2019年4月25日更新

古田新太おすすめドラマ13選!『俺のスカート、どこ行った?』で女装教師に!

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古田新太

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日本を代表するカメレオン俳優古田新太のおすすめドラマを紹介!

古田新太は1965年12月3日生まれ、兵庫県出身の俳優です。血液型はO型。 1984年に大学の先輩の勧めで「劇団☆新感線」に加入し、俳優として舞台を中心に活躍。その後関西学生演劇ブームの波に乗り、ドラマやバラエティなどのテレビ番組にも少しずつ出演するようになります。 その頃から俳優としてだけでなく、タレントや声優、ラジオのDJとしても活動するようになり、マルチな活躍ぶりで一躍お茶の間の人気者となりました。 映画やテレビドラマではおもに名脇役として評価されてきた古田ですが、2019年4月期放送の『俺のスカート、どこ行った?』では主演の女装教師役に大抜擢。ますます今後の活躍が期待される俳優です。

1.『木更津キャッツアイ』

『木更津キャッツアイ』は2002年に、TBS系列で放送された作品です。『池袋ウエストゲートパーク』『あまちゃん』などを手掛けた、“クドカン”こと宮藤官九郎が脚本を担当しました。 舞台は千葉県木更津市。悪性リンパ腫で余命半年を宣告されてしまった主人公・ぶっさんは、悩みながらも家族や仲間たちとの日々を大切に、あくまでも“普通”に生きることを決意します。大好きな草野球に明け暮れ、仲間と結成した怪盗団では時に悪さもやらかす。大酒を飲み、仲間たちと大笑いする楽しい日々。これはそんなぶっさんと仲間たち、そして彼らを取り巻く木更津の人々の日常を、コメディータッチで描いた物語です。 主人公・“ぶっさん”こと田渕公平を演じたのは、岡田准一。何度も倒れながらもその都度生還するしぶとさと、愛くるしさが共存するキャラを好演しています。またぶっさん率いる怪盗団「木更津キャッツアイ」のメンバー・“バンビ”を櫻井翔、“うっちー”を岡田義徳、“マスター”を佐藤隆太、“アニ”を塚本高史がそれぞれ演じています。 古田新太はこの作品に、アルコール中毒のホームレス・“オジー”こと小津裕次郎役で出演。そのなんとも言えない笑顔で人々を癒し幸せな気持ちにすることから、「木更津の守り神」と呼ばれ愛されるキャラクターを好演しました。

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2.『ぼくが地球を救う』

『ぼくが地球を救う』は2002年に、TBS系列で放送された作品です。 「丸の内物産 経理部第7管理課(通称:ナナカン)」に勤務する主人公・足立友作は、ある日階段から転落し、危篤状態に陥ってしまいます。その後意識を取り戻した友作は、階段から落ちてから命の危機を脱するまでの時間と同じ57分間だけ、他人の心の声が聞こえるという超能力=センシティブを身に着けていました。これは友作が手に入れたこの不思議な力によって、うだつの上がらない友作自身や彼を取り巻く人々、そして地球の運命までも変えていく過程を描いた物語です。 主人公・足立友作を演じたのは、ウッチャンナンチャンの内村光良。自身の能力で運命を切り開き成長していく役どころを、コミカルに演じ話題となりました。 古田新太はこの作品で、友作と同期のナナカン課長・渋谷是広を演じています。

3.『ぼくの魔法使い』

『ぼくの魔法使い』は2003年に、日本テレビ系列で放送された作品です。前述の『木更津キャッツアイ』同様、宮藤官九郎が脚本を手掛けています。 主人公は結婚3年目にして未だ相手を“みったん”・“るみたん”と愛称で呼び合う、町田道男と町田留美子。周囲から“バカップル”と呼ばれるほどのラブラブ夫婦でしたが、ある日妻が特殊な能力に目覚めてしまいます。それは、“何かを思い出そうとするとオッサンに変身してしまう”というもの。これは自身に芽生えた能力に困惑する妻と、その対処に追われる夫が織りなす、ちょっと不思議な夫婦愛を描くラブコメディーです。 主人公・町田道男と留美子の夫婦を演じたのは、伊藤英明と篠原涼子。周囲が呆れるほどのバカップルを、コミカルかつキュートに演じています。 古田新太はこの作品に、「田町式記憶術」という独自の記憶法によって一躍時代の寵児となった青年実業家・田町浩二役で出演。自転車で留美子と正面衝突し、彼女が能力に目覚める原因を作ったキーパーソンを好演しています。また田町の姿は留美子の変身後の姿でもあり、“田町に変身してしまった留美子”も、古田がその演技力で巧みに表現しています。

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4.『ニコニコ日記』

『ニコニコ日記』は小沢真理原作の同名人気少女漫画を、2003年にNHK総合テレビでドラマ化した作品です。 主人公・小鳥遊ケイがチャイムに促されて自室のドアを開けると、そこには1人の少女の姿が。彼女の名前は、小箱仁子(愛称:ニコ)。かつて、ケイが付き人を務めていた女優・紫野美冬の娘でした。美冬に頼まれるまま、ニコを引き取り面倒を見ることになってしまったケイ。そこからケイとニコの、不思議な関係が始まったのです……。 物語はケイとニコがやり取りする“交換日記”の内容を軸に展開していきます。初めは赤の他人同士だったふたりが家族以上に強い絆で結ばれていく過程を、心温まるテイストで描く物語です。 主人公・小鳥遊ケイを演じたのは、木村佳乃。交換日記を通してニコと心を通わせ合い、やがて家族以上の関係を築いていくという役柄を好演しました。 この作品で古田新太は、ニコが通う萌黄小学校の担任教師・松本泉を演じています。

5.『夢をかなえるゾウ』

『夢をかなえるゾウ』は水野敬也原作による小説「夢をかなえるゾウ」シリーズを、日本テレビ系列でドラマ化した作品です。2008年10月2日のゴールデンタイムに単発ドラマを放送し、同日深夜から連続ドラマをスタートさせるという独特の手法がとられ、両者が連動していたことでも当時話題となりました。 「人生を変えたい」「幸せになりたい」と願う主人公たちの前に、突如現れる奇妙な生き物。それは象の姿をし関西弁を話す、自称・神様のガネーシャ。「世界中の偉人を育てたん、基本的にはワシやで。」と強気に自慢するガネーシャに翻弄されながらも、主人公たちは幸せになりたい一心で彼と“契約”を交わし、彼が出す数々の“課題”に挑むことになります。果たして主人公たちは、無事に幸せを掴むことが出来るのでしょうか……? 単発ドラマ『男の成功篇』の主人公・野上耕平を小栗旬、連続ドラマ『女の幸せ篇』の主人公・星野あすかを水川あさみがそれぞれ演じています。 古田新太はこの作品で、ガネーシャ役を好演。単発ドラマと連続ドラマの両方に出演しています。

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6.『不毛地帯』

『不毛地帯』は山崎豊子原作の同名小説を、フジテレビ系列でドラマ化した作品です。2009年10月から2010年3月までの、半年間にわたって放送されました。 舞台は、高度経済成長期の日本。終戦後およそ11年に渡るシベリア抑留の末に帰国し、総合商社に入社した主人公・壹岐正が、戦争の爪痕が未だ残る激動の時代の中で、再びビジネスという名の“戦場”へと乗り込み、世界を相手に戦いながら戦争体験という過去と向き合っていく姿を描く物語です。 主人公・壹岐正を演じたのは、唐沢寿明。唐沢が山崎豊子原作の作品に出演するのは、『白い巨塔』以来6年ぶりのこととなりました。 古田新太はこの作品で、防衛庁空幕防衛部所属の官僚・芦田国雄を演じています。

7.『あまちゃん』

『あまちゃん』は2013年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。前述のヒットメーカー・宮藤官九郎が、初めて脚本を手掛けた朝ドラとしても知られる作品です。 物語は、主人公・天野アキが母・春子の故郷である岩手県北三陸で祖母・夏(愛称:なつばっぱ)が生業とする海女を目指す序盤、東京でアイドルを目指す中盤、東日本大震災後の北三陸を描く終盤と大きく3つの章に分かれています。それぞれの場所でアキが立場を変えながら奮闘する姿を、北三陸と東京にいるアキの大切な家族や仲間たちのエピソードを絡め、コメディータッチで描いた作品です。北三陸の美しい海やそこでとれる海産物、海女さんたちの活躍が改めてクローズアップされるなど、当時大きな話題を集めました。 主人公・天野アキを演じたのは、のん(旧芸名:能年玲奈)。彼女にとっても、この作品は出世作となっています。またアキの母・天野春子を小泉今日子、海女としてその後のアキの人生に大きな影響を与える祖母“なつばっぱ”こと天野夏を宮本信子が演じています。 古田新太はこの作品に、上京したアキがアイドルとして所属することになる芸能事務所「オフィス・ハートフル」の社長兼プロデューサー・荒巻太一(愛称:太巻)役で出演しています。

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8.『震える牛』

『震える牛』は相場英雄原作の同名社会派推理小説を、2013年にWOWOWのドラマW枠でドラマ化した作品です。未だ相次ぐ食品偽装問題にスポットを当て、そのタブーに鋭く切り込んだ話題作となっています。 警視庁捜査一課継続捜査班所属の刑事・田川信一は、5年前に発生した未解決事件「中野駅前居酒屋強盗事件」に注目し、捜査を開始。地道な聞き込みの結果、食品加工会社・ミートボックスへとたどり着きます。 同じ頃、ニュースサイト「ビズトゥデイ」の記者・鶴田真純もまた、読者からの情報提供をもとに“裏に顔が利く”との悪評があるミートボックスの食品偽装疑惑を追いかけているところでした。やがて明らかになる、ミートボックスの巧妙な食肉偽装の手口の数々と、大手スーパー・オックスマートによるBSE隠蔽への関与。しかし事件の核心に迫りつつある中、何者かの圧力により、捜査そのものが頓挫してしまう事態に。果たして、事件の真相とは……? 主人公・田川信一を演じたのは、三上博史。現場に足しげく通い粘り強く捜査することから“地取りの鬼”と称される刑事を好演しています。また田川とは違った視点で事件を追いかけるニュースサイトの記者・鶴田真純を、吹石一恵が演じました。 古田新太はこの作品で、食肉偽装が明らかになる食肉加工会社「ミートボックス」の社長・八田富之を演じています。

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9.『ロング・グッドバイ』

『ロング・グッドバイ』はアメリカの作家、レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド小説「長いお別れ」(原題:The Long Goodbye)を、舞台と設定を日本にうつしてドラマ化した作品です。2014年にNHK総合テレビの、土曜ドラマ枠で放送されました。 ある日キャバレーの駐車場で1人の男と出くわした私立探偵・増沢盤二は、妻に見捨てられ行き場のない彼を連れ帰り、熱いコーヒーでもてなします。彼の名は、原田保。この出会いが縁で、2人はたびたび酒を共に酌み交わす仲になります。しかし数ヶ月後保の妻が他殺体で発見され、保に嫌疑がかけられます。実はその前夜に、保に頼まれるまま彼を台湾へと逃がす手伝いをしていた盤二は、逃亡を幇助したとして逮捕されることに。 警察の執拗な取り調べにも黙秘を貫く盤二でしたが、数日後にあっさりと釈放されてしまいます。保が台湾で自殺を図ったことが判明したためでした。保が妻を殺したことも、自殺したことも信じられない盤二は、彼を信じて自ら権力に立ち向かうことを決意します。調べを進めるにつれ、明らかになる様々な真実。果たして事件の真相とは……? 主人公・増沢盤二を演じたのは、浅野忠信。また彼の親友・原田保を綾野剛、事件のカギを握る女性・上井戸亜以子を小雪がそれぞれ演じています。 古田新太はこの作品に、亜以子の夫でベストセラー作家・上井戸譲治役で出演。事件の真相を盤二に語ろうとした矢先に不可解な死を遂げるという、重要な役どころを演じています。

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10.『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』

『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』は2014年に、テレビ朝日系列で放送された作品です。直木賞作家・金城一紀が原案と脚本の両方を担当しています。 主人公は、捜査中に犯人から銃撃を受け頭部に被弾するも一命をとりとめ、今なおその弾丸が脳内に埋まったままになっている刑事・石川安吾。奇跡的に助かった石川は、死者と対話することが出来る特殊能力を身に着けていました。被害者たちの声に耳を傾けることによって事件を解決しようとする石川ですが、その正義感と死者への思いに葛藤するゆえに、違法な捜査を繰り返すようになります。これは石川が“情”と“非情”の「BORDER(=境界線)」で揺れ動きながらも、事件に向き合い成長していく姿を描いた、本格刑事ドラマです。 主人公・石川安吾を演じたのは、小栗旬。また石川と同世代の刑事で彼に対し異常なライバル心を燃やす立花雄馬を青木崇高、警視庁刑事部の特別検視官・比嘉ミカを波瑠がそれぞれ演じています。 古田新太はこの作品で、石川の姿に“何か”を感じて捜査協力をする情報屋・赤井(あかい)役を演じました。

11.『闇の伴走者』

『闇の伴走者』は長崎尚志原作の同名人気小説シリーズを、2015年にWOWOWの連続ドラマW枠でドラマ化した作品です。 巨匠で人気漫画家の阿島文哉の一周忌法要が執り行われ、その席で彼の未発表作がお披露目されるところから、この物語は始まります。なぜか傍らに35年前の未解決事件の記事が置かれていたことや、作風の違いに疑問を持った阿島の妻の依頼によって、その作品が本当に阿島の手によるものなのかを調査することに。 調査員に抜擢されたのは、漫画に疎い元警察官・水野優希と、偏屈だが漫画についての知識量は右に出る者がいないフリーの漫画編集者・醍醐真司。醍醐は物語の構図、背景やシャドーの描き方、用いられたペンや道具の種類などからそれが描かれた年代や作者をあぶり出し、人々をうならせます。ところが彼らの調査は、漫画の中に35年前の未解決事件と酷似した箇所が見つかったことで急展開を見せます。果たして35年前の未解決事件の真相は?そして犯人は、いったい誰なのか……? 今作は水野優希を演じた松下奈緒と、醍醐真司を演じた古田新太とのW主演となっています。また2018年には続編も放送され、そちらも人気を博しました。

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12.『逃げるは恥だが役に立つ』

『逃げるは恥だが役に立つ』は海野つなみ原作の同名人気コミックを、2016年にTBS系列でドラマ化した作品です。 派遣切りによって職をなくし、永久就職しようにも彼氏もいない主人公・森山みくりは、ある日35年間恋愛経験のない自称“プロの独身”・津崎平匡と出会います。ふたりはあることがきっかけで「夫=雇用主、妻=従業員」という“仕事としての結婚=契約結婚”をすることに。れっきとした“雇用関係”となったふたりに恋愛感情は皆無のはずでしたが、同じ屋根の下で暮らすうちに次第にお互いを意識し合うようになります。果たしてふたりの契約結婚の行方やいかに……?! 周囲への“親密感”アピールのためと称して設定された「毎週火曜日は“ハグ”の日」などといったふたりのユニークな約束事や、ぎこちないコミュニケーション方法などが話題となり、ドラマは空前の大ヒットを記録します。主人公・森山みくりを演じた新垣結衣にとって、今作は名実ともに代表作と言えるでしょう。 また津崎平匡を演じた俳優で歌手の星野源は、主題歌「恋」も担当。出演者たちがエンドロールでこの曲に合わせて踊った「恋ダンス」が当時大きな話題となり、こちらも大ヒットを記録しています。 古田新太はこの作品に、平匡の同僚・沼田頼綱役で出演。実はゲイで平匡のことを狙っており、みくりと平匡の関係をやたらと詮索するという重要な役どころを怪演しました。

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13.『俺のスカート、どこ行った?』

『俺のスカート、どこ行った?』は2019年4月期に、日本テレビ系列で放送される作品です。 “リア充的”な生徒も多い私立豪林館学園高校では、多様な人材を積極的に採用するという方針「ダイバーシティ」を打ち出したことにより、ゲイの新任国語教師・原田のぶおが採用されることに。その出で立ちはブラウスにロングスカートという完全なる女装で、担任を受け持つことになった2年3組ではそんなのぶおを前に生徒たちがヒソヒソ。笑いをこらえる者やあっけにとられる者など反応も様々でしたが、のぶおはそんな彼らに突然歯に衣着せぬ“原田節”をお見舞いし、すっかり黙らせてしまうのでした。これは破天荒なのぶおが奇想天外な方法で教育現場に新風を巻き起こす、学園コメディドラマです。 古田新太はこの作品で主人公・原田のぶおを演じ、単独主演を務めています。世間の常識とはちょっぴり(イヤ、かなり?)ズレたキャラクターは、まさに古田の真骨頂と言えるでしょう。

個性的な役柄もシリアスな役柄も、その演技力で巧みに演じ分けてしまう超個性派俳優・古田新太。今後はいったい、どんな姿で私たちを魅了してくれるのでしょう?とても楽しみですね。