【見逃した人のための】マーベル映画、エンドロールの後に何が起こった……!?【ネタバレ注意】
タップできる目次
- ただのオマケではない!MCUのエンドロール後シーンをおさらい
- どうやって家に入った!?『アイアンマン』(2008)
- ハルクもアベンジャーズの一員に『インクレディブル・ハルク』(2008)
- 砂漠に不思議なものが!?『アイアンマン2』(2010)
- セルヴィグ教授が実は……『マイティ・ソー』(2011)
- 次作の本予告をお見せします!『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
- 超重要シーンとほのぼのシーン『アベンジャーズ』(2012)
- 心の傷を告白するトニー・スターク『アイアンマン3』(2013)
- 愛し合うふたりと不吉な予感……!?『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
- 新たな仲間?とバッキーの記憶『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
- マーベルファンへのサービス『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
- 最強の敵サノスの目的が明らかに!『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
- アントマンの相棒誕生!そしてキャップの親友バッキーがピンチ!『アントマン』(2015)
- ワカンダでの潜伏生活と若きヒーローの誕生『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
- ソーの訪問と続編のヴィランが明らかに『ドクター・ストレンジ』(2016)
- 続編へのたのしい前振りがいっぱい!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
- 次のヴィランはアイツ!そしてキャップが第4の壁を越える『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
- あやしい巨大な宇宙船が地球へ?『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)
- ワカンダの国際社会への参加と目覚めたバッキー『ブラックパンサー』(2018)
- ニック・フューリーが連絡した相手とは?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
- 「エンドゲーム」への重要な伏線か!?『アントマン&ワスプ』(2018)
- ついに地球に帰還!『キャプテン・マーベル』(2019)
- これで復習はバッチリ!いざ『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ!
ただのオマケではない!MCUのエンドロール後シーンをおさらい
MCU作品には、エンドロール後に必ず意味深なシーンがあります。他の多くの映画においては、オマケのような扱いになるこれらのシーンは、MCUではその後の作品への重要な伏線となっている場合がほとんどです。 今では有名な話ですが当初は知らなかった、劇場で鑑賞したときには時間の関係で観ずに出てきてしまった、という人もいるかもしれません。 2019年4月に『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開された今、各作品のエンドロール後のシーンをご紹介します。 見逃した方も、観たけれど忘れてしまったという方も、一緒に復習していきましょう。未視聴の作品がある方は、ネタバレになってしまう可能性があるのでご注意ください。
どうやって家に入った!?『アイアンマン』(2008)
本編のあらすじ
軍事企業スターク・インダストリーズの社長トニー・スタークは、アフガニスタンでテロリストに拉致されたことをきっかけにパワードスーツを作成。その後、そのスーツを着用しスーパーヒーロー「アイアンマン」として活躍し始めます。
エンドロール後のシーンにはなにがあった?
アイアンマンであることを公表したトニー・スタークが帰宅すると、薄明かりの中に見知らぬ男が立っていました。その男はS.H.E.L.D.長官のニック・フューリー。フューリーはトニーに、スーパーヒーローは彼だけではないと告げ、「ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成するため、君にも参加してほしい」と持ちかけます。 このシーンは次作『インクレディブル・ハルク』のエンドロール後シーンに続いていきます。
ハルクもアベンジャーズの一員に『インクレディブル・ハルク』(2008)
本編のあらすじ
スーパー・ソルジャー計画の研究に携わっていた科学者ブルース・バナーは、研究の成功を確信して、自らの体で実験を行います。しかし実験は失敗。バナーは緑色の巨人に変わってしまいました。彼は軍に追われる身となり、彼を捕まえるためにバナーの血液を投与し、やはり巨人になった軍人ブロンスキーと対決することになります。
エンドロール後のシーンは?
再開したスーパー・ソルジャー計画の主導者だったロス将軍は、バナーの事件によって計画の続行を凍結され、バーでやけ酒を飲んでいました。そこにトニー・スタークが現れ、アベンジャーズを結成することになったと告げます。 このシーンは、フェイズ1最終作『アベンジャーズ』へとつながっていきます。
砂漠に不思議なものが!?『アイアンマン2』(2010)
本編のあらすじ
政府にパワードスーツの引き渡しを拒否したスターク。ある日、ロシアの科学者イワン・ヴァンコが自作の兵器でスタークを襲った事件により、アイアンマンと同等のテクノロジーが存在することがわかりました。それがきっかけで、パワードスーツは政府が管理・量産すべきという世論が高まります。
エンドロール後のシーンはどうなった?
本編の数日後、S.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンは、ニューメキシコの砂漠にできたクレーターの調査に向かいます。そこには巨大なハンマーが落ちていました。 これはもちろん、ソーのハンマー「ムジョルニア」。このシーンは次作『マイティ・ソー』のプロローグと言えます。
セルヴィグ教授が実は……『マイティ・ソー』(2011)
本編のあらすじ
神々の住む世界アスガルド。オーディンの息子ソーの王位継承の儀式の最中、対立する一族の邪魔が入ります。儀式を台無しにされたソーは怒り、彼らの住むヨツゥンヘイムに攻め込みました。休戦を崩したくないオーディンの介入でソーの軍は撤退しましたが、父の怒りをかったソーは、力を奪われ地球に落とされてしまいます。
エンドロール後のシーンではなにが起こった?
ニック・フューリーは、ソーに協力していたワームホールの研究者エリック・セルヴィング教授をS.H.I.E.L.D.の施設に迎え入れます。そして、「四次元キューブ」を見せ、彼に調査を依頼。セルヴィグ教授もそれを了承しますが、彼はロキに操られていたのでした。 これは、フェイズ1の集大成『アベンジャーズ』へとつづく重要なシーンです。
次作の本予告をお見せします!『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
本編のあらすじ
1942年。強い愛国心を持つ青年スティーブ・ロジャースは、何度も兵士に志願していましたが、ひ弱な体格を理由に毎回入隊を拒否されていました。親友のバッキー・バーンズと未来技術の展示会を訪れた彼は、そこで戦略科学予備軍が募集していた兵士に応募します。強い意志をかわれたロジャースは、「超人兵士計画」の被験者となり、強靭な肉体を持つキャプテン・アメリカとなります。
エンドロール後のシーンは?
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のエンドロール後のシーンは、他の作品とは少し違います。本作では、次作『アベンジャーズ』の本予告が初公開されました。
超重要シーンとほのぼのシーン『アベンジャーズ』(2012)
本編のあらすじ
ソーの弟ロキは、S.H.I.E.L.D.が保管していた四次元キューブを盗み、ホークアイとセルヴィグ教授を洗脳して連れ去ってしまいました。スタークと、キャプテン・アメリカ、ブルース・バナー教授、ソー、ブラック・ウィドウが集まり、ヒーローチーム「アベンジャーズ」としてロキとその援軍に挑みます。
エンドロール後のシーンで描かれたこと
エンドロール途中では、ロキの援軍に参加していたジ・アザーが、誰かに地球侵略は思ったより簡単ではないと報告している様子が映ります。その相手は、巨大な紫色の男。 これは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながっていく重要なシーンです。 さらにエンドロールがすべて終わった後には、アベンジャーズのメンバーたちが食卓を囲んで無言でシャワルマ(中東のサンドイッチ)を食べているシーンがあります。なんだかほのぼのさせられるシーンですね。
心の傷を告白するトニー・スターク『アイアンマン3』(2013)
本編のあらすじ
アベンジャーズの活躍によって地球と人類は滅亡の危機を免れたものの、アメリカ政府は彼らの管理下にないスーパーヒーローたちによる国防に危機感を覚えるようになっていました。国内ではテロ組織「テン・リングス」が次々と事件を起こすなか、ローズ大佐は「アーマー依存症」となったスタークをよそに、ウォーマシーンを改良したアイアン・パトリオットを着用して捜査を始めます。
エンドロール後のシーンで起こったこと
長椅子に横たわったトニー・スタークが、自分の過去のトラウマについて語っています。聞き手はブルース・バナー博士。しかし、バナーはスタークが話している間、ほとんど寝ていたのでした。目を覚ましたバナーを相手に、スタークはさらに延々と話しつづけます。
愛し合うふたりと不吉な予感……!?『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
本編のあらすじ
ニューヨークでのアベンジャーズの活躍から1年。ロンドンで謎の重力異常が起き、宇宙物理学者のジェーンが調査に乗り出します。しかし、その過程で彼女はダークエルフのパワーを吸収してしまいます。ジェーンを助けるため、ソーは囚われていたロキに協力を頼み、彼女をアスガルドへ連れていきました。
エンドロール後のシーンではなにが起こった?
ロンドンの自室で同僚たちと談笑していたジェーンは、バルコニーでワームホールが開くのを見ます。バルコニーに出るとソーがおり、しあわせそうに抱き合うふたり。そのころ別の場所では、鳥の群れが巨大な生き物から逃げようとしていました。 この生き物は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』に登場します。
新たな仲間?とバッキーの記憶『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
本編のあらすじ
ニューヨークの戦いから2年。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、ニック・フューリーのもとでS.H.I.E.L.D.の職員として働いていました。あるとき、任務中の彼とブラック・ウィドウは謎の暗殺者に襲撃されてしまいます。その暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体は、第二次世界大戦で命を落としたはずのロジャースの親友、バッキー・バーンズでした。
エンドロール後のシーンではなにが?
エンドロールの途中には、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』につながるシーンが挿入されています。ロキの杖を研究している施設にヒドラの残党ストラッカーが現れ、捕らえられているクィック・シルバーとスカーレット・ウィッチが写し出されました。 また、変装したウィンター・ソルジャーがスミソニアン博物館のキャプテン・アメリカ展をおとずれ、亡くなったバッキー・バーンズに関する展示を見るシーンもあります。 こちらは、『アントマン』のエンドロール後シーンにつながっていきます。
マーベルファンへのサービス『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
本編のあらすじ
子供の頃に宇宙海賊にさらわれ、宇宙で育ったスターロードことピーター・クイル。賞金稼ぎとなった彼は、あるオーブをめぐって暗殺者のガモーラ、遺伝子改造されたアライグマのロケットと相棒グルートと街中で争い、逮捕されてしまいます。刑務所でガモーラの上司ロナンに家族を殺された巨体の男ドラッグスと出会い、5人は協力して脱獄に成功。彼らはオーブに収められたインフィニティ・ストーンの威力を知り、ロナンに渡すまいとオーブの奪還に挑みます。
エンドロール後のシーンは?
エンドロールの途中では、挿し木となって植木鉢で成長したグルートが音楽に合わせて踊っています。ドラッグスが振り返ると、グルートは踊るのをやめて静止。本編で死んだと思われたグルートが復活しているうれしいシーンです。 エンドロール後で映るのは、スターロードたちとの戦いでめちゃくちゃになったコレクターの部屋。やけ酒をあおるコレクターの顔を、彼のコレクションの一部であった犬のコスモがなめます。やはりコレクションだったハワード・ザ・ダックがそれを見て「気持ち悪りぃ」と吐き捨てるように言いました。 これは、マーベルファンのための小ネタですね。
最強の敵サノスの目的が明らかに!『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
本編のあらすじ
アイアンマンとして、また、アベンジャーズの一員として地球を救ってきたトニー・スターク。彼は平和維持計画としてA.I.ウルトロンを作ります。しかし、ウルトロンはスタークの意に反し、人間こそ平和を脅かす存在と結論づけ、人類を抹消しようとします。
エンドロール後のシーンで描かれたこと
インフィニティ・ストーンを手に入れる戦いがなかなか進まないことにイラだつ謎の巨大な紫色の男。『アベンジャーズ』のエンドロール後のシーンで登場した彼は、インフィニティ・ガントレットを身につけ、自らストーンを集めることを誓います。 これは、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』につながる重要なシーンです。
アントマンの相棒誕生!そしてキャップの親友バッキーがピンチ!『アントマン』(2015)
本編のあらすじ
窃盗罪で刑務所に入っていたスコット・ラングが無事に刑期を終えて出所します。別れた妻に娘の養育費を払うことができず、むかしの仲間に誘われて「これが最後」と誓ってある富豪の家に盗みに入りました。しかし、彼が金庫で見つけたのは謎のスーツ。試しに着てみると、ラングの体は縮んでしまいます。スーツを返しに行くったラングは、豪邸の住人ハンク・ピム博士からヒーローにならないかと誘われました。
エンドロール後のシーンではなにが起こった?
ピム博士は娘のホープを研究所の一角に連れて行き、妻とともに開発していたというスーツを見せます。それは、ホープの母が着用していたスーツを改良したものでした。 これは、2018年の『アントマン & ザ・ワスプ(原題) 』につながるシーンです。 エンドロールが全て流れ終わった後には、ファルコンがキャップをある場所に案内します。そこにいたのは、大きな機械に左腕を挟まれたバッキー。彼を救うのに味方はいないのかというキャップに、ファルコンは「当てがないわけではない」と告げます。 これは次作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』につづく重要なシーンです。
ワカンダでの潜伏生活と若きヒーローの誕生『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
本編のあらすじ
ウルトロンとの戦いから1年。アベンジャーズは、ヒドラの残党ラムロウのテロ計画を阻止するための戦いで、一般市民の犠牲者を出してしまいました。アベンジャーズは世間の非難を浴び、彼らを国連の管理下に置く「スーパーヒューマン登録法」が提案されます。それに賛同するスタークたちと、反対するキャプテン・アメリカたちで、アベンジャーズは仲間割れしてしまいました。
エンドロール後のシーンではなにが?
エンドロール途中のシーンでは、バッキーが冷凍状態に戻るのを見送り、ティ・チャラに感謝するスティーブが描かれます。ティ・チャラはバッキーの洗脳問題の解決方法が見つかるまで、ワカンダ王国に隠れ家を用意してくれたのでした。 このシーンは『ブラックパンサー』の序章となっています。 エンドロールが全て流れ終わった後には、部屋でくつろぐピーター・パーカーの様子が描かれています。メイおばさんに話しかけられ、慌ててスパイダーマンのスーツを隠したピーターは、おばさんが行ってしまった後、ウェブシューターから天井にスパイダーマンのマークが映し出されているのに気がつきます。 これは、『スパイダーマン:ホームカミング』につながっていくシーンです。
ソーの訪問と続編のヴィランが明らかに『ドクター・ストレンジ』(2016)
本編のあらすじ
高慢な天才外科医スティーヴン・ストレンジ。あるとき交通事故で大怪我を負ってしまった彼は、外科医としての復帰は絶望的に。藁にもすがる思いでカマー・タージという場所を訪れた彼は、そこで魔術の修行をし「魔術師」ドクター・ストレンジとなりました。
エンドロール後のシーンは?
カエシリウスとの戦いの後、唯一残ったニューヨークのサンクタム・サンクトラムを任されたストレンジ。そこへソーが現れます。彼は、行方不明になっている父オーディンを探すのを手伝ってほしいと頼み、ストレンジはオーディンが見つかったら、ロキを含む3人ですぐにアスガルドに帰ることを条件に、この依頼を受けることに。 このシーンは『マイティ・ソー バトルロイヤル』へとつながっています。 もうひとつのエンドロール後シーンでは、ストレンジにカマー・タージの存在を教えたパンクボーンのもとにモルドが現れ、彼の魔術を奪ってもとの半身不随状態に戻してしまいます。 このシーンから『ドクター・ストレンジ 2(仮題)』では、モルドがヴィランになることが推測されます。
続編へのたのしい前振りがいっぱい!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
本編のあらすじ
ソヴリン人の女王アイーシャの依頼である任務をこなしたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々は、報奨金を受け取るため惑星ザンダー行く途中、ロケットの盗みが発覚し絶体絶命のピンチに。そんな彼らを救ったのは、エゴと名乗る謎の男。彼は自分はクイルの父親だと言います。
エンドロール後のシーンではなにが?
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のエンドロール中のシーンは全部で5つ。そのほとんどが続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3(仮題)』への前振りとなっています。 まず、クラグリンがヨンドゥから受け継いだ矢を口笛で操る練習をしている様子が映されます。しかしまだうまく操れず、ドラッグスに矢が刺さってしまいました。 ヨンドゥの葬儀に集まったスタカー・オゴルドらラヴェジャーズの面々。彼らはこれをきっかけに、またチームを結成しようという結論に達します。詳しいことは不明ですが、今後の作品に彼らが登場することが予測されます。
ピーター率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを殺し損ねたソブリンの女王アイーシャは、その目的を達成するためのなにかを創ったようです。その名前は「アダム」。 本編ではかわいらしい姿をしていたグルートは、エンドロール中のシーンではすっかり成長し思春期に突入したようです。小言を言うピーターに目も向けずゲームをし、ピーターは「ヨンドゥの気持ちがわかる」とため息をつきました。 本編中盤でも登場したスタン・リーは、エンドロール後も宇宙飛行士の服装で、マーベル・ユニバース全体を監視しているウォッチャーに「家まで送ってくれないのか」と言います。
次のヴィランはアイツ!そしてキャップが第4の壁を越える『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
本編のあらすじ
特殊なクモに噛まれて能力を手に入れた高校生ピーター・パーカーは、シヴィル・ウォーでトニー・スタークに徴収されて以降、彼からもらったスーツを着て地元クィーンズを中心にヒーロー活動をしていました。一方、スタークと政府による損害統制局の設立で職を失ったエイドリアン・トゥームスは、いままでアベンジャーズが戦った敵の残骸を集めて製造した兵器で、スタークに復讐しようと考えます。
エンドロール後のシーンではなにが描かれた?
エンドロール途中のシーンで、刑務所に入ったトゥームスは兵器の取引をしていたマック・ガーガンからスパイダーマンの正体を知っているかと訊かれました。トゥームスは知らないと答え、面会に来た家族のもとへ向かいます。このシーンから、ガーガンは『スパイダーマン2(仮題)』のヴィランとして登場することが予想されます。 エンドロール終了後には、本編でも使われていたキャプテン・アメリカが登場する教育ビデオが流れます。そして観客に向かって、この後にはなにもないと言いました。
あやしい巨大な宇宙船が地球へ?『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)
本編のあらすじ
ロキに追放され地球にいたソーの父オーディン。彼はドクター・ストレンジに助けられ、ノルウェーにいました。しかし死期が迫っていたオーディンの死によって、彼の力で封印していた死の女神ヘラが解放されてしまいます。アスガルドを乗っ取ろうとするヘラに歯が立たないソーは、アスガルドに戻る途中にヘラから攻撃をうけ、サカールという惑星に飛ばざれてしまいました。
エンドロール後のシーンではなにが起こった?
アスガルドの民を乗せ、地球へ向かったソーたち。ロキは自分を連れて地球に行くことに問題がないのかと訊きました。そんな彼らの前に巨大な宇宙船が突然現れます。そこに乗っているのはいったい誰なのでしょうか……? このシーンは『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の冒頭に直接つながります。 エンドロールが全て終わった後のシーンでは、サカールの統治者グランドマスターが、革命を起こした者たちをなだめるため、今回は引き分けだったと語りました。
ワカンダの国際社会への参加と目覚めたバッキー『ブラックパンサー』(2018)
本編のあらすじ
アフリカの秘境にある小国ワカンダ。実は高度な科学技術を誇るその国で、新国王ティ・チャラが即位しました。彼は王として国を治めるのと同時に、ヒーロー・プラックパンサーとして希少鉱石であるヴィブラニウムを守ることを使命とします。しかし、ブラックパンサーのシビルウォーへの参戦により、その存在は世界に知られてしまい、ワカンダ王国は危機を迎えようとしていました。
エンドロール後のシーンは?
ナキア、オコエ、アヨとともにウィーン国際センターを訪れたティ・チャラが、国連でスピーチを行う様子がエンドロール途中のシーンで描かれています。彼はそこで、ワカンダ王国が今後国境を開き、その資源をさらに広い世界を助けるために使うと宣言しました。 エンドロール後のシーンでは、シュリが冷凍状態から目覚めたばかりのバッキーのもとへやって来ました。そして、彼には他にも知るべきことが多くあると告げます。 このシーンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながっていきます。
ニック・フューリーが連絡した相手とは?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
本編のあらすじ
ついにすべてのインフィニティ・ストーンを手に入れるべく自ら動き出したサノス。宇宙から戻ったハルク/ブルース・バナー博士にそのことを知らされたアベンジャーズは、ストーンを守るために立ち上がります。そこへサノスを詳しく知る養女ガモーラを含むガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が参加することに。 ヒーローたちは力を合わせて、宇宙の生命の半数を消滅させようとするサノスに戦いを挑むのでした。
エンドロール後のシーンではなにが描かれた?
次々と人々が消滅していくなか、それを目撃したニック・フューリーもまた塵となって消えてしまいます。そのとき地面に落ちたのは、彼が誰かを呼び出したと思われるポケベル。画面には星のようなマークが映し出されていました。 ニック・フューリーはいったい誰に連絡を取ろうとしていたのでしょうか。
「エンドゲーム」への重要な伏線か!?『アントマン&ワスプ』(2018)
本編のあらすじ
「シビル・ウォー」でキャプテン・アメリカ側についたことで逮捕されてしまったアントマンことスコット・ラング。FBI監視下での2年間の自宅軟禁生活も終わろうとしていたころ、彼は量子世界の奇妙な夢を見ます。 気になったスコットは、絶縁状態だったピム博士に連絡。すると翌日ピムの娘ホープ・ヴァン・ダインが現れ、スコットは20年以上前に量子世界に消えた彼女の母ジャネットを救うミッションに駆り出されることになりました。
超重要なことがエンドロール後シーンで起こった!?
改心したゴースト/エイヴァの治療に使う量子エネルギーを採取するため、再び量子世界を訪れたスコット。無事にエネルギーを手に入れもとの世界に戻ろうとしますが、ホープたちとの通信が切れてしまいます。スコットは量子世界に閉じ込められ、地上ではホープとピム博士、そしてジャネットが塵となって消えてしまいました。 『アントマン&ワスプ』の物語は「インフィニティ・ウォー」と同時に起こっていたため、ホープたちはサノスの指パッチンによって消えてしまったのです。 これは「エンドゲーム」につながる重要なシーンです。
ついに地球に帰還!『キャプテン・マーベル』(2019)
本編のあらすじ
1995年。クリー帝国の軍隊・スターフォースの一員であるヴァースは、繰り返し見る悪夢に悩まされていました。彼女にはクリーに来る前の記憶がありません。ある日ヴァースは、クリーの宿敵スクラルが潜む惑星で任務中に捕らえられていまいます。なんとか脱出には成功しましたが、誤って近くにあった惑星C-53こと地球に墜落してしまいました。 そこで彼女は戦略国土調停補強配備局(通称:S.H.I.E.L.D.)のエージェント、ニック・フューリーに出会い、彼女を追って地球に侵略したスクラルと戦いながら自分の過去を知ることになるのです。
エンドロール後のシーンで描かれたこととは
「インフィニティ・ウォー」のエンドロール後のシーンでニック・フューリーが落としたポケベル。アベンジャーズはそれを基地で充電しながら発信をつづけていました。しかし突然その信号が途絶え、慌てる彼らに聞こえたのは「ニック・フューリーはどこ?」という声。振り向くとそこにいたのは、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースでした。ここでキャプテン・マーベルは「エンドゲーム」に向けてアベンジャーズと合流したのです。 また、エンドロールがすべて流れ終わったあとには、90年代のニック・フューリーの机の上でグースが毛玉を吐きそうな様子を見せます。しかし彼が吐き出したのは四次元キューブでした。
これで復習はバッチリ!いざ『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ!
MCUでは各作品をユニバースとしてつなげるために重要な役割を果たしているエンドロール後のシーン。ここで次作、あるいはもっと先の作品につながる伏線やヒントが描かれているため、油断できません。本編と違って見逃してしまった、忘れてしまったという人も多いと思いますが、これで復習はばっちり。 いざ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ!