2019年6月15日更新

柳楽優弥出演連続ドラマ一覧!シリアスもコメディもいける演技派!

柳楽優弥
(C)2019「夜明け」製作委員会

俳優デビュー作となった映画『誰も知らない』で一世を風靡した少年時代を経て、今ではどんな役柄もその演技力で巧みに演じ分けるベテラン俳優へと成長を遂げた柳楽優弥。ここではそんな柳楽が過去に出演した名作ドラマの数々を振り返るとともに、彼が歩んできた俳優としての軌跡を辿っていくことにしましょう。

再ブレイクを果たした柳楽優弥の出演ドラマを紹介!

柳楽優弥は1990年3月26日生まれ、東京都出身の俳優です。血液型はA型。 初めて受けたオーディションで、独特の存在感が鬼才・是枝裕和の目に留まり、映画『誰も知らない』の主演に大抜擢。2004年に同作が公開されると、その年の映画祭で新人賞を総なめにしたほか、カンヌ国際映画祭では当時14歳で史上最年少かつ日本人としては初めて男優賞を受賞するという快挙を成し遂げ、一躍その名を知られるようになります。 2016年には主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』で、キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞などを獲得。前述の『誰も知らない』以来、12年ぶりに俳優賞に輝きました。 2010年に、女優でモデルの豊田エリーと結婚。私生活も充実しており、ますます今後の活躍が期待される実力派俳優の一人です。

1.『クニミツの政』

『クニミツの政』は2003年に、フジテレビ系列で放送された作品です。安童夕馬原作・朝基まさし作画の同名コミックが原案となっています。 蕎麦屋の息子として生を受けた生粋の江戸っ子・武藤国光は、腐りきった世の中に憤りを感じ、日本という国を変えるべく、選挙に落選したばかりの坂上竜馬の秘書になろうと決意します。これはそんな熱い思いを胸に立ち上がった国光が、ひょんなことから小学校の先生として働き、やがて地方自治に取り組むところから日本を変えていこうとする過程を描いた、痛快世直しドラマです。 主人公・武藤国光を演じたのは、押尾学。自分が日本という国を変えるんだという強い信念を持つ、熱い男を好演しました。 柳楽優弥はこの作品で、国光が勤務する小学校の6年生・坂上晋作を演じています。

2.『電池が切れるまで』

『電池が切れるまで』は2004年に、テレビ朝日系列で放送された作品です。5年半にも及ぶ闘病生活の末に11歳という若さでその生涯を終えた少女が、亡くなる4か月前に書き残した「命」という詩をベースに書かれた「電池が切れるまでー子ども病院からのメッセージー」(角川書店)が今作の原案となっています。 長野県安曇野市にある小児専門病院を舞台に、闘病生活を送りながら院内学級で学ぶ子供たちと教師、医師・看護師たちの人間関係を描く物語。院内学級で働く教師・川田さとりを主人公に、院内学級の存在に異議を唱える医師や、院内学級の設立に尽力したさとりの恩師などとの関係が、さとりや彼女を慕う子供たちの日常に絡めて描かれています。 主人公・川田さとりを演じたのは、財前直見。病と闘いながら学ぶ子供たちの姿に衝撃を受け、自分に出来ることを模索していくという役どころを演じています。 柳楽優弥はこの作品で、院内学級の生徒・高野大地を演じました。

3.『TOKYO23〜サバイバルシティ』

『TOKYO23〜サバイバルシティ』は、嵐田武原作・橋本エイジ作画による漫画「TOKYO23」をドラマ化し、WOWOWで放送された作品です。 格闘家を志すニート・新井ノボルと、鬱々とした日々を送る引きこもり少年・古守ダンのもとに、ある日1つの腕輪が届きます。それは、賞金1億円をかけた“クロスゲーム”への招待状でした。半信半疑のまま、ゲームへの参加を決めるふたり。 舞台は東京23区、参加人数不明。1時間ごとに指定の区内で参加者同士が腕輪をクロスさせていき、腕輪が最後まで外れなかった人間には、1億円が賞金として与えられる……というルールの元、ゲームがスタートします。 しかしノボルとダンは、腕輪が外れた参加者たちの不可解な死を目の当たりにし、衝撃を受けます。果たして彼らが疾走する先に、未来はあるのでしょうか……? 柳楽優弥は主人公・新井ノボルを演じ、主演を務めました。また古守ダンを本郷奏多が演じており、今作は2人によるW主演作となっています。

4.『LADY〜最後の犯罪プロファイル〜』

『LADY〜最後の犯罪プロファイル〜』は2011年に、TBS系列で放送された作品です。 警視庁捜査一課に新設された犯罪行動分析室(通称:CPS)を舞台に、犯罪の痕跡から犯罪者の心理や行動を読み解くことで犯人像を特定する“犯罪プロファイリング”という方法を駆使し、捜査一課の刑事たちでさえ頭を抱える難事件を解決に導いていく、プロファイラーたちの活躍を描く物語。アメリカのFBIアカデミーで犯罪プロファイリングの技術を学んだ新人プロファイラー・香月翔子を主人公に据え、彼女の視点で物語は展開されていきます。 主人公・香月翔子を演じたのは、北川景子。またEpisode1のゲストとしてDAIGOが出演しており、今作は後に結婚することになるDAIGOと北川の初共演作としても知られている作品です。 柳楽優弥は今作のEpisode4とEpisode5に出演し、殺人を犯して東京拘置所に収監されている死刑囚・巽聡史を演じました。

5.『アオイホノオ』

『アオイホノオ』は同名の人気コミックを、2014年にテレビ東京系列でドラマ化した作品です。「勇者ヨシヒコ」シリーズを手掛けた鬼才・福田雄一が、監督と脚本を担当しています。 コミックの原作者・島本和彦の学生時代をベースに描く物語で、舞台となるのは1980年代初頭の大阪芸術大学。実在する漫画家・アニメーター・映像作家などのクリエイターたちがまだ“何者でもなかった時代”のエピソードを、自らもクリエイターをを夢見る主人公・焔モユルの視点で描く、実話をもとにしたフィクションです。 柳楽優弥は主人公・焔モユルを演じ、主演を務めました。また、後に「新世紀エヴァンゲリオン」などを制作する庵野ヒデアキ・山賀ヒロユキ・赤井タカミらが実名で出演しています。

6.『まっしろ』

『まっしろ』は2015年に、TBS系列で放送された作品です。 舞台は、芸能界・政財界・文化人らが治療のために訪れるセレブ病院・東王病院。そのナースステーションは、その人間関係の複雑さから“白い大奥”とも呼ばれる閉ざされた女の世界で、看護師たちは職分に従って格付けされ、それに応じた数の真珠をナース帽に付けていました。 玉の輿を夢見てこの病院にやって来た主人公・有村朱里は、早速その洗礼を受け、“無印(むじるし)”と格付けされてしまいます。これは朱里と、同じように無印を付けられた松岡菜々と和田木綿子の3人の看護師たちの奮闘を描く、青春群像劇です。 主人公・有村朱里を演じたのは、堀北真希。また朱里と共に無印の烙印を押された看護師・松岡菜々を志田未来、和田木綿子を高梨臨が演じているほか、彼女たちを束ねる看護師長・田野島心(たのしま・しずか)を木村多江が演じています。 柳楽優弥はこの作品に、仲野孝太郎役で出演。東王病院で働くアメリカ帰りのスーパードクターで、朱里とは口喧嘩をしながらもお互い意識し合っていくという役どころです。

7.『まれ』

『まれ』は2015年度の上半期に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。 夢を追う父・徹の事業失敗によって東京から能登半島の外浦村に移り住んだ主人公・津村希(つむらまれ)が、徹の影響で“夢見ること”を嫌悪していた少女時代を経て、能登の大自然の豊かさやそこに暮らす人たちの温かさに触れたことで、少女時代に抱いていた“世界一のパティシエになる”という夢を思い出し、その実現を目指し努力していく中で成長していく姿を描く物語です。 主人公・津村希を土屋太鳳が演じたほか、希の父・徹を大泉洋、母・藍子を常盤貴子が演じたことでも話題を集めました。 柳楽優弥は池畑大輔役で、第42話より出演。希がパティシエの修行をする横浜のケーキ店「マ・シェリ・シュ・シュ」の店主・池畑大悟(演:小日向文世)の息子で、希に一目惚れし一時期恋人として交際をするという役どころを演じています。

8.『ゆとりですがなにか』

『ゆとりですがなにか』は2016年に、日本テレビ系列で放送された作品です。『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『あまちゃん』などを手掛けた、宮藤官九郎が脚本を担当しています。 “完全週休二日制・授業内容の見直しと時間数の削減・絶対評価の導入”などといった、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代をさす言葉「ゆとり世代」。今作はそんなゆとり世代真っただ中のアラサー男子3人が、それぞれに悩みや葛藤を抱えながらも、世間の荒波に立ち向かっていく姿を描く物語です。 系列の居酒屋への出向を命じられた食品メーカー勤務の29歳・坂間正和は、自分よりさらに下のゆとり世代に振り回された挙句、同期入社の恋人との関係も微妙に。そんな正和と出会って意気投合したのが、正和と同じ29歳にして未だ童貞の小学校教師・山路一豊と、同じく29歳で東大合格を目指しながら風俗店の呼び込みとして働く妻子持ちの青年・道上まりぶ。3人は酒を酌み交わしながら、それぞれの悩みを打ち明け合う仲になるのですが……。 主人公・坂間正和を演じたのは、岡田将生。そして、正和と共感し合う関係となる2人のうちの1人・道上まりぶを演じたのが柳楽優弥です。また同じく正和と意気投合する山路一豊を松坂桃李が演じています。

9.『お母さん、娘をやめていいですか?』

『お母さん、娘をやめていいですか?』は2017年に、NHK総合テレビで放送された作品です。 25歳の娘・早瀬美月と50歳の母・早瀬顕子は、まるで恋人同士のように仲の良い母娘。美月の父で顕子の夫・浩司はそんなふたりの関係を気にかけながらも、今一歩踏み込むことが出来ずにいました。そんなある日、美月と顕子は新築中の早瀬家を担当することになったハウスメーカーの工事部主任・松島太一と知り合い、親しくなります。 松島を気に入った顕子は彼に美月と付き合うよう、背中を押します。しかし美月は松島と付き合っていく中で、自分が今まで母親の顔色を窺いながら生きてきたことを自覚し、徐々に顕子と距離を置くようになります。そのことを敏感に察知し、動揺を隠せずに暴走していく顕子。これはひとりの男との出会いによって徐々に崩壊していく母娘の絆を描く物語です。 主人公・早瀬美月を演じたのは、波瑠。松島と出会い彼を好きになったことで、母親と自分の関係を見つめ直し、その呪縛から逃れようと必死にもがくという役どころを演じました。またふたりの関係を気にかけながらもどうすることも出来ない仕事人間の父・早瀬浩司を寺脇康文が演じているほか、愛する娘が変わっていくことを受け入れられずに暴走し束縛してしまう母・早瀬顕子を斉藤由貴が怪演しています。 柳楽優弥はこの作品に、松島太一役で出演。恋人となった美月と顕子の関係をいち早く察知し、彼女を何とか母親から解き放ってあげようとするキーパーソンを好演しました。

10.『おんな城主 直虎』

『おんな城主 直虎』は2017年に放送された、NHK大河ドラマです。 戦のたびに当主を亡くし、後継者となる男子が次々に命を落としてしまった遠江の井伊家。お家断絶の危機にさらされる中、立ち上がったひとりの“おんな”がいました。彼女の名前は、井伊直虎。勇ましい男の名前で家督を継いだ直虎は、幼き日に別れた許嫁への一途な愛と忘れえぬ大切な約束を胸に、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎ・虎松(後の井伊直政)を守り育て、その後の発展の礎を立派に築きました。これはそんな直虎の苦難に満ちた生涯を、1年に渡り壮大なスケールで描いた歴史絵巻です。 主人公・井伊直虎を演じたのは、柴咲コウ。一途な愛と強い意志を心に秘めた芯の強い女性を演じ、その演技力が高く評価されました。 柳楽優弥はこの作品で、史実には登場しないオリジナルキャラクター・龍雲丸役で出演。龍雲党という盗賊団の頭で、直虎を「尼小僧様」と慕い、様々な知恵を授けるなどして陰ながら支えていくという役どころを演じています。

11.『フランケンシュタインの恋』

『フランケンシュタインの恋』は2017年に、日本テレビ系列で放送された作品です。 遡ること120年前、「自らの手で“命”を自由に生み出したい」という強い思いに捕らわれた、ひとりの医学博士がいました。彼は研究の末に、死者に命を与え蘇らせることに成功しますが、しかしそれによって生み出されたのは、とんでもない“怪物”だったのです。そして現在……。 怪物は100年以上もの間、人間から身を隠し、人知れず生き続けていました。しかしそんな怪物が人間の女性と出会い、恋に落ちます。これは不老不死の怪物が人間の女の子を愛したことで、恋を知り、友情を知り、人間の世界を体感していく、ファンタジックラブストーリーです。 主人公・“怪物”こと深志研を演じたのは、綾野剛。怪物でありながら心は人間に近く、限りなく優しいという役どころを演じています。そしてそんな彼と恋に落ちるヒロイン・津軽継実を演じたのは、二階堂ふみ。そんなふたりの間に芽生えた恋の行方が、この物語の大きな軸となっています。 柳楽優弥はこの作品に、稲庭聖哉役で出演。怪物と友情を育む一方で、継実に思いを寄せているため嫉妬心に苦しむという役どころを好演しています。

コミカルな役もシリアスな役も、どちらもいける実力派俳優・柳楽優弥。次回作での登場が期待されますね。柳楽が俳優としてどのように飛躍していくのか、今後も注目していきましょう。