2018年2月13日更新

元祖韓流スター!アン・ジェウクの全て【出演ドラマ/映画】

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アン・ジェウク
©Yonhap News/YNA/Newscom/Zeta Image
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アン・ジェウクは韓流スターの元祖!

アン・ジェウクは、1997年のドラマ『星に願いを』でヒットし、一躍有名となった韓流スターです。舞台や映画、ドラマに出演するだけでなくエンターテイナーとして歌手としても華々しい活躍をみせています。 韓国ではもちろんのこと日本をはじめアジア各国で広く愛されており、特に中国では元祖韓流スターとして海外スターの先駆けとも称されているのをご存知ですか? 病気や結婚も経験し、慈善事業にも率先して参加するなど人間的魅力も持ち合わせているアン・ジェウクの、詳しいプロフィール、出演作品を一挙ご紹介します!

アン・ジェウクのプロフィール

アン・ジェウク(安在旭)は1971年9月12日生まれ、ソウル出身の俳優、歌手です。ソウル芸術大学演劇科卒業後、1994年のタレントオーディション番組に参加し約2000人の中から見事合格したことで芸能界入りを果たしました。 同期には『冬のソナタ』で有名なチェ・ジウがおり、1994年のドラマ『目の見えない鳥の歌』でいきなり主役に抜擢。視覚障害者という役柄が視聴者に本物だと錯覚させるほどの名演技を魅せました。 出世作となったのは1997年のドラマ『星に願いを』。中国でも爆発的なヒットを起こし、主演を務めたアン・ジェウクは第1号韓流スターと称されました。この作品が韓流という言葉を生み出したきっかけとなる作品だと言われています。以後はどんな役でも演じきれる俳優として活躍しています。 日本でも積極的に活動しており、前年に引き続き2018年2月4日には東京のホテルで、ファン待望のディナーショーが開催されました。

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妻は女優?子どもは?

2015年、日本でも活動していたミュージカル女優チェ・ヒョンジュと結婚し注目を集めました。 チェ・ヒョンジュは韓国出身の女優ですが、2005年に西珠美(さいたまみ)の名で日本の劇団四季に入団した経験かあり、以後『オペラ座の怪人』や『美女と野獣』などのミュージカルに出演しました。退団後は韓国に戻り、同じく『オペラ座の怪人』などで舞台に立っています。 2015年6月ソウルの式場で行われた結婚式ではソ・ジヘやファン・シネ、ソ・ユジンなど豪華な出席者とともに話題に。2016年には第1子が産まれ、1児のパパとなりました。本人のSNSには幸せそうな家族の写真がアップされています。

病気で倒れるも奇跡的に完治!現在は元気な姿を見せる

2013年2月、休暇でラスベガスにいたアン・ジェウクはくも膜下出血で倒れ、緊急手術を受けました。 30%もの患者がこの病気で昏睡状態に陥っているにもかかわらず、アン・ジェウクは現地で約1ヶ月の入院の末完治し、退院後帰国。4ヶ月後には公の場に姿を現し、ファンを安堵させました。 7~8%ほどしか完治しないという病気ですが、アン・ジェウクは術後の経過が良好だったという事でその後の影響もなくほぼ完治したといわれています。 さらにそれ以前の2008年、『愛してる』の放送終了後に心労を抱えうつ病を患っていました。1年ほどで治ったそうですが、『愛してる』は裏で大ヒットドラマ『イ・サン』が放送されていたという事もありなかなか視聴率が伸びず、その責任を感じてしまったジェウクが病んでしまったというのです。 しかし現在体に異常はなく、元気な姿をファンに見せています。

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アン・ジェウクの弟はイケメンモデルって本当!?

アン・ジェウクには芸能活動をしているアン・ジェヒョンという名の10歳下の弟がいます。 しかし、『星から来たあなた』などに出演し、モデルや俳優として活躍しているアン・ジェヒョンとは同姓同名ですが、同一人物ではありません。アン・ジェウクの弟は1981年生まれ、女優ク・ヘソンと結婚したアン・ジェヒョンは1987年生まれで全くの別人です。 アン・ジェウクの弟であるアン・ジェヒョンは2000年に俳優デビューし、以後ミュージカルや映画に出演しています。

『Jack The Ripper』などミュージカルにも意欲的に活動中!

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안재욱 ahn jae wook 安在旭 アン・ジェウクさん(@steelajw6796)がシェアした投稿 -

デビューの翌年である1995年からミュージカル俳優としても活躍しています。 『ベイビーベイビー』のデニ―役で初出演。その後『Jack The Ripper』や『皇太子ルドルフ』、『Le Roi Soleil(太陽王)』などで主人公を演じました。 ロンドンで起こった切り裂きジャックの事件を題材とした『Jack The Ripper』は東京、横浜でも公演され、ソンミンらとともに主人公の外科医ダニエル役で日本公演を盛り上げました。

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アン・ジェウクがアジア中で知られるきっかけとなった大ヒットドラマ『星に願いを』

日本の韓流ブームのきっかけはペ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』ですが、そもそも中国で今作『星に願いを』がヒットした事により韓流という言葉が生まれ、以降アジア各国に韓流ブームが巻き起こったといわれています。 『星に願いを』は施設育ちの主人公が、いじめに合いながらファッションデザイナーとして頭角を表していくシンデレラストーリーです。 アン・ジェウクは主人公に手を差し伸べる人気歌手カン・ミン役で出演し、劇中で歌った「Forever」もヒットした事で歌手としてのデビューも果たしました。 同年のMBC演技大賞では人気賞、カップル賞も受賞しています。

ドラマ『バッドボーイズ』では貴重な制服姿を披露!

高校で「バッドボーイズ」というバンドを結成し大人になっても仲が良かった6人組が、リーダーのガン ソクの為に力を合わせ困難に立ち向かっていく物語で、アン・ジェウクは主演のガンソク役を演じ、学生服姿を披露しました。 共演は『ホテリアー』や『サラン』に出演したソン・ユナと、『シルミド』や『オールイン 運命の愛』のホ・ジュノなど豪華キャストが実現。笑いあり涙ありの青春ドラマです。

中国ドラマ『ルームメイト 白領公寓』にも出演し話題を呼ぶ

上海の高級マンション白領公寓(はくりょうこうぐう)を舞台に、ルームシェアをする男女の青春を描いた2001年放送の中国ドラマです。中国では『白領公寓』のタイトルで放送され、その後日本では『ルームメイト 白領公寓』の名でDVD化されました。 アン・ジェウクは、ドン・ジエ演じるヒロインのフェイに次第に惹かれていくアメリカの大学出身のITエリート、イーテン役で主演に抜擢。初の海外進出作品となり、元祖韓流スターの名に恥じることなく中国でも存在感を示しました。

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アン・ジェウクが2年ぶりに出演作に選んだのは『天女と詐欺師』での詐欺師役

この頃から何の役でも演じられると言われるようになったアン・ジェウク。次なる作品『天女と詐欺師』で演じたのは、嘘だらけの天才詐欺師チョン・ジェギョン役です。 2003年に放送された韓国ドラマで、歌手活動に専念していたアン・ジェウクが2年ぶりに出演するドラマという事で注目を集めました。 ヒロインは『I LOVEヒョンジョン』や『ガラスの靴』で人気急上昇中だった女優キム・ミンソンです。天才詐欺師が天女と呼ばれる女性に初めて恋をし、波乱の展開を見せていくラブコメディとなっています。

今は亡きヒロイン、イ・ウンジュとの恋愛映画『愛と、死を見つめて』

2003年には5年ぶりに映画にも出演しました。イ・ウンジュ演じる末期ガンを患った女性ヨンジュと医師であるオソンが、お互いに惹かれあうも死という別れが近づいてしまう悲しく切ないラブストーリーです。 病気と闘うヨンジュを描いた作品ですが、アン・ジェウクが醸し出す優しい雰囲気で重苦しくない美しい作品に仕上がっています。 DVDには特典でオフショットが収録されており、2004年に本当に亡くなってしまったイ・ウンジュの元気な素顔が見る事ができます。

『ベストカップル』ではまさにぴったりなカップル姿を披露!

2004年放送のドラマ『ベストカップル』は、年の差や子育て、不倫などさまざまな壁を乗り越えながら真のベストカップルとなっていく男女の恋愛模様が描かれた話題作です 。 絶対的美貌を持つも男運がなく、なかなか結婚できない未婚の女性ジョンヒ役を、『シンデレラ』や『帰ってきたプリンセス』でお馴染みのファン・シネが演じています。 アン・ジェウクはジョンヒより年下で普通の銀行員、ソック役を演じました。かっこよく気の強い韓国女性、優柔不断だが優しい韓国男性と、韓国の男女の象徴を表したかのような作品となっています。

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アン・ジェウクの主演に豪華キャストが集まった『オー!必勝』

金も仕事も教養もないアン・ジェウク演じるオ・ピルスンが、恋や仕事に奮闘していく2004年放送のドラマ『オー!必勝』。 ピルスンとは韓国語で必勝という意味で、ただの田舎者だった男がライバルに勝つ為必死に努力していくサクセスストーリーです。 ピルスンに振り回されるヒロイン、ポン・スニョン役は『イヴのすべて』や『ただいま恋愛中』のチェリム、ピルスンのライバル、ユン室長役はリュ・ジンが演じています。さらにピルスンを支える有能な秘書には有名演技派女優パク・ソニョンも出演。ノリに乗っているアン・ジェウク主演作品に豪華なキャストが集結しました。

『ミスターグッドバイ』では涙なしでは観られない圧巻の演技を披露

『ミスターグッドバイ』では、ホテルチェ ーンの重役まで上り詰めたユン・ヒョンソという男を演じました。目標の為に地道に努力を続けてきたものの、ふと自分がひとりぼっちだった事に気付いたヒョンソが、チェ・ヨンインという女性に出会い人生が変化していく物語です。 チェ・ヨンイン役は『ラストダンスは私と一緒に』などのイ・ボヨン。その他『その女』や『恋愛時代』で飛びぬけた演技力をみせたオ・ユナなども出演しています。 2006年、多くの出演オファーの中から悲しい壮大なストーリーのドラマを選んだのはジェウクの意志だったそうで、圧巻の演技を披露しました。

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『愛してる』では痴漢に間違われた漫画家を演じる?!

2008年放送のドラマ『愛してる』は2人の男女が愛と結婚をテーマに、次々と騒動を起こしていくハートフルラブコメディです。アン・ジェウクは痴漢の疑いをかけられてしまう漫画家の主人公、チョルス役を演じています。 独身貴族として気ままな生活を送っていたチョルスが、ある日電車で痴漢に間違えられた女性ヨンヒと一夜を共にしてしまい、幸せな気分から一転、妊娠結婚と波乱の幕開けとなっていく物語。 撮影を放映前に全て終わらせた完全事前制作ドラマとして話題を集め、視聴率はあまり振るわなかったもののアン・ジェウクの優しい雰囲気にマッチした心温まる作品となっています。

日韓共同作品『トライアングル』でアン・ジェウクは主演に抜擢!

日本と韓国が共同で参加した『テレシネマ7』プロジェクトは、日本人の脚本家と韓国のスター俳優たちがタッグを組んだ新しいビジネスモデルを提案した作品集です。 日本からは『ロングバケーション』などの北川悦吏子や『白い巨塔』などの井上由美子ら脚本家が参加し、韓国からは元東方神起のキム・ジェジュンやBIGBANGのT.O.PやV.I、キム・ハヌルらが参加しました。 その中の作品『トライアングル』は、『特命係長・只野仁』などが有名な尾崎将也が脚本を手掛け、アン・ジェウクが主演した詐欺師を題材とした作品です。カン・ヘジョンやイ・スギョンらと共演し、お互いがお互いを騙しあう高度な心理戦が描かれています。

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ミュージカルで培った演技力を惜しげもなく発揮した『 光と影』

『愛してる』出演以降ミュージカルに力を入れてきたアン・ジェウクが、3年ぶりにドラマへ復帰した話題作。自身がこんなにエネルギッシュなキャラクターは初めてだ、と語るほど生き生きとした人間味溢れるカン・ギテという役どころを演じました。 ドラマは1970年代という激動の時代に、ショービズ界に人生をかけた1人の若者の恋と野望を描いた物語で、当時の韓国の大衆文化史をリアルに映し出しています。 視聴率は大台の20%を目前に控えた19%を記録し、月火ドラマ1位を固守。これまでのアン・ジェウクの雰囲気をガラッと変えた、メガヒットドラマ『朱蒙』のスタッフが贈る珠玉のエンターテインメントです。

アン・ジェウクの新たな 代表作が誕生!大人の為のラブコメディ『ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?』

2016年放送の『ドキドキ再婚ロマンス』は、アン・ジェウクの代表作の一つにも挙げられている大ヒットドラマです。 2人の子どもを育てるシングルファーザーと3人の子どもを育てるシングルマザーが再婚し、5人の子どもをもつ大家族となる大人向けのドタバタラブコメディで、アン・ジェウクとソ・ユジンが夫婦役を演じました。 放送前から話題となっていた今作は視聴率がうなぎ上りに上がっていき、最高視聴率33.5%を記録。全世代から圧倒的支持を獲得し、2016年度の全国平均視聴率では1位も記録した大人気ドラマです。

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アン・ジェウクの現在

2016年以降ドラマの出演は控えているジェウクですが、2017年には「第7回大韓民国韓流大賞」大衆文化部門を受賞したほか、ミュージカル『光化門恋歌』の出演、バラエティ番組のMCなど多忙を極めています。 2015年、社会福祉法人共同募金会の高額寄付者「オーナーソサエティ」に名を連ねた事が公表され、慈善事業へ積極的に参加し社会への貢献している事が世に知れ渡りました。 その甲斐もあってか、2018年に韓国で開催される平昌冬季オリンピックの聖火リレーのランナーにも選ばれており、2018年はさらなる活躍が期待されることでしょう。