2023年7月31日更新

天海祐希主演ドラマ「トップナイフ」毎週のネタバレあらすじ&キャスト一覧

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ドラマ「トップナイフ」2020年1月放送開始!天海祐希が脳外科医役に初挑戦

天海祐希主演のドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』が2020年1月から日本テレビ系にて土曜よる10時に放送されます。 原作は、ドラマで脚本を務める林宏司が2019年12月に発売する小説「トップナイフ」。林は「コード・ブルー」シリーズや「医龍」シリーズを手掛けており、本格医療ドラマとして期待が高まります。 そんな本作について、この記事ではあらすじやキャストなど最新情報を紹介します。

【ネタバレなし】天才医師たちの群像劇、本作のあらすじを紹介

「トップナイフ」は外科医の中でも一握りの「手術の天才」が集う病院の脳神経外科が舞台。患者を救うために私生活を犠牲にする天才たちのドラマです。手術は成功して当たり前という最高の医師「トップナイフ」たちが登場し、脳動脈瘤のスペシャリストと言われる主人公・深山瑤子(みやま ようこ)を天海が演じます。 深山は脳外科医をまとめる管理職であり、自身の実力一つで患者の人生が変わることを理解し患者の命を第一に考えています。そんな深山を含めた天才もそれぞれ悩みを抱えており、個性派揃いの医師たちによる群像劇が描かれます。

主演キャストは天海祐希

深山瑤子(みやま ようこ)/天海祐希

本作の主人公・深山瑤子を演じるのは1967年8月8日生まれの天海祐希。2019年の映画『最高の人生の見つけ方』では、吉永小百合とダブル主演を務めました。 深山は脳外科医の責任と重要性を自覚して脳外科を取り仕切る「女帝」でありながらも、その裏では家族を捨てた罪悪感を抱いているというキャラクターです。

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黒岩健吾(くろいわ けんご)/椎名桔平

「世界のクロイワ」と呼ばれ、マスコミにも度々取り上げられる脳腫瘍のスペシャリスト。スター外科医を気取った自分第一主義で、仕事で人命を救っている分、自分優先の私生活を送っています。

小机幸子(こづくえ さちこ)/広瀬アリス

常にトップを走る天才で、最も偏差値が高いという理由で脳神経外科の道に進みました。しかし実技はイマイチと噂されている研修医ですが、本人は自覚なし。実は26歳ながら恋愛経験がなく、この年齢にして初恋を味わうこととなります。果たしてそのお相手は……?

西郡琢磨(にしごおり たくま)/永山絢斗

外科もカテーテルもこなす二刀流で、自称「天才」。しかし自信は表面上のもので、内面はコンプレックスの塊な孤高の医師です。そんな彼が同僚や患者に心を開くことはあるのでしょうか。

来島達也(きじま たつや)/古川雄大

病院近くのBAR「カサブランカ」のオーナー。女性を口説くことしか考えていない軽い男ですが、来島の醸し出す雰囲気と話術で、医師たちは仕事とは違った一面を見せることとなります。

今出川孝雄(いまでがわ たかお)/三浦友和

医者としては平凡ですが、人を見抜く能力に長けています。場を和ませるようとおしゃべりになってしまい、人の言われたくないことまで言い当ててしまうのがたまに傷。実は天才たちを集めたのは今出川で、それにはとある秘密があり……?

【1話から最終話まで】毎週のネタバレあらすじ

1話:手術を拒否する理由は?トップ医師たちが集結!

東都総合病院で「女帝」と呼ばれる脳神経外科医の深山(天海祐希)は、早朝から部長の今出川(三浦友和)に電話で、新しく赴任する3人の医師をとりまとめることを聞かされて腹を立てます。その1人である医師の幸子(広瀬アリス)は、いきなりドクターヘリで運ばれた患者の対応にうろたえていました。それを見た深山はさらに腹を立てたのでした。 同じく新しく赴任した「世界のクロイワ」と呼ばれる名医・黒岩(椎名桔平)は、脳腫瘍患者のオペを控えていました。しかし、患者の妻であるみどり(堀内敬子)は他の医師に変えてほしいとお願いし、深山は自分が担当すると申し出ます。いざ手術が始まろうとすると、みどりはなんと手術自体を辞めてほしいと言い出すのでした。

深山が理由を聞くと、夫は8年前お金を稼ぐようになってから人格が変わり、離婚を考えていたとのこと。夫が女と旅行に行った際に息子が殴り、その治療で脳腫瘍が発覚。その頃から夫の性格は穏やかになり、みどりは手術をしたらまた元に戻るのではと不安に感じていたのでした。しかし、逆に深山は脳腫瘍のせいで8年前から性格が変わったのでは?と説明します。 一方幸子が問題なしと診断した女性患者は、待合室で手がしびれると訴えます。たまたま通りがかった黒岩が診断すると、検査する前に手術をすると言い出します。 再び彼の脳腫瘍の手術をすることになった深山は、腫瘍ではなくその正体がタマゴだったことに気づきます。ベトナム旅行でサナダムシが中枢神経に入り込んだのがその原因だったのです。複雑に思うみどりに深山は、大病をしたことで人生観が変わる人もいると伝えたのでした。 黒岩は女性の手術を成功させます。直感のとおり血栓が出来ており、女性の命は危ないところでした。一方みどりは、「ただいま」と手を差し伸べ笑顔を見せる夫に安心していました。 脳神経外科の面々はバー「カサブランカ」で歓迎会を開きます。深山は黒岩に「脳腫瘍じゃないこと分かってたの?」と問い詰め、黒岩は分かっていたと答えたのでした。

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2話:脳外の医師がストーカー?10年来の顔の痛みの原因は?

幸子(広瀬アリス)は黒岩(椎名桔平)の手術中に邪魔をしてしまい、黒岩は女は脳外に向いていないと発言し、深山(天海祐希)はそれを非難します。 そこに急患で和子(濱田マリ)が運ばれ、幸子や黒岩と同時期に病院に赴任した西郡(永山絢斗)が担当します。自殺未遂をした和子を見て、難しいオペをしたがる西郡。深山に任せて立ち去ろうとしますが、一旦引き受けたのなら責任を持つよう深山に指摘されます。 1年前に事故で脳挫傷を負い、頭痛が続いている牧羽(松本若菜)という女性が外来にやって来ます。すると脳外のドクターに付きまとわれていると深山に相談する牧羽。写真を見せると牧羽は黒岩を指さしたのです。 黒岩は心当たりのある女性に電話をかけますが牧羽とは別人。牧羽に詳しい検査を提案する深山は、もう一度脳外のドクターの写真を見せると、今度は西郡を指さします。西郡も心当たりの女性に電話をしますが、やはり牧羽ではありませんでした。

和子は10年間顔の三叉神経痛に悩んでおり、西郡は詳しく検査し、脳腫瘍の手術を提案します。深山は牧羽が事故でフレゴリ妄想を起こし、顔の認識が混乱していることを突き止めました。 牧羽は妻子ある男性に恋をしている中事故に遭い、黒岩や西郡がその男性に見えてしまったのです。その頃西郡は和子の手術をし行いますが、途中で手が震え出し、深山が交代。手術の結果、和子の痛みは消え、深山は和子に自分の化粧ポーチを貸します。和子は10年ぶりに化粧をし、喜ぶのでした。 牧羽の手術も終わり、黒岩を恋する相手と勘違いしている牧羽は黒岩の手を握ったまま眠りにつきます。 黒岩が帰宅しようとすると外に女性が待っていました。そしてベンチに座る男の子を「あんたの子だから」と言われ、驚きます。 帰宅した深山の元にも、家の外でまみ(桜田ひより)という女子高生が立っていたのです。

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3話:関西弁しか話せない患者と自分が死んでいると思い込む患者

幸子(広瀬アリス)は行きつけのバーの来島(古川雄大)が気になり始め、勉強が手につきません。深山(天海祐希)は娘の真実(桜田ひより)が突然家に住み着くことになり、落ち着かない様子でした。そして黒岩(椎名桔平)も息子と言われた小学生の保(嶺岸煌桜)を預かることになり、戸惑いを隠せません。 深山と黒岩の事情を知った部長の今出川(三浦友和)は子供がいるならシフトを変えようと提案しますが、2人は「結構です」と仕事を優先させます。 そんな中、黒岩は頭を打ってから関西弁しか話せなくなったという赤坂(金井勇太)を担当し、外国語用アクセント症候群と診断します。 その頃、深山が殺人容疑で警察に連行されかけます。実は神戸(池田成志)という、以前くも膜下出血で彼女に緊急手術を施された男が勝手に深山を通報していたのです。神戸はコタール症候群という精神障害に陥っており、自分はもう死んでいて、深山に殺されたと思っていました。 院内を歩いていた神戸は「もう死んでいるから」と、突然2階から飛び降ります。一命は取り止めますが、自分を死んでいると思い込んでいるため、何をしても怖くない状態に。 一方赤坂は恋人へのプロポーズの練習に励みますが、関西弁しか話せず悪戦苦闘。お見舞いにやってきた恋人に思い切ってプロポーズをしますが、答えを聞く前に喉を抑え倒れてしまいます。甲状腺クリーゼと気づき緊急オペをする深山。その頃神戸は病室からいなくなっていました。

必死に探す黒岩は、お手伝いさんが高熱のため仕方なく連れて来ていた保と神戸がお笑い動画を見て笑っているところを見つけます。神戸は娘とも会い少しずつ生きていく意味を実感し始めていました。 一方赤坂は意識を取り戻し、恋人からプロポーズのOKの返事をもらいます。その頃70代の女性が緊急搬送され、顔を見た西郡(永山絢斗)は驚きを隠せませんでした。

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4話:母親の手術をミス!?記憶が3分しか持たない男性を狙うのは?

運ばれてきた70代の女性の身元がわからず、深山(天海祐希)は困っていました。すると西郡(永山絢斗)の妹、千春(三浦透子)が現れ、その女性は自分の母親、つまり西郡の母親の喜和子(中尾ミエ)であることが判明します。 喜和子は心臓外科の第一人者で2年前に脳腫瘍が発覚。西郡が執刀したものの、記憶障害が残っていました。 一方内田(綾田俊樹)という60代の男性が入院します。内田は記憶が3分しかもたず、自分がまだ33歳だと思っていました。幼馴染の山口(本多博太郎)が心配してなんとか入院させ、内田はコルサコフ症候群だと診断されました。 その頃喜和子は逆行性健忘でリハビリしか方法がなく、残った腫瘍を取るのは難しいと判断されます。しかし黒岩(椎名桔平)は自分なら取れると西郡の前で豪語し、手術ミスを指摘。 病室で内田に昔のことをしつこく尋ねる山口ですが、記憶が途切れてしまい、すぐに違う話になってしまいます。その様子を見た今出川(三浦友和)は、深山に内田を注意深く見守るよう伝えました。

2人の姿が見えなくなり、病院中を探す深山。内田を連れて外に出ていた山口は「はっきりさせよう」と言います。昔内田が投資会社で長野の旅館を潰し、山口の父親が自殺していたことを話し始めました。そして山口が包丁を出そうとした瞬間、深山が止めに入ります。 内田が記憶をなくしているのかを確認してから復讐しようとしていた山口。深山は記憶はなくても内田は山口のことが大好きだと伝えると、一緒にりんごを剥いて食べるのでした。 一方西郡は黒岩に頭を下げ、喜和子のオペを依頼します。手術は無事に成功し、喜和子は記憶を取り戻しました。しかし西郡を見た瞬間、「あんた才能ないね」と言い出したのです。

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5話:脳腫瘍で才能が開花!西郡は自信をなくし……

ピアニストの景浦(柿澤勇人)が耳の聞こえが悪いと来院します。巨大な聴神経腫瘍が見つかり、景浦の顔には麻痺も表れていました。今出川(三浦友和)はあえて自信のなくしている西郡(永山絢斗)を執刀医に任命するのでした。 西郡がオペの練習を繰り返していると、麻理恵(大西礼芳)という患者に話しかけられます。麻理恵はベランダから落ちて搬送されてきましたが、話しているうちに自殺未遂だったとわかりました。麻理恵は景浦と同じ音大出身で、自分の才能のなさに自信をなくしていたのでした。 麻理恵は西郡と話すことで徐々に自信を取り戻し、久しぶりに作曲に挑戦するなど前向きになっていました。 一方、喜和子は今出川に西郡がトップになる才能はあるのかと確認。今出川の「努力次第だが西郡は逃げない」という言葉を西郡は聞いていました。 そして麻理恵の検査結果を確認すると脳腫瘍を発見。麻理恵は作曲した曲をレコード会社に売り込んでいるところで、今は手術ができないと反対します。西郡は熱意に負けて放射線治療を選択しますが、深山(天海祐希)はオペをしろと告げました。

景浦は聴神経がなくなるよりも、顔面神経がなくなるのが怖いと打ち明けます。景浦はピアニストよりもタレントとしての活動しかないと自分を諦めていました。景浦のオペは西郡が完璧に成功させ、全ての神経を温存することができたのです。 しかしその後、景浦のマネージャーが倒れて搬送されます。4本あるはずの血管が1本しかなく、動脈瘤ができていました。すぐに西郡はオペをしますが多量の出血を起こし、黒岩(椎名桔平)が登場することでなんとかオペを成功させたのでした。 自信をなくした西郡のもとに、今度は麻理恵が搬送されます。深山はもうオペしかないと言い、手術を進める西郡。麻理恵は脳腫瘍で一時的にサヴァン症候群になっており、バイト先で流れていた曲を自分で作曲したかのように弾いていただけでした。 手術をすればサヴァン症候群もなくなると伝えると、麻理恵はこれからどうすればいいのかと泣き崩れます。そのまま西郡は喜和子の元に向かい、「自分は平凡な医者で喜和子とは違う」と告げました。 一方で、黒岩は預かっていた保(嶺岸煌桜)と自分のDNA鑑定の結果、本物の親子だとわかり驚愕するのでした。

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6話:深山への復讐を企て、ドッペルゲンガーに悩む患者

看護師の間で医師が1人リストラされるという噂が広がる中、内科医師であると言う大澤(山本浩司)が診察を受けに来ます。大澤は以前この病院の脳外で働いており、深山(天海祐希)にクビにされたと言って、彼女を恨んでいました。そして大澤はそれ以降幻を見るようになったと言うのです。 一方、事故で腕を切断した患者の原田(笠松将)は、幻肢痛に悩まされていました。 西郡(永山絢斗)は大澤が深山に脳外は無理だと言われ際、彼が窓から飛び降りたことを知り驚きます。 深山のデスクで何やら怪しい動きをしていた大澤の元に、もう1人の大澤が現れ深山を殺すよう迫ります。 その頃、自殺を図って運ばれた木元(吉田美佳子)は自分の足を切り落としたいと西郡に訴えます。 黒岩(椎名桔平)は原田の幻肢痛に対して何かしようと考え、自分が子どもを押し付けられていることについて相談をします。 自分がボールを取れなかったせいで甲子園に出られなかったことが、腕がなくなったことより頭に残っていると告白した原田。それを聞いた黒岩は、看護師に何やら頼みごとをするのでした。

深山がエレベーターに乗ると、そこには木元とコーヒーを届けに来ていた来島(古川雄大)が乗っており、そこに大澤も現れます。深山にメスを向け、エレベーターに細工したという大澤。そして突然倒れた木元は、腐らせるためにわざと脚を縛り上げており、コンパートメント症候群に陥っていました。 深山は処置をしたいと大澤に訴え、幸子(広瀬アリス)がエレベーターの上から器具を持ってきます。大澤はそんな中で、深山になぜクビにしたのかを聞き出します。 実は脊髄髄膜瘤の女の子を担当した際に、その子が亡くなってしまい、大澤は精神不安定に陥っていました。それを見た深山は、大澤に脳外科医の認定試験を受けさせないと判断したのでした。木元の処置をしながら、脳外は図太くなければ務まらないと言う深山。 その瞬間エレベーターが開き、大澤も倒れてしまいます。その頃、黒岩に頼まれた高校時代の野球仲間が原田の元を訪ねていました。原田の取れなかったボールはもう取れたと、みんなで涙ながらに当時を振り返るのでした。 大澤の手術も無事に終わり、大澤はドッペルゲンガーに「もういい、よく頑張った」と慰められました。

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7話:顔が分からない!階段から突き落としたのはどっち?

階段から転落して急性硬膜外血腫のオペを受けた祥子(原沙知絵)を、深山(天海祐希)が担当することになります。入れ替わりで知人が面倒を見てくれていた祥子は、突然「顔が分からない」と深山に打ち明けます。相貌失認を引き起こしており、人の顔が認識できず誰が目の前にいるのか分からない状態に陥っていました。 一方で母親の仕事姿を見ようと病院に潜り込んでいた真実(桜田ひより)は、激務をこなす深山を見て感心します。 幸子(広瀬アリス)が担当していた前川(金田明夫)は妻(原日出子)の顔をデッサンしていました。しかし絵には右半分が描かれておらず、動揺する妻に右半分に損傷を負っているため半側空間無視が起こっていると西郡(永山絢斗)は説明しました。 祥子の見舞いに来ていた池谷(木村了)と西川(夙川アトム)は、気まずい雰囲気になっていました。祥子は深山に結婚を迷っていると打ち明けます。彼女は子供ができにくい体のため、浮気されることを懸念していたのでした。 体を動かしたいという祥子を外に連れ出す深山。しかし祥子は階段から落ちたことがフラッシュバックし、誰かに突き落とされたことを思い出します。

犯人がネックレスをつけていたという彼女の話を聞いていた池谷は、すぐに自分のネックレスを外しました。祥子は「私襲われたのかも」と西川にメールし、西川は急いで病院へ。 深山が警察に連絡していると、池谷は祥子を連れ出します。池谷はわざと西川と同じコートを着て面会に訪れており、顔が分からない祥子は彼を西川だと思い込んでいました。間に合った西川が池谷ともみ合いになり、西川は殴られてしまいます。次に祥子に襲い掛かった池谷でしたが、股間を蹴り上げられ、警察に取り押さえられました。 祥子に振り向いてもらえなかった嫉妬から突き落としたと供述した池谷。怪我をした西川と同じ病室で寝る祥子は、彼の大切さを改めて認識したのでした。

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8話:自分の左腕に恋!?複雑な胸中の妻が下す決断とは

前川(金田明夫)にはエイリアンハンドという、左腕が若い女性に見える症状が出ていました。早急な手術が必要でしたが、妻の純子(原日出子)は同意書にサインをしませんでした。 例え幻覚であっても、夫が若い女性に心変わりしていることが許せなかったのです。説得できない幸子は(広瀬アリス)深山(天海祐希)に頼りますが、今出川(三浦友和)は自分で説得するよう命じました。 何度も自宅の留守電に連絡を入れる幸子に、純子は根負けして来院します。しかし前川は左腕の女性、アツコと結婚するとまで言い出し、純子の怒りが再燃。自分に自信を失くす幸子でしたが、今で出川は可能性を感じたから脳外に誘ったのだと励ましました。 一方、息子の母親を探偵に探させていた黒岩(椎名桔平)は、手術後に飲みに行こうとするも、子供が気になり家路につくのでした。

自分の武器は座学だと考えた幸子は過去の論文を読み漁ります。すると耳に水を入れることで一時的に感覚を取り戻したという症例を見つけ、今出川へ相談に向かいます。 今出川から直々に純子を説得したことで、治療に挑むことに。一時的に前川の症状が消えたため、その隙に同意書を取ろうとしますが、1分も持たずに元に戻ってしまいます。 同意書を書いて幸子に渡した純子。幻覚のアツコとは若いころの純子のことだとわかり、若いころの自分に恋をしている夫に複雑な思いを抱いていました。無事手術を終えた夫に、純子は寄り添うのでした。 そして黒岩はアメリカに戻る予定でしたが、このまま日本に残ることを今出川に伝えます。 その頃今出川の妻が転院し、「君たちに治してもらいたい」と深山と西郡(永山絢斗)に話すのでした。

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9話:せん妄は今までの恨み……頭を貫通する鉄筋を刺したのは?

今出川(三浦友和)の妻の里美(有森也実)が転院してきましたが、脳腫瘍を患っている上にせん妄の症状も出ていました。夫のことすらわからなくなっている時もあればいつも通りの時もあり、今出川も対応に苦慮していました。 今出川は辞表を提出し、里美のために黒岩(椎名桔平)たちを呼び寄せたことを認め、部長職の後任を深山(天海祐希)に任せたいと打ち明けたのです。 黒岩は息子の保(嶺岸煌桜)が学校でいじめられているところを目撃し、「男は舐められないようにしろ」とアドバイス。アメリカに再度親子鑑定を依頼していましたが、保が自分の小さいころにそっくりだと思い返していました。 翌日ドクターヘリで搬送されてきた徹(田中奏生)という少年は頭蓋骨に鉄筋が貫通していました。深山は急いで手術を試みるも、出血が止まらず母親の良美(鈴木杏)は動揺を隠せません。 その頃、里美はまた錯乱し暴れ出しました。なんとか彼女が落ち着くと、今出川は妻に家事育児を任せっきりで、才能のなさに気づいてからは彼女に当たり散らしていたと黒岩に告白。せん妄で罵倒するのは今までの恨みだと話す今出川に、黒岩は「それはありえない」とフォローするのでした。

その後、次の男に子供を連れていることを許された保の母親(内田慈)が息子を返して欲しいと黒岩の元に現れます。保は自身の子供ではないと断言された黒岩が確認すると、アメリカの親子鑑定の結果も確率は0%で、以前の鑑定はやらせだったことを知りました。 黒岩は保に「黒岩のツケと言えば行きつけの店で何でも食べられる」と教え、寂しそうに別れを惜しむのでした。 深山がオペの説明をしていると、里美は今出川にも手術に参加して欲しいと言い出します。そうすれば悔いが残らないという里美に、今出川は驚きました。 黒岩が家に帰ると、保が好きだったヒーローのフィギュアが家のあちこちに置かれていることに気づきます。保が家の怖いところに置いておけば守ってくれると話していたことを思い出し、黒岩は涙を流しましいた。 一方で意識が戻った徹は、鉄筋が刺さったのは事故ではなく、母親が自分を殺そうとしたからだと深山に打ち明けたのでした。

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10話(最終回):お母さんは宇宙人?深山は部長に?

里美(有森也実)のオペが始まり、今出川(三浦友和)は側で妻を支えていました。 その頃、深山(天海祐希)は徹(田中奏生)から母親に殺されそうになったと打ち明けられます。話によると、学校に行かないことで揉み合いになり突き落とされたと言うのです。 深山が里美のオペに向かうと、今度は真実(桜田ひより)の現在の母親・薫(堀内敬子)に呼び止められます。真実を返してほしいと言われるも、丁寧にお辞儀をして急いでオペに向かいました。 里見が全身痙攣を起こしてしまい、深山と黒岩(椎名桔平)が手術に合流。2人の処置によって、何とか里美の手術は無事に終わりました。 深山が徹にもう一度話を聞いていると、徹の母親(鈴木杏)が過労で倒れてしまいます。母親からも事故にて話を聞くと、手を振りほどいた反動で落ちてしまったとのことでした。深山はシングルマザーの母親をフォローし、徹のせん妄の検査をします。

徹はお母さんは宇宙人と言い出し始め、脳には異常血管ができていました。深山は真実に今後どうするか自分で決めなさいと話します。夜中に目覚めた徹は母親を襲い、顔の皮を剥がそうとしますが、その後徹は出血し倒れてしまいました。 徹のオペの前に真実が病院に現れ、父親の元に戻ると深山に伝えます。オペも成功し「お母さん」と笑顔を見せる徹に、母親も側にいることを誓ったのでした。 部長職を受けることにした深山は、手術も今まで通りに行うという約束をしました。里美も会話ができるまで回復し、夜に深山の部長就任パーティーが行われます。深山が挨拶した途端に救急の連絡が入り、急いで病院に向かうのでした。

「トップナイフ」は脳に立ち向かう医療ドラマ!2020年1月、日テレ系土10にて放送

脚本の林が実際の脳外科のドクターたちと話をしながら、10年間構成を練ったという本作。脳に特化した医療ドラマで、天才医師たちの仕事ぶりと私生活のギャップが魅力です。主演の天海祐希以外の出演者は後日発表となっているため、発表され次第更新します! 「トップナイフ」は2020年1月より日本テレビ系にて、毎週土曜よる10時から放送開始です。