2019年大河ドラマ『いだてん』のキャスト一覧・あらすじ【中村勘九郎&阿部サダヲ×宮藤官九郎】

2018年4月27日更新

2019年に放送されるNHK大河ドラマが『いだてん』です。脚本を手掛けるのが宮藤官九郎とあって早くも話題をよんでいる本作のあらすじと発表されたキャストをご紹介します!

金栗実次/中村獅童

金栗実次(かなくりさねつぐ)は四三の実兄です。病弱だった父・信彦に代わって金栗家を支えた人物であり、厳しい家計にも関わらず学費を用立てて四三を進学させました。 頑固で激しい一面もあわせ持ちつつ、四三を裏で支えて応援し続けた実次を中村獅童が演じます。 中村獅童は名門の小川家に生まれた歌舞伎界のプリンスとして、早くから二代目を襲名し舞台を踏んできました。映画やテレビドラマでの活躍も目覚ましく、大河ドラマは『春日局』『毛利元就』『武蔵 MUSASHI』『新選組!』『八重の桜』に続き、なんと6作目の出演というすでに貫禄の風格です。

大森安仁子/シャーロット・ケイト・フォックス

大森兵蔵が国際結婚したアメリカ人の妻です。本名はアニー・バロウズ・シェプリーでしたが帰化して大森安仁子(おおもりあにこ)を名乗りました。 兵蔵が日本選手団監督としてストックホルム大会に参加した際には同行し、金栗や三島のサポートにあたりました。強気な言動は、裕福な家に生まれたアメリカ人令嬢ならではです。 演じるシャーロット・ケイト・フォックスと言えば、なんと言っても2014年の朝ドラ『マッサン』で外国人として初めて演じたヒロインのエリー役です。同役で一躍人気者となり、その後も『名探偵キャサリン』で民放ドラマ初主演など、日本を主な拠点に女優活動を続けています。

可児徳/古舘寛治

東京高等師範学校の助教授にして、徒歩部の部長を務めていたのが可児徳(かにいさお)です。校長である嘉納治五郎のもとで、オリンピックに初参加するための諸々雑事に尽力しました。 部長として金栗四三を直接指導した可児徳を演じるのは、個性派バイプレーヤーとして活躍する古舘寛治です。 古舘寛治はニューヨークで学んだあと、インディペンデント系の作品などを中心にキャリアを積んできましたが、2010年代に入ってからは数々のテレビドラマや映画で脇役ながら個性的な存在感を放っています。大河ドラマでは『おんな城主 直虎』に松下源太郎役で登場しました。

黒坂辛作/ピエール瀧

東京の大塚にある足袋屋「足袋のハリマヤ」の店主が黒坂辛作(くろさかしんさく)です。金栗と共に、マラソンを走るための足袋の製作にあたります。 金栗にとって大事な同志的存在となる頑固な職人である黒坂をピエール瀧が演じます。 ピエール瀧は、電気グルーヴのメンバーとして活動するかたわら、俳優としても多くの映画やドラマに出演し独特の個性を発揮してきました。映画『凶悪』やドラマ『64(ロクヨン)』、大河ドラマは『龍馬伝』と『軍師官兵衛』についで本作が3作目、また朝ドラでも『おひさま』『あまちゃん』『とと姉ちゃん』とすでに3作出演という驚くばかりの人気者ぶりです。

永井道明/杉本哲太

東京高等師範学校の教授であり、金栗が過ごした寄宿舎の舎監も務めていたのが永井道明(ながいどうめい)です。スウェーデンから体操を日本に紹介し、また体育教育に貢献したことから「日本学校体操の父」とも呼ばれています。 熱く、厳しく金栗に接する永井を演じるのが杉本哲太です。 杉本哲太はミュージシャンから俳優へと転身し、その後は悪役や極道など個性的な脇役から渋い存在感を放つ中堅実力派へとキャリアを重ねてきました。ドラマや映画で引っ張りだこの人気俳優として、大河ドラマは『春日局』に始まり、本作にて7作目の出演となります。

池部幾江/大竹しのぶ

熊本に住む金栗四三の親戚であり、後に養母となるのが池部幾江(いけべいくえ)です。早くに夫を亡くしたことで家業を一人で担ってきた資産家の女性です。 金栗がオリンピックを目指し、参加するにあたっては資金的にも精神的にも支え続けました。金栗の大切な理解者であった池部を演じるのは大竹しのぶです。 大竹しのぶは日本を代表する演技派女優として、1973年のデビュー以後、映画・テレビドラマ・舞台に留まらず第一線での活躍ぶりはあえて説明するまでもありません。数多くの作品に主演していますが、大河ドラマは1977年の『花神』で初出演後、本作が6作目にあたります。

嘉納治五郎/役所広司

役所広司『孤狼の血』
©2018「孤狼の血」製作委員会

東京高等師範学校校長であり、金栗の恩師とも言える存在が嘉納治五郎(かのうじごろう)です。アジア初のIOC委員となり、オリンピック初参加のために尽力した上、日本選手団団長を務めました。 「日本スポーツの父」とも呼ばれる重鎮・嘉納治五郎を役所広司が演じます。 役所広司は『SAYURI』や『バベル』など世界を舞台に活躍する国際派俳優として、今や風格すら漂う大御所となりました。『Shall we ダンス?』や『うなぎ』『失楽園』などで数々の賞を受賞しながら、コメディからシリアスまでどんな役柄もこなすことで引っ張りだこの人気を誇り、大河ドラマも本作で6作目の出演です。

古今亭志ん生/ビートたけし

美濃部孝蔵こと、「昭和の大名人」古今亭志ん生(ここんてい しんしょう)。「座っているだけですでに面白い」とも評され、借金から逃げるために17回の改名と引っ越しを繰り返したと言う嘘か本当かわからない逸話も持った人物です。 そんな古今亭志ん生を演じるのは、「アウトレイジ」シリーズや『その男、凶暴につき』などの作品でも知られるビートたけし(北野武)。たけしが大河ドラマに出演するのは2002年の『武蔵 MUSASHI』の新免無二斎役以来となります。 なお、ビートたけしは志ん生を演じるにあたって、落語の練習などをしているそうです。

美濃部孝蔵/森山未來

生っ粋の江戸っ子にして、10歳のころより酒とバクチを覚え、小学校すら退学になる「悪童」こと美濃部孝蔵。彼は家も勘当され、稼いだ金を「飲む、打つ、買う」の三道楽にすべて使ってしまうような生活をしていましたが、後に落語と運命的な出会いを果たし、昭和の大名人こと古今亭志ん生へと成長していきます。 孝蔵を演じるのは、『モテキ』『怒り』などで知られる森山未來。様々な作品に出演している森山ですが、NHKでは、後に映画化もされた渡辺あや脚本のドラマ『その街のこども』などで主演を務めています。

五りん/神木隆之介

弟子入りを断られたのにも関わらず志ん生の自宅に住み込み、“五りん”という前座名を名付けられた志ん生の弟子。弟子入りしたにも関わらず、志ん生に雑な口の聞き方をし、落語にも興味を示さないと言う役どころです。 五りんを演じるのは、神木隆之介。神木が大河ドラマに出演するのは『葵 徳川三代』などに続き4度目となります。また、神木は『ぼくの魔法使い』や『11人もいる!』、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』といった宮藤の作品も多数出演しています。

小梅/橋本愛

明治東京の名所「浅草十二階」を根城に客を引く遊女・小梅は、きっぷのいい性格で、孝蔵とともに浅草を生き抜いていきます。また、熊本から上京したばかりの金栗にも声をかけます。 小梅を演じるのは、宮藤官九郎が脚本を手がけたNHK朝ドラ『あまちゃん』などで知られる橋本愛です。

清さん/峯田和伸

清さんは、孝蔵の兄貴分で、浅草の人力車夫をしています。脚力が自慢で、日本初のオリンピック予選に潜り込み、金栗四三と孝蔵を結びつけるキーパーソンです。 清さんを演じるのは、銀杏BOYZの峯田和伸。近年では俳優としても活躍している峯田。2017年放送の朝ドラ『ひよっこ』で小祝宗男を演じ話題となりました。また宮藤が脚本を手がけた映画『アイデン&ティティ』では主演を務めており、劇中で見事な歌声を披露しています。