2018年4月15日更新

『炎神戦隊ゴーオンジャー』は老若男女が楽しめる名作!【キャスト・あらすじ(ネタバレあり)】

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炎神戦隊ゴーオンジャー

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3度目の自動車モチーフ戦隊『炎神戦隊ゴーオンジャー』

スーパー戦隊シリーズ第32作『炎神戦隊ゴーオンジャー』は、これまでも度々採用されてきた「自動車」がモチーフ。本作では意思を持つ乗り物型の機械生命体「炎神(えんじん)」が描かれており、炎神と人間たちの物語が作品の大きな軸となっています。 前作『獣拳戦隊ゲキレンジャー』とは対象的に単純明快な勧善懲悪のストーリー展開で、コミカルな描写の多い明るい作風にしたことで、子供から大人まで楽しめる人気作品となりました。

『炎神戦隊ゴーオンジャー』のあらすじ

意思を持ち、話すことができる機械生命体「炎神(えんじん)」。彼らが住む世界・マシンワールドでは、 環境を破壊し汚れた世界を作り出す蛮機族(ばんきぞく)ガイアークが力をつけていました。勇敢な炎神・スピードルたちが戦い勝利しますが、ガイアークたちは別の世界へと逃亡してしまいます。 それから半年後、今度は人間たちが暮らす地球=ヒューマンワールドにガイアークが現れ、次々と地球の大気を汚していきます。ガイアークを追ってやってきた炎神たちに相棒として選ばれた人間たちは、地球の環境を守るため正義の味方「ゴーオンジャー」として彼らとの戦いに臨みます。

『炎神戦隊ゴーオンジャー』のメインキャスト

ゴーオンレッド/江角走輔:古原靖久

江角走輔は熱血漢なゴーオンジャーのリーダーで、元々はカーレーサーとして活躍していました。せっかちで少々強引な面があるものの、その潜在能力は大翔からも一目置かれる程に高く、メンバーからも厚く信頼されています。 演じる古原靖久は2005年、テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』でデビュー。本作のゴーオンレッド役で初の主演を果たし、本作終了後も俳優としてドラマや映画、バラエティなどに出演しています。

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ゴーオンブルー/香坂連:片岡信和

香坂連はゴーオンジャーの参謀格で、チームのサブリーダー的な存在です。基本的に穏やかな人柄ですが、時折暴走する走輔や軍平などに対して皮肉や毒舌を吐くことも。メカニックとしてなかなかの腕を持っており、炎神キャストを改造して新たな合体方法を生み出しています。 片岡信和は大学3年生だった2006年に、現事務所に自ら応募して芸能界入りしました。本作終了後もドラマや映画、舞台などで活躍し、2015年には自身が作詞作曲を手掛けたミニアルバム『birth』でCDデビューを果たしています。

ゴーオンイエロー/楼山早輝:逢沢りな

楼山早輝は明るく純真無垢な性格の女の子。「スマイルスマイル!」が口癖で、よくこの言葉を言って相手の頬を掴んで笑わせています。パティシエになることが夢であり、修行中のケーキをメンバーに振る舞っています。 演じる逢沢りなは、本作で共演した杉本有美・及川奈央と共に期間限定のアイドルユニット「G3プリンセス」を結成。その後も女優として映画やドラマなどで活躍し、グラビアモデルとしても積極的に活動しています。

ゴーオングリーン/城範人:碓井将大

城範人は楽天的なムードメーカー。様々なアルバイト遍歴を持つフリーターで、ゴーオンジャーになってからもアルバイトを続けています。同時期にゴーオンジャーへ加入した軍平とは仲がよく、軍平から事あるごとに同期の仲間として気にかけられています。 碓井将大は2007年にテレビドラマ『チョコミミ』でデビューしました。本作終了後は2011年に舞台『ピアフ』にて大竹しのぶの恋人役を務め、2013年の再演でも同キャストを演じました。

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ゴーオンブラック/石原軍平:海老澤健次

石原軍平は正義感あふれる真面目な元警察官。正義のヒーローに対して強い憧れを抱いており、自身もゴーオンジャーとなるべく走輔たちを独自に追跡して半ば強引にメンバーに加わりました。不器用かつ少々ドジで詰めが甘いところがあり、子供や甘いものが苦手な面も持っています。 演じる海老澤健次は、本作がテレビドラマ初主演となりました。本作終了後もドラマや舞台などで活動を続け、2011年に『4つの駒 -THE FOUR PIECES-』で舞台初主演を務めています。

シリーズ初の女性追加戦士!2人の兄妹で戦うゴーオンウイングス

物語の途中からは、須塔財閥の跡取りである須藤兄妹が変身するゴーオンウイングスが登場します。2人はゴーオンジャー結成よりも早くから炎神ボエールにスカウトされており、マシンワールドで密かに戦士としての厳しい訓練を受けていました。 兄の大翔、妹の美羽ともにプライドが高く、セレブな家庭で育ったため金銭感覚が庶民的なゴーオンジャーとかなりずれています。当初はゴーオンジャーの5人と摩擦が絶えませんでしたが、戦いを重ねるうちに絆が深まっていき、真の仲間関係になっていきました。

ゴーオンゴールド/須塔大翔:徳山秀典

須塔兄妹の兄、大翔はクールな性格の青年です。当初は高慢で完璧主義者の様な振る舞いっていましたが、共闘を重ねることで次第に走輔たちの力を認めるようになり、メンバーと打ち解けた後はコミカルな言動も見せるようになりました。 徳山秀典はテレビドラマを中心に活躍する俳優で、2006年放送の『仮面ライダーカブト』に矢車想役としてレギュラー出演しました。本作終了後もドラマや映画、舞台などで幅広く活動しています。

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ゴーオンシルバー/須塔美羽:杉本有美

須藤兄妹の妹、美羽は好奇心旺盛な性格の女の子です。大翔のことを「アニ」と呼んでおり、自慢の兄として慕っています。走輔にピンチを救われたことがきっかけで彼に想いを寄せるようになり、劇中では何度か走輔を意識しているような場面が見られます。 演じる杉本有美は中学2年生のときにモデル活動を開始しました。本作終了後は女優として、テレビドラマやCMなどに出演しています。

ブレーンワールドの概念が取り入れられた世界観

本作には多数の世界が存在するブレーンワールドの概念が取り入れられており、ヒューマンワールドやマシンワールドを含め、全部で11の次元が並列に存在しています。ガイアークはジャンクワールドと呼ばれる世界に住み、全ての世界を汚染された環境に変えるべく侵攻を繰り返しています。 『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』では、侍の世界・サムライワールドやサンタクロースの世界・クリスマスワールドなど複数の異世界が登場。ゴーオンジャーとシンケンジャーは異世界へバラバラに飛ばされ、新たな敵と戦いながらメンバーとの合流を目指します。

最終形態はシリーズ初の12体合体!

本作の巨大ロボは、ゴーオンジャーの相棒である炎神たちが人型に合体したものです。炎神合体は、炎神がヒューマンワールドで出会った相棒と心を一つにすることで可能になるもので、ガイアークですらこの能力を知りませんでした。 最終ロボのエンジンオーG12はシリーズ初の12体合体で、敵幹部クラスの相手さえも軽く圧倒するほどのパワーを持っています。玩具の方はなんと過剰パーツが存在せず、完成した際の大きさや重量、金額ともにかなりのインパクトがあります。

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どこか憎めない敵キャラ!三大臣の紅一点ケガレシア

本作に敵幹部として登場する三大臣の一人、ケガレシアは美しい人間の女性の姿をした機械生命体です。自らを乙女と自称しており、座敷童子におばさんと呼ばれた時は怒りのあまり巨大化するなど、少し大人気ない一面も見せています。 また、人間の女性の姿「汚石冷奈(けがいしれな)」に変装することもでき、変装時に会った範人に惚れられていました。劇中では敵と味方の垣根を超え、早輝や美羽とアイドルユニット「G3プリンセス」を結成しています。

ケガレシアを演じるのは及川奈央

ケガレシアのデザインは及川奈央をイメージして描かれており、実際に彼女に配役が決まった後、本人のイメージに合わせて「完全な悪」から「愛嬌のある悪役」寄りにキャラメイクが変更されました。及川奈央は本作終了後も女優として活動し、他の特撮シリーズにも出演しています。

【本編ネタバレ】冷酷なるガイアークの指導者ヨゴシマクリタイン

本編のラスボスとして登場するヨゴシマクリタインは、三大臣を裏で操る蛮機族ガイアークの実質的な指導者です。息子のヨゴシュタインとは反対に非常に冷酷な性格をしており、目的のためなら部下の命も全く気にせず独裁者のように振る舞います。 終盤で自身に反旗を翻したキタネイダスとケガレシアを粛清。ゴーオンジャーのメンバーや炎神を「正義解散」で消滅させるも、デウス・ハグル・マギアを破壊されたことで復活されてしまい、最後はゴーオンジャーとウイングスの合同必殺技「ゴーオン絆スペシャル」を受けて敗北しました。

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10年の時を経てゴーオンジャーが帰ってくる!

2018年3月16日、TVシリーズ放送終了から10周年を記念して『炎神戦隊ゴーオンジャー』のVシネマ化が発表されました。制作には当時のメインキャストが再集結し、ゴーオンジャーの若者たちの姿が新たに描かれています。 「ハリケンジャー」や「メガレンジャー」に続く「10 YEARS」シリーズ第3弾『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』は、2018年9月26日発売予定です。 放送当時から絶大な人気を集め、放送終了後も多くのファンに愛される『炎神戦隊ゴーオンジャー』。まだ観ていない方はぜひ1度視聴してみることをおすすめします。