2018年3月20日更新

『爆竜戦隊アバレンジャー』アバレキラーは敵?それとも味方?【キャスト・あらすじ(ネタバレあり)】

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爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中

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シリーズ27作目『爆竜戦隊アバレンジャー』のモチーフは恐竜

スーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』のモチーフになったのは、古代生物である「恐竜」です。本作においては、巨大ロボのポジションに当たる「爆竜」が高度な知能を持ち、人間と対等な関係を築いているのが最大の特徴といえます。 前半はコメディ要素をふんだんに盛込み面白おかしく展開。ところが後半になるにつれて軽快な雰囲気は一層され、ハードなエンディングへと突き進んでいくのです。 それでは、『爆竜戦隊アバレンジャー』のあらすじ、キャラクター、見どころをネタバレありで紹介します。

『爆竜戦隊アバレンジャー』のあらすじ

今から6500万年前、巨大隕石の衝突によって2つに分裂した地球。そのうちの一つ・ダイノアースが、邪悪生命体エヴォリアンの侵略を受け滅ぼされてしまいます。エヴォリアンが次に狙うのは、人類が住む地球・アナザーアースです。 アナザーアースを救うべく立ち上がった戦士が1人。それは、ダイノアースの生き残り・竜人のアスカです。アスカは6体の爆竜(知的生命体に進化した恐竜)を連れて地球へ向かい、恐竜と心を通わせる精神エネルギー「ダイノガッツ」を持つ勇者を求め呼び掛けました。 アスカのテレパシーに呼応し集まった、伯亜凌駕、三条幸人、樹らんる。ここに爆竜戦隊アバレンジャーが誕生したのです。

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『爆竜戦隊アバレンジャー』のメインキャスト

アバレッド/伯亜凌駕役:西興一朗

交通事故で亡くなった兄夫婦の娘・舞を引き取って育てる心優しき青年。温厚で誰とでも仲良くできるジェントルマンですが、悪の組織と手を組んだ利己的な人間に対しては怒りを隠しません。 アバレッドを演じたのは、2002年の映画『幸福の鐘』で俳優デビューを果たした西興一朗(にし こういちろう)。プライベートでは2014年に結婚、2016年に長男をもうけています。2018年に放送されたドラマ『御茶ノ水ロック』に釘宮役でレギュラー出演しました。

アバレブルー/三条幸人役:冨田翔

年商4億円を稼ぐ出す腕利きの整体師。クールでぶっきらぼうな言動から冷淡に思われがちですが、子供の頼みを断れない優しい一面を持っています。 アバレブルーを演じた冨田翔は、2002年のドラマ『ごくせん』の武田翔役で芸能界デビュー。2009年より芸名を富田翔に改名して以降、舞台を中心に活躍しています。

アバレイエロー/樹らんる役:いとうあいこ

元アイドルのメカオタクで、趣味のメカいじりに没頭できないという理由から芸能界を引退したという中々の変わり者。普段は男勝りな性格ですが、アスカに思いを寄せながらアスカとマホロの幸せを願うという女性らしい一面も……。 アバレイエローを演じたいとうあいこは、2006年放送の昼の連続ドラマ『スイーツドリーム』に主演する等活躍を見せましたが、2010年一般男性と結婚し芸能界を引退しています。

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アバレブラック/アスカ役:阿部薫

ダイノアースから来た竜人でアバレンジャーのリーダー的存在。物腰柔らかく落ち着いた性格ですが、異世界から来たため天然ボケな面を発揮することも……。 アバレブラックを演じた阿部薫は、前々作『百獣戦隊ガオレンジャー』、前作『忍風戦隊ハリケンジャー』と二度のオーディションに落選。三度目にしてついにスーパー戦隊デビューとなりました。

アバレキラー/仲代壬琴役:田中幸太郎

14歳で医師免許を取得した天才外科医。努力や達成感と無縁に生きてきた孤高の天才であるが故に、虚無感を埋めてくれる「ときめき」を求めています。 アバレキラーを演じた田中幸太朗は、2004年のドラマ『世界の中心で愛を叫ぶ』の大木龍之介役でザ・テレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞。2018年放送のドラマ『FINAL CUT』に河合史郎役で出演しました。

アバレンジャーのパートナーの爆竜たち

爆竜テラノサウルス

テラノサウルスの進化系。アバレッドのパートナーで語尾に「~テラ」とつける癖があります。エヴォリアン侵攻の際に子供を亡くした経験から子育てにはやたらと敏感。凌駕の育児についてもしょっちゅう口を挟んでいます。

爆竜トリケラトプス

トリケラトプスの進化系。アバレブルーのパートナーで語尾に「~ケラ」とつける癖があります。エヴォリアン侵攻の際に両親を亡くしています。

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爆竜プテラノドン

プテラノドンの進化系。アバレイエローのパートナーで語尾に「~プラ」とつける癖があります。エヴォリアン侵攻の際に恋人を亡くしています。

爆竜プラキオサウルス

プラキオサウルスの進化系。アバレブラックのパートナーで、爆竜プテラノドン同様、語尾に「~プラ」とつける癖があります。思慮深く穏やかな爆竜たちのリーダー敵存在です。

爆竜トップゲイラー

トゥプケスアラの進化系。アバレキラーのパートナーで語尾に「~ゲラ」とつける癖があります。パートナーの壬琴に対しても冷淡な態度を示してきましたが、最期の時には……。

敵対組織、邪命体エヴォリアンたちを紹介!

邪命神デズモゾーリャ【ネタバレあり】

エヴォリアンを司る神。魂の半分をリジェ(リジェイル)に宿し、使徒たちにアナザーアース侵略の命を与えています。残りの半分はというと……。アバレキラーこと仲代壬琴の体内に潜伏。 仲代の尋常ならざる才能や不死身の体は、全てデズモゾーリャの邪命因子の影響によるものでした。真実を知った仲代はエヴォリアンと袂を分かち、5人目のアバレンジャーとなりデズモゾーリャを倒すことを決めたのです。

黎明の使徒リジェ(リジュエル)

少女のような見た目のエヴォリアン幹部。デズモゾーリャの意思を伝える巫女の役割を果たしています。アバレキラーこと仲代壬琴に憧れる余り、大人の女性の姿をした「リジュエル」へと急成長を遂げます。

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破壊の使徒ジャンヌ

アスカ殺害に執着するエヴォリアンの女性幹部。ダイノアース出身の竜人で、エヴォリアン侵攻時にアスカに裏切られたことを深く恨んでいます。

創造の使徒ミケラ

巨匠ミケランジェロを名前の由来に持つエヴォリアン幹部。組織きっての芸術家で、巨大な絵筆を使って怪人「トリノイド」を生み出します。

無限の使徒ヴォッファ

天才音楽家バッハを名前の由来に持つエヴォリアン幹部。特製キーボードを奏でて巨大怪人「ギガノイド」を生み出します。芸術家気質のため、制作には時間を要するのだとか。

【ネタバレ注意】ジャンヌとリジェの正体とは?

デズモゾーリャに操られていたジャンヌ

アスカの命を執拗に狙うジャンヌの正体、それはアスカのかつての恋人マホロ。ダイノアースでの戦いの最中デズモゾーリャから偽のビジョンを見せられ、アスカに裏切られた思い込まされていたのです。

リジェの正体は赤ん坊!?

リジェ(リジュエル)の正体は、アスカとマホロの間に生まれた1歳の赤ん坊。デズモゾーリャの邪命因子によって少女の姿に変えられ、アナザーアース侵略のため利用されていたのです。 アバレンジャーの活躍により体内のデズモゾーリャは逃走、赤ん坊としてマホロの腕の中に戻ることができました。

ラスト近くまで敵だった5人目のアバレンジャー、アバレキラーの最期【ネタバレ注意】

変身アイテム・ダイノマインダーを偶然手にした仲代壬琴は、ゲームと称してアバレンジャーに戦いを挑みます。更にはリジェと手を組んでエヴォリアンを配下に収め、アバレンジャーを苦しめるようになるのですが……。 実は、仲代の体内にはデズモゾーリャの魂が宿っていました。デズモゾーリャの支配を嫌った仲代はアバレンジャーと共闘することを決意。仲間の力を借りて体内の邪命因子を排除することに成功します。 しかし邪命因子を取り去ること、それは同時に不死身の力を失い、ダイノマインダーの制御が効かなくなることを意味していました。仲代は、デズモゾーリャとの戦いで重傷を負って絶命。爆竜パートナーのトップゲイラーは仲代を伴い、宇宙の藻屑と消えたのです。

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『爆竜戦隊アバレンジャー』とアニメ『釣りバカ日誌』のコラボが実現!

第26話のタイトルは「釣りバカアバレ日誌、どもども」。アニメ『釣りバカ日誌』のハマちゃん親子が本作に出演しています。物語は、息子の鯉太郎を悪の組織に攫われたハマちゃんが、アバレンジャーに助けを求めるというもの。 同じテレビ朝日系列、制作会社も東映ということで、『釣りバカ日誌』とのコラボが実現したのです。もちろん、アバレンジャーも「釣りバカ」に出演しています。 鯉太郎がアバレンジャーのファンという設定で、アバレッド、アバレブルー、アバレイエロー、アバレブラックの4人が登場。アニメと実写のコラボとは斬新ですね。