2019年5月27日更新

松本まりか出演連続ドラマ一覧!『カルテット』以降快進撃を続ける女優が2019年ブレイク!

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松本まりか

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2019年ブレイクが期待される女優松本まりかの出演ドラマを紹介!

松本まりかは1984年9月12日生まれ、東京都出身の女優です。血液型はB型。 2000年にドラマ『六番目の小夜子』で女優デビューを飾ると、同年から2001年にかけて、雑誌「ピチレモン」でレギュラーモデルとして活躍します。また女優としての活動以外に、声優として海外ドラマやゲームの吹き替えをしたり、ナレーションをしたりするなどマルチな活躍ぶりで人気を集めます。 近年、ドラマ『カルテット』や『ホリデイラブ』に出演し、その存在感を遺憾なく発揮してブレイク。今後の活躍が期待される実力派女優です。

1.『六番目の小夜子』

『六番目の小夜子』は恩田陸原作の同名小説をドラマ化し、2000年にNHK-Eテレ(当時はNHK教育テレビ)で制作・放送した作品です。 主人公・潮田玲が通う学校には、「サヨコ」という不思議な言い伝えがありました。それは、3年に1度「サヨコ」を名乗る生徒が選ばれ、3つの約束(赤い花を生ける・サヨコを演じる・サヨコを指名する)を果たす……というもの。さらに成功すればそこに大いなる扉が開かれ、3年後には新しい「サヨコ」が現れる……とも伝えられていました。玲はサヨコに選ばれた幼馴染・関根秋に頼み込み、サヨコをやらせてもらうことに。 始業式の朝、玲がひとつ目の約束を実行しに行くと、すでに赤い花が生けられていました。愕然とする玲の耳に飛び込んできたのは、小さな鈴の音。導かれるようにその音を追いかけると、走り去る女生徒の後ろ姿が消えていきます。その後、玲のクラスに「津村沙世子」という名前の女生徒が転入。実は始業式の最中に体育館の照明が落下するという事件が起きていたため、沙世子の仕業ではないかと生徒たちは騒然。果たして彼女がサヨコで、一連の出来事も彼女の仕業なのでしょうか……? 主人公・潮田玲を演じたのは、鈴木杏。また突如転入してきた謎の少女・津村沙世子を栗山千明、「サヨコ」の座を玲に譲ったことで謎に巻き込まれていくキーパーソン・関根秋を山田孝之がそれぞれ演じており、現実離れした不思議な設定と、謎が謎を呼ぶ展開が話題となりました。 松本まりかはこの作品で、玲の親友で学級委員長・花宮雅子を演じています。

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2.『葵 徳川三代』

『葵 徳川三代』は2000年に放送された、NHK大河ドラマです。 舞台となるのは豊臣秀吉の死の直後から、江戸時代初期。秀吉の死後、江戸幕府を樹立した徳川家康・徳川秀忠・徳川家光の3代の将軍たちが、関ケ原の戦い・豊臣政権の消滅・朝廷との関係を経て、徳川幕府の礎を築いていく過程を壮大なスケールで描いた物語です。語りと解説を、家康の孫にあたる水戸光圀(演:中村梅雀)が担当しており、彼の視点で物語が展開していきます。 初代将軍・徳川家康を津川雅彦、3代将軍・徳川家光を尾上辰之助が演じているほか、脚本を手掛けたジェームス三木曰く“実質的な主人公”である2代将軍・徳川秀忠を西田敏行が演じており、関ケ原の戦いに遅参するなど少々頼りなく、妻のお江に頭が上がらない恐妻家でもある味のあるキャラクターを好演しています。 松本まりかはこの作品で、秀忠とお江の長女・千姫(演:大河内奈々子)の幼少期を演じています。

3.『秘密倶楽部o-daiba.com』

『秘密倶楽部o-daiba.com』は2000年から2002年にかけてフジテレビ系列で放送された、ドキュメントタッチの深夜ドラマです。 舞台となるのは、西暦2000年10月。主人公・成瀬一美は、自身が立ち上げた小さなホームページから「平凡な15歳の女の子でも、インターネットを使えば何か大きなことが出来るはず」というメッセージを発信します。 その呼びかけに反応し、秘密のアジトに集結したのは、板倉あやの・高原零・田中リタ・淡井真紀の4人。一美は彼女たちと共に「リアルシスターズ」を結成し、自分たちのサイト「o-daiba.com」を開設します。これは彼女たちが自分たちのサイトを通じて「インターネットの世界に革命を起こす!」べく、奮闘する姿を描いた作品です。 主人公・成瀬一美を演じたのは、栗山千明。また彼女と共に「o-daiba.com」を結成するメンバーを、松本まりか・須藤温子・ベッキー・宮﨑あおいがそれぞれ演じており、その中でも松本まりかは、コンピュータに対する膨大な知識量を誇る、ハンドルネーム“AI”こと板倉あやのを演じました。

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4.『太陽の季節』

『太陽の季節』は石原慎太郎原作の同名小説を、舞台を現代に置き換え、設定も変えてドラマ化した作品です。2002年に、TBS系列で放送されました。 銀行に融資を打ち切られたことが原因で父が自殺し、以来母に女手一つで育てられた主人公・津川竜哉は、進学先の大学で父を自殺に追い込んだ銀行頭取の息子・佐原慎二と出会います。自分も裕福な家の息子だと嘘をついて慎二に近づいた竜哉は、復讐のために彼のすべてを奪うことを決意。 そんな中、竜哉は足が不自由な少女・和泉英子と知り合います。復讐心という黒い感情に支配される日々の中で、自分の本来の姿を理解してくれる英子の存在が、竜哉にとって癒しとなっていきます。これは竜哉の復讐劇の行方と、そんな竜哉をひたむきに愛する英子との切ない恋を描いた物語です。 主人公・津川竜哉を演じたのは、滝沢秀明。また、危ないところを助けられたことが縁で竜哉と知り合い恋に落ちる少女・和泉英子を池脇千鶴、竜哉の父を自殺に追い込んだ銀行頭取の息子で竜哉の復讐のターゲットとなる佐原慎二を高岡蒼佑がそれぞれ演じています。 松本まりかはこの作品で、慎二の婚約者・小宮山由紀(演:松本莉緒)の大学の同級生・安藤はるかを演じました。

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5.『虹のかなた』

『虹のかなた』は2004年にTBS系列で放送された、昼の帯ドラマです。 裕福な会社経営者の家庭で何不自由なく育った主人公・小川ちひろは、ミュージカル「オズの魔法使い」に魅せられ、女優を志す少女。ちひろはやがて天才子役としてデビューを果たしますが、父の専属運転手だった男・中野勇によって父が失脚させられ、そのせいで父は自殺。さらには母までもが中野の策略によって無実の罪で逮捕され、悲惨な獄中死を遂げることに。遺されたちひろは苦しい生活を強いられながらも、様々な苦難や出会いを経験し、美しい女性へと成長します。 14年後、中野の陰謀に気付いたちひろは両親の仇を打つため、天才女優として芸能界へ復帰。一方で幼い頃、互いに夢を誓い合った劇団員・唐沢佳和との再会に、心が揺れるちひろ。これはちひろによる復讐劇と、佳和に対する恋の行方、そして彼女を取り巻く人々との愛憎をミステリータッチで描いた物語です。 主人公・小川ちひろを演じたのは、榎本加奈子。そしてちひろと運命的に出会う演出家志望の劇団員・唐沢佳和を涼平(現:小田井涼平)、ちひろの両親を死に追い込み彼女の復讐のターゲットとなる元運転士・中野勇を小木茂光がそれぞれ演じています。 松本まりかはこの作品で、佳和の劇団の主演女優・メグミを演じました。

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6.『純情きらり』

『純情きらり』は2006年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。 舞台となるのは、昭和初期。父が遺した肩身のピアノをこよなく愛し、ジャズピアニストになることを夢見るヒロイン・有森桜子が、戦中戦後の激動の日本をたくましく生きていく姿を描く物語。桜子が奏でる美しいピアノの旋律も、このドラマの大きな魅力のひとつです。 ヒロイン・桜子を演じたのは、宮﨑あおい。朝ドラのヒロインはそれまでオーディションで選ばれることが一般的でしたが、この作品に関してはNHKによる宮﨑への直々のオファーによって決定されました。この作品以降は、そのような直接のオファーによるヒロインの決定が、たびたび行われています。 松本まりかはこの作品で、桜子の女学校時代からの親友・高野薫子を演じました。

7.『戦場のガールズライフ』

『戦場のガールズライフ』は吉川トリコ原作の同名小説を、2007年にドラマ化した作品です。シチュエーションコメディという形式がとられ、BSフジや、CSのホームドラマチャンネルほかで放送されました。 愛知県名古屋市から上京し、平穏な独り暮らしをする主人公・坂井珠子のもとに、招かれざる客が次々に押し掛けます。それは地元名古屋から上京してきた高校時代の同級生で超個性派モデルの杉本希奈子、薄幸のホステス・小林美深、ロリータ&ゴシックが大好きな暮石由美の3人。 図々しく居座る彼女たちに辟易しながらも、追いだすことも出来ない珠子。結局翻弄されて、おかしな共同生活を強いられることになります。性格もファッションも何もかも違う4人の生活は、ハチャメチャでトラブルだらけ。果たして珠子に、平和な日常が戻る日は訪れるのでしょうか? 松本まりかはこの作品で主人公・坂井珠子を演じ、主演を務めました。また杉本希奈子をEMI、小林美深を小松彩夏、暮石由美を石坂ちなみがそれぞれ演じています。

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8.『ホタルノヒカリ』

『ホタルノヒカリ』は、ひうらさとる原作の同名人気漫画を、2007年に日本テレビ系列でドラマ化した作品です。 外では完璧に仕事をこなすキャリアウーマンながら、家では漫画とビールを片手にぐうたらして過ごすのが大好きで、恋愛にも興味がない自称“干物女”の主人公・雨宮蛍。そんな蛍が1人で暮らす格安賃貸の一軒家に、ある日ひょんなことから部長・高野誠一が引っ越してきて、不本意ながら一緒に暮らすことになってしまいます。几帳面で綺麗好きな高野と、ずぼらで細かいことなど気にしない蛍は、あまりに違う生活ぶりにお互い戸惑うばかり。 一方で蛍は、ロンドン帰りの若手デザイナー・手嶋マコトに久しぶりの恋をします。高野のアドバイスもあり、相思相愛となった蛍とマコト。高野との同居を解消し、マコトと暮らし始める蛍ですが、高野とは上手くいっていた共同生活も、マコトと一緒だとどうもしっくりいかず……。 蛍はマコトとの恋愛を経て、高野と次第に惹かれあっていくことになります。これはそんな蛍の恋愛模様を軸に、蛍と高野を取り巻く人々とのエピソードを絡めて描いたラブコメディです。 主人公・雨宮蛍を演じたのは、綾瀬はるか。また自分の実家が蛍に貸し出されていたことから、やむなく彼女と同居していく中で惹かれていく蛍の上司・高野誠一を藤木直人、蛍が久しぶりに恋に落ちた相手・手嶋マコトを加藤和樹がそれぞれ演じています。 松本まりかはこの作品で、蛍が所属するインテリア事業部の同僚・室田鈴子を演じました。

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9.『ゲゲゲの女房』

『ゲゲゲの女房』は、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで知られる漫画家水木しげるの妻・武良布枝が著した同名の自伝エッセイを原案として、2010年に制作・放送されたNHK朝の連続テレビ小説です。 島根県・安来で呉服店を営む飯田家の三女・布美枝は、引っ込み思案で内気な性格ながら、朗らかで気立ての良い女性。人よりちょっぴり高い身長がコンプレックスとなり、なかなか良縁に恵まれないことが悩みだったのですが、ある日そんな布美枝のもとに縁談が舞い込みます。相手の名前は村井茂と言って、「水木しげる」というペンネームで漫画を描いているとのこと。 早速お見合いをしたふたりは、なんと出会って5日でスピード結婚。ですが結婚したふたりを待っていたのは、何もかもギリギリの極貧生活。茂の漫画はまだ世間に認められておらず、収入は不定期。もちろん家もおんぼろで、夢の新婚生活とは到底言えない酷いものでした。これはそんな苦境の中で結婚した夫・茂を布美枝が内助の功で支え、共に手を携えて漫画家としての成功を勝ち取っていく過程を描いた、心温まる夫婦の物語です。 主人公・村井布美枝(旧姓:飯田布美枝)を演じたのは、松下奈緒。また左腕を戦争で失いながらも漫画への情熱を失うことなく、ひたむきにマンが制作に励む夫・村井茂(水木しげる)を向井理が好演しています。 松本まりかはこの作品で、布美枝の女学校時代の同級生で、卒業してからは同じ洋裁学校へと通う親友・節子を演じました。

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10.『カルテット』

『カルテット』は2017年に、TBS系列で放送された作品です。脚本を『東京ラブストーリー』『Mother』『Woman』などを手掛けた、坂元裕二が担当しています。 価値観も趣味嗜好もバラバラな4人の男女が、カルテットを結成し演奏するために軽井沢の別荘で共同生活を始めるところから、この物語は始まります。それまで別々の人生を歩んできたはずの4人でしたが、カルテットを組むことになったのは実は単なる偶然などではなく、それぞれの思惑が微妙に交錯し合ってのことだったのです……。 カルテットを演じたのは、松たか子・満島ひかり・松田龍平・高橋一生の4人。彼らの人生の物語もさることながら、4人が奏でる美しい演奏もまた、このドラマの見どころのひとつです。 松本まりかはこの作品に、真紀(演:松たか子)がいない間のゲストとして呼ばれた第一ヴァイオリン奏者・大橋絵茉(おおはし・えま)役で出演。最終話のみの出演ながら、その存在感を遺憾なく発揮しています。

11.『先に生まれただけの僕』

『先に生まれただけの僕』は2017年に、日本テレビ系列で放送された作品です。 主人公は、総合商社・樫松物産に勤務する鳴海涼介。持ち前の営業力を駆使して青森にある子会社の赤字経営を立て直した涼介は、ある日東京へと戻ってくるよう上司から命じられます。涼介に与えられた次の役職は、なんと高校の「校長」。会社が経営する私立京明館高校では毎年赤字経営が続いており、その経営再建を任されたのでした。 やむなくサラリーマンとして会社の決定に従うことにした涼介は、早速学校へと乗り込みます。しかしそこにいたのは、この事態に対し全く危機感を持っていない様子の教員たち。涼介はこれまで経験してきたビジネスのノウハウを生かして学校の改革を推し進めようとしますが、教員たちは教育の現場を全く無視した涼介のやり方に、強い反発を覚えていくことになるのです……。 主人公・鳴海涼介を演じたのは、櫻井翔。全く畑違いの現場である“校長”という仕事に戸惑いながらも、自身のやり方で少しずつ改革を進め、次第に周囲からも認められて成長していくという役どころを演じました。 松本まりかはこの作品で、樫松物産の専務秘書・香坂友梨子を演じています。

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12.『ホリデイラブ』

『ホリデイラブ』は、原作・こやまゆかり、作画・草壁エリザによる人気漫画「ホリデイラブ ~夫婦間恋愛~」を、2018年にテレビ朝日系列でドラマ化した作品です。 自宅でネイルサロンを経営する主人公・高森杏寿は、愛する夫・純平と娘との3人家族。平凡ながらも普通の幸せを満喫していた杏寿でしたが、大手ゼネコンに勤務する純平の単身赴任が決定。家族が共に過ごせるのは、純平が帰宅する週末のみになってしまいます。 そんな中純平の単身赴任先では、新しい事務員・井筒里奈が入社。その美貌と妖艶さに男たちが色めき立つ中、里奈は純平を誘惑し、それに抗えなくなった純平はついに一夜だけの過ちを犯してしまいます。その事実を知った杏寿は、必死に許しを請う純平を初めは激しく拒絶しますが、ある出来事をきっかけに自分の言動を激しく後悔。杏寿は純平の謝罪を受け入れ、関係を再構築することを決意します。 幸せな日常が戻るかと思いきや、里奈は自身も夫と子供がある身でありながら純平への恋心を暴走させ、ありとあらゆる手を使いふたりの関係を壊そうと企みます。ついには里奈の策略によって、杏寿が必死で隠してきたある秘密を純平に知られてしまい、結果完全に純平の信用を失ってしまうのです。 しかし互いに疑心暗鬼になりながらも、再構築したいと思う気持ちは共通しているふたり。果たして杏寿と純平は壊れてしまった絆を、再び結び直すことが出来るでしょうか……? 主人公・高森杏寿を演じたのは、仲里依紗。また一夜の過ちを犯してしまう杏寿の夫・純平を塚本高史が演じました。 松本まりかはこの作品に、井筒里奈役で出演。一流大学卒の夫からの束縛と支配を受け、息苦しさを感じていたときに純平と出会って恋に落ち、純平を自分のものにするためなら手段を選ばない、“あざと可愛い”魅力を持つ恐ろしい女性を怪演しています。

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13.『健康で文化的な最低限度の生活』

『健康で文化的な最低限度の生活』は柏木ハルコ原作の同名人気漫画を、2018年にフジテレビ系列でドラマ化した作品です。 安定を求めて公務員になった主人公・義経えみるが配属されたのは「生活課」という部署。そこは生活保護受給者の面倒を見るという、新人のえみる達にとっては少々ハードな職場でした。社会福祉制度の知識など皆無状態のえみるでしたが、先輩ケースワーカーで指導係の半田明伸から、いきなり110世帯の担当を任されることに。 えみるが受け持つことになった生活保護受給者たちには、知れば知るほど奥の深い、それぞれの人生がありました。人生の歯車が狂ってしまった人たちに寄り添い、なんとかして希望ある明日へと導きたい……そんな思いから、奮闘するえみる。これはそんなえみるが目の前の人々と真摯に向き合い、彼らの自立への道筋を見出していく過程を描く物語です。 主人公・義経えみるを演じたのは、吉岡里帆。安定を求めて公務員になった平凡で等身大な女の子を好演し、視聴者の共感を集めました。 松本まりかはこの作品に、えみるが担当する生活保護受給者・丸山幸子の娘で、自身も娘・ハルカを持つ母でもある丸山梓役で、第9話と最終話に出演。幸子とハルカが2人で暮らす家に4年ぶりに現れ、認知症を患った幸子を介護しながらハルカを育てると宣言。そのために自身も生活保護を受けたいと申請し受理されるのですが、いざ支給が決定すると幸子をショートステイに預け、ハルカを自宅にひとり残し自分は出かけるなどやりたい放題……という、破天荒で自分勝手な母親を怪演しています。

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14.『ブラックスキャンダル』

『ブラックスキャンダル』は2018年に、日本テレビ系列で放送された作品です。 さかのぼること5年前のある日、人気女優・藤崎沙羅の不倫スキャンダルが大々的に報じられ、身に覚えのない沙羅は釈明会見を開くことに。しかし突如その場に、不倫相手として報じられた人気俳優が出現、不倫の事実をあっさりと認めてしまいます。この会見によって世間から痛烈な批判を浴びた沙羅は芸能界を追われ、恋人との婚約も破談に。さらには母親までもがこのことを苦にして自殺し、沙羅はすべてを失ってしまいます。 そして現在。世間の目を逃れ隠れるように暮らしていた沙羅のもとに彼女を尊敬する後輩女優が現れ、沙羅との不倫を公表した俳優が、実は沙羅が所属していた芸能事務所「フローライト」に金を積まれてスキャンダルをでっち上げたという事実を打ち明けます。怒りに震える沙羅は、自分からすべてを奪った憎むべき輩に復讐するために整形手術を受け、名前も矢神亜梨沙と改めて、「フローライト」にマネージャーとして潜り込みます。しかしその復讐の果てに待ち受けていたのは、誰も想像し得ない衝撃の展開だったのです……。 主人公・矢神亜梨沙を演じたのは今作がテレビドラマ初主演となる、山口紗弥加。敏腕マネージャーとして俳優たちを育てながら、自分を罠に嵌めた憎むべき人々に鉄槌を下す機会を虎視眈々と狙う悲しい女性を怪演しています。そして亜梨沙が顔を変える前の人気女優・藤崎沙羅を演じたのが、松本まりかです。身に覚えのないスキャンダルによってすべてを失い、途方に暮れるという役どころを演じました。

15.『神酒クリニックで乾杯を』

『神酒クリニックで乾杯を』は知念実希人原作の同名人気推理小説シリーズを、2019年1月期にBSテレ東でドラマ化した作品です。 医療事故で患者を死なせてしまい働く場所を失った外科医・九十九勝己は、師事していた教授の勧めで「神酒クリニック」という病院に勤めることに。そこでは院長・神酒章一郎をはじめとする、腕は確かだが一筋縄ではいかない癖の強い医師たちが、世間の目を逃れて超VIPな患者の治療を行っていました。 九十九は彼らに翻弄され戸惑いつつも、新しい職場に馴染もうと努力しますが、神酒クリニックには“裏の顔”が。それは“どんな依頼でも全力で叶える”こと。患者の大きな悩みや心配事を解決し、精神状態を安定させることが患者の治療に繋がる、という一風変わった理論のもとで、患者の治療が行われていたのです。そんな彼らのもとに日々舞い込む、不可思議な依頼の数々……そしてやがて九十九は、未だかつて経験の無い、衝撃の“治療”に挑むこととなるのです……。 九十九勝己を演じたのは、三浦貴大。そして一癖も二癖もある医師たちを束ねる院長・神酒章一郎を安藤政信が演じており、今作は2人によるW主演作となっています。 松本まりかはこの作品に、夕月ゆかり役で出演。圧倒的な色気を醸し出す美人医師で、専門は産婦人科と小児科、自称20代の毒舌女子を好演しました。

16.『ダイイング・アイ』

『ダイイング・アイ』は東野圭吾原作の同名推理小説を、2019年3月にWOWOWの連続ドラマW枠でドラマ化した作品です。 西麻布のバーでバーテンダーを務める主人公・雨村慎介は、ある夜ひとりの男に襲われ、記憶の一部を失ってしまいます。やがて自分が1年半前に交通事故である女性を死なせてしまったこと、自分を襲ったあとで自殺したその男が、被害者女性の夫だったことを知る慎介。周囲の人たちから「嫌なことは思い出さないほうがいい」と忠告された慎介は、事故の真相に疑問を持ち始めます。 そんな中、店に復帰した雨の夜。どこか浮世離れした美貌と強い視線を持つ喪服姿の美女・瑠璃子が、慎介の前に現れます。そしてその時から、深淵な迷宮に足を踏み入れることになる慎介。慎介の前から突如姿を消してしまった恋人・村上成美、店のママ・小野千都子、慎介にバーテンダーのノウハウを叩きこんだ人生の師・江島光一らの、誰が嘘をつき、またそれは誰を陥れるためのものなのか?そして瑠璃子は、いったい何者なのか……? 主人公・雨村慎介を演じたのは、三浦春馬。そしてその妖艶さと強い目力で慎介を翻弄する美女・瑠璃子を、高橋メアリージュンが怪演しています。 松本まりかはこの作品に、慎介と同棲中の恋人・村上成美役で出演。とある秘密を抱え、慎介の前から突然姿を消してしまうという役どころを演じました。

近年目覚ましい活躍を見せ、ブレイク必至の実力派女優・松本まりか。次回作ではどんな“女性”を演じて私たちを楽しませてくれるでしょう?とても楽しみですね。