2018年6月13日更新

『デッドプール』のドミノについて知っておきたいこと【幸運を操る】

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ドミノ(マーベルコミック)

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『デッドプール2』に登場する女性ミュータント、ドミノを紹介!

アメコミヒーロー映画初のR指定でありながら、世界中で大ヒットを記録した『デッドプール』。あの無責任ヒーローがいよいよ帰ってきます。2018年6月1日公開の『デッドプール2』には、彼の仲間として新たなミュータントたちが登場。 そのなかのひとり、女性ミュータントのドミノについて紹介します。映画版とコミック版では設定に大きな違いがありそうですが、今回はコミックの彼女をもとに見ていきましょう。 ドミノについての基礎知識を持っておけば、映画がもっと楽しみになること間違いなしです。

ドミノってどんなキャラクター?コミックでは見た目がかなり違う

ドミノこと本名ニーナ・サーマンは、アメリカ政府の極秘実験「プロジェクト・アルマゲドン」の結果誕生したミュータントです。ドミノはこの実験の数多くの被験者の中で、生き残ったたった2人のうちのひとり。誕生の経緯は、2003年に出版された彼女を主人公にしたコミック『Domino (原題)』の1〜3巻で明らかにされました。 1992年に『X-Force #8(原題)』で初登場したドミノはいわゆるセクシー担当で、多くの男性ミュータントと関係を持ったことでも知られています。 コミックで描かれる彼女の外見は、真っ白な肌に黒髪、左目の周りが黒(もしくは青)になっているのが特徴的です。

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映画『デッドプール2』で演じるのはザジー・ビーツ

今回『デッドプール2』でドミノを演じるザジー・ビーツは、ドイツはベルリン生まれのアフリカ系アメリカ人の女優です。 マンハッタンで育ったビーツは、幼い頃から地元の劇団に参加していました。高校で演劇を学んだ後、映画『Applesauce (原題)』(2015)や『Finding Her(原題)』(2017)に出演。2016年からはテレビシリーズ『アトランタ』で主人公の元恋人役を演じ、知名度を上げました。 コミックのドミノが白い肌が特徴であるのに対し、『デッドプール2』ではアフリカ系のビーツがキャスティングされ、目の周りの色は白、髪は豊かなアフロヘアになり、新たなドミノ像に注目が集まっています。

幸運を操る?ドミノの能力

驚異的な身体能力を持ち、二丁拳銃を自在に操るドミノですが、なんといっても彼女の最大の能力は「幸運」を操ることです。 ドミノは視界の範囲内にいる敵の「運」を吸収し、相手に不運を、自分に幸運をもたらすことができるという少し変わった能力の持ち主。一見地味そうなこの能力ですが、相手の攻撃をすんでのところでかわしたり、思いもしなかったことが相手にダメージを与えたりと、なかなか侮れません。 また、この能力は彼女が意識的にコントロールできるものではないことも特徴です。ドミノは戦闘中などストレスを感じる場面になると、無意識にこの能力を発動させます。 そんな能力を持ったドミノは、映画ではどのように活躍するのでしょうか。

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デッドプールが結成した最強鬼やばチーム「Xフォース」に加入

映画『デッドプール2』では、強敵ケーブルを倒すためデッドプールが一緒に戦うミュータントを募集し、最強鬼やばチーム「Xフォース」を結成します。幸運を操る能力を持つドミノは、その一員として登場しケーブルとの戦いで活躍してくれる模様。 末期ガンになり、その治療が原因で醜い外見になってしまった“不運な”デッドプールことウェイド・ウィルソン。彼にとって「運がいい」という彼女の能力は、あまり魅力的に感じられないようです。 チームの採用面接で、デッドプールは完全に彼女の能力を侮っていますが、予告編やポスターを見るとドミノはかなり重要なキャラクターになっているのが見て取れます。

ドミノとケーブルの関係とは?

実は本作でデッドプールが結成する「Xフォース」は、コミックではケーブルが結成するチームの名前です。コミックに登場する「Xフォース」は、若いミュータントたち「ニュー・ミュータンツ」のメンバーを中心に、ケーブルが再編成したもの。 そのなかにドミノもおり、彼女はチームのなかでもケーブルがもっとも信頼を置く存在です。 映画では、デッドプールの仲間としてケーブルと戦うことになるドミノですが、彼女とケーブルはまったくの初対面なのか、それともどこかで知り合っていたのか、その関係がどう描かれているのかにも注目です。

2018年6月1日に公開がせまる『デッドプール2』。ドミノをはじめ、多くの新キャラクターがどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね。