宮沢氷魚出演ドラマ・映画一覧 【『偽装不倫』『his』でブレイクなるか】
宮沢氷魚のドラマ・映画一覧【超エリートなプロフィールから紹介】
宮沢氷魚(みやざわ・ひお)は1994年4月24日にアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで生まれ、東京都で育ちました。父は元「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史、母はハーフタレントの光岡ディオンという、クォーターの二世俳優です。 父のライブを見て芸能界入りを決意、アメリカ留学中に芸能事務所「レプロエンタテインメント」へ履歴書を送り、2015年6月から同社に所属。同年に第30回「MEN'S NON-NO」専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能活動が本格化します。同時に母の母校・国際基督教大学へ編入し、2017年に同校を卒業、念願の俳優デビューも果たしました。 この記事では、芸能界のサラブレッドにして頭脳明晰、スポーツも万能!超エリート街道をひた走る宮沢氷魚の出演ドラマ・映画一覧を紹介します。
2019年/2020年の出演作【主演映画決定】
1.ドラマ『偽装不倫』(2019年)
ドラマ『偽装不倫』は、『東京タラレバ娘』などの東村アキコによる同名漫画を、主演の杏、仲間由紀恵や谷原章介らを迎え実写化した作品。 主人公・濱鐘子は32歳の独身、彼氏なしで実家暮らしの「おひとり様女子」です。鐘子が心機一転のための一人旅中、7歳年下のカメラマン・伴野丈(ばんの・じょう)と出会い、既婚者だと嘘を付き不倫関係になることから始まる純愛が描かれます。 宮沢氷魚は原作の韓国人青年・ジョバンヒにあたる役で、鐘子に不倫を持ちかける丈役に抜擢され、同じ二世俳優の杏の相手役を務めることに!丈は一見好青年ですが、不倫に誘った理由や隠し続けていたとある秘密など、謎めいた部分を見事に演じ切りました。 ちなみに、原作者の東村はSNSで「塩顔イケメン令和代表」と絶賛しています。
2.映画『his』(2020年)
宮沢氷魚が映画初主演を務める、2020年1月24日公開の今泉力哉監督最新作『his』。2019年4月には、草川直弥と倉悠貴の共演でドラマ版が放送されました。 映画版の舞台となるのは、ドラマ版から13年後。ゲイであることを隠すため、田舎から上京してきた井川迅と、その恋人だった日比野渚のその後が明かされます。同性カップルの葛藤、性別を超え人を愛し、愛されることを問うストーリーです。宮沢の相手役となる渚役に、月9ドラマ『監察医 朝顔』の藤原季節が決定しています。 宮沢は幼少期からLGBTQの人びとと交流があったことに触れつつ、「LGBTQへの認識や理解は常識だと勝手に思っていましたが、日本ではまだまだそんなことはなく、何もできない自分にむずむずしていました」と、公式サイト上で思いを語りました。
出演ドラマ一覧【「偽装不倫」以前にも様々な作品に出演】
1.『コウノドリ』Season2(2017年)
鈴ノ木ユウの同名漫画を、綾野剛の主演でドラマ化した「コウノドリ」シリーズ。星野源や吉田羊、坂口健太郎、大森南朋など、実力派キャストが集結しました。 主人公の産婦人科医・鴻鳥サクラとその同僚、患者と家族たちの姿を通して、現代日本の妊娠や出産に関する問題を問う作品です。宮沢氷魚はSeason2から出演し、赤西産婦人科医院院長の息子で、聖ペルソナ総合医療センターの研修医・赤西吾郎を演じました。 赤西は親から産婦人科になることを強いられており、当初はどこか適当で無気力なのですが、鴻鳥との関わりの中で成長していく役どころ。次第に印象も一転、好青年になっていき、宮沢のフレッシュな演技が重厚なドラマの清涼剤になっていました。
2.『トドメの接吻』(2018年)
山崎賢人が主演を務めたオリジナルドラマ『トドメの接吻(キス)』。共演には門脇麦、新田真剣佑、新木優子など若手注目株のキャストが揃いました。 クズなNo.1ホスト・堂島旺太郎が、「キスで殺す女」こと宰子の力でタイムリープを繰り返す、金と権力にまみれた異色のラブストーリー。宮沢氷魚演じる布袋道成は、ホテル王「並樹グループ」顧問弁護士の息子で、グループの御曹司・尊氏の信者の役どころでした。 布袋の尊氏への憧れは異常で、彼の障害となるものを排除するためなら罪を犯すことも厭わない、あまりに一途すぎるキャラクターです。宮沢にとっては初めての役柄でしたが、鬼気迫る演技で挑み、役者として新境地を開拓したと言えるでしょう。
3.『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2019年)
ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』は、青木琴美の大ヒット漫画『僕は妹に恋をする』のスピンオフにして、2009年に映画化もされた人気作です。 幼くして心臓病を患い、20歳まで生きられない運命を背負う垣野内逞と、彼の主治医の娘・種田繭の切ない純愛を描くラブストーリー。逞は繭への想いを忘れるため全寮制の高校へ進学、繭も逞を追って同じ学校へ入学しますが、生徒会長の鈴谷昂も繭に恋心を抱くのです。 宮沢氷魚演じる昂は、脳出血により脳死判定を受け、ドナーカードに心臓のみ提供する意志を表示していたことから、逞と繭に大きな変化をもたらします。繭のことを姫と呼ぶ、女子生徒から大人気の俺様キャラであり、メンノンモデルにピッタリのイケメン役でした。
4.『賭ケグルイ』Season2(2019年)
河本ほむら原作、尚村透作画による同名人気漫画を、浜辺美波主演で実写化した「賭ケグルイ」シリーズのSeason2にも出演しています。 頭脳でもスポーツでもない、ギャンブルの強さが生徒の階級を決める「私立百花王学園」を舞台に、最強ギャンブラー・蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)の活躍を描く本作。宮沢氷魚演じる3年生・村雨天音は、劇場版オリジナルキャラクターとして発表され、公開前にドラマで初登場しました。 村雨は“非ギャンブル”&“不服従”を謳う反生徒会組織「ヴィレッジ」のリーダー。学園に君臨する生徒会長・桃喰綺羅莉(ももばみ・きらり)に勝利した経験を持つ、伝説のギャンブラーです。右頬には特殊メイクによる大きな傷痕があり、陰のある過去を予感させました。
出演映画一覧【今後の活躍に期待!】
1.『映画 賭ケグルイ』(2019年)
2019年5月に公開された、ドラマ「賭ケグルイ」の劇場版『映画 賭ケグルイ』。原作はシリーズ累計500万部超を発行、アニメ&実写ドラマ化もされ、大型メディアミックス作品に発展しました。 映画では生徒会がヴィレッジの解体と夢子の破滅を狙い、全校生徒を巻き込んだ「生徒代表指名選挙」の開催を宣言し、決死のギャンブル・イベントが展開。実力者でありながら、ギャンブルが全てを決める学園の制度に異を唱える村雨は、ミステリアスかつ異質な存在でした。 顔芸レベルで表情豊かなキャラたちの中、村雨はクールで真意の読めない役どころですが、誰より仲間思いな一面を持ちます。そんな内面の部分を意識して演じたという宮沢の繊細な演技と、池田エライザ演じる生徒会長・綺羅莉との対決に注目です!
親の七光りとは言わせない!宮沢氷魚のマルチっぷりがすごすぎる!!
今回は、宮沢氷魚の出演ドラマ・映画の一覽を紹介してきました。デビュー数年の若手ながら、ほとんどがレギュラー級の役ばかりで、彼の演技力の高さが伺えます。 イケメンたちを世に送り出したメンノンモデルとして活動する傍ら、本場で鍛えた英語力を生かして語学番組にも出演するなど、マルチな才能を発揮。2018年上演の『BOAT』では、初舞台にして初主演を務め上げ、宮沢の確かな演技力に称賛が集まっています。 公開済み映画の出演作は「賭ケグルイ」のみでしたが、2020年に初主演映画となる『his』の公開も決定し、大ブレイク間近かもしれません!