2019年4月22日更新

水野美紀おすすめ連続ドラマ20選!25年以上良作に出演を続ける女優!

このページにはプロモーションが含まれています
水野美紀 私の中のおっさん

AD

『踊る大捜査線』でブレイクした水野美紀のおすすめドラマを紹介!

水野美紀は1974年6月28日に香川県で誕生、三重県育ちの女優です。血液型はB型。 中学1年生だった1987年に、「第2回東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト」で準優勝に輝いたことをきっかけに芸能界入り。その後1992年に化粧品のCMで俳優・唐沢寿明と共演、「チューして」というフレーズが一躍お茶の間の話題となり注目を集めます。 連続ドラマのほか映画化もされた人気シリーズ『踊る大捜査線』に主要キャストのひとり・柏木雪乃役で出演、ブレイクを果たし、人気女優の仲間入りを果たします。映画にも数多く出演、主な出演作品には『ガメラ2 レギオン襲来』『交渉人 真下正義』『恋の罪』などがあります。 2016年に俳優兼イラストレーター・唐橋充と結婚。その後は子宝にも恵まれるなど私生活も充実しており、さらなる活躍が期待されます。

1.『湘南女子寮物語』

『湘南女子寮物語』は1993年に、テレビ朝日系列で放送された作品です。 主人公は、湘南の銭湯「吉野湯」の2代目・吉野彰一。プロのサーファーになる夢に破れてハワイから帰国した彼を待ち受けていたのは、2階が女子寮へと改造されてしまった実家の銭湯と、そこに暮らす7人の女子高生たちでした。これは彰一がそれぞれに問題を抱える彼女たちと真正面から向き合い、彼なりの方法で更生させていく姿を描いた、痛快ストーリーです。 主人公・彰一を演じたのは、水谷豊。また女子寮に暮らす女子高生役で、まだブレイクする前の高橋かおり・辺見えみり・鈴木蘭々らが出演していました。 この作品で水野美紀は、女子寮に暮らす女子高生のひとり・山野早紀を演じています。

AD

2.『恋人よ』

『恋人よ』は1995年にフジテレビ系列で放送されたドラマで、今は亡き鬼才・野沢尚が脚本を手掛けたことでも知られる作品です。 結婚式の3時間前に夫・遼太郎の裏切りを知り、結婚式場で途方に暮れる主人公・結城愛永は、失意の中ひとりの男性と出会います。彼の名前は、宇崎航平。彼もまた結婚式の2時間前に妻・粧子の裏切りを知り、絶望の淵にいたのです。 結婚式1時間前に芽生えた新しい恋を胸に、予定通り結婚式を挙げることを決意したふたりは、半年後の航平の誕生日に再会することを約束して別れます。そしてやって来た航平の誕生日、愛永は航平夫妻の新居の隣に夫婦で引っ越してきたのでした。驚いたのは航平だけではありません。なんと遼太郎と粧子は今なお思い合うかつての恋人同士で、愛永と航平にとっての裏切りの対象だったのです……。 物語は愛永と航平が私書箱を通じてやり取りする手紙と、遼太郎と粧子が愛と安らぎの間で揺れ動く様子を軸に展開していきます。果たして切ない四角関係の結末とは……? 主人公・愛永を演じたのは、鈴木保奈美。航平からの手紙を読む穏やかで優しい表情や、夫の裏切りを知って流す涙など、切ない演技が話題となりました。また手紙を通じて愛永と精神的な愛と絆を育んでいく航平を岸谷五朗、愛永の夫・遼太郎を佐藤浩市、航平の妻・粧子を鈴木京香がそれぞれ演じています。 水野美紀はこの作品で、航平の大学の教え子・渡辺美緒を演じました。

AD

3.『Age,35 恋しくて』

『Age,35 恋しくて』は柴門ふみ原作のコミック「Age,35」を、1996年にフジテレビ系列でドラマ化した作品です。 妻や子供たちと幸せな家庭を築く一方で、会社の部下・照井ミサと不倫の恋に落ちる主人公・島田英志。そしてそんな夫に女の影を感じ疑惑を深めていく妻・朱美もまた、かつての恋人・成瀬シンと再会します。積もり積もった小さな嘘によって徐々に追い詰められていく英志と、夫の裏切りに傷つきシンに癒しを求める中で急速に惹かれていく朱美。果たして彼らは、どのような未来を選択するのでしょうか……? 主人公・島田英志を演じたのは、中井貴一。朱美や子供たちの前で見せる顔と、ミサの前で見せる顔とのギャップをその演技力で見事に表現しています。また島田の妻・朱美を田中美佐子、島田の部下で不倫相手のミサを瀬戸朝香、朱美の元恋人で不倫の相手・シンを椎名桔平がそれぞれ演じています。 水野美紀はこの作品に、シンの陶芸教室を手伝うスタッフ・桜井弥生役で出演。シンに好意を寄せ、朱美に対し嫉妬の炎を燃やすという役どころを演じました。

4.『踊る大捜査線』

『踊る大捜査線』は1997年に、フジテレビ系列で放送された作品です。連続ドラマのヒットに伴い、スペシャルドラマや劇場版が公開され、そのどれもが大ヒットを記録しています。 主人公は、脱サラの末に長年の夢である刑事となった青島俊作。これは青島が思い描いた理想とはかけ離れた現実に戸惑いながらも、揺らぐことのない信念に基づいて、人間味あふれる湾岸署のメンバーらと共に事件を追いかける課程を描いた本格刑事ドラマです。 主人公・青島俊作を演じたのは、織田裕二。コミカルかつ緊迫した演技が話題となる一方で、マキシ・プリーストと共に歌った主題歌「Love Somebody」もヒットを記録しました。 水野美紀はこの作品に、柏木雪乃役で出演。青島たちが追いかけていた事件の被害者で、後に刑事に転身する女性を演じました。

AD

5.『彼女たちの時代』

『彼女たちの時代』は1999年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 主人公は、通信販売会社勤務26歳OL・羽村深美。仕事場と家を往復するだけの退屈で単調な毎日を変えたいとの思いから参加したカルチャースクールで、彼女は同い年の2人の女性に出会います。職場の人間関係や同棲中の恋人のことで悩む太田千津と、ある理由から男性には負けたくないと突っ張る浅井次子。 そんな3人が育む友情とそれぞれの恋を軸に、悩みや葛藤を抱えながらも自分の生き方や未来を模索していく人々の姿を描く物語です。 主人公・羽村深美を演じたのは、深津絵里。退屈な日常に物足りなさを感じながらも何をしていいかわからずに悩む、等身大の女性を演じ主に女性たちからの共感を得ました。また深美の義兄・啓介(演:椎名桔平)をそうとは知らずに愛してしまう浅井次子を、中山忍が演じています。 水野美紀はこの作品で、太田千津役を好演。職場のファミレスでの理不尽な扱いや、恋人との関係に悩む女性を演じ、こちらも同世代の女性から共感を得ました。

6.『TEAM』

『TEAM』は1999年に、フジテレビ系列で放送された作品です。連続ドラマのほか、2003年までに4本のスペシャルドラマが制作され、いずれも大ヒットを記録しました。 主人公は、文部省(のちの文部科学省)に所属する官僚・風見勇助。勇助はひょんなことから、警視庁のたたき上げ刑事・丹波肇とコンビを組むことになります。彼らが挑むのは、少年犯罪。勇助を“文部省”(省庁の名前が変わってからは“文科省”)と呼びバカにする丹波と、あくまでも少年たちを擁護しようとする勇助。 一見水と油のような2人が時に対立しながらも意見を戦わせ、少年犯罪を解決するべく奮闘する姿を描いた刑事ドラマです。 主人公・風見勇助を演じたのは、草彅剛。草彅にとって、こういったシリアスなテイストのドラマに主演したのは初めてのことでした。また勇助とは正反対の立場で少年たちと向き合う刑事・丹波肇を西村正彦が演じています。 水野美紀はこの作品で、勇助にひそかに思いを寄せる丹波の妹で、のちに勇助と恋仲になる丹波綴を演じました。

AD

7.『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』

『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』は2000年に、TBS系列で放送されました。『あすなろ白書』『愛していると言ってくれ』などを手掛けたヒットメーカー・北川悦吏子らが脚本を担当した作品です。 主人公は、一流の腕があるのに人気が出ない美容師・沖島柊二と、難病に侵され10年以上車椅子での生活を続けながらもひたむきに生きる図書館司書・町田杏子。決して運命的とは言えない出会いをしたふたりでしたが、柊二は車いすのことを「セカンドマイカー」と言ってのける杏子の強さに惹かれ、また杏子は自分と同じ目線に立とうと自然にしゃがみ込む柊二の優しさに心を打たれます。そしていつしか、恋に落ちるふたり。しかし病魔は、確実に杏子の体を蝕んでいました。これはそんなふたりの切ない恋を描いた、王道のラブストーリーです。 主人公・沖島柊二を演じたのは、木村拓哉。また柊二と恋に落ちる杏子を、常盤貴子が演じています。なおこのドラマはそれまであまり一般的ではなかった「バリアフリー」という言葉を、広く世の中に紹介した作品としても知られています。 水野美紀はこの作品で、杏子の同僚・田村佐千絵役を好演。親友として杏子と柊二の恋を応援する一方、自分は杏子の兄・町田正夫(演:渡部篤郎)に惹かれていくという役どころを演じました。

AD

8.『花村大介』

『花村大介』は2000年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 主人公は、「人生とは気合いとはったり」がモットーの弁護士・花村大介。小さな法律事務所で働いていた大介は、もっと華々しい活躍がしたいと、大手の「キャピタル法律事務所」の門を叩きます。見事採用を勝ち取った大介でしたが、実は事務所が大介を採用したのは、お金にならない厄介な仕事を押し付けるため。華やかな仕事ばかりを任される同期のエリート・香山洋一との扱いの差は歴然でしたが、大介は持ち前の明るさと正義感で難事件を解決に導いていきます。これはそんな大介の活躍を、コメディータッチで描いた物語です。 主人公・花村大介を演じたのは、ユースケ・サンタマリア。その超お気楽で天然なキャラクターは、彼の真骨頂と言えるでしょう。また大介の同期で東大出身の有望株・香山洋一を、いしだ壱成が演じています。 この作品で水野美紀は、キャピタル法律事務所所長・長沢(演:川島なお美)の弁護士秘書・高村弥生役で出演。自らの仕事に誇りを持ち、自由と正義のために戦うという理想を掲げる役どころを演じました。

9.『オヤジぃ。』

『オヤジぃ。』は2000年に、TBS系列で放送された作品です。 主人公は、昔気質で曲がったことが大嫌いな偏屈親父・神崎完一。自分が正しいと思えばどんな相手だろうと構わずに意見してしまう完一に、妻・美矢子やそれぞれに事情を抱える3人の子供たちはその都度翻弄されっぱなし。これはそんな神崎家で巻き起こる騒動を、時にシリアスに、時にコミカルに描いた物語です。 主人公・神崎完一を演じたのは、田村正和。何があっても自分を曲げない強さと、妻に対する後ろめたさが共存する、完一の心情を確かな演技力で表現しています。また完一の妻・美矢子を黒木瞳、突然結婚を宣言する短大生の次女・すずを広末涼子、父の期待を一身に受けるも実は迷惑に思っている予備校生の末っ子長男・正を岡田准一が演じました。 水野美紀はこの作品に、神崎家の長女・神崎小百合役で出演。家庭や仕事でのストレスから不倫の恋に走り、身ごもったことで完一の逆鱗に触れるという役どころを演じています。

AD

10.『初体験』

『初体験』は2002年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 主人公は、人に言えない悩みを抱える小動物臨床獣医師・高梨真智。真智の悩みとは、27歳にしてまだ処女であること。そんなある日、真智は小学校時代の同級生で初めて恋をした相手・“フサちゃん”こと広田拓海と再会し、恋に落ちます。これはそんな真智と拓海の間に芽生えた本物の恋愛を軸に、真智が出会う様々な“初体験”や、友人たちとの日々を綴ったヒューマンラブコメディーです。 水野美紀はこの作品で主人公・高梨真智を演じ、主演を務めました。また真智の初恋の相手・拓海を藤木直人が演じているほか、真智の2人の親友役として、篠原涼子と坂井真紀が出演しています。

11.『しあわせのシッポ』

『しあわせのシッポ』は2002年に、TBS系列で放送された作品です。 主人公は、幼馴染に片思いをしている27歳の女子高教師・松井美桜。そんな美桜の前に、亡き母と20年前に離婚し、以来一度も会っていなかった実の父親・松井八朗が現れます。突然八朗から一緒に暮らそうと持ちかけられ、戸惑いながらも了承する美桜。 空白のときを経て距離を縮めていく美桜と八朗の関係を軸に、美桜の切なすぎる恋や、彼らに待ち受ける意外な運命を描く物語です。 水野美紀はこの作品で主人公・松井美桜を演じ、主演を務めました。また美桜が思いを寄せる幼馴染・赤木陸を坂口憲二、ある理由から20年ぶりに美桜のもとを訪れる実の父親・松井八朗を長塚京三が演じています。

AD

12.『空飛ぶタイヤ』

『空飛ぶタイヤ』は池井戸潤原作の同名社会派小説を、2009年にWOWOWの連続ドラマW枠でドラマ化した作品です。 父から継いだ運送会社を切り盛りする2代目社長・赤松徳郎は、ある日自社のトラックが事故を起こし、死者を出してしまったことを知ります。事故の原因は一方的に整備不良と見なされ、“容疑者”となってしまう赤松。しかし赤松は事故原因を整備不良ではなく、車両自体の不具合だと訴えます。果たして赤松は家族や社員たちのために、自社の無実を証明することが出来るのでしょうか? 主人公・赤松を演じたのは、仲村トオル。そして彼と全面対決をすることとなる自動車会社のカスタマー戦略課長・澤田悠太を、田辺誠一が演じました。 この作品で水野美紀は、赤松と情報を共有し合う週刊誌記者・榎本貴和子を演じています。

13.『空飛ぶ広報室』

『空飛ぶ広報室』は有川浩原作の同名小説を、2013年にTBS系列でドラマ化した作品です。 主人公は、強気で負けず嫌いな美人テレビディレクター・稲葉リカ。航空自衛隊の取材を任され航空幕僚幹部広報室を訪れたリカは、不慮の事故によりパイロット資格を取り消され、ブルーインパルスのパイロットになるという夢を諦めた広報官・空井大祐と出会います。歯に衣着せぬ物言いで広報室のメンバーを苛立たせるリカでしたが、空井と関わっていく中で仕事に対する意識を変え、そしてリカの影響を受けた空井もまた、広報官という仕事にやりがいを見出すように。いつしかお互いに恋心を抱くようになるリカと空井でしたが、そんな矢先に東日本大震災が発生し……。 主人公・稲葉リカを演じたのは、新垣結衣。そしてリカに振り回されながらも次第に惹かれていく空井大祐を、綾野剛が演じています。 この作品で水野美紀は、広報室のメンバー・柚木典子を好演。気の強いリカと初めは対立していたものの、互いに男社会で戦う戦友同士理解し合あうようになるという役どころを演じました。

AD

14.『家族狩り』

『家族狩り』は天童荒太原作の同名小説を、2014年にTBS系列でドラマ化した作品です。 主人公は、子供たちが関わる問題に日々向き合う児童心理士・氷崎游子。折しも都内では子供が家族を殺すという凄惨な心中事件が相次ぎ、捜査に当たる刑事・馬見原は現場で感じた臭いと同じものを游子から感じ取ったことから、彼女に対し疑いの目を向けます。 一方、游子はとある女子高生とのかかわりを通じて知り合った美術教師・巣藤浚介と、公私ともに親しく交流するように。こうしてそれぞれの立場から事件を追いかけていくことになった游子たちでしたが、事件は思わぬ展開と結末を迎えることになります。果たして游子たちは、子供と親が抱える闇から、彼らを救い出すことが出来るのでしょうか……? 主人公・氷崎游子を演じたのは、松雪泰子。児童心理士として子供や親と向き合う一方、家庭では認知症の父の介護問題に悩むという難しい役柄を好演しました。そして游子を公私共に支える美術教師・巣藤を伊藤淳史、一連の事件を捜査する刑事・馬見原を遠藤憲一が演じています。 水野美紀はこの作品に、服役中の元夫から受けたDVに今なお苦しみながらも、息子を必死に育てるシングルマザー・冬島綾女役で出演。自分をDVから救ってくれた馬見原に、愛情にも似た思いを抱くという役どころを演じました。

AD

15.『家族ノカタチ』

『家族ノカタチ』は2016年に、TBS系列で放送された作品です。 主人公は、モテないわけではないが結婚願望は皆無の39歳独身・永里大介。自分の好きなものに囲まれて気ままなシングルライフを楽しんでいた大介のもとに、ある日約5年ぶりに実の父親・陽三が転がり込みます。しかも、再婚相手の息子を伴って。 一方、大介と同じマンションで暮らすバツイチOL・熊谷葉菜子もまた、突如父との別居を決めた母に転がり込まれ、穏やかな日常が一変してしまいます。そんな中ひょんなことから出会い、お互いの悩みを打ち明け合うようになる大介と葉菜子。果たして彼らの独身ライフは、どうなってしまうのでしょうか?そしてふたりに芽生えた、恋の行方やいかに……? 主人公・永里大介を演じたのは、香取慎吾。突然現れた父と血の繋がらない弟に困惑し、自分の城を守るべく奮闘するという役どころを好演しました。また大介と最悪の出会いをするも悩みを共有することで心を通わせていくOL・熊谷葉菜子を上野樹里、突如大介の前に現れる破天荒な父親・永里陽三を西田敏行が演じています。 水野美紀はこの作品に、陽三の再婚相手・永里恵役で出演。実の息子を陽三に託して失踪するという、奔放な女性を演じました。

AD

16.『黒い十人の女』

『黒い十人の女』は2016年に、日本テレビ系列で放送された作品です。『素敵な選TAXI』などを手掛けたピン芸人・バカリズムが脚本を担当したことでも話題となりました。 主人公は、美しい妻がいながら9人の愛人との関係を続けるテレビ局プロデューサー・風松吉。お互いの存在を知る松吉の妻と愛人たちは、ある日松吉の殺害を企て、実行に移そうとします。しかし愛人たちが松吉に順番に毒薬を飲ませていたにもかかわらず、有名大物プロデューサー死亡のニュースが待てど暮らせど伝わらないことを、彼女たちは不審に思います。果たして仲間を裏切り、松吉を助けたのは誰なのでしょうか……? 主人公・風松吉を演じたのは、船越英一郎。妻や愛人たちの追及をのらりくらりとかわし続ける、ダメ男を怪演しました。また松吉の愛人役として成海璃子・佐藤仁美・MEGUMIらが出演しているほか、キーパーソンとなる松吉の正妻・睦を若村麻由美が演じています。 水野美紀はこの作品に、松吉の愛人のひとり・如野佳代役で出演。松吉の愛人歴が8年と最も長い、彼女たちのまとめ役的な存在を好演しています。

17.『探偵が早すぎる』

探偵が早すぎる
探偵が早すぎる

『探偵が早すぎる』は井上真偽原作の同名推理小説を、2018年に日本テレビ系列でドラマ化した作品です。 主人公は、些細な違和感やミスを見逃さず、先回りをして犯人を撃退するというその独特の手法から、犯罪防御率100%を誇る探偵・千曲川光。そんな彼の次なるミッションは、亡くなった父の莫大な遺産を相続することになったもう1人の主人公・十川一華を守ること。遺産を狙う一華の親族たちが彼女の殺害を企て巧妙な罠を仕掛ける中、その全てを敏感に察知し未然に防ぎ続ける光。その行動の早さゆえ、自分が守られていることにすら気づかない一華が、光の天才ぶりに気づく日は果たして来るのでしょうか……? 主人公・千曲川光を演じたのは、滝藤賢一。今までの探偵ドラマには登場してこなかった新しいタイプの探偵を、コメディータッチで演じました。また今回の光の依頼人でこの物語のもう1人の主人公・十川一華を、広瀬アリスが演じており、今作は2人のW主演となっています。 水野美紀はこの作品で、一華の母親代わりを務めるドS家政婦・橋田政子を演じました。

18.『ミストレス〜女たちの秘密〜』

『ミストレス~女たちの秘密~』は2019年4月期に、NHK総合テレビで放送される作品です。 不倫相手にモルヒネの処方を頼まれ了承した結果彼が死んでしまったことに思い悩む医師・柴崎香織、7年前に海難事故で行方不明となった夫の死亡が認められ多額の保険金を手にした野口友美、仕事と愛する夫に恵まれるも子供を持つか否かで夫と意見が割れ悩む原田冴子、自身が勤めるフィットネスクラブでレズビアンの女性と運命的に出会う水島樹里。それぞれ人に言えない悩みを抱える親友同士の4人は、たびたび開かれる女子会で酒を酌み交わし、悩みを打ち明け合います。これはそんな4人と彼女たちを取り巻く人たちとの愛憎を描く物語です。 主人公・柴崎香織を演じるのは、長谷川京子。また原田冴子を玄理、水島樹里を大政絢が演じています。 水野美紀はこの作品に、野口友美役で出演。夫が海の事故で行方不明となり、以来娘を女手一つで育ててきた友美。そんな彼女が7年の時を経て、死亡保険金を手にすることになり、さらには気になる男性も現れます。そんな友美の今後の展開に、乞うご期待です。

19.『坂の途中の家』

『坂の途中の家』は角田光代原作の同名小説を、2019年4月期にWOWOWの連続ドラマW枠でドラマ化した作品です。 平凡な日々の中で無意識に子育てのストレスを抱える主婦・山咲里沙子は、わずか生後8か月の我が子を自宅のお風呂に落として死なせてしまった女性・安藤水穂の裁判に、補充裁判員として参加することになります。初めこそ水穂を嫌悪していたものの、裁判が進み彼女の人生に触れていくうちに、里沙子は水穂に自己を投影し、次第に翻弄されるようになります。果たして水穂は真の悪女なのか、それとも……。 主人公・里沙子を演じたのは、柴咲コウ。彼女が連続ドラマで主演を務めるのは『おんな城主 直虎』以来2年ぶりのこととなります。 水野美紀はこの作品に、我が子を虐待死させてしまった女性・安藤水穂役で出演。里沙子の想像の世界で共存する、家庭に潜む悪の犠牲になった被害者の顔と、真の悪女という2面性を演じ切り、見事に里沙子を翻弄しています。果たして水穂の真実の顔はどちらなのか、期待してご覧ください。

20.『スカーレット』

『スカーレット』は2019年度後期に放送される、NHK朝の連続テレビ小説です。 主人公は昭和12年に大阪で生まれ、9歳で滋賀県信楽に移り住んだ川原喜美子。戦後の大阪で過ごした多感な時を経て信楽へと戻った喜美子は、慣れ親しんできた信楽焼の世界に飛び込みます。当時はまだまだ男社会だった陶芸の世界で女性陶芸家として一世を風靡し、やがて結婚して母となる一方で、多くの弟子たちを愛情をこめて育てていく喜美子。これはそんな喜美子の波乱に満ちた半生を、彼女を取り巻く人々とのエピソードに絡めて描く物語です。 主人公・川原喜美子を演じるのは、戸田恵梨香。一般的なオーディションによるヒロインの選出ではなく、初めから戸田をヒロインに見据えて企画された作品としても話題となりました。 この作品で水野美紀は、喜美子が大阪で出会う新聞記者・庵堂ちや子を演じます。大阪に出た喜美子に影響を与え、やがて逆に喜美子から影響を受けるという重要な役どころです。芸歴の長い水野ですが、朝ドラへの出演は意外にも初めて。そんな水野の朝ドラデビューにも、注目してご覧ください。

芸歴25年以上となった今なお話題作への出演が目白押し、また私生活でも妻・母として多忙な日々を送る女優・水野美紀。そんな水野の今後のさらなる活躍が、今からとても楽しみですね。