2018年1月15日更新

ユ・アイン出演おすすめ映画&ドラマ【『六龍が飛ぶ』】

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若手実力派俳優ユ・アインが出演したおすすめの映画&ドラマを紹介!

人気と実力を兼ね備えた若手俳優の筆頭ユ・アインは、1986年10月6日生まれです。高校1年のとき、街で声をかけられオーディションにのぞんだドラマ『四捨五入』で俳優デビューを果たしました。 数々のドラマや映画に出演する中で少年から大人の俳優へと見事に成長し、悪役から歴史的英雄までこなす、誰もが認める演技派として知られるようになりました。2015年に骨腫瘍の診断を受け、それが原因で2017年には兵役免除のニュースもありましたが、今後ますますの活躍が期待されています。 ここではそんなユ・アインが出演したおすすめの作品を、先に映画、続いてドラマの順でまとめて紹介したいと思います。

新人男優賞を受賞したユ・アインの映画デビュー作【2008年】

『俺たちの明日』

本国では2006年に公開されたユ・アインの映画デビュー作が『俺たちの明日』です。初出演らしからぬ鮮烈な印象を残し、釜山映画評論家協会の新人男優賞などを受賞しました。 レンタカー屋で働くギスと幼なじみで弟分のジョンデは、ともに社会の底辺で過酷な日常を送りながら、ある特別な絆で結ばれた仲です。家族を捨てて住む家までも奪った父親を憎むジョンデをギスは保護者の眼差しで見守りますが、ある日、ふとしたきっかけでジョンデが本物の銃を手にしてしまいます。 母親と2人暮らしの純粋すぎるジョンデをユ・アインがみずみずしい魅力で演じる一方、真面目で物静かなギスにはキム・ビョンソクが扮しました。若者たちの厳しい現実が胸に迫ります。

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洋菓子店を舞台にしたよしながふみの人気コミックを実写映画化【2009年】

よしながふみの大ヒットコミックが、2001年の滝沢秀明主演によるテレビドラマ化、2008年のアニメ化に続き、韓国で実写映画化されました。「アンティーク」という名の洋菓子店を舞台に、4人の男たちが巻き起こす人間模様をミステリータッチで描きます。 脱サラして洋菓子店を開いたもののスイーツが苦手なジニョク、色恋のトラブルが絶えない天才パティシエのソヌら、イケメンの男たちと極上のスイーツが話題をよぶ一方、町で連続誘拐事件が発生します。 主人公のジニョクにはチュ・ジフンが扮し、ユ・アインは4人の中の一人で元ボクサーのギボムを演じました。

韓国のベストセラー小説を映画化して大ヒットしたユ・アイン主演作【2012年】

文学賞を受賞してベストセラーとなった同名小説を原作に、530万人を動員する大ヒット作となった人間ドラマです。ユ・アインがタイトルロールである主人公の高校生ワンドゥギを、対する教師ドンジュを『チェイサー』や『哀しき獣』の演技派キム・ユンソクが演じました。 父親と叔父の3人で暮らす高校生ワンドゥクは、貧しい家庭環境もあって勉強もできない問題児。隣に住む野蛮な担任教師ドンジュが何かとウザい干渉をしてくるばかりか、ある日、ドンジュの口から顔も知らない母親の消息を知らされてしまいます。 喧嘩早い反抗児ながら純粋さを併せ持つワンドゥギ役はユ・アインの当たり役となり、文字通り代表作の一つとなりました。

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ユ・アインが初の悪役に挑戦!記録的大ヒットとなった痛快アクションムービー【2015年】

巨大権力に立ち向かうベテラン熱血刑事の活躍を描いた痛快アクションです。『ベルリンファイル』で知られるリュ・スンワン監督がメガホンをとり、韓国ではタブーである財閥の闇を鋭く切り取って観客動員数1340万人を超える記録的大ヒット作となりました。 ソウル警視庁の広域捜査隊に属するベテラン刑事であるソ・ドチョル。懇意のトラック運転手が賃金不払いに関わる抗議行動を起こした直後に重体に陥ったことを不可解に思い、真相を探るため捜査に乗り出します。 ユ・アインは、巨大財閥グループの冷酷な御曹司チョ・テオ役で初の悪役に挑戦し、強烈な印象を残しました。主人公のベテラン刑事には、『国際市場で逢いましょう』やドラマ『アクシデント・カップル』のファン・ジョンミンが扮しています。

18世紀の朝鮮王朝を舞台にした壮麗なる歴史大作【2016年】

18世紀、朝鮮第21代王・英祖と後継者である息子・思悼の関係を、周囲の人間関係や権力争いを交えて描いた壮麗な歴史ドラマです。韓国映画界を代表する名優ソン・ガンホが英祖をさすがの貫禄で演じたのに対し、ユ・アインが自由奔放な思悼を堂々と演じました。 英祖は思悼を立派な継承者に育てあげるべく奮闘するものの、武芸や芸術を好む思悼とは次第にすれ違い、避けがたい確執を生むことになってしまいます。やがて、息子を米びつに閉じ込めるという歴史上有名な「米びつ事件(壬午士禍)」に至るのでした。 欲望と愛憎渦巻くドラマチックな物語はもちろん、豪華な衣装や舞台設定も大きな見どころです。ユ・アインは本役柄で見事に青龍映画賞主演男優賞を受賞しました。

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チェ・ジウとユ・アインが共演した都会派ロマンチック・コメディ【2016年】

『冬のソナタ』のチェ・ジウが主演し、ユ・アインやカン・ハヌル、イ・ミヨンら豪華なキャストが恋愛に悪戦奮闘する男女に6人扮したロマンチック・コメディです。それぞれに仕事やプライベートで悩みを抱える不器用な6人が、SNSを通して恋の相手を見つける姿をコミカルに描きました。 詐欺にあったアラフォーのCAとイケメンの映画スター、恋愛奥手の天才作曲家と気難しい女性脚本家、嫁ぎ遅れたお節介屋のシェフと恋愛上手なドラマ・プロデューサーがSNSで出会い、本心を曝け出すうちに次第に恋を育んでいきます。 ユ・アインは、人気絶頂ゆえに鼻持ちならなくなっているイケメンスター、ノ・ジヌを演じました。

ユ・アインが中学生役で俳優デビューを飾った学園ドラマ【2003年】

『四捨五入』

一人の多感な女子中学生を主人公に、思春期特有の夢や葛藤、友人関係の悩みなどをみずみずしいタッチで描いた青春ドラマです。ヒロインのオクリムを演じたコ・アラは本作で大ブレイクし、人気スターの仲間入りを果たしました。 中学生たちの視線に寄り添う繊細な心理描写はもちろん、感受性が豊か過ぎて拡がる妄想シーンも見どころです。同世代の10代の若者たちから圧倒的支持を受けて大ヒットし、その後高校生になっても継続する人気シリーズとなっています。 オーディションで抜擢され、ファースト・シーズンで俳優デビューを飾ったユ・アインが演じたのはヒロインの恋人役です。初々しいフレッシュな魅力で一躍注目される存在になりました。

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中学時代に出会った3人の男女のもどかしい愛の行方を描いた名作ドラマ【2004年】

『4月のキス』

デビュー作となった『四捨五入』のすぐ翌年にユ・アインが出演したドラマが名作ラブストーリーとして名高い『4月のキス』です。中学の同級生として知り合った1人の女性と2人の男性が織り成す切ない三角関係を描きます。 ソウルで美術講師をしているチェウォンは、中学の同級生だったジェソプに愛され幸せに過ごしていましたが、なかなか結婚に踏み切れないのはある理由が……。そしてついに、忘れられない初恋相手ジョンウと13年の時を経て運命の再会を果たしてしまうのでした。 チェウォンをスエ、ジェソプをチョ・ハンソン、ジョンウにはイ・ジョンジンが扮し、ユ・アインはジョソプの中学時代を演じました。

舞台は愛憎と野望が渦巻くファッション業界!ユ・アイン主演のメロドラマ【2012年】

『ファッション王』

大ヒットドラマ『バリでの出来事』のイ・ソンミ&キム・ギホのコンビが脚本を手掛けた、ファッション業界が舞台のラブストーリーです。4人の若者を中心に、愛憎と野望が渦巻くドラマチックなメロドラマが展開します。 ファッションデザイナーになることが夢のイ・ガヨン。死んだ両親のブティックを継いだチョ・スニの策略でニューヨーク留学を邪魔され、また店を追い出されて東大門市場の小さな工場で働くことになります。コピーものの工場を営んでいたのがカン・ヨンゴルでした。 ユ・アインがヨンゴルを、若手の人気女優シン・セギョンがガヨンを演じたほか、イ・ジェフンやアイドルグループ「少女時代」のユリが共演しています。東大門のローカルファッションからニューヨークの最新トレンドまで、彼らが着こなす数々の華やかな衣装も見どころです。

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朝鮮3大悪女と言われるチャン・ヒビンを新たな角度で描く歴史ドラマ【2013年】

『チャン・オクチョン』

朝鮮王朝史に刻まれた3大悪女の一人として知られるチャン・ヒビン(チャン・オクチョン)を、悲劇の女性という新たな視点で描いた歴史ドラマです。チャン・ヒビンと第19代国王の純愛を軸に、愛憎と陰謀が入り乱れる人間模様を壮大な規模で描きました。 17世紀の李氏朝鮮、オクチュンは韓服の仕立ての腕前で知られていましたが、母の出自が原因で仕事の依頼がなくなってしまいます。一方、王家では世子イ・スンの妃選びが始まっており、候補女性と対面するはずがたまたま服の採寸にやってきていたオクチュンと出会ってしまうのでした。 オクチョンをキム・テヒ、そしてイ・スンをユ・アインが演じました。これまで力のない王として描かれてきたイ・スンを、ユ・アインは誠実さと純粋さあふれる魅力的な絶対君主として見事に演じています。

不倫に溺れる天才ピアニストを演じた濃密ラブストーリー【2014年】

『密会』

2005年に日本で映画化もされた江國香織の恋愛小説『東京タワー』を原案にしたドラマ化作品です。天才ピアニストの青年と20歳年上の人妻の狂おしい愛を、切ないほどドラマチックに描きました。 アルバイトをしながら高校に通うイ・ソンジェは、配達先で目にしたピアノを衝動的に演奏してしまいます。それをたまたま耳にし、類まれなる才能に気づいたのが音楽大学の教授カン・ジュニョンであり、その妻がヘウォンでした。 ひたむきで純粋な青年ソンジェをユ・アインが、教え子の愛に戸惑う人妻ヘウォンを人気美人女優のキム・ヒエが演じています。モーツァルトやシューベルトなど名曲の数々が愛の物語を格調高く彩りました。

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ユ・アインら扮する6人の英雄が活躍する歴史アクション【2015年】

『六龍が飛ぶ』

2015年のSBS演技大賞においてユ・アインが最優秀演技賞を受賞するなど12部門を独占した歴史アクションドラマです。新たに朝鮮王朝を建国するため立ち上がった6人の英雄の活躍を、フィクションと史実を交えたエンターテインメント作品として仕上げました。 貴族が支配していた高麗の末期から朝鮮王朝の創成期が舞台です。初代の王となるイ・ソンゲ、功臣チョン・ドジョン、第3代王となるイ・バンウォン、貧しい庶民の女プニ、剣客イ・バンジ、剣士ムヒュルという様々な立場の6人が新しい国づくりのため闘います。 ソンゲの息子であり、のちに第3代王となるイ・バンウォンをユ・アインが演じ、その存在感と演技は絶賛されました。シン・セギョンが演じたプニとの身分違いのロマンスももう一つの見どころです。