【イベント速報】映画『東京喰種 トーキョーグール』ジャパンプレミアが開催!
「見てくれ」の酷い「まどくれ」(真戸呉緒)は大泉洋のハマり役!?
一同は、会場に詰め掛けた50名以上のファンとともに「東京喰種!」と発声した後、レッドカーペットを歩いて劇場の中へ。スクリーン前に登壇した10名のキャストたちが、それぞれの役について語りました。 「金木は本当に読書が好きで冴えない男の子なんですけど、真っ白で何もないのが魅力なのかなと。染まってないというか。もちろん過去のトラウマとかもあるんですけど、何者にもなれる。だからこそ本人は何者かわかっていない。言っちゃえばすごく中途半端な部分でもあるし、ひとつ正義をボーンと貫いていくと、どこか洗脳されているんじゃないですけど、周りからはそういう風に見えてしまう部分もあったりする」(窪田正孝) 「亜門鋼太朗は真っすぐな人物。漫画読ませてもらったキャラクターの中で一番好きだなとと思えたキャラクターが亜門で。やらせて頂いて本当に光栄ですし。亜門って漫画の中で腹筋が180個くらいに割れているんですよ。これにくっつけても、6つにしか割れなくて(苦笑)。どうやって近づけていいのか、、というところから始めました」(鈴木伸之) 原作ファンなら思わずうなずいてしまうような、配役への思いを語るキャストたちですが、中でも会場が湧いたのは、大泉 洋のコメントでした。 「マネージャーから話を聞いた時には、捜査官、という響きにグッときまして。それを聞いて「やる!」といったんですよ。ただまぁ、オファーを受けた時には漫画を見たことはなくて。とりあえず読んでみてください、とマネージャーに渡されて原作を読んでみたら『まどくれ』(真戸呉緒)の『見てくれ』が酷い。相当ですよ、あの顔は、ね! 片目がものすごい大きいんですよ。まぁ、それでも頑張りましょう、ということでやったんですよ。それでキャストが発表になった時に、それこそネットなんかでは『(配役は)大泉じゃないだろう』という意見がある一方、中にはピッタリだ、というヤツがいて。ピッタリではないだろうと!でもまぁ、ハマっているといわれるのは嬉しいですけど」(大泉洋)
『東京喰種』は映像も物語も魅力的なエンターテインメント大作
作品の魅力についても窪田正孝、蒼井優、鈴木伸之らとともに荻原監督が熱く語る場面も。 「7月2日に米国ロサンゼルスでワールドプレミアをして、その後、7月6日にベルリンでヨーロッパプレミアをして、両方行ってきたんですけど、改めて、この東京グールという作品が日本だけじゃなくて世界中の人に愛されているというのを感じました。いろんな魅力がある中で、一番はキャラクターたちでしょう。それぞれの正義の元、真摯に向き合いながら、日々を過ごしている。だから彼を見ていると何が正解か分からなくなるんですね」(荻原監督) 「自分で生きているつもりでも実は人に生かされていたりとか、本当に周りの人への感謝であったりとか、すごく、そういうメッセージが含まれています。エンターテインメントとしてもすごく楽しめる作品ですし、すごくヒューマンドラマでもあると思っておりますので、ぜひ楽しんで欲しいですね」(窪田正孝) 舞台挨拶の最後には、漫画『東京喰種』の作者・石田スイ直筆の描き下しイラストが窪田正孝にプレゼントされました。「ホクロの位置まで忠実!」と、その出来栄えに窪田も大満足で、ほかのキャストたちが羨む場面も。そんな窪田正孝を含む主要キャストの似顔絵は、映画公開の際に来場者特典の色紙として配られる予定とのことです。 気になる似顔絵をチェックする上でも、ぜひ会場に足を運んでみては。