あの人も!MCU作品に出演した超大物俳優たち
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- あの人もこの人も!MCU作品に出演した超大物俳優15人
- 1.ジェフ・ブリッジス(『アイアンマン』)
- 2.ウィリアム・ハート(『インクレディブル・ハルク』)
- 3.ミッキー・ローク(『アイアンマン2』)
- 4.アンソニー・ホプキンス(「マイティ・ソー」3作)
- 5.トミー・リー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ ザ・ファーストアベンジャー』)
- 6.ベン・キングスレー(『アイアンマン3』)
- 7.ロバート・レッドフォード(『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』)
- 8.グレン・クローズ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)
- 9.ジェームズ・スペイダー(『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』)
- 10.マイケル・ダグラス(『アントマン』)
- 11.ティルダ・スウィントン(『ドクター・ストレンジ』)
- 12.カート・ラッセル(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
- 13.マイケル・キートン(『スパイダーマン:ホームカミング』)
- 14.ケイト・ブランシェット(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
- 15.フォレスト・ウィテカー(『ブラックパンサー』)
- MCUに出演した大物俳優のほかの出演作も見てみよう!
あの人もこの人も!MCU作品に出演した超大物俳優15人
世界中で大人気を誇るマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品群。子供から大人まで幅広い年齢層のファンを抱えるこのシリーズには、実は多くの大物俳優が出演しています。 「アベンジャーズ」シリーズ以外には、主演級のアカデミー俳優、超大御所俳優などが1作に1人は必ず出演していると言っていいでしょう。彼らはほとんどの場合、ヴィランや主人公のメンターなど重要な役を演じており、出演時間も決して短くはありません。 脇役を演じさせるにはもったいなさすぎる俳優たち。そんな彼らと、彼らのその他の出演作をご紹介します。
1.ジェフ・ブリッジス(『アイアンマン』)
MCUの始まりとなった『アイアンマン』(2008)には、スターク・インダストリーズの副社長、オバディア・ステイン役で、ジェフ・ブリッジスが出演しています。 かつて「無冠の名優」と呼ばれたジェフ・ブリッジスは、60歳になるまでアカデミー賞主演または助演男優賞に4回もノミネートされていながら受賞には至りませんでした。しかし、2009年の『クレイジー・ハート』で落ちぶれたミュージシャンを演じ、ついにアカデミー主演男優賞を受賞。翌年の『トゥルー・グリット』でも主演男優賞にノミネートしました。 ブリッジスの代表作は、最初にアカデミー助演男優賞にノミネートした『ラスト・ショー』(1971)や、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)、『ビッグ・リボウスキ』(1998)などがあります。
2.ウィリアム・ハート(『インクレディブル・ハルク』)
『インクレディブル・ハルク』(2008)では、ウィリアム・ハートがスーパー・ソルジャー計画を指揮するサディアス・ロス将軍を演じました。また、同じ役で『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にも登場しています。 ハートは、1985年に名作『蜘蛛女のキス』でアカデミー主演男優賞とカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。翌1986年の『愛は静けさの中に』、1987年の『ブロードキャスト・ニュース』でもアカデミー主演男優賞にノミネートしています。 その他の出演作には、1990年の『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』、『アルタード・ステイツ/未知への挑戦』(1980)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)などがあります。また、2008年には日本映画のリメイク『イエロー・ハンカチーフ』でも主演を務めました。
3.ミッキー・ローク(『アイアンマン2』)
『アイアンマン2』(2010)には、スターク一族と因縁の関係にあるイワン・ヴァンコ役でミッキー・ロークが出演しています。 ミッキー・ロークは1979年の『1941』で映画デビュー。1981年には『白いドレスの女』で爆弾を密造する男を演じ、高く評価されます。その後、バイオレンス映画『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)や恋愛映画『ナインハーフ』(1986)、ホラー映画『エンゼル・ハート』(1987)など幅広い作品で主演を務め、注目されました。 1991年から1994年にプロボクサーとして活躍した後、俳優業に戻ったロークは、フランシス・フォード・コッポラ監督の『レインメーカー』(1997)や「シン・シティ」シリーズなどに出演。2008年には落ちぶれたブロレスラーの復活劇を描いた『レスラー』で、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされました。
4.アンソニー・ホプキンス(「マイティ・ソー」3作)
『マイティ・ソー』(2011)、『マイティ・ソー ダークワールド』(2013)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で、ソーの父オーディンを演じたアンソニー・ホプキンスは、「ナイト(騎士)」の称号を持つイギリスを代表する名優のひとりです。 『羊たちの沈黙』(1991)でアカデミー主演男優賞を受賞したホプキンスは、舞台で培った確かな演技力を映画でもいかんなく発揮しています。1968年のイギリス映画『冬のライオン』で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネート。1990年にはデヴィッド・リンチ監督の『エレファント・マン』に出演し、アメリカでも認知度を高めました。 その後、カズオ・イシグロ原作の『日の名残り』(1993)に主演し、ロサンゼルス映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞。そのほかにも『永遠の愛に生きて』(1993)、『アミスタッド』(1997)、『白いカラス』(2003)、『世界最速のインディアン』(2005)など数々の名作に出演しています。 ホプキンスは、彼の代名詞ともなったハンニバル・レクター役を『ハンニバル』(2001)、『レッド・ドラゴン』(2002)でも演じました。
5.トミー・リー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ ザ・ファーストアベンジャー』)
トミー・リー・ジョーンズは、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー 』(2011)で、主人公スティーブ・ロジャースが受けた「スーパーソルジャー計画」を指揮するチェスター・フィリップス大佐を演じました。 ジョーンズは、1991年の『JFK』でアカデミー助演男優賞にノミネートします。翌1992年の『沈黙の艦隊』では、アクの強い元CIA工作員を演じ、さらに注目を集めるようになりました。1993年にはハリソン・フォード主演の『逃亡者』で、主人公を追跡する連邦保安官補を演じ、アカデミー助演男優賞を受賞します。 2005年の『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』で、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞。コーエン兄弟監督の『ノーカントリー』(2007)では、英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートし、同年の『告発のとき』でアカデミー主演男優賞にノミネートしました。 その他には、「メン・イン・ブラック」シリーズのK役などでも知られています。
6.ベン・キングスレー(『アイアンマン3』)
『アイアンマン3』には、テロ集団「テン・リングス」のリーダー、マンダリンことトレヴァー・スラッテリー役で、ベン・キングスレーが出演しています。 キングスレーは、先にご紹介したアンソニー・ホプキンスと同じく「ナイト」の称号を持つイギリスの名優です。1960年代中盤から舞台で経験を積み、70年代にはテレビにも多く出演しました。 1982年の『ガンジー』は、キングスレーにとって2作目の映画出演でありながら、アカデミー主演男優賞を受賞。1991年のギャング映画『バグジー』では、アカデミー助演男優賞にノミネートしています。また、名作と名高い『シンドラーのリスト』(1993)では、リーアム・ニーソン演じるシンドラーのパートナーとなるユダヤ人会計士を演じました。 2000年には『セクシー・ビースト』でアカデミー助演男優賞にノミネート。2003年の『砂と霧の家』でも、アカデミー主演男優賞にノミネートしました。 その他の出演作には、『モーリス』(1987)や『ヒューゴの不思議な発明』(2011)、2016年の『ジャングル・ブック』(声の出演)などがあります。
7.ロバート・レッドフォード(『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』)
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(2014)でS.H.I.E.L.D.高官を演じたロバート・レッドフォードは、1970年代に美男俳優として人気を博しました。1980年には自身が監督した『普通の人々』でアカデミー作品賞および監督賞を獲得し、ハリウッドで初めて演技と製作の両方で評価された人物です。 レッドフォードは、1969年の『明日に向かって撃て!』で英国アカデミー賞男優賞を受賞。また、1973年の『スティング』や同年の恋愛映画『追憶』などでも知られています。 『モンタナの風に吹かれて』(1998)や『大いなる陰謀』(2007)、2012年の『ランナウェイ/逃亡者』では、製作・監督・主演を務めました。 また、2013年の『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』では、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートしています。
8.グレン・クローズ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)
グレン・クローズは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で、ノバ帝国の平和維持部隊であるノバ軍警察のリーダー、ノバ・プライム・イラ二・ラエルを演じました。 アカデミー賞に6回ノミネート、エミー賞とトニー賞をそれぞれ3回受賞したクローズは、実力派女優として知られています。1982年の『ガープの世界』で映画デビューし、アカデミー助演女優賞にノミネート。同作で、ロサンゼルス映画批評家協会賞では助演女優賞を受賞しました。 また、1987年の『危険な情事』ではその強烈な演技が話題となり、アカデミー主演女優賞にノミネートします。そのほかには、『再会の時』(1983)と『ナチュラル』(1984)でアカデミー助演女優賞、『危険な関係』( 1987)と『アルバート氏の人生』(2011)でアカデミー主演女優賞にノミネートしています。 テレビシリーズでは、『ダメージ』(2007〜2012)のパティ・ヒューズ役で2008年のゴールデングローブ賞とエミー賞で、主演女優賞を受賞しました。
9.ジェームズ・スペイダー(『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』)
テレビシリーズ『THE BLACK LIST』(2013〜)などで知られるジェームズ・スペイダーは、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で自分を神と同等の存在と考えるA.I.、ウルトロンの声と動きを演じています。 スペイダーは、1986年の『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』でのステッフが当たり役となり、悪役を多く演じるようになりました。しかし、1989年の『セックスと嘘とビデオテープ』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、以後、幅広い役柄を演じるようになります。 1994年にはSF映画『スターゲイト』でエジプト考古学・言語学者役、『セクレタリー』(2002)では加虐嗜好を持つ弁護士役を演じています。 また、テレビシリーズ『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』(2004)および、そのスピンオフ『ボストン・リーガル』(2004〜2008)で弁護士のアラン・ショア役を演じ、計3回エミー賞主演男優賞を受賞しました。
10.マイケル・ダグラス(『アントマン』)
2015年の『アントマン』では、元S.H.I.E.L.D.エージェントで科学者のハンク・ピムをマイケル・ダグラスが演じています。 1966年に映画デビューしたダグラスは、1975年に製作を担当した『カッコーの巣の上で』で、アカデミー作品賞を受賞し、プロデューサーとして注目されるようになります。俳優業では、『ウォール街』(1987)でアカデミー主演男優賞を受賞。同作の続編である『ウォール・ストリート』(2010)では、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートしました。 そのほかにもグレン・クローズと共演した『危険な情事』(1987)や、高倉健や松田優作と共演した『ブラック・レイン』(1989)、『氷の微笑』(1992)、『アメリカン・プレジデント』(1995)、『ゲーム』(1997)など、数々の名作に出演しています。
11.ティルダ・スウィントン(『ドクター・ストレンジ』)
『ドクター・ストレンジ』では、ストレンジの魔術の師匠であるエンシェント・ワンをイギリスの女優、ティルダ・スウィントンが演じています。 印象的な風貌で脇役でも重要な役割を演じることが多いスウィントンは、1986年の『カラヴァッジオ』で映画デビューを果たし、1991年に出演した『エドワード II』でヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。1999年には、ダニー・ボイル監督の『ザ・ビーチ』でハリウッド進出を果たします。1997年には『フィクサー』で、アカデミー主演女優賞を受賞しました。 その他には、『オルランド』(1992)、『少年は残酷な弓を射る』(2011)、『スノーピアサー』(2013)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)などに出演しています。
12.カート・ラッセル(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で主人公ピーターの実父エゴを演じたカート・ラッセルは、1963年から子役として活躍した後、70年代には野球選手としてマイナーリーグで活躍します。その後、怪我が原因で引退し俳優業に戻りました。 ジョン・カーペンター監督作品の常連であるラッセルは、SF作品などに多く出演し、1979年に同監督のテレビ映画『ザ・シンガー』でエミー賞主演男優賞にノミネート。また、1983年には『シルクウッド』でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートしました。 アクション俳優として有名になったラッセルですが、幅広いジャンルの映画に出演し、実力派として知られるようになります。 そのほかの代表作には『遊星からの物体X』(1982)、『デッドフォール』(1989)、「ワイルド・スピード」シリーズ(2001〜)、『ミラクル』(2004)、『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)、『ヘイトフル・エイト』(2015)などがあります。
13.マイケル・キートン(『スパイダーマン:ホームカミング』)
マイケル・キートンは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でヴィランのエイドリアン・トゥームス/バルチャー役を演じています。 1982年の『ラブ IN ニューヨーク』で正式に映画デビューしたキートンは、同作でカンザスシティ映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。その後、ティム・バートン監督の『ビートルジュース』(1988)で全米映画批評家協会賞主演男優賞を受賞すると同時に、知名度を高めます。1989年には『バットマン』で主演を務め、実力派として認められるようになりました。 2005年には『紅の豚』の英語版で主人公ポルコ・ロッソの声をあてています。 その後、2014年の『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に主演。ゴールデングローブ賞主演男優賞をはじめ多くの賞を獲得し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされました。 キートンのその他の代表作には、『ジャッキー・ブラウン』(1997)、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016)などがあります。
14.ケイト・ブランシェット(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2018)で死の女神ヘラを演じたケイト・ブランシェットは、1994年に『Police Rescue (原題)』で映画デビューを果たしたオーストラリアの女優です。ブランシェットは、1997年の『オスカーとルシンダ』で国際的な評価を得ました。 1998年公開の『エリザベス』ではエリザベス1世を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したほか、アカデミー主演女優賞にもノミネート。続編の『エリザベス:ゴールデンエイジ』(2007)でも、同賞にノミネートしました。 2001年からは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作に出演。2004年に出演した『アビエイター』では、アカデミー助演女優賞を受賞します。そのほかにアカデミー主演/助演女優賞にノミネートした作品では、『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)やボブ・ディランを演じた『アイム・ノット・ゼア』(2007)、『キャロル』(2015)があります。 2013年の『ブルージャスミン』で、アカデミー主演女優賞を始め数多くの賞を受賞しました。
15.フォレスト・ウィテカー(『ブラックパンサー』)
『ブラックパンサー』(2018)では、ワカンダの高僧で主人公ティ・チャラの良き相談相手でもあるズリを、フォレスト・ウィテカーが演じています。 1982年に『初体験/リッジモント・ハイ』で映画デビューしたウィテカーは、『プラトーン』(1986)や『グッドモーニング,ベトナム』(1987)、『クライング・ゲーム』(1992)、『スモーク』(1995)などに出演し、着実に評価を高めていきました。 1988年の『バード』では、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞。また、2006年の『ラスト・キング・オブ・スコットランド』でウガンダの独裁者イディ・アミンを演じ、ゴールデングローブ賞をはじめとする各賞の主演男優賞を獲得し、アカデミー賞でも主演男優賞を受賞。黒人俳優で史上4人目の快挙となりました。 ウィテカーのそのほかの代表作には、『パニック・ルーム』(2002)、『大統領の執事の涙』(2013)、『メッセージ』(2016)などがあります。
MCUに出演した大物俳優のほかの出演作も見てみよう!
このように、MCU作品には多くのアカデミー賞受賞者や実力派俳優が多く出演しています。ロバート・レッドフォードやグレン・クローズは、最新の技術を駆使した撮影に参加することや、現実とは大きく離れた役を演じることを楽しんだと語っています。 大物俳優たちは、こういった好奇心をもってヒーロー映画にも出演しているのでしょう。 MCUで彼らを知った方は、その他の出演作もチェックしてみてはいかがでしょうか。