2018年3月8日更新

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の魅力は忍びなのに忍ばない破天荒さ!【あらすじ(ネタバレ)・キャストを紹介】

「忍びなれども、忍ばない」と叫び、挙句の果てに「忍びなれどもパーリナイ!」などと飛び出す破天荒な戦隊、それが『手裏剣戦隊ニンニンジャー』です。明るく楽しい作風と、現代に生きる忍者の描写や、敵も含めた人間関係など、様々な要素で人気のこの作品の魅力について、ご紹介していきます。

スーパー戦隊3度目の忍者戦隊『手裏剣戦隊ニンニンジャー』

スーパー戦隊シリーズでは『忍者戦隊カクレンジャー』、『忍風戦隊ハリケンジャー』と忍者をモチーフにした戦隊が登場し、その度、人気を博してきました。 妖怪と忍術で戦う、という基本的な戦いの構図こそ前2作と似ていますが、主人公たちの設定や、忍者世界の作りこみなど、新しくて魅力的な要素が満載です。 そんな『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の魅力を様々な視点から紹介します。

【ネタバレ注意】『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のあらすじ

伝説の「ラストニンジャ」伊賀崎好天の孫である5人の忍者は、妖怪を統べる牙鬼幻月の封印が解かれるのを防ぐため、「ニンニンジャー」に変身して戦います。 忍者としての実力不足やチームワークが上手くとれないことで悩み、苦しみながらも戦い続ける5人ですが、新たな戦士、スターニンジャーの加入や歴代忍者戦隊との修業などを経て成長していきます。 父・旋風、「ラストニンジャ」である祖父・好天も戦いに加わり、牙鬼幻月やその息子である牙鬼萬月、十六夜九衛門との激闘を制し、世界に平和が訪れたのでした。

凸凹なのにナイスなチームワーク。個性的な5人のキャスト

アカニンジャー/伊賀崎天晴:西川俊介

忍者が大好きな天晴は情熱的で猪突猛進タイプの人物です。頭を使うのが苦手で、忍術も勉強ではなく、体でぶつかって覚えていきます。 一見リーダーに向いていないように見えますが、そのポジティブさと不屈の精神は、窮地に陥った仲間を何度も助けました。 演じる西川俊介は2013年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞しています。

アオニンジャー/加藤・クラウド・八雲:松本岳

クールな八雲は忍者であり魔法使い、という異色の存在。魔法学校時代の彼女との失恋や、女装姿の披露など、変わったエピソードの多い八雲ですが、戦闘になるとその冷静な判断力が光ります。 松本岳は舞台活動を主として活動を続けており、2017年には『デジモンアドベンチャーtri.~8月1日の冒険~』で主役の八神太一を演じました。

キニンジャー/松尾凪:中村嘉惟人

ニンニンジャーの中で最年少の凪は末っ子気質で、忍者としての経験は他のメンバーと比べると不足していましたが、参考書やメンバーたちを見て成長を続けていきます。いたずらっ子でありながら、将来は公務員を目指すなど手堅い一面も。 中村嘉惟人は、2010年に『天才てれびくんMAX』に出演、2012年から2015年まではモデルとして活動していました。

シロニンジャー/伊賀崎風花:矢野優花

天晴の妹である風花は突っ走りがちな兄たちにストップをかける常識人ですが、特に天晴にはそのストップが効かず苦労の連続です。 天晴とのエピソードが豊富で、反発を見せながらも絆を深め、「兄を超える忍者になる」という目標を持つようになります。 演じている矢野優花は、2013年ソチオリンピックのCMに出演するなど、爽やかなビジュアルを活かして活動しています。

モモニンジャー/百地霞:山谷花純

理系の女子大生、霞は、おっとりした天然キャラでありながら、時に見せる毒舌と、八雲も恐れる怒りの激しさで、ギャップが魅力的な人物です。 学業でも忍術でも優秀な人物ですが、牙鬼萬月の圧倒的な力の前に敗れ、スランプに陥ったことも。そこから立ちあがったことから、更に強い意志をもって戦いを続けます。 山谷花純は、2007年にエイベックスの「俳優・タレント・モデルオーディション」に合格して芸能活動を始めました。2013年のNHKドラマ『あまちゃん』や、『科捜研の女』など様々な作品に出演しています。

多種多彩な敵方、牙鬼軍団

人間の恐れの心を集め、統領である牙鬼幻月を蘇らせようと企む牙鬼軍団。幻月の妻、自称「乱世に咲き誇りし美魔女」の有明の方や息子の萬月。幻月の小姓と称しながら暗躍する十六夜九衛門をはじめ、二刀流の蛾眉雷蔵や老獪な軍師、晦正影など魅力的なキャラクターが揃っています。 特に、十六夜九衛門は実は幻月の息子、牙鬼九衛門新月であり、伊賀崎好天の弟子であるという物語のキーマンだったことが徐々に明かされていく点が作品の面白さのひとつとなっています。

受け継がれていく「ニンニンジャー」の意志

最初は、5人それぞれに忍術への思いがあり、それが原因でいさかいも起こりますが、戦いの中で、祖父・好天から父・旋風、そして天晴達5人へと、世界を守るために戦う強い意志が受け継がれていきます。その展開が屈指の名シーンである好天の死を引き立たせているのは疑いありません。 劇場版では、未来から天晴の息子がやってきますが、彼にもその意志は受け継がれており、親子3代でアカニンジャーに変身し、戦うのでした。

恒例のエンディングダンスはお祭り!

「プリキュア」シリーズで恒例となり、「スーパー戦隊」シリーズでも定着し始めた、エンディングテーマとともに繰り広げられるキャストのダンス。 『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、音楽に合わせて4色の花火が打ち上げられ、視聴者はリモコンのボタンを使って投票する、という遊び要素も加えられていました。 明るい作風に合わせてお祭り風な『なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!』が流れる楽しいエンディングでした。

ロボは友達!?意志をもったロボット、オトモ忍

「ラストニンジャ」である伊賀崎好天が、巨大化する妖怪を倒すために作った機械生命体、それがオトモ忍です。基本的に喋ることはできませんが、それぞれに魂が宿っており、敵の精神攻撃でいじけてしまったことも。 今作では、様々なオトモ忍が登場し、合体のパターンも複数作られたため多数のロボットが登場することとなりました。

白・桃・緑の大活躍!忍者戦隊の2年後を描くスピンオフ作品

『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』

本編終了から2年後、風花と花純は、天晴の母、桜子のプロデュースするアイドル「ニンニンガールズ」として、妖怪の残党を倒しながらアイドルとして活動していました。 桜子の思惑で、伊賀崎流の名をかけたバトルをさせられることになる、天晴達。復活してしまった有明の方の策謀もあってバトルに負けてしまいますが、6人の絆の力と新たにニンニンガールズに加わったミドニンジャーの力を合わせ、再度復活した牙鬼軍団を倒すことができたのでした。 風花と花純の必殺技のシーンが2Dアニメで表現されたり、死んだ十六夜九衛門がミドニンジャーとして転生し、力を合わせるなど、ファンなら見逃せない展開が盛りだくさんの作品です。

「帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー」に声優がそのまま出演していた!?

『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』では有明の方の人間態や、九衛門が転生した九重ルナが登場しますが、実はそれぞれの声優である三石琴乃と潘めぐみがそのまま役を演じているのです。 過去には『侍戦隊シンケンジャー』で朴璐美が同様の出演を果たしており、出演者のチェックもスーパー戦隊恒例の楽しみ方になっているようです。