するのでしょう?

数日間の行方不明ののちに戻ってきた夫は別人のように穏やかになっていました。変貌した夫は「地球を侵略しに来た」と言います。同じ頃、町では一家殺人事件が発生していました。

主人公・鳴海を長澤まさみ、夫・真治役を松田龍平、連続殺人事件を追うジャーナリスト・桜井役を長谷川博己が演じます。

作品のキーとなる第二の侵略者・天野役に若手のホープ高杉真宙が抜擢されました。宇宙人に体を乗っ取られてから散歩に出るようになった真治。宇宙人は何を侵略しているのでしょう?

2位:犯人は人間じゃない?!妖怪、魔物が行き来する古都鎌倉で殺人事件発生!【12月9日公開】

大ヒットシリーズ『ALWAYS 三丁目の夕日』の原作者・西岸良平×山崎貴監督の名コンビが再びタッグを組みSFファンタジーに挑みます。原作は日本漫画家協会賞大賞を受賞した大ヒット漫画。1984年の連載開始から30年以上も続く、西岸良平のライフワークと言うべき作品です。

堺雅人扮するミステリー作家の一色正和は鎌倉をこよなく愛し、かの地に出没する妖怪、魔物の類が巻き起こす怪事件ですら解決してしまう名探偵。ところが亜紀子が嫁入りしてからは勝手が違うようで・・・。

1位:ジブリ育ちの精鋭が放つ、21世紀版魔女の成長ストーリー【今夏公開】

『思い出のマーニー』の監督・米林宏昌、プロデューサーの西村義明が新会社スタジオポノック設立後挑んだ初の映画作品です。米林宏昌、西村義明はともにスタジオジブリの出身。2人に限らずスタッフの多くは、ジブリに席を置きアニメ制作のいろはを学んできました。

宮崎駿の引退発表に伴いジブリは制作部門の縮小を余儀なくされましたが、その教えは新たに設立された「スタジオポノック」に受け継がれています。

『魔女の宅急便』を観てアニメーションの世界に魅せられた2人が原点回帰して21世紀版魔女のものがたりを描きます。